この話の執筆にあたり、以下の素材を参考させていただきました。素材を提供してくださった製作者様に最大限の感謝を
素材提供元
https://syosetu.org/novel/273050/
| ハレヒノカイザー(ウマ娘) | け |
| け |
ハレヒノカイザー _単語_
ハレヒノカイザー
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その他
君は私に、何を願う?
ハレヒノカイザー(ウマ娘)とは、メディアミックスプロジェクト「ウマ娘プリティダービー」に登場するキャラクター。
実在の競走馬、ハレヒノカイザーをモチーフとするウマ娘である。
■概要
誕生日:3月3日 身長:163cm 体重:全てにおいて理想的 スリーサイズ:B88・W58・H84
“太陽の皇帝”と称されるほど慈愛に溢れる優しい性格。天才的なレースセンスに天性のスピード、競走者として圧倒的な才覚を持ち合わせる。
頭脳明晰で成績も優秀。会話はできるが、彼女の考えていることは誰も理解が及ばない。願いや思いを大切にしており、人の笑顔が大好きと豪語している。
トレセン学園の生徒。生徒会長のシンボリルドルフのような三日月の白い前髪が特徴的であり、容姿もテイオーよりはルドルフに似ている。
初期案と現在のデザインで乖離が激しいウマ娘筆頭であり、初期案は「月の暴君」をイメージしたためか、かなりギラついている。誰が呼んだか「ルドルフオルタ」。
現在は「太陽の皇帝」をイメージしているためか、柔らかい雰囲気。通称「ルドルフリリィ」。どっちにしてもルドルフに似ていることは確かだ。
一見すると優しく明るいウマ娘に見えるが、その内面を知る人物はあまりにも少なく、ルドルフからも「時折彼女の考えていることは理解が追い付かない」と言われるほど。これが彼女を語る上でのキーポイントとなる。
一人称は私。誰とでも仲良くなれると豪語している通り、彼女の交友関係はかなり広い。学園全員と友達と言っても過言ではないレベルである。
同室の相手はダンスインザムード。史実で同じ厩舎に所属していた繋がりだろう。
勝負服はルドルフやテイオーの系譜。赤いブレザータイプの勝負服である。どちらかといえばルドルフに似通ったデザインであり、これは実馬がシンボリルドルフと似ている部分が多いことが由来か。
妹であるブランポラリスもトレセン学園に通っており、姉妹仲は良好……と、カイザー本人は思っている。実際仲は悪くないが、ポラリスの方はカイザーに劣等感を抱いている。
■登場までの軌跡
ハレヒノカイザー、実は登場するまでにま~長い時間がかかっていた。史実の全妹であるブランポラリスは早期に登場していたから余計に。
まず最初に登場するかどうか話題になったのはアニメ二期。トウカイテイオーが主人公ということもあり、クローズアップされること間違いなし!なんなら1話時点でブランポラリスがカノープスにいたから登場は秒読み!なんて話題になっていたのである。
で、現実はどうなったかというと……一向に登場する気配がなかった。1話で登場したロリにハレヒノカイザーの可能性を見出したがどう考えても無理あるだろ、キタサンブラックとサトノダイヤモンドと明かされたため早々に可能性が消える。
トウカイテイオーとブランポラリスの絡みはそこそこあったのに、なぜかハレヒノカイザーは存在すらしていない。一応、ブランポラリスの口から姉の存在が語られていたものの、名前も出ていない始末。
結局アニメ二期は一度も登場することなく終わった。毎話毎話呟きサイトのトレンド上位に名前が上がる光景にはどことなく哀愁が漂っていたそう。こ…こんなことが、こ…こんなことが許されていいのかっ!?
そして発表される新育成シナリオ『Reach for the stars プロジェクトL'Arc』。凱旋門賞を目標に据えたシナリオであり、これはハレヒノカイザーが登場するに違いない!と噂されていた。
現実はというと、佐岳メイが「かつて凱旋門賞を制したウマ娘の呪いを断ち切る」というのを根幹に、ヴェニュスパークやモンジューの口から「日本のウマ娘が記録したレコードを超えること」を命題にしていると明かされた……だけであり、ハレヒノカイザーの存在はそこになかった。ふざけんじゃねぇぞォ!
続いて発表されたアニメ三期。ここなら希望を持てる!と全裸待機していたファンも多かったが、そもそもがキタサンブラックが主役のお話であり、登場する可能性なんて0に等しかった。一応ブランポラリスはそこそこ出番があった。君いい空気吸ってるね。
メインストーリー第2部の開始と同時に新ウマ娘としてラインクラフトが発表。史実の嫁が登場したのである。
満を持してラインクラフトがアプリに実装。その育成ストーリーにて、とあるウマ娘の存在が語られていた……のだが、相変わらず名前すら出ていない。「太陽のようなウマ娘」とシーザリオたちからは語られていたが、この時点におけるハレヒノカイザーの出番は一切ない。ハの字すらなかった。
さらにはウマ娘4周年。ここでは2010年代後期のウマ娘が続々と登場し、あのアーモンドアイに加えて史実における代表産駒、ソルサンクトゥムが実装。これはハレヒノカイザーも実装される!と根拠のない自信を抱いていたが……まぁ当たり前のようにいなかった。
ソルサンクトゥムの口からも「自身が畏怖し憧れる太陽のようなウマ娘」と語られていたが、ステイゴールドよろしく登場の気配はなかった。なんなら名前だけ登場している分ステイゴールドの方がマシとまで言われる始末である。
そんな状況が続き、もう実装なんてされねぇだろと「ハレヒノカイザーは実装されないおじさん」が登場し始めた。同じ馬主のブランポラリスとソルサンクトゥムはいるのにどうして……。
総じて、この時点では同馬主の全妹に息子、さらには史実の嫁がいるのに肝心のこいつがいないというあんまりな状況だった。いい加減出せやとは誰もが思ったことだろう。
実装が絶望的なことに嘆く中、ブエナビスタを主役にしたOVAが発表。ブエナビスタが主役ということは、必然的にブランポラリスの出番も増えるということ。ポラリスファンは喜んでいた史実を考えると曇ること間違いなしなので果たして喜んでいいのか。
で、お出しされたのは……OVA最終話で登場した、泣いているブランポラリスを慰める名もなきウマ娘である。は?
勿論公式サイトには存在していなかったし、いやいや誰よこいつ?俺のポラリスちゃんとなんで親しげなの?なんて調子こいた声も上がっていたが、どことなくシンボリルドルフを思わせるデザインにファンは騒然とした。
いやいや、そんなまさかねぇ、とファンはドキドキしながら待つ。ブランポラリスの口から出てきたのは。
「ごめん、ねぇね……!」
ブランポラリスが度々口にしていた姉の呼び方はねぇね。つまりそう、このシンボリルドルフ似のウマ娘こそがハレヒノカイザーだったのである。お前やっとかよォ!
この登場にファンは度肝を抜かれた。まさかブエナビスタ主役のOVAで出てくるとは思わねぇだろ!とみな一様に口を揃えていたのである。そりゃびっくりするわ。
呟きサイトでは日を跨いでもトレンド1位を独占。また集団幻覚か、と呆れていたファンも実際に公式サイトを見に行くと追加されているのを見て目ん玉飛び出ていた模様。
シンボリルドルフのような髪色のロングヘアーを首のあたりで一つ結びにした髪型、某人斬り抜刀斎漫画の登場人物、雪〇巴に似た感じ。
とにもかくにも、ついに発表されたハレヒノカイザー。アニメのシーズン5は後に発表されたディープインパクトを主役とした物語であり、その強力なライバルとして登場している。
■ゲームでの扱い
育成ウマ娘:☆3[beyond new horizons]ハレヒノカイザー
「我が輝きは永劫にして不変。太陽も、月も。我は遍く掌握する!」
| ステータス(☆3) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ | |
| 121 | 82 | 101 | 81 | 99 | |
| バ場適性 | |||||
| 芝 | ダート | ||||
| A | G | ||||
| 距離適性 | |||||
| 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 | ||
| B | A | A | B | ||
| 脚質適性 | |||||
| 逃げ | 先行 | 差し | 追込 | ||
| A | A | B | F | ||
| 成長率 | |||||
| スピード +30% | |||||
| 固有スキル『我が道に一点の曇りなし』 | |||||
| レースの中盤が迫った時、速度と加速力を上げ続ける。出遅れていなければさらに効果が上がる。 | |||||
覚醒で習得するスキル
〈真っ向勝負〉レベル2
〈鍔迫り合い〉レベル3
〈踏破〉レベル4
〈覇道晴天〉レベル5
覇道晴天は先行版の万里一空のようなもの。先行なら距離問わず発動するというトンデモスキル。
習得スキル
〈差しけん制〉
〈ささやき〉
〈地固め〉
アニメのシーズン5放送に先駆けて登場。レアリティは☆3であり、逃げ・先行の中距離ウマ娘。
特筆すべきはその適性の広さであり、ちょっと因子を盛るだけで全距離走ることが可能。さすがにダートは無理だけど。
成長率はスピードが突き抜けており、早々にスピードがカンストする。
育成ストーリーでは彼女の内面に触れることが多い。願いや思いを大事にする彼女は、どこかレースに対する意識が薄く、レースそのものを遊びと認識している。
勝ち気の薄さを心配したトレーナーはまず、その性格から知ることを始めた。そして、ハレヒノカイザーが抱えるものの強大さに直面する。
ハレヒノカイザーは他のシナリオで出る時もそうなのだが、言動がもはや上位種のそれに近い。人間という枠組みで括るにはちょっと疑問が出るレベルで。
一例として、個別ストーリーの開幕を抜粋しよう。
──私には分からなかった。
「ごめんね、ごめんね……! 丈夫な子に産んであげられなくてごめんね……!」
どうして両親が泣いているのか、その理由が分からなかった。
私は走れる、走ることができるのに。なぜか両親は泣いていた。
きっと私が走れないからだろう。そう思ったから走った。
「はしれる、はしれるよ! おかあさん、おとうさん!」
元気いっぱいに走ってアピールした。あんまり本気では走らなかったけど。
すぐに息が上がった。スタミナある方じゃなかったし。
「ハァ……ハァ……は、はしれる、よ?」
「っ! ごめんね、ごめんね……!」
息を切らした私を見て、両親は余計に泣いてしまった。よく分からない。
みんなは私のことを不幸だと言っている。
「カイザーちゃん、ほんきではしれないんでしょ?」
「それって、なんだかかわいそう……」
分からない。走れるだけで私は幸せなのに。どうして不幸だというんだろう?
分からない、分からない。全部が分からない。
私はこんなに幸せなのに。凄く満足して走っているのに。
どうしてみんな私を不幸と言うのだろう?
私は……本当に分からない。
どこの上位種だよ。
ハレヒノカイザーは生まれつき身体が強い方ではなく、走ることに制限が掛かっていた。これは史実の本気で走ることができない虚弱さを再現したものだろう。
本気で走れば身体の方が壊れてしまう。だからこそ、彼女の両親はハレヒノカイザーに謝り続けていた。丈夫な子に産んであげられなくてごめんと。
周りの子もそんなハレヒノカイザーを慮った。ウマ娘にとって本気で走れないというのは、あまりにも酷なことだから。
しかし、ハレヒノカイザーはその感情が理解できない。走れるだけで楽しいのに、どうして不幸だと決めつけられているのか本気で理解できないのである。
怒るわけではない、主張するわけでもない。ただ本当に、どうしてみんなが憐れんでいるのか分からないのである。えぇ……。
そのせいなのか、言動がどこか上位種チック。自分としては本当に楽しんでいるのだが、周りにはどうも伝わっていないようである。そりゃそうだろとしか言えないような状況なのだが……。
本気で走ることができないハレヒノカイザー。ではレースの実力はどうなのかというと……シンボリルドルフすら驚愕するほどの才覚を持ち合わせていた。
走りが制限されているのに、世代トップの実力を誇る。あまりにも突き抜けた才能を持っていたのだ。
その結果、心を折られるウマ娘が続出。彼女と同じ世代でのデビューを諦めるウマ娘も少なくない。
まぁハレヒノカイザーのストーリー、想像できると思うがとんでもなく暗い。育成ストーリーも若干マイルドにされているとはいえ、それでも暗いもんは暗いのだ。史実が史実だから仕方ないけども。だからこそのエンディングは感動ものである。
〈ハレヒノカイザーのヒミツ①〉
実は、寮長が手を焼くほど脱走している
〈ハレヒノカイザーのヒミツ②〉
実は、行ったことがない国の言葉でも短時間で会話可能
■関連ウマ娘
シンボリルドルフ
史実のモチーフは祖父。トウカイテイオーよりもこっちと絡むことが多い。ハレヒノカイザーのデザインもルドルフの方に似ている(デザインが発表された時はこっちの方が親子っぽいともっぱら評判だった)。
トウカイテイオー
史実のモチーフは父。ルドルフには劣るがこっちも良く絡む。彼女のはちみーやゲーセン通いに付き合っていることが多く、カイザーも楽しんでいるようだ(あくまでカイザーの主観であり、テイオーは不安そうにしているのがなんとも)。
ブランポラリス
史実のモチーフは全妹。基本的に平等に接するハレヒノカイザーが溺愛する妹であり、レースは欠かさず見に来る上に毎回コメントを送るほど。ただ、ブランポラリス自体は天才の姉に劣等感を抱いており、不出来な自分に申し訳なさを覚えている。
ソルサンクトゥム
史実のモチーフは産駒。オルフェーヴルばりに尊大な態度を取るソルサンクトゥムが畏まる数少ない相手。彼女曰く「何を考えているのか理解ができない」とのこと。ただ尊敬はしているようで、よくトレーニングをしてもらっているらしい。なお全敗。
ラインクラフト
史実のモチーフは嫁と名高い。ハレヒノカイザーと接する機会が最も多いウマ娘であり、自分と仲良くしてくれるラインクラフトにハレヒノカイザーも良く思っている。いや、良く思っているどころか結構意識している。なんせドロワイベでいろんなウマ娘から声をかけられていたのに、声をかけてくれるかどうかも分からないラインクラフトの誘いを待つぐらいだし。
ゼンノロブロイ
史実のモチーフは同厩舎の先輩と後輩。図書室をよく訪れては彼女がおすすめする本を借りていく間柄。ゼンノロブロイもまたハレヒノカイザーと仲が良い。
ダイタクヘリオス
史実では母父。ダイタクヘリオスがカイザーを気に入っており、よく連れ回している。カイザーもまたダイタクヘリオスには懐いている様子。なお、その様子を見ているルドルフはハラハラしながら見守っている模様。カイチョー
ディープインパクト
史実のモチーフは同世代のライバル。ハレヒノカイザーが運命的な何かを感じている相手であり、ラインクラフト同様意識している。ディープインパクトもまた、ハレヒノカイザーに特別な縁を感じてるようで、彼女のことをよく目で追いかけているようだ。シーズン5のアニメでは……。
サイレンススズカ
史実のモチーフでつながりがあるわけではないが、性格が似通っているとよく言われている。アプリや他媒体でも絡みはそこそこある。
メジロラモーヌ
カルストンライトオ
ディープインパクトとサイレンススズカの2人にハレヒノカイザーを加えたエイプリルフールユニット「生存本能Runaway」を結成。キャッチコピーは「走ることに情熱を注ぐ5人のウマ娘」。それのおかげか、この2人とも絡みがある。
■史実
史実はこちらの記事を参照→ハレヒノカイザー(競走馬)
■その他
随時更新予定です