そんな妄想です。
「赤い雨が降らなくなっても今度は感応種が増えたねぇ....」
長剣型神機を肩に掛け、空を見ながらそういうのは、スルト・ブラウン。
髪は赤で、身長は170cmを超えたくらい。
赤と黒のボーダーのロングTシャツに、黒いサルエルパンツに黒いブーツを履いている。
「どうせなら....ブラッドだっけか?あいつらが感応種も全部倒してくれりゃ良かったのにな」
皮肉に皮肉で返すのは、セシル・ストレア。
黒い髪色に鋭い目つきで、大剣型神機の切っ先を地面に付けながら歩いている。傘とかでよくやるあれである。
襟の高い革ジャンにダメージの入ったジーンズと色の落ちかけているブーツを履いている。
「いやいや、セシルは神機ちゃんと持ちなよ。先端削れちゃうよ」
セシルに注意するのはナタリー・コーレス。
髪はブロンドで、身長は160cmに届かないといったところ。
槍型神機を両手でしっかり持っている。
ジージャンにホットパンツと黒いタイツにスニーカーを履いている。
「てかお前らやる気あんのかよ」
呆れ顔で言うのはシェリル・ロレンス。神機はブーストハンマー。
髪の色は茶色のロングヘアーで、身長は165cm程度。スタイルがいい。
黒いタイトシャツにワークパンツと白いロングブーツを履いている。
[第一部隊聞こえますか?]
そんな四人に無線が入る。四人はここロンドン支部における精鋭部隊、【第一部隊】の一員である。
「こちらスルトー。問題無いよー。マシュー元気~?」
「同じくセシル。感度良好だ」
「アタシも問題無いっス!」
「ん。シェリル。特に無し」
四人はそれぞれオペレーターであるマシュー・アンクに返答する。
[スルトさん....さっき話したばかりじゃ....。とにかく、今回の任務の説明を開始します。先日、偵察部隊より目撃が確認されましたヴァジュラ数体とプリティヴィ・マータ数体の討伐です。これほどヴァジュラの数が多いとなると、ディアウス・ピター、およびにガルム感応種が近くにいる可能性が高いです。神機の機能不全が解消されても感応種は手強いことに変わりありません。お気を付けて]
マシューが丁寧に任務の説明をする。
「まぁーつまり全部ぶっ殺せってことっしょ?ね、マシュー!」
[ま、まぁそう言う事です]
「いやいやいやいや!!ちょ....アタシ帰ろうかな....」
「何言ってんだ。とっとと行くぞオラ!」
ひぃーたすけてーと叫ぶナタリーを引きずるセシルと、マシューと談笑するスルト。そしてそのあとに黙々とついていくシェリル。ロンドン支部第一部隊の日常である。
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「ガアァアアァ!!!」
少し歩くとすぐにヴァジュラ2体と遭遇する。
「....だっしゃあっ!!!」
一体をセシルが一撃で頭を潰す。
「せいっ!」
ナタリーはジャンプしたあと、神機を投擲の容量で投げ、ヴァジュラの足と地面を貫く。
動きが取れなくなったヴァジュラが電撃を放とうとするが
「シッ!」
シェリルのブーストハンマーによって頭を潰され息絶える。
「あっはっは~!いやでもねマシュー、極東にはものすごい味のドリンクがあるらしいんだよ!」
「「「おまえも参加しろよ!!!」」」
「....あ、ごめん」
[スルトさん....]
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その後四人は別れ、各々が散策に向かった。
ロンドン支部の精鋭である彼らは基本的に個人で行動する。
一個隊が束になってかからなければ死ぬような相手でも、彼ら1人で潰すことができるためだ。
広範囲に動いた方が効率がいい。
「さて....。しっかし気持ち悪いお面だよなぁそれ」
スルトはプリティヴィ・マータを見つけると、神機を構える。
スルトの神機は特別製である。長い刀のような刀身に、シールドと銃身が無い。即ち1本の刀になっている。
「ふんっ!」
踏み出してプリティヴィ・マータとすれ違う。
スパンッ!と音を立ててプリティヴィ・マータの左足が吹っ飛ぶ。
「ギャャァアアァ─────」
痛みを感じて声を上げている最中にスルトは折り返して、今度は縦にプリティヴィ・マータの体を真っ二つにすることで絶命させる。
「こちらスルトー。お面1体倒したよー」
[こちらセシル。ヴァジュラ1体にプリティヴィ・マータ1体討伐]
[ちょっちょ!聞いてよー!あたしのとこにディアウス・ピター来たんだけど!!もう疲れた!帰る!!]
[こちらシェリル。....全部で4体。以上]
「えーまさか俺がビリ?」
[皆さんお疲れ様です。あたりに反応は特にありません。帰投用のヘリを出しますので、辺りの警戒に当たってください]
「了解~」
スルトが発煙筒を炊いて四人は集まる。
「お疲れー。皆怪我ない?」
「あぁ、特にないな」
「アタシここ!ここ!髪ちょっと焦げません?ねぇ!」
「うっさいわね....切ればいいでしょ」
「ちょ!シェリル!!そんな心無いセリフよく言えますね!?」
ナタリーがシェリルに食って掛かるが、シェリルは相手にしない。
そんな事をしているうちにヘリが見えてくる。
「あ、見えた。さて、今日の操縦は誰かな~」
「サリアとかじゃねーのか」
「いや~今日はジョセフだね。きっと」
「そうかい」
スルトがセシルにヘリの操縦士を聞いて、セシルが予想した人に難癖をつけるスルト。
「おーっす。みんなお疲れー。ほんじゃ帰るよー」
「サリア!?」
「ほーらな」
くっそーとかぶつくさ言いながら乗り込むスルトとセシル。
「おいお前ら!いい加減いくぞ!!」
「「ハッ!?」」
こうして任務を終えた四人は支部へと帰っていく。
いかがでしたか?
といってもまだ初版なのでどこが面白いのやら....といった感じだと思います。
これからは第一部隊の話になります。たぶん一番最初はシェリルの話だと....。
そこそこシリアス入れようかなーとおもってますが、基本的にゆるーくいきます。
あと、年齢や神機の種類、その他諸々は後々本文でうまく公表していきますのであしからず。
ただ年齢はセシル>ナタリー>スルト>シェリルです。
読んでいただき、ありがとうございます。