Jump to the Super star!!   作:黒破リンク

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Season2エピソード0、始まります。


Season2:9人の少女と4人の男子の物語
Season2プロローグ:新たな出会い


ワイルド・バトルフェス決勝──

 

「じっと少年は考えた 夕日の真ん中で 自問自答」

 

彰人「生きてんの?生きてないの?」

 

2人「「最上級の難題Time」」

 

「もう何匹数えたっけ?堕ちて 砕け」

 

彰人「羊に化けた狼たち」

 

「眠ったフリした情熱を 叩き起こせ!

紅く染まった 過去に染まった 自分を壊してしまいたい」

 

彰人「溺れていたいよ でも抜け出たいよ」

 

2人「「“太陽”に手を伸ばし」」

 

「言い逃れだって 非常識だって ひっくり返せばいい Reversal」

 

2人「「“運命”と書かれた最後のカード握って」」

 

ワイルド・バトルフェスの決勝で、俺と彰人は、Liella!の皆の想いを背負って、ステージに立った。

 

 

司会「ワイルド・バトルフェス、優勝︎‪は!!

……BAD SOULです!!」

 

彰人「しゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

「やった……!!勝った!!」

 

──俺達は優勝した。

皆、俺達勝ったよ!!!

 

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彰人視点──

 

ワイルド・バトルフェスが終わって数日。

春休みを迎え、久々の長期休暇。

千砂都との家デートのためにと買い出しに出かけていた時だった。

 

「なんだ?妙に視線を感じる。」

 

振り返ると、青髪の少女が俺をじっと見ていたが、気づかぬふりをして、俺は買い出しを続けていた。

買い出しの途中、スーツケースを持った女の子が輩に連れていかれそうな現場を目撃した。

 

「おいおい、やべぇだろあれ……。」

 

助けに行くかと思って走り出した時、1人の青年が輩に対して飛び蹴りを浴びせていた。

 

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??視点──

 

「家にひきこもりっぱなしなのも飽きたし、外で気分転換すっか。」

 

俺はあまりにも家が退屈すぎて、気分転換がてら散歩していた。

春休みだってのに、人が多いなぁ……。

 

??「ここは一体、どこっすか〜!!」

 

ん?あの制服……たしか俺の行く学校の制服……だよな?

 

輩1「へい、そこの嬢ちゃん、俺たちが案内してあげよっか?」

 

??「へ?いいんすか!?ありがとうっす!」

 

輩2「んじゃ、この車乗って?」

 

??「いや、でもこの場所ここから近いっすよ……?」

 

輩1「いいからいいから!ほら、乗って!」

 

??「やっぱいいっす……!!

自分で行くっす……!!」

 

輩2「……は?俺達の優しさをふいにするってのか?」

 

輩1「連れてくぞ。」

 

そう言っていかにもチンピラ見てぇなやつが女の子の手を掴んでいた。

 

??「嫌っす!!離して欲しいっす!!」

 

輩1「おら!!はやく来やがれ!!」

 

……見てらんねぇ。

 

「おいお前ら、何やってんだァァッ!!」

 

俺は走り出して思いっきり地面を蹴飛ばして近くにいた輩を蹴り飛ばす。

 

「でぇぇぇぇやっ!!」

 

飛び蹴りを輩の懐に浴びせて、俺は女の子の前に立った。

 

輩2「いってぇな……。

何すんだクソガキ!!」

 

「お前らこそ女の子相手にこんなことして恥ずかしくねぇのかよ!!」

 

輩1「あ?俺達の優しさをふいにしようとしたんだぞ?」

 

「……お前らのその行動は優しさじゃねぇよ。」

 

輩2「っつーかなんだてめぇ。」

 

「零。

今井零!!『今井流空手道場』師範代の息子だ!!」

 

輩1「今井流空手道場?

そんなとこの坊ちゃんが何のつもりだ?」

 

「何のつもり……?

決まってんだろ、人助けだ。」

 

俺は右手を腰に寄せ、左手を前に突き出すファイティングポーズをとる。

 

輩1「オメェら!!やっちまえ!!」

 

車の中から次々と仲間がやってきやがった。

……ざっと15人ってとこか。

 

「全員まとめてかかってこいよ。

……おい、危ねぇから隠れてろ。」

 

??「は、はいっす!!」

 

俺は後ろの少女に隠れるよう伝えて、向き直した。

 

輩1「カッコつけてんじゃねぇ!!!

やれぇぇ!!」

 

俺は駆け出して輩が振り下ろしてきた拳を的確に受け流して転倒させて、もう1人の輩の懐に蹴りをぶち込む。

それに怯んだ他の奴らは俺目掛けて鉄の棒を持って迫ってくる。

 

「そんなもんなんかに負けねぇよ!!」

 

俺は背負い投げで1人を気絶させて手に持ってた棒で続けて襲ってきた奴らの棒を受け止める。

 

「うぉぉらぁぁぁっ!!」

 

棒を弾いて隙だらけの懐に拳をぶつけてから首目掛けて手刀を浴びせて気絶させる。

 

「ったく、俺に勝とうなんざ2万年速ぇ──っ!?」

 

気絶してなかった輩が俺の後頭部に鉄の棒をぶつけてきやがった……!!

 

「ちっ……!!」

 

輩2「うぉらっ!!」

 

たじろいだ時に前から輩のボスが俺を蹴り飛ばしやがった…!!

 

「いってぇ……。」

 

??「大丈夫っすか!?」

 

「あぁ、大丈夫だ……!!お前は下がってろ…!」

 

俺は立ち上がって残った輩を睨みつける。

 

「俺に限界はねぇってところ、証明してやんよ……!!」

 

輩1「へっ、強がってんじゃねえぞ坊主。

降参するなら今のうちだぞ?」

 

「降参なんか誰がするかよ。

その言葉、そのまま返すぜ!!」

 

輩のボス目掛けて俺は膝蹴りを浴びせて、迫ってきたもう1人の輩の首に足をかけて身体を振り子のように振って倒し、顔を1発殴って気絶させる。

 

「あとはあんただけだぜ?」

 

輩1「わ、わかった。引き返す!だから許してくれ!」

 

「あぁ。2度とこういうことしねぇなら許してやるよ。」

 

輩1「わかった、二度とやんねぇ!!」

 

輩はそのまんま気絶した仲間を置き去りに逃げようとした。

 

「ただ、逃がすなんて一言も言ってねぇぜ?」

 

俺は輩をとっ捕まえて警察に突き出した。

俺も俺で過剰防衛でボコボコに怒られた。

 

「頭痛てぇ……。」

 

??「あ、あの、助けてくれてありがとうっす…!!」

 

「ん?あぁ。

怪我とかねぇか?」

 

??「大丈夫っす…!

あの、この場所教えて欲しいっす!」

 

「あぁ〜、ここか。

一緒に行ってやろうか?」

 

??「嬉しいっす!

自分、桜小路きな子って言うっす!」

 

「よろしくな、桜小路さん。

改めて、俺は今井零。4月から高校生になる。」

 

きな子「同い年っすか!?

きな子でいいっすよ!よろしくっす、零くん!」

 

「おう、よろしく。

……悪ぃ、ちょっと頭痛ぇ。」

 

きな子「包帯とか、何もないっす…。」

 

??「大丈夫か?」

 

「ありがとうございます……って、あんたは!?

高松彰人さん!?」

 

彰人「俺の事知ってんのか?」

 

「知ってるも何も、この間のフェスの優勝者じゃねぇか!」

 

彰人「フェスの動画見てくれたのか。ありがとな。

……ほら、じっとしてろ。」

 

高松さんは俺の頭に包帯を巻いてくれた。

 

彰人「ほら、これで大丈夫だろ。

次からは危ない真似すんなよ?」

 

「……うっす。」

 

高松さんは俺の頭に包帯を巻いた後に颯爽と去って行った。

かっけぇな、あの人。

 

「んじゃ、行こうぜ。」

 

きな子「はいっす!」

 

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奏視点──

 

なにか息抜きをしようと思い、街を散策していた時だった。

 

??「にゃは〜!オーニナッツー!あなたの心のオニサプリ!

オニナッツこと鬼塚夏美ですの〜!!」

 

あの子……L tuberか。

映りこんだりしたら大変だ。

 

夏美「今日は流行の最先端をいく原宿をぶらりと見ていくんですの!」

 

……ん?カメラこっち向いてる……。

俺の存在に気づかれた…!?

 

夏美「あなた確か、結ヶ丘の……。」

 

「えっ、俺の事知ってるの??」

 

夏美「既に結構有名ですの!

出演していただいてもよろしいですの??」

 

「突然だね……。」

 

夏美「これもマニーの……いえ、視聴者の皆さんのためですの!」

 

……今本音出てたよね。

ま、いっか。

 

「それで?なにかあるのかい?」

 

夏美「ワイルド・バトルフェスを終えて、なにか反響はありましたか?」

 

「うーん……。ぶっちゃけあんまり実感してないかな。

Liella!の皆には喜ばれたし、家族もライブ観に来てくれてて、『よく頑張ったね』とは言われたかな。

……強いて言うなら、俺と彰人の個人チャンネルとBAD SOULのユニットのチャンネルの再生数と登録者が倍くらい増えたことかな。」

 

夏美「そ、それはかなり大きな反響なのでは……?!」

 

「そうかな?

前に高頻度で動画出してた頃よりかは少ないよ。」

 

夏美「ありがとうございましたですの!」

 

「こんな感じで大丈夫なの?」

 

夏美「大丈夫ですの!

では、私は次の場所へ向かいますの!」

 

「う、うん、またね?」

 

……いいのかな、あれで。

 

まぁいいや。かのんの家まで戻ろう。

来た道を戻ろうとしばらく歩いていた時。

 

「なんか視線感じる……。

っていうか……ここどこ?」

 

後ろを振り返ると、電柱の後ろで赤髪で特徴的な髪型をした子が俺を睨んでいた。

……俺、君に何かしたっけ?

 

「ま、いっか。

……かのん、今いる場所送るから迎えに来て〜。」

 

俺はかのんに電話して迎えに来てもらった。

 

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??視点──

 

俺はギターケースとスーツケースを手に街を歩いていた。

 

「……ここか。」

 

目の前にアパートがあり、不動産屋から貰った鍵を扉の鍵穴に刺した。

ドアを開けて中に入り、荷物を置く。

 

「……ありがとう、父さん。」

 

父に協力してもらってアパートを契約してもらった。

俺︎‪は高校進学と同時に一人暮らしをすることに決めた。

……もう、母のいるあの家には戻らない。

 

……To be continued




物語はついに、2期へ。

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使用楽曲:Argonavis『Reversal』
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