Jump to the Super star!!   作:黒破リンク

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ラブライブ、ワイルド・バトル・フェスの全国大会。
Liella!とBAD SOULはそれぞれの大会で優勝を果たし、かのんと奏は仲間達に別れを告げ、留学に向けて出発しようとした時──

結ヶ丘の制服を着たマルガレーテと冬弥が2人の目の前に現れ──


Season3:11人の少女と6人の少年の物語
第1話#1


奏視点──

 

マルガレーテ「見ての通りよ。

……留学は中止。」

 

かのん「はえっ……?!そ、そそ、そんな急にどうしたの?」

 

冬弥「……2人の元にも、手紙が届いてるはずだ。」

 

「えっ、嘘だろ……!?」

 

かのん,奏「「ど、どうなっちゃうのーーーー!!!」」

 

マルガレーテ「私達は結ヶ丘に残るの。

……よろしく、『かのん先輩』。」

 

冬弥「……『奏先輩』、よろしく。」

 

かのん「な、なななな、なんでぇー!!!!」

 

俺とかのんはマルガレーテちゃんと冬弥くんを連れて理事長室に殴り込んだ。

 

「失礼します!!!!!」

 

理事長「あら、ちょうどいいところに。」

 

マルガレーテ「痛いって!」

 

かのん「説明してください!!」

 

理事長「まぁ落ち着いて。」

 

「落ち着いてなんかいられませんよ!!!」

 

理事長「ウィーン国立音楽学校から急に知らせが来たの。

留学についてね。」

 

「もう荷造りだって済ませたんですよ!?なんで中止に!?」

 

冬弥「両親から話は聞きました。

……だが納得できねぇ!!!」

 

かのん「私も!!

説明してください!!!」

 

理事長「4人とも怖いって…。」

 

かのん,奏「「歌を……」」

 

マルガレーテ,冬弥「「学ぶ?」」

 

理事長「……ウィーンさんと湊さんのご家族から直接依頼を受けました。

……これからもう1年、スクールアイドルとして澁谷さんと出雲さんの下で歌を学んで欲しいと。」

 

マルガレーテ「かのんの下で?」

 

理事長「結ヶ丘は、あなた方を喜んで歓迎しますよ。」

 

冬弥「俺とマルガレーテが……こんな無名の音楽学校で……!?しかも、出雲奏と澁谷かのんから……!!」

 

理事長「無名とは手厳しいわね。

……かのんさん達がスクールアイドルとして頑張ってくれたおかげで、今では──」

 

マルガレーテ,冬弥「「お断りよ!!(お断りだ!!!!)」」

 

マルガレーテ「私がどうしてそんな事しなきゃいけないの!?ちゃんとラブライブにも出場したのに!!!」

 

冬弥「どうして俺が、こんな気に食わねぇやつなんかと!!!!」

 

理事長「でも、優勝はできなかった。」

 

マルガレーテ「っ……それは…。

そもそもあの時は、私が勝ってもおかしくなかった!」

 

冬弥「……俺は負けてねぇ。ただぶっ倒れたから、情けでこいつらが全国大会に行っただけだ。」

 

理事長「優勝したグループから何か学びとって欲しい。

……あなた方のご家族はそう思われているのかもしれません。」

 

冬弥「有り得ねぇ。」

 

理事長「結果を事実として受け入れられない内は、ウィーンの学校に編入するのは難しいのでは?

……これは、私が決めたことではないのですよ。

……依頼には続けてこうあります。『あと1年、スクールアイドルとして歌を学び、優勝もしくはそれに等しい結果を出すことができたとしたらマルガレーテと冬弥の編入を受け入れる』と。」

 

マルガレーテ「っ…。」

 

冬弥「チッ、めんどくせぇことしやがって…!!!」

 

かのん「あの〜…?私と奏くんはどうすれば…?」

 

理事長「すぐにでもウィーンに行って結果を出したいところかもしれませんが、こうなったからには……留学は延期ね。」

 

俺は、家に帰って姉さんに報告した。

 

瑞希「留学が延期!?!?」

 

「……はい、そのようです……。」

 

瑞希「ツイてないねぇ……。」

 

「延期であっさり済まされていいわけないだろー!!!」

 

瑞希「それはそれでいいじゃん。

私達の日常はなんも変わんないんだから。」

 

「変わるよ……。

皆に見送られて……ライブもこれで最後だって……離れ離れでも頑張ろうって誓い合ったのに。

……今さら戻れるわけないだろー!!!」

 

次の日、俺は彰人達の練習を見ていた。

 

「はぁ……。」

 

どうしよう、今更どんな顔して戻れば……。

 

彰人「今年も勝つぞ!奏は向こうで頑張ってるからな!!」

 

零「向こうでも、すごく頑張ってるんだろうな……。」

 

賢汰「……俺達の今後の方針、決めませんか。」

 

彰人「だな。」

 

……俺は中庭に向かうと、冬弥くんがいた。

 

冬弥「……何しに来た。」

 

「……行くとこなくてさ。」

 

冬弥「あんたはどうすんだよ。」

 

「え?」

 

冬弥「辞めたはずのBAD SOULに。」

 

「……まだ、考えてない。」

 

冬弥「……俺は御免だ。

BAD SOULは俺を倒した敵だ。」

 

「敵って……。」

 

冬弥「事実だろ。

……一緒には歌わねぇ。」

 

「でも……!!」

 

冬弥「勝ちゃあいいんだろ、勝ちゃあよ!!!!そうすればウィーンに戻れる!!!

……見てろ、俺はマルガレーテと共にお前らを倒す。」

 

かのん「困ったなぁ……マルガレーテちゃんはほっとくわけにはいかないし…。やっぱり皆相談しなきゃだよな……」

 

「かのん!」

 

俺はかのんの肩を掴んで俺の方に引き寄せる。

 

かのん「ひゃっ!?」

 

千砂都「今かのんちゃんと奏くんが……いたような……。」

 

「かのん、逃げるよ。」

 

俺はかのんを連れて別の場所に急いで向かった。

 

かのん「危なかった……!!

……帰ろう、きっと一晩寝れば──」

 

可可「ふぅー疲れたデス……。」

 

「やばい、隠れるよ。」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

冬弥視点───

 

スクールアイドル部「「「「「「「「「「「新スクールアイドル部!?!?」」」」」」」」」」」

 

マルガレーテ「そうよ!!私達がこの学校で新たなるスクールアイドル部を立ち上げるわ!!」

 

「それで、お前らに勝つ。」

 

千砂都「マルガレーテちゃん!?」

 

彰人「それに冬弥!!!

……お前ら、なんで結ヶ丘の制服を……!?」

 

可可「ウィーンに留学シタのでは!?」

 

「うるせぇ!!!

……覚悟しろよ。」

 

メイ「スクールアイドルが……結ヶ丘に2つも……!?」

 

きな子「そんなことが……!?」

 

零「そうだ、奏先輩達は!?先輩達は一緒じゃないのか!?」

 

マルガレーテ「私は私、かのんはかのんよ。」

 

彰人「今の話……俺達を倒すってことか?」

 

冬弥「そうなるな。

……この学校に2つも、スクールアイドルは必要ねぇ。」

 

可可「かのんと奏は、2人だけでウィーンに行ったのですか!?」

 

マルガレーテ「……本当に知らないの…!?」

 

冬弥「とりあえず、そういうことだ。

……二度と、お前らには負けねぇ。」

 

俺とマルガレーテは宣戦布告をしてLiella!とBAD SOULの前から立ち去る。

……さて、どうするか。新学期になったら、共にあいつらを倒す同志を探さねぇとな。

 

……To be continued




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作者の推し、鬼塚冬毬もよろしくお願いします!!!!!
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