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ゼムリア大陸の中でも二大大国と言われている共和国の首都イーディスにある娼館で黒髪の少年が娼館のオーナーに
頼まれごとをしていた
「ねぇ~おねがーいクロスくん」
「はぁ~わかったよ姐さんで誰から取り立ててくればいいの?」
「はぁ~いこれがその人物ね♡」
「はぁ~誰だ…?ツケにしておいて支払いにこない人物は…?」
黒髪の少年。クロスみ渡された紙にはジャコモと書かれていた
「このおっさんか、わかった行ってくる」
「よろしくね~ぇ♡」
まずクロスが向かったのはリバーサイドのカフェ&バー『ベルモッティ』そこの店主に会いに行った
「すいませーん、ベルさんいいですか?」
「あら~クロスちゃんじゃない!どうしたの~?まだ開店前よ?」
「いえ情報欲しくてこの男の事知りません?」
「ちょっと見るわね~…?ジャコモ…クロスちゃんあのろくでなしにかかわるのはやめときなさい…」
「いや~店のツケ踏み倒されてましてそいうわけにはいかないんですよ」
「隠れ家教えるけど警戒しなさいね?腕はあるけど情報屋の風上にもおけないやつだから」
「ははっわかりました…ありがとうございます」
クロスは紙に書かれている隠れ家の内駅前の隠れ家を選んだ…理由は感だ…
「はっ!?そういえばジャコモは死んだった!やっちゃったわ~後でメールしておきましょ」
クロスが去った後のベルモッティではベルモッティがうっかりと思い出していたとか
駅前通りの地下鉄の扉を開ける本来なら開けられないが情報屋や裏の人間に伝わっている方法で開けることができる
「ここか…この気配は…?霊体…?ってことは上位属性もはたらいてそうだな…警戒しながら進むか…」
「ぎゃぁぁぁぁ…」
「おらぁ!!」
霊体たちを素手で殴り倒しながら最奥に進んでいく
本来アーツの方が効きがいいのだが今一人なので素手で戦っていた
「ふぅもう少しで最奥かな?霊体の数も多いしなんかあるのか…?普通上位属性は働かないはずなんだけどなぁ…?」
最奥にたどり着き扉を開けると2体の石像が左右にありその中心に光輝く古い時計のような物が置かれていた
「これは…?導力器…?いやにしても型が古いなジャコモの私物か…?骨董屋にありそうな感じだな」
「そこまでだ」
その言葉と共にクロスの後ろに黒髪の青年と金髪少女が立っていた
「悪いがそれはうちの依頼人の探し物でな」
「あ...あの、お願いします。それは曾祖父が残した大切な物なんです」
「ん?いいよほら」
クロスが導力器を金髪の少女に投げ渡すと少女は慌ててキャッチする
「あわわ!」
「っておい!導力器を投げんな!」
「よかった無事で…」
「あっけなく渡したがお前さんはよかったのか?」
「うん、人を探しに来ただけだから」
「人探しですか…?」
「二人はジャコモっておっさん知らない?」
クロスに顔写真を見せられ二人は顔を険しくした
「知り合い?」
「あぁ~そいつに依頼か?依頼なら依頼次第で受けるぜ?」
「いやそいうんじゃなくて…」
どこか言いずらそうな男性に理由を話すと
「ツケか…言いずらいんだがそいつ昼間に死んじまっててよ」
「マジ…?」
「ほんとですよ…」
「うわぁ~金の回収できねぇじゃんどうすっかなぁ?まぁ姐さんにとりま連絡か…」
クロスがオーナーにメールを打っている間に金髪の少女がクロスに話しかけてきた
「あの…お仕事っておっしゃってましたけどおいくつで…?」
「年?俺は14だよ?よしこれで良しと」
メールを打ち終え何でもないかのように言い放つクロスに仰天する二人組
「ええ~!!!私より年下!!?」
「労働基準法守れよ…?」
「んにゃお金の代わりに衣食住もらってるからお手伝いみたいなもんよそういえば自己紹介をしてなかった俺はクロス、クロス・タカダよろしく」
「俺はヴァン・アークライド。裏解決屋をやっている」
「私はアニエス・クローデルです先ほどはすいません」
「そっちにいもそっちの事情があるんだからしょうがないって」
「時計を回収したらどうだアニエス?」
「は、はい!曾祖父の手記にあったスケッチとも一致しています。....グスッ、本当にあったんだ」
「ハッ.......何よりだったな。しかしこの光は.......確かに導力機の一種のようだが」
クロスは変な気配を感じ二人に警告を促す
「…っ!ヴァンにアニエス!下がれ何か変だ!!」
「これは…!」
周りにいた無数の霊体が石造に乗り移り動き始めた
「暗黒時代の遺物か…!?」
「チッ…面倒だが片付けない限りお宝は手に入らなそうだ。....曾祖父さんの遺品、何としても取り戻したいだろう!?。なら教えたことを最大限に活かせ!、SCLMや戦技も使ってブチのめすぞ!」
「はい…!」
「なら片方は受け持つよ」
「いいのか…?」
「その代わりそっちはよろしく!」
「...わかったとっとと片付けるぞ!」