そんな彼はコルサントへ向かうのだった…
コルサント
「カタナ提督、先日の戦闘は見事だったそうだな」
分離主義者どもとの戦闘を終えた俺を待っていたのは"至急コルサントに来い"という指令。
えっ、俺なんかやらかした?とドキドキしながらコルサントに向かうといきなりサルタン艦隊提督から嫌味たっぷりに褒められた。
なーんかすっごい俺嫌われてる気がするんだけど気のせい?
だいたいサルタン艦隊提督とか言う本編一回も出てない奴に褒められても…ねえ。
「サルタン艦隊提督のお褒めに預かり光栄であります」
あー、早く原作名有りキャラに会いてぇよ~。
ベイダー以外で。
「うむ。そうだ、カタナ提督。貴官確かスローン大提督に呼ばれておったぞ」
はっ? このクソ野郎…早く言えよ!
バトンの反乱鎮圧で第7艦隊提督の地位をスローンと交代した腹いせかよ?!
「はっ!直ちに」
俺は次会ったら一発ぶん殴ってやろうかと思いながら慌てて廊下を走る。
流石に遅刻はアカンからね。
《スローンの自室》
スローンの自室に着いた俺は秘書官から勧められて、席に着いて待っていた。
ていうかここの部屋ちょっと居心地悪い、悪くない?
スローンの信念に相手を隅々まで知り尽くすってあったけどさあ…
部屋の至るとこから視線を感じるのは流石にやりすぎじゃない?
そんな事を考えていると、プシューとドアが開く音がする。
その音を聞き、俺は直ぐに立ち上がり彼を迎える。
「カタナ提督。忙しい中呼び立ててすまないな」
初めての名有り原作キャラがスローンとか終わりなんですが()
ポルス提督?サルタンのクソ野郎?
あんなの名有り原作キャラじゃないから。(失礼)
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「ええ、それはつまり…」
やべぇ、スローン話上手すぎんか?
チス種族が頭の回転が速いという事は分かってたけど、マジでやべえええ。
こっちが話振ったら、2手3手先まで読んで受け答えしてくる感じだもん。
「時にスローン大提督、我が帝国海軍の新兵器プロジェクトについて…」
「ああ、カタナ提督。それについてはグランド・モフ・ターキン閣下に聞き給え」
ですよねー。
あ、そうだ。帝国内でも1、2を争うぐらい異文化に理解があるスローンなら…
「少し話は変わりますが、私からいくつか提案が…」
「ほぅ? 君からか」
「ええ、その…異文化に触れて思いついたことが」
スローンの目の色が変わる。
彼は帝国に忠誠を誓ってるけど、チスの任務(銀河情勢を探る)を忘れたわけじゃないからね。
「言ってみたまえ。興味が…ある」
食いついた! ここでスローンとのパイプを作れればデカい!
まあ後1年か2年もすれば彼は表舞台から消えるんですけどねHAHAHAHAHA
《帝国軍事研究部》
「カタナ提督。お待ちしておりました」
スローンに軍事関連はこっちへ行けと言われました。どうもカタナ・ダイキです。
帝国の軍事研究を行う機関だけどあんまり印象ないよね。登場作品だいたいレジェンズだし。
「うむ。スローン大提督から連絡があったと思うが…」
俺がスローンに色々提案した中で、こっちに持ってきたアイデアの一つが上陸用舟艇の開発だ。
帝国にも上陸用の船はあるがクローン大戦時代の遺物やセンチネル級・シータ級などの、明らかにトルーパーぶっ殺しゾーンならぬトルーパーぶっ殺し船と化している物がメインなのだ。
いや、あの船で敵地に行けとか相当かわいそうだろ。(一般人の感想)
どう考えてもあんな大型船一瞬で見つかるし,IF-120上陸用舟艇を使う奴は旅人でもいないだろ!
「という訳で、小型で隠密性に優れた高速上陸用舟艇の開発を頼みたい」
「…開発となるとメーカーから技術者を呼ばなくては…」
まあそうだよねー。
そもそも帝国軍事研究部独自で開発したのってドロイドとかが多いし。
「それならば、メーカーから呼びたまえ」
コルサント観光しながら待ってます!
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「ふむ、この設計は…」
目の前に居るいかにも技術者です、という風貌の男はサイナーフリート社の担当技師だ。
サイナーといえばTIEが有名だけどIF-120とかも作ってるしね。
「ええ、どうでしょう?そちらのシグナス・スペースワークスさんと共同で開発、というのは」
シグナス・スペースワークス社はあのセンチネル級を作った会社で、サイナーとは度々共同開発を行っている。
「設計の基礎は固まっていますし、コンセプトも明快…」
「我々としては参加したいのですが…」
シグナスの渉外担当とサイナーの担当が顔を見合わせる。
「発注数と価格にもよりますねぇ…」
メーカー側の対応は分かっていた。
そもそもこの計画自体、大艦巨砲主義者の多い帝国海軍内では気に入られなさそうだし。
そしたら受注数も減って損失が大きくなる可能性もあり得るからね。
「我々帝国海軍内に大艦巨砲主義が蔓延っているのは重々承知しています」
だけどメーカーにはここで了承してもらわないといけない。
「しかし、今後"反乱者ども"を駆逐する時にこの船は必ず活躍するでしょう!」
あれ?このセリフ本来メーカーが言うセリフでは…?
「他のメーカーに先駆けてこの船を建造したという実績は…帝国内で更に…"重宝"されるでしょうね…」
オブラートに包んで「お前たちの発言力が増えるチャンスをやってる」と伝える。
これが俺の交渉力の限界です。
「…成程」
両方の担当者がアイコンタクトを取る。
「では、試作品を…」
「ええ、2ヶ月後にはお見せできるように…」
良かった。両方とも納得してくれたみたいだ。
もし原作が変わるとしてもデス・スターは建造中みたいだし、ヤヴィンへの侵攻は必要だからね。
えっ、俺はその時何してるかって?
安全な所で見守らせて頂きます(他力本願)
「提督、通信が入っております」
通信?誰からだろ?
スローンかな? 全く、寂しがり屋なんだから~()
「カタナ提督、君の事はスローンから聞いたぞ」
…あのー、ターキンさん!?!?!?
ナンデ!?ドウシテ!?!?
コルサント観光、してみたいですね(願望)
というわけで次話は番外編:コルサント観光の話です
サルタン艦隊提督はスローンの1つ前の第7艦隊の司令官なんですが、言及のみなのでこんな嫌な奴になってます(全国のサルタンファンの皆さん、申し訳ない)
評価・感想くれると嬉しいです。