今回は日常編です。
「おはよーマシュー」
初めての実地演習から数日たったある日のこと。
「おはようございますスルトさん。あれ?今日はオフの日ですよね?」
「あーうん。これから外部居住区の家族の所に行ってくるよー」
「そうですか!お気をつけて!」
「うーん。ありがとー」
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「マシュー。おはようっス」
「おはようございますナタリーさん」
「今日はなんかあるっスか?」
「そうですね....特にないですがハガンコンゴウが目撃されています。おそらく外部居住区に近づく事無く南下する予想ですので今のところは大丈夫かと」
「そうっスかー。んじゃ部屋で寝てますね。もし動きがあったら呼んで~」
「了解しました」
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「おはようマシュー」
「おはようございますシェリルさん。今のところは急ぎの任務はありませんよ」
「そう。わかったわ。今日はセシルが忙しくて暇なの」
「セシルさんも頑張っているんですね!....そういえば地下3階の娯楽施設で何やらイベントが催されていると聞きましたよ」
「....そう。顔出してみる」
「わかりました。何かあったらすぐ呼びますね」
「うん」
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「平和だなぁ....」
「あ!マシューさん!おはようございます!平和ですねぇ」
「これはマリアさん。お恥ずかしいところを見られたみたいで....」
「いえいえ!マシューさんが朗らかだと皆さんも落ち着くのでいいことだと思いますよ!」
「あはは....そう言っていただけると光栄ですよ」
「ところでマシューさん、スルト見ませんでしたか?」
「あぁ、スルトさんなら外部居住区のご家族のところへ行きましたよ。急用なら呼びましょうか?」
「え?あ、いいんですよ!!大したことではないので!では帰ってくるまで支部内をうろついてますね」
「わかりました。スルトさんを見かけたら伝えておきますね」
「ありがとうございます!それでは!」
「はーい」
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「あ!マシューさんマシューさん!」
「あなたは....アインさん?どうかされましたか?」
「あの、スルトさんって一体どんな方なんですか?14歳にしてあの強さ、それにあのスエード教官にも敬語を使わないなんて....」
「スルトさん....ですか?そうですね....ここロンドン支部でも最強と謳われる人ですよ。敬語を使わなくても注意されないのはやはり人柄....なんですかね?敬語を使わなくても全く嫌味たらしく聞こえませんし」
「....人柄ですか」
「彼は1人で強力なアラガミを相手にできるため、彼に救われた人も少なくはないですよ」
「そ、そうなんですか....」
「はい。アインさんもスルトさんに負けないよう頑張ってくださいね」
「....ど、努力します」
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「えっと....」
「あれ?ミラさん?どうかしましたか?」
「あ!マシューさん!あの、ナタリー隊長見ませんでしたか?」
「ナタリーさんですか?彼女なら部屋で寝るって言ってましたよ?」
「そうですか!ありがとうございます!....ところでマシューさん、ナタリー隊長の好きなものってなんですかね?」
「好きなもの....ですか?そうですね、恋バナ....というものが好きだと言ってましたね」
「あ、いや....そうじゃなくてですね!物です!」
「あ、これは失礼しました。彼女は流行りのものに目が無いですから。外部商業施設にできたパンケーキ屋さんでも一緒にいってきたらどうですか?」
「それいいですね!!ありがとうございます!」
「いいえ。そろそろ誕生日ですからね。たくさんお祝いしてあげてください」
「はい!」
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「マシュー」
「えっ?あぁスエードさん。どうなさいました?」
「支部長の姿が見えないのだが。知らないか?」
「え!?イザベル支部長がですか!?まさかまたあの人....」
「あぁ。そのまさかだ。またサボりやがった」
「....あの人は....ほんと....」
「まぁ見かけたら連絡くれ。すまんな職務中に」
「いいえ!もし見かけたら至急連絡入れますね」
「あぁ頼んだ。それじゃあな」
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「....ん?あれは....。イザベル支部長!!」
「んあっ!?やべっ!」
「ちょっちょっちょ!!止まってください!!スエード教官がカンカンでしたよ!!」
「なら尚更止まれないわ!!!」
「あ!ちょっと!....行っちゃった....スエードさんに連絡入れないと」
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「....お弁当でも食べようかな」
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「マシュー。さっきジャンボトウモロコシもらったけど食べる?」
「サ、サリアさん?な、なんですかそのジャンボトウモロコシの数は....」
「さっき娯楽施設で賭けやってさー。負けてて所持金ないけど負けっぱなしは癪に障るからジャンボトウモロコシ賭けたら大当たりした」
「なにやってるんですかあなたは....」
「んで、いる?」
「いりません!!」
「そっかー。じゃあ他あたるわー。あ、1個置いてくね」
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「....小腹すいたしサリアさんが置いて行ったジャンボトウモロコシでも食べようかな」
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「マシュー!ただいまー」
「おかえりなさいスルトさん。ご家族の様子はどうでした?」
「んーみんな元気だったよー」
「そうですか。それはよかったです。あ、そういえばマリアさんが探してましたよ?」
「マリアが....?そっかーわかったよー。ありがとー」
「いえいえ」
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「....」
「シェ、シェリルさん?どうしたんですか....?」
「....ロシが....」
「え?」
「私のコツコツ貯めたジャンボトウモロコシレーションが全部持ってかれた」
「....サリアさんですか」
「....うん。いつか仕返しする」
「あ、あはは....」
「まぁいい。そろそろセシルも落ち着くはず。部屋に戻る」
「すみません僕が娯楽施設を勧めたばっかりに....」
「マシューは悪くない。ありがとう」
「はい。こちらこそ」
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「支部長。もう本当にいい加減にしてください」
「くっそ....あ!マシュー!!お前こいつに情報リークしやがったな!?」
「イザベル支部長!!あなたいったいいくつですか!!ホント心配かけないでください!」
「うるせー!アタシはこれから商業施設で居酒屋ハシゴする予定だったんだよ!!」
「支部長!!....職務中ですから観念してください」
「うわ!スエード!引っ張るな!!おのれー!!マシュー覚えてろよー!!!」
「まったく....」
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「あ!マシューさん!さっきスルトに会えましたよ!伝えてくれたんですね!ありがとうございます」
「あぁ、よかったです。一体何の用だったんですか?」
「昨日ユノのCDを借りたんですが、コピーしたので返したかったんですよ」
「そうですか。それにしてもスルトさんがユノの曲を聞くなんて....珍しいこともあるんですね」
「なんでも妹さんがくれたらしいですよ」
「あぁ、そういう事ですか」
「それじゃマシューさん、ありがとうございました」
「はーい」
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「今は....18時か」
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「マシュー。まだいたの?」
「スルトさん?どうかしたんですか?」
「いやなんにもないけど」
「今日は平和でしたねぇ」
「そうだねぇ」
「おーマシューにスルト。なーに黄昏てるんスか?」
「ナタリーさん」
「ナタリーはどうしたの?」
「んにゃー暇だったんでね。エントランスロビーなら誰かいるかなーっておもったんスよ」
「あはは。よかったらお話しましょうか」
「なんの話ですか??私も混ぜてください!」
「マリア?マリアも暇なの?」
「そうなの。部屋にいてもすることないのよ」
「マリアさんって敬語使わないと大人っぽいですね」
「えっ!?いや、そんなことは....」
「そーそー!そう思うよねマシュー!」
「やっぱりそうっスよね!!」
「や、やめてください~!!!」
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「....っと。もう22時か。今日は平和だったなぁ」
「おーいマシュー。交代の時間だ。今日もご苦労だったな」
「あ、スエードさん。お疲れ様です」
「おう。マイクがくるまで俺が居てやるからお前はもうあがっとけ」
「あ、はい!ありがとうございます!お疲れ様でーす」
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「ふぅ。こんな日が毎日続けばいいなぁ」
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こうして受付の平和な1日は終わる。
ほんと、平和って素晴らしいですよね。
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