Jump to the Super star!! 作:黒破リンク
リモート会見で思いの丈を話し。マルガレーテと冬弥の宣戦布告とも取れる会見を目の当たりにした全員───
果たして、勝つのはどちらか。
奏視点──
次の日。
俺達4人は、かのん達と合流して話を聞いていた。
……とは言っても、俺達2年生は昨日話は聞いてたんだけど。
かのん「今日は〜〜、練習なし〜!!」
全員「「「「「「えぇ!?」」」」」」
きな子「急にどうして!?」
千砂都「頑張るためには休みも大事。」
零「でも……。」
恋「私達は、上手くなるために、勝つために、と考えすぎていたのかもしれません。」
「それを1回忘れようと思ってさ!みんなで楽しく遊ぼう!」
そうして、俺達は皆で雪が積もる中遊んでいた。
俺は、かのんと千砂都、彰人の4人で雪だるまを作っていた。
千砂都「わぁ〜!!完璧なマル!」
かのん「たこ焼きも作ってみる?」
千砂都「いいねぇ!」
この風景を撮影していた夏美ちゃんは思わず俺達に声をかけてきた。
夏美「そこのお兄さんお姉さん?
……こんなのいくら頑張ってもマニーになりませんの。もっと映える映像を──」
彰人「わかってないなぁ。
……いいんだよこれで。せっかくこんなに人数いるんだ、思い出作りしなきゃ楽しくないだろ?」
夏美「それは……。」
千砂都「たこ焼きは後で作るから、今度は夏美ちゃんのやりたい事、しよ?」
夏美「…?
……私の……やりたいこと……。」
夏美ちゃんのやりたいこと、それは……
千砂都/かのん「「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」」
夏美「思いっきり雪合戦したかったんですの!!」
千砂都「この人数じゃ雪合戦にならないよぉ!!」
「いや、なるでしょ!?!?」
雪玉を持った夏美ちゃんに、俺達は追いかけ回されていた。
……んだけど。
夏美「あべしっ。
……ナッツぅ……。」
「だ、大丈夫??」
彰人「……じゃ、皆集めて雪合戦やっか!!」
そんなわけで、全員で雪合戦をしたりして遊んで。
……全然違うことをして、俺は思いついたフレーズを音楽ソフトに打ち込んでいった。
また、それぞれやることを考えて。気がついたら夜になってた。
「曲、出来たよ。」
彰人「振り付けも完成したぜ。」
賢汰「衣装、俺の方で作っておきましたんで心配しないでください。」
零「あとはやるだけっすね!!!」
「この4人で頑張ってきて、皆に応援してもらって。
俺達4人だけじゃない。Liella!の皆とも成長できて。スクールアイドルの素晴らしさを、改めて知ることができた。」
彰人「大変だけど、楽しくて。」
賢汰「ここにしかない喜びがあって。」
零「その気持ちが歌になって溢れる!」
「俺たちは、ずっとそうやって活動してきた。
……これが、俺達にとっての『本当の歌』。」
零「その言葉、ウィーン・マルガレーテの……。」
「うん。
……これが、俺の出した答え。俺達の魂!!」
………そして、迎えた本番。
Liella!のみんなと共に舞台裏で待っていた時。
マルガレーテ「澁谷かのん。」
かのんの名を呼び、マルガレーテちゃんが俺達の間を横切るように進んでいく。
かのん「マルガレーテちゃん……。」
マルガレーテ「私が本当の歌を教えてあげる。
……歌は力。そして、私は未来を、私自身でビルドする。歌の力で。」
そう言って進むマルガレーテちゃん。
かのんは、拳を握りしめて呟いた。
かのん「違う……!
……違うよ。そんなの、本当の歌じゃない。」
マルガレーテちゃんのステージが始まる。
俺達はその姿を舞台裏で見ていた。
マルガレーテ「静かな瓦礫の町を行けば 聞こえる 消えそうな声
誰かが見つけてくれるの待ってる その弱さ 砕いてあげる
光れ!私は私を信じ輝くの
気高く 熱く 強く 激しく 燃える心抱いて 今 この願い叶えてみせる
涙だって 情熱に代えて」
静寂が続き、聞こえてきたのは拍手と歓声だった。
きな子「なんすか…これ…!」
メイ「鳥肌たった…。」
四季「表情…オーラ…。」
恋「この後に、私たちが……。」
弱気になる皆の背中を、俺達が押した。
「皆、自信持って。
……Liella!にとっての本当の歌を、見せつけてきて!」
かのん「Liella!の歌を、渋谷の街に響かせよう!!」
俺達も混ざって、Liella!と共に円陣をする。
かのん「1!」
可可「2!」
すみれ「3!」
千砂都「4!」
恋「5!」
きな子「6!」
メイ「7!」
四季「8!」
夏美「9!」
「10!」
彰人「11!」
零「12!」
賢汰「13!」
かのん「結ヶ丘スクールアイドル部、Liella!」
「同じくスクールアイドル部、BAD SOUL!」
かのん/奏「「沢山の人に、歌を届けよう!!
……Song for me!Song for you!」」
全員「「「「「「「「「「「「「Song for All!!」」」」」」」」」」」」」
俺たちは、Liella!の皆を見送った。
全員「「「「「「「「「Sing! いっしょに歌おう Smile! 心結んで Shine! 煌めかせよう Smile! 笑顔の星を」」」」」」」」」
可可「もしも過去と未来」
すみれ「どこへだって行けても」
可可,すみれ「「きっと」」
恋「ここにいるよ ずっと」
千砂都「この瞬間 君と」
千砂都,恋「「噛みしめるんだ」」
きな子「ちいさい瞬きが」
きな子,夏美「「ひとつまたひとつ」」
夏美「めぐり逢い」
メイ,四季「「楽しいを越えて」」
四季「傷ついて」
メイ「知った」
かのん「もっと楽しいって」
全員「「「「「「「「「気持ち 夢みてるんだ ただ夢中さ」」」」」」」」」
恋,きな子,夏美「「「眠るのも忘れちゃうほど」」」
全員「「「「「「「「「好きに理由なんかいらないよ」」」」」」」」」
かのん,可可,すみれ「「「気付いたんだ」」」
全員「「「「「「「「「なにも見えない夜が来ても」」」」」」」」」
千砂都,メイ,四季「「「勇気だして笑ってみよう」」」
全員「「「「「「「「「その煌めきは伝わるはずさ 笑顔きらり ほら みんなきらり
Sing! いっしょに歌おう Smile! 心結んで Shine! 煌めかせよう Smile! 笑顔の星を」」」」」」」」」
Liella!のステージを見終えた俺達はいよいよステージに上がっていく。
俺と賢汰くん、零くんはステージのポジションに着き、彰人はDJ台に立つ。
4人「「「「ABSOLUTE 存在はたった1つの気持ちで果てを見つめては歌うよ」」」」
「Only one」
賢汰「Only us」
零「Peaky show time now!」
彰人「Don't look away!!」
「ココに君が ココに夢がある限り No one can stop me」
奏以外「「「La la la」」」
「余計なモノは要らないとShout ホンモノの熱を浴びて」
奏以外「「「Lala la」」」
「High & High」
彰人「いつだってRocket start 一番手でSuper star」
零「High & High」
賢汰「楽しんでRide on time 最後までHold me tight」
「運命をLink up」
彰人「Link up」
零「Link up」
賢汰「Link up」
全員「「「「一層 昇るチカラヘChange
ABSOLUTE 誰にも触れられない 高みの先へ 」」」」
【Wow wo wow】
全員「「「「シンプルにひたすら熱く Stage を回して揺らせ」」」」
【Wow wo wow】
「互いに手を取り合うように」
彰人「凛として立ち上がる」
零「ココロザシ それは美しき」
賢汰「光を放ち続け」
「絶対的な姿へ」
全員「「「「Only one, Only us Peaky show time now!
Don't look away!!」」」」
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冬弥視点───
BAD SOUL……出雲奏……!!!
……俺は、負けねぇ……!!!!!
俺は、ステージに立ち、吠える。
「俺の歌を、聞きやがれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!!!」
スピーカーから、曲が流れ始める。
「I'm ready, Now I'm here I will stay here 突き抜けよう限界の向こうまで今存在証明を
誰かに 何言われたって選んだ この
代わりなら いくらでも だから突き抜けて 歌舞いて 誰よりも高く羽ばたいて さあ行け
I'm ready, Now I'm here I will stay here
掻き鳴らせ 存在証明 今 Don't stop 止められないさ
夢や理想だ? 此処は
This is how I live my life !! I believe in myself!! I can't take it any other way!! My way!!
This is how I live my life !! I believe in myself!! I can't take it any other way!!」
ライブが終わり、結果発表の時。
勝ったのは───
……To be continued
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使用楽曲:ウィーン・マルガレーテ(CV.結那)『エーデルシュタイン』、Liella!『Sing!Shine!Smile!』、Peaky-P-key『ABSOLUTE』、GYROAXIA『GET MYSELF』