Jump to the Super star!!   作:黒破リンク

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送られてきた航空券を使い、上海に向かったスクールアイドル達。
そこで、上海の街の写真が送信され、可可を探すべく手分けして探していたスクールアイドル一行。夜になり、謎の女性の手引きにより船に乗った一行。女性の正体は可可の姉、萌萌であり、「可可を助けて」と言われ……


第6話#1

昔──

 

教師『现在开始公布考试成绩。(今からテストの結果を発表します。)』

 

生徒『哇,不知道是几分呢…。(うわ〜何点だろう…。)』

 

教師『首先是第一名(まず一位)、唐可可。』

 

学力テストを終え、廊下を歩く可可。

またも学年1の成績を出したことで、周りから羨ましがられていた。

 

生徒『是可可(可可だ)…。』

 

生徒『听说他又拿第一了。(また一位取ったらしいよ)』

 

友達『可可ー!又是第一名,真不愧是你!(可可、また一位だね、流石!)』

 

可可『謝謝。(ありがとう)』

 

友達『每天学习不觉得累吗?我已经受够了!(毎日勉強してて辛くない?私もう嫌になっちゃう!)』

 

可可『但是,现在不努力的话…。(でも、今頑張らないと)』

 

友達『可可真的太厉害了,我真的很佩服她!(可可は本当すごいな、尊敬するよ!)

再见!(またね!)』

 

可可『……现在不努力的话。(今頑張らないと)』

 

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奏視点──

 

可可さんのお姉さん、『唐 萌萌』さんから上海のスクールアイドルフェスへの参加をお願いされた俺達。

……だけど……助けてって、どういうこと…?

 

萌萌「上海でも、スクールアイドルは大人気。ついに巨大イベントが開かれるまでになったのです。」

 

メイ「で、なんでそれが可可先輩を助けることに繋がるんだ??」

 

萌萌「両親に見てもらいたいからです。

可可ちゃんは、これからも歌の道を突き進むのです。ステージの上で、可可ちゃんが輝く姿を見れば、両親もきっと賛成してくれるはず!」

 

「歌を……進路に……。」

 

……可可さんの顔は、少し暗い顔をしていた。

次の日、宿で朝食を取っていた俺達。

 

マルガレーテ「はっ…カレーまで……!!」

 

「マルガレーテちゃん、どんだけ食べる気…?」

 

マルガレーテ「ここのご飯全部制覇するまでよ!」

 

冬弥「バカか、この後練習する予定だろ。食いすぎで動けねぇとかシャレになんねぇからな。」

 

席に戻って、俺達はご飯を食べることに。

 

かのん「可可ちゃん、困ってた……。」

 

マルガレーテ「私達には関係ないでしょ、イベントに出て欲しいと頼まれたのはLiella!とBAD SOULだけ。」

 

かのん「でも、可可ちゃんのお姉さんは、私達も呼んでくれたんだよ?」

 

冬毬「お姉様は、私達が別グループであるということを知らなかったそうです。」

 

マルガレーテ「Liella!は敵よ?こっちがちょっかい出すべきじゃないわ。」

 

かのん「だから敵じゃないって!もう!」

 

航海「……もう少し、明るい雰囲気でご飯食べませんか?せっかくこんないい所でご飯食べてるんですから。」

 

「まぁまぁ…。」

 

冬毬「実際、私達には上海フェスのオファーは来ていません。ここは素直に、観光を楽しむのがベストかと。」

 

冬弥「冬毬、意外とミーハーなのか?」

 

冬毬「……そういう訳ではありません。ただ、オファーがない以上、私達がステージに出る理由はありません。それだけの事です。」

 

冬弥「(やっぱ、こいつちょっとわかんねぇな…。)」

 

冬毬「私の目的は変わりません。姉者の発言が本気かどうか、それをこの目で確認したいだけです。

……ごちそうさまでした。」

 

そのまま、冬毬ちゃんは去っていってしまった。

 

航海「……冬毬、サラダしか食ってねぇじゃん。」

 

冬弥「だからあんなに落ち着いてんのか…?」

 

「いや、関係ないと思うよ?」

 

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彰人視点──

 

練習のために皆と合流しようとした時。

街中で可可を見かけた俺は、咄嗟に声をかけた。

 

「可可、どうした?」

 

可可「あ、彰人…。

……いえ、なんでもないデス…。行きましょう。」

 

……こいつが見てたの、上海スクールアイドルフェス開催告知のモニター…?

 

可可「……现在不努力的话。(今頑張らないと)」

 

……奏から連絡?

 

奏【ライブ、絶対見に行くから。】

 

見に行く、か。

……一緒のステージに立てないなんてな…。

 

零「先輩、こっちこっち!」

 

「悪りぃ、遅くなった。」

 

賢汰「どこ行ってたんです?」

 

「いや、慣れねぇ場所だから道に迷っちまってよ…。場所聞こうと思っても言葉通じねぇし……ちょっと困っちまってな。」

 

零「なんだか、奏先輩みたいっすね。」

 

「かもしんねぇなっ。」

 

賢汰「……ライブの曲、どうしますか?」

 

「奏達とも歌いてぇ…なんてわがまま、通るわけねぇよな。」

 

零「まぁ、呼ばれたのは俺達だけですからね……。」

 

賢汰「……前は、彰人先輩がDJで音楽を流しながら3人で歌う形にしてましたが……今回もそれで行きますか?」

 

「いや、今回は全員やる楽器は持ってきてんだろ?それ使わねぇともったいねぇだろ。

足りない楽器は打ち込みの音源で対応する!」

 

零「曲の方はもう出来てるんですよね?」

 

「こっち来る前に作ってある。

あとは細かいとこ調整するだけ。」

 

賢汰「……なら、早速練習に取り掛かりましょうか。」

 

俺達は、スタジオを借りて練習に取り掛かった。

……しっかし、楽器の音が全然足んねぇな……。

 

零「……少し、音が物足りないですね。」

 

賢汰「そうは言っても、奏先輩に頼るわけにはいきませんからね…。」

 

「つーか、悪りぃ。普段の曲より音多くしすぎた。」

 

零「別に、問題ねぇっす!こういう方が燃えます!」

 

賢汰「……成長した姿、先輩に見せないとですから。」

 

「ははっ、やっぱ頼もしいぜお前らっ!!」

 

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奏視点──

 

夜、俺はかのんと一緒に可可さんに会いに行った。

近くのカフェで、可可さんと3人で話して。

 

可可「結局、両親とはまだ何も話せていなくて…。」

 

かのん「そっか…でも、可可ちゃんのお姉さん、とても優しそうだった!お父さんもお母さんも、きっと素敵な人なんだろうな…!!」

 

可可「……かのんはいつも優しいデスね。大好きデス。」

 

かのん「私もだよっ。」

 

可可「……龍井茶、可可好きなんデス。」

 

俺は可可さんにおすすめされた龍井茶を飲む。

 

「……たしかに美味しい。」

 

可可「かのんと上海で過ごせて、とっても嬉しいデス!」

 

「話、良かったら聞かせて?」

 

可可「はいデス。

……両親は日本に行く可可を、優しく見送ってくれまシタ。最初の時こそ、皆心配していまシタが…可可の努力を認めてくれて、3年間好きなことやらせてもらえまシタ。

……大学に行けば、お父さんもお母さんも安心する。両親への恩返しにもなる。だから可可は、進学しようと思っていマス。」

 

「北京の大学に?」

 

可可「はい。」

 

かのん「……いいの?」

 

可可「スクールアイドルと出会っていなければ、元々進んでいた道デスよ。」

 

「お姉さんは?悲しまない?」

 

可可「反対すると思いマス…歌を続ければいいのにって……。

……でも、可可は両親を安心させたい。」

 

「だから、進学…。」

 

可可「日本に送り出してくれた親に、進路をもうちょっと待ってなんて言えまセン……。」

 

かのん「でも、ライブには来てもらうんでしょ?可可ちゃんの頑張っている姿を見たら、ご両親の考えも──」

 

可可「そんなの、甘い考えデス。

……親には、本当に自由にやらせてもらいまシタ…。

……可可の青春はここまで。もうすぐ終わるんデス。家族の皆には最高に輝く可可を見てもらいマスよ!今年が最後デスから!!」

 

「……それが、可可さんの選んだ道なんだね。」

 

可可「……はい!」

 

……To be continued




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