Jump to the Super star!!   作:黒破リンク

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この作品のメインヒロイン、かのんちゃんの誕生日!
いつも通りの奏視点、そしてSeason1の時系列でお送りします!!(まだ2人が付き合ってない時です。)



……間に合うかな。


誕生日記念ストーリー:澁谷かのん編

今日は、かのんの誕生日。

 

……今年は、結ヶ丘入って。かのんがスクールアイドルになって。

かのんの歌う姿に背中を押されて、俺も歌を再開して。

 

 

……かのんにプレゼントを送りたい。背中を押してくれてありがとう、って伝えたい。

 

……そう思って、俺はプレゼントを検索していたのだが……

 

「……なんも思いつかない。」

 

そう、毎年かのんにプレゼントを送っているためか何を渡せばいいのか分からなくなっていた。

 

「ヘッドホンは……前に渡したやつ今大事にしてくれてるし……。」

 

……服とか…?

いや、でもかのんが着てる服のサイズとか知ってるわけないし…。てかサイズ知ってたらキモイよな。

 

……そんなことはどうでも良くて。

 

「決まんねぇ〜〜〜〜!!!!」

 

俺は頭を抱えながら学校に向かう準備をする。家を出て、かのんを迎えに行ってから学校に向かう。

その道中で俺はかのんに何が欲しいかを聞いてみた。

 

「なぁ、かのん。」

 

かのん「何??」

 

「……今日お前の誕生日だろ?何が欲しい?」

 

かのん「何が欲しい、かぁ……。

……でも、奏くんが用意してくれたものならなんでも嬉しいよ?」

 

「……そっか。

……買ったら夜渡しに行くよ。」

 

かのん「ありがとう!」

 

……ちょっ、かのん…腕に抱きつくのやめろ…。

色々当たってんだわ…。

 

放課後、今日は彰人がバイトのため練習は休み。

……そんな中で俺はかのんへのプレゼントを探しに街を歩いていた。

 

「……難しいな、プレゼント探すの。」

 

歩いていた時ふと、アクセサリーショップが目に止まった。

……ちょっと寄ってみるか。

 

店に入り、俺はかのんに合いそうなアクセサリーを探していた。

……これ、いいかもしれないな。

 

俺が手に取ったのはフクロウが型取られたブレスレット。

しかも、色的にかのんに似合うよな。

 

俺はブレスレットをカゴに入れ、また店の中を散策していた。

………あ、うさぎのブレスレットもあるのか…。買うか。

 

俺のカゴには、最終的にブレスレット2つと髪留め用のゴムが3つ入っていた。

……買いすぎか?いや、別に平気か。

 

俺は買い物を済ませて家に帰ろうと歩いていた時。

………いい匂いがして、その方向へ歩いていくと。

 

彰人「いらっしゃーい。

お、奏じゃねぇか。」

 

彰人のバイト先であるたこ焼き屋さんだった。

 

「順調?」

 

彰人「ん?まぁな。

……買ってくか?」

 

「うん。

……2パックだけ頂戴。」

 

彰人「はいよ。

……ん?2パックも食うのか?」

 

彰人は作りながら俺に話しかけてくる。

 

「いや、今日かのんの誕生日だしさ。

かのんに持ってってあげようかなって。」

 

彰人「そっか。

……ちょっと待ってな。とびきりうめぇの作ってやっから。」

 

そう言って彰人はたこ焼き作りに集中していた。

……俺は待ちながら、曲を作っていた。

 

彰人「奏〜、出来たぞ。」

 

集中しきってて気が付かなかった俺は、彰人に声をかけられてたこ焼きを受け取る。

 

「あ、ごめん。

……はい、2パック分のお金。」

 

彰人「いや、俺の奢りのつもりだったから別に払わなくて良かったんだけどな…。」

 

「いや、それでも払うよ。」

 

彰人「……ありがと。

毎度あり!」

 

「うん、また来るよ!」

 

俺はお金を払ってかのんの家に向かう。

 

「すみません、お邪魔します〜。」

 

かのん母「いらっしゃ──あら、奏くんじゃない。」

 

「夜遅くにすみません。かのん帰ってきてますか?」

 

かのん母「いるわよ?今帰ってきたところよ?」

 

「すみません、ありがとうございます!」

 

俺はかのんの家にお邪魔してかのんの部屋へ向かう。

 

「かのーん?いるか??」

 

かのん「奏くん!?

いるけどちょっと待って!」

 

「ん、わかった。」

 

多分着替えてんのかな。

そう思って、俺は扉の前で待っていた。

 

かのん「ごめん、いいよ!」

 

「失礼〜。」

 

扉を開けて部屋に入ると、部屋着姿のかのんがいた。

 

「ん、ごめんな遅くなって。」

 

かのん「いいよ全然!

……それ、たこ焼き?」

 

「あぁ。

彰人のバイト先で買ってきたんだよ。あと……これ。」

 

俺はたこ焼きを渡してから、かのんのために買ったプレゼントを鞄から取り出す。

 

「はい、これ。プレゼント。」

 

かのん「わぁ!ありがとう!開けていい???」

 

「いいよ。」

 

かのんが袋を開けると、買ったアクセサリーが出てくる。

 

かのん「わぁ!可愛い〜〜!!!!

フクロウにうさぎだ〜!」

 

「かのんこういうの好きでしょ。

……あ、フクロウは俺とおそろいになってるから。」

 

俺はそうして左手の袖を捲ってお揃いのブレスレットを出す。

 

「ほら。」

 

かのん「おそろいなの!?」

 

「そうだよ?

……まぁ、気に入らなかったら別に着けなくてもいいよ。」

 

かのん「そんなことないよ!

……ありがと、奏くん!」

 

「お、おう…///」

 

笑顔が眩しすぎるだろ、かのん。

 

かのん「とりあえずたこ焼き食べよ!」

 

「お、おう…///」

 

……誕生日おめでとう、かのん。




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