Jump to the Super star!! 作:黒破リンク
その敗北からラブライブ優勝、ワイルド・バトルフェス優勝への目標を諦めようかと思われた時、ヤエ達の言葉により奮起、再び目標である『ラブライブ、ワイルド・バトルフェス優勝』へ向けて走り出すのであった。
賢汰視点──
メイ「くふっ、ぐふふふっ、可愛いっ、可愛い〜〜!!」
クラスメイトA「スクールアイドル!?」
クラスメイトB「なんか、歌ってるの見てたら、私感動しちゃって。」
クラスメイトA「やってみたら?まだ部員募集してるみたいだし。」
クラスメイトB「考えてみようかな…。」
きな子「ほんとっすか!?すぐ入部届持ってくるっす!」
クラスメイトB「いや、そういう訳じゃ……。」
零「おいおい、きな子ちゃん。気が早いって。」
ふときな子さん達が静かになった。
目線の先を見ると、米女さんがきな子さん達を睨みつけていた。
きな子「う、うるさかったっすよね!?うっかり米女さんの前でスクールアイドルの話を──」
メイ「別に!!興味ねぇつってんだろ!?」
四季「……はぁ。」
……嘘が下手な人だな。
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奏視点──
放課後の練習時間。
ストレッチをしながら、部長についての話になった。
かのん「部長?」
恋「えぇ。
部活も多くなってきたので、今度部長会を開こうと思いまして。」
可可「そういえば、決めていませんデシタね、部長。」
かのん「そうだよね。──ん?」
俺たちはジーッとかのんを見つめた。
かのん「えっ、え!?」
千砂都「……決まりだね。」
かのん「待って、ちょっと待ってよ!!」
「多数決とる?かのんが部長に──」
かのん「待って!!」
きな子「きな子は、入った時からかのん先輩が部長だと思ってたっす。」
零「俺もっす。」
賢汰「決めてなかったんですね。」
彰人「当然の流れでしょ。」
可可「可可はかのんがいいと思いマス!」
恋「決定ですねっ。」
かのん「あっさりまとめないで!」
千砂都「そんなに嫌なの?」
かのん「嫌って言うか……」
きな子「きな子も賛成っす!恋先輩、生徒会もありますし、残りの先輩だと部長の候補はだいぶ限られるかと……」
彰人「きな子ちゃん、サラッと毒吐いてら。」
「まぁまぁ。
……みんなの意見はまとまってるみたいだけど。」
突然、俺の横で零くんが呟いた。
零「……なんか視線を感じる。」
「どうしたの?」
零「あ、いや。なんか遠くから見られてるような気がしてて。」
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一方その頃──
三人称視点──
メイ「何話してんだ……?」
四季「聴く?」
メイ「ありがと。」
科学室の窓から望遠鏡で屋上を見ていたメイに、四季はイヤホンを渡す。
千砂都『じゃ、部長も決まった所で、昨日のステップから!』
メイ「部長!?
そうか、部長を決めて……誰になった!?やはり澁谷さんか出雲さん?まさかの平安名さん?ダンスの中心である嵐さんか高松さんとか、いや、ここは可可さんかも、葉月さんは生徒会がネックになりそう……
──ってこれはなんだよ!?」
四季「聞こえずらかった?」
メイ「そうじゃねぇよ、いつの間にこんなもん仕掛けてきたんだよ!」
四季「別に。たまたま実験で作った集音マイクが屋上に置いてあるだけ。
……聞きたくないの?」
メイ「聞きたいわけ、ないだろ。」
四季「じゃあどうして毎日見ているの?」
メイ「それは……ほら、ここじゃ特にすることないし、単なる暇つぶしだよ…。」
四季「そう。じゃあ……」
四季はスマホを取りだして、先日のライブで楽しそうにしているメイの写真を見せる。
メイ「なっ……!?」
四季「すっかり夢中。号泣。」
メイ「何勝手に撮ってんだよ!」
四季「すごく可愛かった。」
メイ「可愛いとかじゃない!!
ライブ見てる時の自分の顔は、世界でいちばん見られたくない顔って万国共通で決まってんだ!!」
四季「そうなの?」
メイ「とにかく!
これはたまたまだ!!たまたまやっていたから見てただけで……。」
窓の方を見るメイの前に、鏡を突き出す四季。
四季「……顔、真っ赤。」
メイ「うるせーなぁ!!」
四季「このまま時間が経ったら、入るタイミングを失う。本当にそれでいいの?」
メイ「……別に。入るつもりなんてねぇよ。
それに、私がいなくなったら、ただでさえ薄暗いここがもっと暗くなっちまうだろ。」
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彰人視点──
バイト中、いい形のたこ焼きを作れたことに喜んでる千砂都を見ながら仕事していた。
千砂都「んんんんんっ〜〜〜!!!これは、完璧なマル!!」
「嬉しそうだな。」
千砂都「かのんちゃん見──?かのんちゃん?」
かのん「え、うん……。」
千砂都「まだ部長、引き受ける気にならないの?」
かのん「そういう訳じゃないけど……。」
千砂都「かのんちゃんが始めたんだよ、スクールアイドル。」
かのん「違うよ、始めたのは可可ちゃん。」
「でも、皆をまとめてきたのはかのんだろ?」
かのん「そうかもしれないけど、だからこそ、新しくなろうとしてるLiella!の部長は、自分じゃない人の方がいいと思う。
……例えば、ちぃちゃんとか。」
千砂都「私!?
私は無理だよぉ!」
かのん「どうして?」
千砂都「だって、そういうの向いてないし……」
ん??この子……1年生か?
「いらっしゃい。なんか買っていくか?」
四季「あの、少し、お話が。」
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零視点──
放課後を告げるチャイムが鳴り、俺は鞄を持ってきな子ちゃんと部室に行こうとしていた。
クラスメイトA「きな子ちゃん達は今日も部活?」
きな子「もちろんっす!興味があったらいつでも来てくださいっす!屋上で待ってますっす〜!!」
……米女さん、また睨んでるよ。
きな子「また教室でスクールアイドルの話を……。
ごめんなさい、ごめんなさいっす〜〜!!!」
「ちょ、きな子ちゃん!?!?」
賢汰「追いかけるぞ。」
メイ「あ、おい!別に怒っていな──。」
屋上に向かうと、そこには新入部員らしき子が……って、若菜さん!?!?
かのん「自己紹介をどうぞ!」
四季「若菜四季です。」
四季「四季ちゃんは、この前のライブを見て、興味を持ってくれたみたいなんだ!」
恋「ありがとうございます!今日はスクールアイドルを体験してみてください。」
四季「ん。」
きな子「1年生っす〜!きな子と同じ1年生っす〜!!」
「いや、まぁ、俺らも1年生なんだけどな。」
賢汰「Liella!の1年生はきな子さんしかいないし、まぁ嬉しいんだろうね。」
柔軟を始まる。
……若菜さん、身体柔らかいんだな。
可可「はぁい、いいデスよ!可可くらい、柔らかいデスね……!!」
可可先輩……震えながら言わないでください。説得力ないっす…。
四季「割と、余裕。」
彰人「今日はせっかく来てくれたんだし、軽いステップとフォーメーション体験してもらおうぜ。」
奏「いいね。
せっかくだし、BAD SOULの練習も見てもらおうか。」
きな子「みんなと一緒に踊るのは、本当に楽しいっすよ!」
ん?若菜さん?なんで扉の方見てるんだ……?
千砂都「どうかした?」
無言で若菜さんが扉の方へ指をさす。
誰かいたのか?
千砂都「さ、始めるよ!」
四季「はい。」
メイ「一緒に並んでる、羨ましぃぃぃ〜──ぃぃぃぃッ!?」
扉が開いて、飛び出してきたのは米女さんだった。
すみれ「誰?なんかデジャブね。」
メイ「い、いや、あの、あのあの……」
四季「メイ。1年生。」
かのん「友達?」
可可「もしかして、スクールアイドルにご興味が!?」
メイ「ひっ!?いや!そ、そそその……」
四季「ずっとそこで見てた。」
メイ「おい!」
可可「つまり、興味津々ということデスね!」
恋「ちょうど良かったです!」
かのん「もし良かったら、ちょっとだけ体験してみない?スクールアイドル。」
メイ「私が……スクールアイドル…!?」
かのん「うん!」
メイ「……!!私が……」
ふと若菜さんと米女さんが目を合わせる。
メイ「四季はどうするんだよ。本当にスクールアイドル始めるのか?」
四季「……私は、まだ決めてない。」
メイ「嘘つくな。
……帰る。」
可可「えっ?」
千砂都「そんな!せっかく──」
メイ「帰るって言ってんだよ!!」
そう言って、米女さんは出ていってしまった。
かのん「メイちゃん……。」
……To be continued
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