Jump to the Super star!! 作:黒破リンク
スクールアイドル部はラブライブの地区予選に向けてライブをしないことを選択。
Sunny Passionの2人とのビデオ電話を経て、何を思うのか。
航海視点──
俺は、冬毬と共に結ヶ丘のオープンキャンパスに行った。
そこで俺は兄貴と再会した。
冬毬「賢汰さんと会ったんですか?」
「会ったよ。」
冬毬「……まだ謝ってないんですか?」
「……うん。」
冬毬「そうですか。」
「そう言う冬毬は兄貴に会ったのかよ。」
冬毬「会いましたよ。
……姉者の誕生日の時にも会いましたけど。」
「そうかよ…。」
冬毬「航海くんはどうするんですか?
私は結ヶ丘に行くつもりですが。」
「まぁ、俺も結ヶ丘行くつもりだよ。
……それが理由で冬毬と一緒に来たんでしょ。」
冬毬「そうですね。途中で迷子になってスキームは崩れてしまいましたけど。」
「うっ……それは悪かったよ。」
冬毬「でも、少し楽しかったです。
……航海くんと一緒に外出することなんて最近だとほとんどありませんでしたから。」
「……そうだな。」
そういう話をしながら、俺達は家に着いて解散となった。
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奏視点──
朝起きて、俺は練習に向かう前に散歩しようと下の階に向かっていた。
瑞希「あれ、奏どうしたの?」
「おはよう姉さん。」
瑞希「今日日曜だよ?
練習?」
「うん。ついでにちょっと散歩しようと思ってさ。」
瑞希「そっか。
大会も近いからね。行ってらっしゃい。」
「……あ、そうだ姉さん。
姉さんがこの街で好きな場所って、どこ?」
瑞希「そうだなぁ……。」
俺は姉さんの好きな場所を聞いてから、家を出た。
街を歩いてると、零くんに出会った。
零「あれ、奏先輩。どうしたんすか?」
「ん?あぁ…いやちょっと散歩をね。ステージのヒントになる場所を探そうと思って。」
零「そうなんすね……。
俺も着いてっていいっすか?」
「いいよ。
一緒に行こう。」
そんなこともあり、零くんとともに街を散策していた。
道中、たくさんの人が笑って活気に溢れていた。
零「俺、昔からこの街が大好きなんですよ。
この街には人が沢山いて、笑っている人が大勢いる。それを見てるだけで、心から嬉しくなる。そんな街が、ずっと好きです。
……大好きなこの街にできた結ヶ丘にも、もっと人が来て、活気溢れる学校になって欲しい。」
零くんは街を歩きながらそう呟いていた。
零「先輩は、何を思ったんですか?」
「この街には……いい思い出も、苦しかった思い出も全部ある。
歌う事を辞めて、何も無く日々を過ごしていた時も。彰人に出会って、また歌をやろうと1歩踏み出した時も。
零くんや賢汰くん、Liella!の皆と出会った時も。
……この街には、いっぱい思い出が詰まってる。
俺にとってこの街は、『夢へ歩み出すためのスタート地点』……かな。
俺はここで、これからも夢に手を伸ばし続けたい。」
零「……やっぱり、先輩はかっけぇっす。」
「そうかな?ちょっと照れるな……。
……そうだ、場所のヒント、見えた気がする。」
2人で歩き、かのんときな子ちゃんを見かけた時。
ナナミさん達が俺達に声をかけてくれた。
俺達はかのんの家で集まって、ナナミさん達の話を聞いていた。
ナナミ「あとは私達に任せて!」
恋「どういうことですか?」
ナナミ「ラブライブとワイルド・バトルフェスが終わるまで、かのんちゃん達は練習に集中!」
ココノ「その間、生徒会の仕事は私達が頑張りますっ。」
ヤエ「去年もステージ作り、手伝ったでしょ?」
かのん「嬉しいけど、もし全国大会まで行けたとしたら……」
「かなり長い間任せちゃうことになるけど……。」
ヤエ「私達も、かのんちゃん達と喜びたいの!」
ココノ「だからできること、手伝えることがあったら全部やりたい!」
ナナミ「悔いが残らないように!」
可可「うぅ……!!うぅ……!!」
千砂都「泣くのは早いよ…?」
可可「そう言う千砂都も泣いてるデス…!」
すみれ「泣き虫なんだから…!」
夏美「って言ってる、すみれ先輩も泣いてますの。」
恋「ありがたいです…!」
それから、俺達はより一層練習に力を入れるようになった。
皆が生徒会の仕事をやってくれたり、ステージの候補を考えてくれて、それを情報共有してくれたおかげで、俺達は練習に没頭することができた。
かのん「うわぁ〜!!またこんなに!?」
恋「ステージの候補です。ナナミさん達が学校のみんなからアンケートをとってくれました。」
メイ「予想通り、表参道が多いんだな。」
すみれ「100年以上前から、この道あるからね。」
夏美「やっぱり、目立つんですの。」
可可「でも、去年歌った場所デス。」
千砂都「あえて同じところって選択肢もあるけど…」
「インパクトとしては、弱いよね。」
四季「難題……。」
きな子「っすね…。」
かのん「去年、ここにステージ作ってくれたの、学校のみんなだったよね。」
彰人「そうだな。」
かのん「きっと、この場所がいいって皆が思ったんだよね。
……表参道……道…!!
さっきのリストに、もう1つの……もう1つの……!」
かのんは何か思いついたのか駆け出していく。
俺達はそれを追いかけて、追いついた先は──
「かのん、どうしたんだよ……いきなり飛び出して……。」
かのん「皆、どうしたの!?」
「誰だってあんなに急に飛び出したら気になるって……。」
メイ「何があったんだよ…。」
かのん「ううん。わかった気がしたんだ。私達のステージ!」
四季「私達の……」
きな子「ステージ…」
夏美「どこなんですの…?」
かのん「ここだよ!」
賢汰「ここって……?」
かのん「道。道が集まる場所だからなんじゃないかな。私達が学校ができたのは。」
零「道の集まる場所……」
かのん「道が集まり、人が集まる場所だったから。
それぞれの夢や希望が集まり、繋がる場所だったから。」
──迎えた、ライブ当日。
かのん「だから、私達はここにステージを作りました!
誰かと誰かが繋がり、結ばれていく。結ヶ丘はそんな学校です!道と道が結ばれるこの場所で、私達は歌います!!」
Liella!の皆が、ステージの上で手を繋ぐ。
かのん「Liella!の道が、結ヶ丘の道が。
……あなたと、交わりますように!!」
かのんの一言から、ライブが始まる。
すみれ「夢みてもいいのかな」
夏美「騒いでもいいのか」
すみれ,夏美「「なんて」」
メイ「気にしない いつだって」
千砂都「その心にきいてみ」
千砂都,メイ「「ようよ」」
四季「なんでも自由に」
恋「試してみなきゃ」
恋,四季「「損だね!ジャンプだ」」
可可,きな子「「エヴリタイムお祭りだ」」
全員「「「「「「「「「さあ勇気出しちゃえ」」」」」」」」」
きな子,四季「「寄っておいでよはやく」」
すみれ,メイ「「みんなみんなここで」」
すみれ,きな子,メイ,四季「「「「ワイのワイの!」」」」
可可,恋「「ドキドキの向こう側」」
千砂都,夏美「「いっせーので行こう」」
可可,千砂都,恋,夏美「「「「ええじゃないか!」」」」
かのん以外「「「「「「「「もう 上着脱ぎ捨てていきたいよね イエー!楽しもうねっ!」」」」」」」」
かのん「そう!君のことをもっと知りたい!!!」
全員「「「「「「「「「出会った日こそが Chance Day!偶然ではナイね 運命」」」」」」」」」
かのん,可可,きな子「「「おどろうよ 世界塗りかえよう」」」
千砂都,すみれ,恋,メイ,四季,夏美「「「「「「フルフル カラフル」」」」」」
全員「「「「「「「「「気持ちが重なった Chance Way!エネルギー結びあって」」」」」」」」」
千砂都,恋,夏美「「「とびっきり」」」
すみれ,メイ,四季「「「スゴイことやろうよ」」」
かのん,可可,きな子「「「歌おうよ」」」
全員「「「「「「「「「いっしょにハシャごう!祭りだ」」」」」」」」
かのん「ひとつになろうよ」
全員「「「「「「「「「イエー!」」」」」」」」」
Liella!の出番が終わって───
今度は、俺たちの番。
「俺達は、この街で出会って。俺は結ヶ丘でかけがえのない仲間に出会った。
……いい思い出も、悪い思い出も。全てがこの街に詰まってる。
夢へのスタート地点のこの街で、出会った仲間と一緒に、これを聴いている全ての人の背中を押したい。
………聞いてください。『SToRY』。」
俺の言葉の後に皆それぞれ音を奏でる。
賢汰「また多くなる 君が君にごめんをあげる数
また溢れていく 後悔と涙の譜面」
「なんでも背負い込んで笑顔で 励まして支えてくれるけど
なんにも返せていないのは 僕のほうなんだ ごめん」
賢汰「誰かが輝いている姿が ちょっと今の君に眩しいなら
ちゃんと下を向いて落ち込んでもいいの」
2人「「ところで僕も泣いてもいいかい ひとりじゃ吐き出せそうにないから 君に乗っかる感じで悪いけど もしも君が良いのなら」」
賢汰「抱えたいこと 叶えたいこと」
「離れたいこと 忘れたいこと」
2人「「思い通りにいかない"なんで"は そのままで大丈夫だよ」」
賢汰「怖くないこと 気にしないこと」
「進めないこと 許せないこともいっぱい」
全員「「「「君の分も教えてね 僕の分も教えるね
愛してねダメな自分が変わっていくSToRYを」」」」
ライブを終えた俺達は、Liella!の皆と改めて手を繋ぐ。
かのん「私達は、結ヶ丘スクールアイドル!」
Liella!「「「「「「「「「Liella!」」」」」」」」」
「そして!」
BAD SOUL「「「「BAD SOULです!!」」」」
俺達の結果は、東京大会進出──
もちろん、目指すは優勝。そのためには──ウィーン・マルガレーテちゃん、そして……湊冬弥くん。
この2人を、俺達は超えないといけない。
……To be continued
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使用楽曲:Liella!『Chance Day,Chance way!』、Leo/need『SToRY』