Jump to the Super star!!   作:黒破リンク

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きな子ちゃん誕生日おめでとう!
全編零くん視点でお送りします!



誕生日記念ストーリー:桜小路きな子編

今日は、きな子ちゃんの誕生日らしい。

 

スクールアイドル部に入って、まだまだ未熟な俺ときな子ちゃん。

今日は部活が休みだが練習に励みつつ、俺はきな子ちゃんへのプレゼントをずっと考えていた。

 

奏「どうしたの?そんなに難しい顔して。」

 

どうやら難しい顔をしていたらしく、練習に付き合ってくれている奏先輩が俺のことを気にかけていた。

 

「いや、えっと……。今日きな子ちゃん誕生日みたいで、何あげたらいいかわからなくて。

……恥ずかしながら、女の子にプレゼントなんか渡したことないもんで……。」

 

奏「そっか…。

……というか、きな子ちゃんの誕生日知ってたんだ?」

 

「あ、そうですね…昨日なんか本人が嬉しそうに言ってましたよ。」

 

奏「あ〜……。

何となく想像できるなぁ……。」

 

「誕生日なのに練習って、よく考えたらすごいっすよね。

……俺だったら、少し休みたいです。」

 

奏「まぁ、本人がやるって決めたことに口を出す権利は俺達にはないよ。

……それに、きな子ちゃんは零くんのこと信用してるみたいだしね。」

 

「え、どういう意味です?」

 

奏「ん?あ〜……内緒。」

 

なんて言いながら練習を再開する先輩。

……なんで内緒にするんだろ…。

そこからしばらくして、俺は先輩に練習に付き合ってもらいながらプレゼントのことをずっと考えていた。

 

奏「いいの、思い浮かんだ?」

 

「いえ、全く……。」

 

奏「そっか…。」

 

「先輩、いいのあったりしませんかね…?」

 

奏「うーん……。」

 

……そういえば……きな子ちゃんって今、一人暮らし…なんだよな。

……あ。

 

「思い浮かんだかもしんないっす。」

 

奏「おぉ、良かったら聞かせて。」

 

「きな子ちゃん、確か今一人暮らしって言ってました。

北海道から上京してきて、まだ家具とか色々足りないと思うんで……そういうのプレゼント出来たらいいかなって思いました!」

 

奏「いいじゃん!

……行っておいで。」

 

奏先輩は優しくそう言ってくれた。

……え?

 

奏「今日の練習はここで終わりにしよう。

零くんはきな子ちゃんへのプレゼントを買いにいくこと!」

 

「……え、いいんすか!?」

 

奏「うん。行っておいで。

……俺のは既にかのんには託してあるから。」

 

「行ってきます、先輩っ!!」

 

俺は荷物を持ってそのまま学校を飛び出して行った。

 

奏「……元気だなぁ…。」

 

俺はきな子ちゃんへ贈るプレゼントを買いに外へ向かっていた。

……冷静に考えたら家具とかって高いよな。

 

「どーしよ……。」

 

……あ、そうだ……あれにしよう。

俺は頭によぎった『ある物』を買ってきな子ちゃんに連絡した。

 

きな子「どうぞっす〜!」

 

家に招いて貰って、俺はきな子ちゃんに早速買ったものを渡した。

 

「きな子ちゃん、これ。誕生日プレゼント。」

 

きな子「なんすかこれ…?」

 

「俺がよく飲んでるプロテイン。

……家具とか買おうって思ったけど高いし、手軽に渡せて、かつきな子ちゃんの助けになるもの買おうと思ったら、これしか思い浮かばなくてさ。」

 

きな子「プロテイン……ハイカラな奴っすか?」

 

「そんなことないよっ。

俺が愛用してるやつなんだけどね。これ飲んでLiella!の活動頑張って欲しいなって思ってさ!」

 

きな子「ありがとうっす!大事に飲むっすね!」

 

「おう!あ、そうだこれも渡しとかなきゃ。」

 

俺は一緒に買ったシェイカーをきな子ちゃんに渡す。

 

「これ、プロテイン飲む用のやつ!

これ入れて、水入れて振れば飲めるから!」

 

きな子「あ、ありがとうっす!」

 

「じゃ、俺はこの辺で!また明日学校で!」

 

きな子「ありがとうっす!またねっす〜!」

 

次の日、学校来てすぐきな子ちゃんが飛んできた。

 

きな子「零くん〜!!!」

 

「ど、どうしたのきな子ちゃん!?」

 

きな子「きな子、今日零くんに貰ったやつ飲もうと思ってやってみたんすけど、作ったやつぶちまけちゃったっす〜!!!」

 

「あ〜……。じゃあ今日練習終わったらちゃんと作り方教えるよ。」

 

きな子「助かるっす〜!!!」

 

そう言って、きな子ちゃんが泣きついてくる。

……まぁ、シェイカーの使い方ちゃんと教えなかった俺も悪いし……うん。仕方ないか。




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