うら若きクリステルの悩み~LostTechnologyクーニッツ騎士団編前日譚 作:アツ氏
こんにちは。しがないいちロステクラバーのアツ氏と申します。このたびは拙作『うら若きクリステルの悩み』を読んでくださって、誠にありがとうございます。題名どおり、主人公はクーニッツ死亡フラグ三人集の紅一点、クリステルで、彼女がいかにしてカールハインツと出会い、いかにしてラブラブになり、いかにして兵士となったかを、妄想爆発させて書き飛ばしたのが今作です。
書いているあいだは正直、不安要素だらけで、死亡フラグ三人集をネタにするのは良いけれど、親子、恋人という以外にはほとんど情報がないので、広げようがあるようで、下手すると収拾つかなくなってストーリーが崩壊する可能性が多分にありました。いや、充分崩壊してるんですが。それをそれなりの形にまとめて終わりに持っていくのは、きついだろうなと、思っていました。
それなのになんでクリステルを書いたか。クリステルが好きだからに決まっています。ですから、例によって今回も、あくまで個人的欲求を満たすための二次創作であり、それ以外の目的などありません。
ごくたまに、ゲームをする目的ではなく、ただキャラクターを見たいがためだけに、ロステクを起動する時があります。あぁ~、こんなかっこよくて、かわいいキャラのいる世界にいきてぇ~、とぼんやり見とれるわけですが、その中でも極め付けが何人か出てくるわけです。その筆頭は前回主人公にさせていただいたアデリーナであったのですが、残念ながら私の筆頭という言葉は日替わり定食のようなもので、別の日にはフィリーネがマストであったり、別の日にはブラッドリーであったり、別の日にはバルドメロであったり、別の日にはラズィーヤであったり、とにかく節操がありません。しかし、それはアガハリさんの描くキャラクターがすばらしいからであって、私のせいではないのだと思います。
それはそれとして、私は初プレイ時にクーニッツ騎士団を選んだのですが、理由は美形揃いだからで、この時点でまんまとジギスの策略に引っかかっています。で、そのジギスばりにフィリーネには一目ぼれでしたが、ゲームを進めるにつれて人となりも分かったので、妄想もさほど爆発しません。しかし、クリステル。あなたはどうして軍人のくせにそんな眠そうな目をしているんだ? イベントもないし。で、ここで妄想が炸裂します。こんな娘が図書館で司書でもやってたら、好きになっちゃうな……と。そっから始まったアイデアです。ホントそんだけです。
で、フランツに溺愛させてカールハインツとくっつけりゃいんだろぉー、と高をくくって書いていたのですが、あれ? ラブコメ書くつもりだったのに、なんか中途半端なサイコサスペンスになってる……変な登場人物増えてるし……どうしよう、とまれ、とまれ、とまれ、くっそぉー! そのままいけぇー! でエピローグです。よく最後までいけたもんです。だから話はむちゃくちゃです。読んでくださった皆様、本当に申し訳ありません。
えーと、ストーリー上に出てくるヨハンというオリキャラは、クリステルをカールハインツとくっつけるだけじゃつまらんから、邪魔する奴を作っちまえと思って急遽出したら、そのままラスボスになってしまいました。某小説の主人公がモチーフとなっており、せっかくだから自殺するところまで同じにしています。せっかくだからで殺されるヨハン君はたまったもんじゃないですが。コン○ット越前じゃあるまいし。でも、彼のおかげでストーリーが組み立てやすくなったのは確かで、他にもシンシア、ナタリー、ハンス、フェリシティなどの脇役、あと忘れてはならないクラレンス、彼らを勝手に送り出してしゃべらすことで会話の選択肢の幅が広がり、それをつなぎ合わせて無理やり終わりまでこぎつけた、という感じになりました。ですから、正史にできる限り忠実に書き進めた前作より、ロステクらしさが感じられない作品であると思います。ご不満ある方も多いかと思います。こんなんクリステルちゃう、カールハインツちゃう、フランツちゃう、何勝手なことさらしてんねんボケ! という感想を持たれた方、いらっしゃると思います。そんな方にはこの場を借りて謝罪いたします。ごめんなさい。
でも、内気だけど本当は芯が強くて恋愛脳のクリステルとか、子煩悩だけどヤンデレで間抜けで娘の尻にしかれかかってるフランツとか、かっこよくて強いけど女心が分からない天然ボケのカールハインツとか、女性不信でひたすら情けないクラレンスとか、そんな選択肢があっても、いいんじゃないかな(提案)えー、彼らを書くにあたって力を注いだのは、とにかくクリステルをかわいく見せることでした。でも、それはあくまで私視点であって、読者の方にどう見えたかは分かりません。かわいく見えていたらいいなあ、と思っています。
最後になりましたが、読んでくださった皆様、原作者のCB-SXF6様 、いつも妄想を多分に刺激してくれるアガハリ様のキャライラスト、そしてロステクのすばらしい世界に感謝いたします。本当にありがとうございました。
2014年11月4日
アツ氏