公安特捜班 走る大捜査線-会津路殺人捜査行- 作:新庄雄太郎
「ほう、新幹線に乗って松島と仙台ですか。」
と、岩泉は言った。
「ええ。」
「それに大変だったな、帰る途中で列車スリに会うとはね。」
「はい。」
「まさか、殺害されたのはスリの被害者か。」
「ええ、名前は如月と言っていました。」
「ほう、なるほどね。」
「発生場所は仙台発13時00分発の新幹線「やまびこ128号」と「つばさ128号」の車内で起きました。」
「ほう、やはり前回起きた新幹線「のぞみ」の手口とみて間違いないな。」
「ええ、犯人はこの男とみて間違いないな。」
と、南は言った。
「ええ、恐らくな。」
「先日起きた新幹線「のぞみ」のスリと一昨日起きた「やまびこ」と「つばさ」のスリは同一人物の可能性が高棚。」
「ええ。」
「とにかく、我々はこの線で捜査してみよう。」
「わかりました。」
こうして、南と高山と菅原と三輪と桜井はスリの捜査をすることにした。
そして、翌日。
福島県・会津若松
「ん、何だあれは。」
「行ってみようか。」
近づいてみると、それは何と女性の死体だった。
「あっ、この人死んでるわ。」
「えっ、ウソッ。」
と、二人は驚いていた。
そして、事件の一報が飛び込んできた。
「はい、公安特捜班、何、女性の死体、えーと名前は藤崎沙織、ええ、西東京市、分かりました早速こちらで調査いたします。」
と、高杉は電話を切った。
「おい、会津で女性の死体が発見された、福島県警から捜査協力の要請だ。」
「わかりました、さっそく当たってみます。」
と、桜井は中野と一緒に捜査を行う事にした。
「えっ、詩織が。」
「はい、会津若松の鶴ヶ城で死体で発見されたんです。」
「そう言えば、めぐみと一緒に行ってその後分かれて何処かへ行ったんですよ。」
「ほう、なるほど。」
「ところで、沙織は俺とめぐみは会津若松で別れて、その後俺は新潟の親戚へ行っていたからね。」
「ほう、会津若松へ行って親戚の新潟へ行っていたんですか。」
「はい。」
「ほう、なるほどね。」
と、桜井はメモをした。
「何、友人と一緒に会津若松と喜多方へ行っていたのか。」
「はい、東北新幹線と特急に乗り継いで福島へ行ったそうです。」
「ほう、なるほどね。」
「喜多方と会津若松。」
と、高山は言った。
「ええ、僕も一度は「やまびこ」と「ビバあいづ」に乗って行ったこちもあるんですよ。」
「高山、乗ったことあるのか。」
「ええ、もちろん。」
「そうか、やはりこの事件には会津若松と喜多方にありそうだな。」
「ええ。」
そして、次の日南と高山と小海は会津へ向かった。
次回、事件は意外な展開になってきた。