KAGUYA   作:Pikochu

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間空いてすみません。
KAGUYA17話です。


~分解~

「なんだとゴルァ!」怒号が部屋に響いた。

 

神埼は龍成会の事務所に来ていた。そこで幽霊(スペクター)にシャブを回すのを断っていた。

 

「いくら横流ししてやったと思ってるんだ! 幽霊(スペクター)が出来た時からずっとだぞ。それを今更止めたいだと? 何言ってんのかわかってんのかゴルァ!」

 

龍成会の若頭は怒りが頂点だ、龍成会の(シャブ)売り上げの大部分は幽霊(スペクター)なのだ。

それを断たれると龍成会の売り上げが減る、だからこそ若頭は引き止めたかったのだ。

 

「尾崎さんと約束しましたから。もう(シャブ)には頼らない走りをします。自分の技術(ウデ)だけで走ろうと思います。何度言われても、もう(シャブ)はやりません」

 

「その尾崎ってのは何者だ?」

 

「神鬼没の裏の頭です。ピンク色の髪の毛をしてる人です。幽霊(スペクター)は解散して神鬼没に取り込まれる形になりました」

若頭は溜め息をついた。

 

「あのイケイケの幽霊(スペクター)が解散しただと? そこまでそのピンク色の髪の奴は強いのか?」

 

「はい。俺でも手も足も出ませんでした」

 

「神鬼没の裏の頭か・・・・・・潰しておく必要があるな。子供(ガキ)1人の為に龍成会の売り上げを減らされるわけにいかないかなら。事情はわかった。神崎もう帰っていいぞ。どうせまたすぐ来るだろうがな」

 

「では、失礼します!」

神埼が帰ると若頭は下っ端に言った。

 

「尾崎とやらを張れ。何か分かったらすぐに報告しろ」

 

「わかりました。張り込んできます」

 

 

今日は日曜日だ。ゆっくり過ごそう。俺はそう思いベッドから抜け出せずにいた。

10時過ぎた頃、単車の音が聞こえた。

綾かな?そう思って表に出ると綾がゼファーに跨っていた。

 

「日曜日だからってだらけてちゃダメよ。遊びましょ」

そう言った。俺は綾を部屋に呼んだ。

 

「日曜日なのに元気だな。少しは寝ようとか思わないわけ?」

俺が尋ねると、「日曜日くらい沢山遊びたいじゃない?時間を無駄にはしてられないわ」

と、綾が答える。

しょうがないと思って着替えると綾がジーッと見てくる。

 

「着替えがそんなに珍しいか?」

 

「ん~ん。何でもない」

 

「ジムでも行って身体動かすか?」

 

「うん。行きたい」

そういうとゼファーの後ろに乗りジムへ向かった。

 

「こんちわーっす」

するとコーチが飛んできた。

「今日はお嬢ちゃんも一緒か。ササッ着替えた着替えた」

すると綾は着替えてくる。

俺は準備運動をしてると着替えた綾が出てきた。

サンドバッグを叩きながら横目で見ているとコーチは随分熱心に指導してるようだった。

俺なんて基本無視のくせに。心の中でそう思った。

そしてすぐ昼になった。

 

 

綾にオムライス食べに行くかというと、うんと答えたので近くの喫茶店に行った。

オムライスを2個注文すると雑談をした。

 

「真吾はボクシングのプロになるの?」

 

「いや、そんなつもりは無いよ。プロの資格は取ってもいいと思ってるけどね」

 

「プロになりなよ~そんなに強いんだからさ~」

 

「上には上がいるもんだよ。しかも収入が不安定なプロよりサラリーマンか国家公務員を目指して勉強してる」

 

「へ~真吾は現実的なんだ~」

 

「プロの世界は甘くないんだよ」

そう話してる間にオムライスがきた。

 

「いつ食べても美味しい」綾がそういうと、「コーチオススメの店なんだ」っと説明してやる。

食後のコーヒーを飲みつつ午後からもトレーニングをすると伝えた。

「ダイエットになって、力もついていいわ。午後からもあたしやる」やる気十分だ。

 

「やる気はあるのはいいんだけど、怪我だけには気をつけろよ」

 

「真吾心配してくれてるの? 嬉しい」と言いながらコーヒーを飲み干した。

 

ジムに戻ると一緒にサンドバッグを叩いた。

そしてコーチが近寄ってきて綾に個人レッスンをする。

俺はサンドバッグをたたき終わると腹筋、腕立て、縄跳びいつものトレーニングメニューをこなす。

少し休憩を挟んでまたメニューをこなした。

 

そして綾を見てるみると実習生とスパーリングしている。

心の中で応援してあげた。

そして俺はまたサンドバッグを叩き続けた。

そして綾が終わったと近づいてくると、俺もトレーニングを終了する。

綾は着替えをしてコーチにお礼を言っている。

 

「お嬢ちゃん、またおいで」

 

コーチがにこやかに言うと綾は一礼した。

そしてゼファーのケツに乗せてもらうと走り出した。

 

 

「つけられてる・・・・・・」

綾がバックミラーを見ながら俺にそう言う。

気のせいじゃないの?と俺は言うが綾はちょっと遠回りすると言ってまた走り出した。

「やっぱりつけられてる。ちょっと飛ばすね。しっかり捕まってて」そう言うと急にスピードを上げて後ろのバイクを振り切った。

 

 

バイクの小僧は本部に連絡する。「追跡失敗しました。どうしましょう?」

 

「じゃあ家で見張っとけ」若頭が言う。

 

「分かりました家に先回りして張っておきます。ちなみに女と一緒でした」

 

「その女の事詳しく調べておけ」

そういうとバイクの小僧は仲間を呼んで一緒に張り込みを続けた。

 

 

家に着いた。遠回りしたからやたら遠く感じた。

 

「いや~なんだったんだろうねアイツ。あたしを追跡しようだなんて100年早いわ」綾は自慢げに言う。

 

「俺は寿命が縮んだよ。ノーヘルだし事故ったら1発お陀仏だぞ」

 

「あたしの腕を信用してないの? 単独なら幽霊(スペクター)にだって着いていけるわ」

 

「そうかそうか。腕には自信あるんだな。それにしても追いかけてきた奴は誰だったんだろう。皇帝(エンペラー)かな?」

 

「わかんない。でも真吾狙ってるこの街の不良は多いからね。相手はフルフェイスで顔見えなかったけど、気をつけてね」

忠告はありがたく受け取っておく。

また不良グループに絡まれるの面倒くさいし。

家に入ると俺はシャワーを浴びた。そして出てくると綾にもシャワーを浴びさせた。

またバスタオル1枚で出てきた。

襲いそうになるがグッと我慢する。

 

「男の前で無防備すぎないか? 普通なら襲われるぞ」

 

「真吾に襲われるならいいよ。シタい?」

俺は我慢が出来る男だ。挑発には乗らない。

 

「早く服着て来いよ」

 

「なぁんだつまんな~い」

そう言って綾は服を着に戻った。

服を着た綾が戻ってくる。

 

「ドライヤー借りたから」

 

「別に構わないよ」

そう言ったやり取りが続く。

しばらく雑談してると飯を食べようとなって、母親に2人分の食事を用意して貰った。

部屋に食事を持ってきてもらうと2人で会話しながらご飯を食べた。

しばらくすると窓をコンコンっと叩いてくる音がした。

窓を開けると原と真也が来ていた。

原と真也は部屋に入ると綾に挨拶をしていた。

 

「またお会いできましたね」真也が言う。

 

「原君と向井君だっけ。こんにちわ、今日も真吾の家におじゃましてま~す」

 

「じゃあ4人いることだしトランプでもするか」

 

「いいねえ」原が言う。

そうして俺達はトランプをして遊んだ。雑談を交えつつ。

 

 

「尾崎の家に少年2人も入って行きました。どうします若頭」

 

「男はいい、女を張れ。引き続き頼むぞ」

 

「ハイッ!了解しました」

 

 

外でそんな会話が行われてるともしらずにトランプをしていた。

大富豪、ジジ抜き、神経衰弱と今日は色々やってみた。

あっというまに時間が経つ。

22時を過ぎた頃原がもう帰ると言ったので真也も帰る事になった。

なんて勝手な奴等だ。

2人を見送ると綾と2人きりになった。

 

「ねぇキスして」

 

そう言ってキスを迫ってくる。俺はなすがまま、キスをした。

十数秒唇が重なり合っていた。

 

「これで元気回復ぅ!」と綾が言う。

 

「キスで元気が回復するならなんぼでもしてやるよ」

 

「本当?嬉しい♪」

 

綾が喜んだ。

 

「明日から学校あるし今日はこの辺で帰るね」

 

そう言って外まで見送りをした。

 

「別れのキス」

 

そういってまたキスをせがんできた。

唇にそっとキスをしてやるとゼファーにエンジンがかかる。

 

「バイバイ♪またね♪」そういうと綾は帰って行った。

そのあと1台のバイクが走っていった。

ま~バイクなんて珍しくもないか。

そう思っていた。

今日は疲れたからもう寝るかな~そう思い、パジャマに着替えベッドに潜り込む。

そして深く眠りについた。

 

 

「若頭、尾崎は寝ました。襲いますか?」

 

「バカヤロウ。多分単独で行って勝てる相手じゃねえ。女を餌に事務所まで誘うんだ。女の居所は掴んだか?」

 

「はい。今バイクで追いかけています」

 

「そういえば尾崎とやらはペンで何か商売をしてるらしいとの噂を聞いたが」

 

「はい。そのペンなら俺の所にも話がきました」

 

「なら金は持ってるな。フフフ。女を餌に金を巻き上げる」

 

「さすが若頭。頭いいですね」

 

「明日も引き続き動向を探れ、明日女を拉致るぞ」

 

「ハイ!失礼します」

そんな思惑が裏であるなど俺には知る由も無かった。

 

 

月曜日が来た。学校へ行けるぞ~と思い、目覚まし時計より早く起きて目覚ましを止めた。

朝食を食べ髪をセットする。

 

ちょっと早いが学校へ行くか。そう思いチャリに乗って学校へ向かった。

学校に着くとまだクラスには数名しか居なかった。

 

「おはよう!」と挨拶すると「おはよう」と返ってきた。

次々に登校する生徒達。

あゆが来た。おはようと挨拶すると。

 

「今日は委員長会議あるんだから6時限目は起きてなさいよね。この猿」

 

朝から不愉快な事を言われた。

んが、気にしないことにしよう。

ホームルームまであゆと雑談した。

午前中はもちろん爆睡だ。

そしてあゆに頼み昼休みノートを見せて貰う。

そして6時限目は委員長と副委員長達は授業が無く委員長会議に出席する事になっている。

生徒会室にあゆと一緒に足を運ぶ。

 

そこには各クラスの代表と生徒会長が居た。

各学年4クラス計24人だ。

皆集ると生徒会長は言った。

「ここに集まってるもの全て生徒会に入るように。特に何かやるってわけじゃない。月に1度定例会を開き、クラス内の様子を言うだけで良い。ちなみに開催は放課後だ」

 

俺は言った。「今日の議題は何です? 授業潰してまでやる価値はあるんですか?」

 

「今回集ってもらったのは生徒会への要望を聞くためにだ。今度からは授業中ではなく放課後に行うから安心してほしい」

生徒会長は言った。

 

「では教室にエアコンを付けて下さい。この時期でも暑いのに夏場はもっと暑くて授業が耳に入ってこないと思います」

俺はそう発言した。

 

「エアコンか。その件は理事長に相談してみるとしよう。他に」

 

「夏にはクールビズを取り入れた方がいいかと」俺はさらに続ける。

 

「クールビズとはなんだ?」生徒会長が言う。

 

「暑さ対策の為、ネクタイをせず半袖シャツを着るなど、涼しい姿で授業を受ける事。また、その服装です。特にネクタイは邪魔で暑いです」

 

「その意見も生徒会で預かろう。理事長に相談してみる」生徒会長は言った。

 

「他に意見のあるものはいるか?」

誰も何も言わない。不思議な空気感に包まれた。

 

「では、以上を持って生徒会会議を終了する。皆クラスへ戻り授業を受けるように」

そういって生徒会長は席を立った。

 

生徒会室から帰る途中あゆが言った。

 

「あんた、なかなか良いこというじゃない。少し見直したわ」

 

「俺は快適に寝れるために提案しただけだ。エアコンがないと辛い」

 

「結局は自分の為というわけね。あんたらしい」

そう言ってるとクラスに着いた。

授業が始まっているのでそっと席に着く。

そして授業は程なくして終わった。

俺は前の席の奴からノートを借りあゆと一緒に見てた。

「あゆ、このノートで授業内容わかるか?」

 

「バカにしないでよね。たかが1時限じゃない。ノート見れば分かるわ」

そう言って2人でノートと睨めっこしていた。

ノートを前の席の奴に返す。

授業が全部終わって学校が引ける。

1年は基本6時限なのだ。2年3年になると7時限授業もあるのだが。

チャリで学校を後にする。

 

 

家に帰るとヒマなので録画しておいたTV番組を2時間程観ていた。

すると1台のバイクが来た。綾かな?どうもエンジン音が違うな。そう思い外に出ると1人の小僧がバイクに跨っていた。

 

「尾崎ぃ。女は預かった、返して欲しければここの住所の龍成会まで1人で100万持ってこい」

そうして紙切れを受け取ると、バイクは逃げるように走り出して行った。

綾が誘拐されただと。しかもヤクザに。許せん!

ま~親切ご丁寧に住所まで書いてあるんだから神鬼没のメンバーで攻めるか。

そう思い柏に連絡を取った。

 

「柏ぁ、もう学校終わったよな?」

 

「ハイ。今は裕子と一緒に家に居ます。どうしました?」

 

「綾がヤクザに誘拐された。神鬼没集められるだけ集めて公園に集合させろ!」

そういうとすぐ迎えに来ると言う事で電話を切った。

綾を誘拐しただと?ヤクザだろうが容赦はしねえぞ。そう怒りがこみ上げてきた。

10分程ですぐに柏が来た。

リンカーンマークVの助手席に乗り込むと公園に向かった。

すでに200人近いメンバーが集っている。

 

 

輪の中心に入ると、「これから龍成会に殴り込みをかける。皆気合入れていけよ!」俺が声高らかに叫ぶと皆も気合が入ったようだった。

そして住所通りの場所に向かうと龍成会という看板が上がっていた。

「切り込み隊60人程度は俺について来い。特攻隊は建物を破壊しろ。親衛隊も出来る限り入って来い。特に神埼、お前は俺と一緒に先頭に来い」

そう言って龍成会を襲う準備が出来た。

 

 

特攻隊が建物を壊し始める。

そして俺はドアから龍成会に入る。後からウジャウジャと切り込み隊が付いてくる。

 

「頭はどいつだ?綾を返してもらうぞ!」

 

すると若頭が「1人で来いと伝えたはずだ。この臆病者が。神埼ぃ! テメェ裏切ったな!」

すると神埼が答える。「ご期待通りすぐ来ましたよ。今は神鬼没のメンバーなんで尾崎さんに従いますよ。龍成会とは縁を切ります」

 

「戦闘開始!」俺がそう叫ぶと切り込み隊と親衛隊がウジャウジャと室内でヤクザをグチャグチャにし始める。すぐ隣の部屋に綾が縄で縛り付けられていた。

口からガムテープを剥がすと「ごめんなさい。あたしのせいで」と綾が言う。

「綾のせいじゃないよ。ターゲットの餌にされただけさ」そう慰める。

広間に戻ると30人程いたヤクザが地に転がっている。

「気絶するまでやれ!」俺がそう言うとさらにバットや木刀で殴りつけてゆく。

そしてヤクザは気絶した。

 

若頭を起こすと謝ってきた。

「金庫開けろや!」俺はそう言うと、震えながら金庫を開けた。

中には1200万入っていた。近くのバッグに1200万入れると会長に言った。

 

 

「看板下ろせ。今回はそれで手打ちにしてやる。やるってならもっと人数集めてお前等の息の根を止める。指詰めるだけじゃ済まねえぞ。コラ!」

 

「わ、わかった。もう看板は下ろすだからこれ以上手出ししないでくれ」

 

「先に仕掛けて来たのはお前等だこの位で許してもらえると思うなよ」

 

俺は神鬼没に命令した。「足の骨と、どこでもいい骨を数本、全員折れ! あと歯も折れ! 事務所もグチャグチャにしろ!」

そうすると神鬼没はヤクザの骨や歯を次々と折っていった。

ウギャ~という叫び声があちらこちらから聞こえる。

 

「会長さんよ~。今度手ぇだしたらこれでは済まないと思え。若頭とやら、お前が裏で手を引いてたんだろ?俺らはヤクザ相手だろうが容赦はしね~よ。次に街で会ったらお前をボコボコにする。この街から消えろ」

 

「わかった。もうこの街には近寄らない。許してくれ~」

 

若頭の威厳はもう無かった。俺は若頭を殴り続けた。

ボロ雑巾のようにボロボロになっている。

 

「おい!お前等!撤退だ!」そういうと神鬼没のメンバーは外に出た。

 

「2度目はないぞ。」会長と若頭に言ってその場を後にした。

俺はジャケットを綾に被せると。綾が泣きついて来た。

 

「怖かった・・・・・・殺されるかと思った・・・・・・助けに来てくれてありがとう」

 

「あいつ等が自分の居場所と綾の居場所をわざわざ教えてくれたバカで助かったよ。二度とこんな事はないだろうとは思う。看板下ろさせたしな」

そういうと柏を呼び綾を家まで送るように指示した。

俺は神埼のケツに乗って家まで乗せてもらった。

 

家に着くと神埼は、「今回の件は俺の責任でもあります。どうかお許し下さい。俺が龍成会と手を切るって言ったせいでこんな・・・・・・」

「お前のせいじゃないよ。あいつ等が勝手にやった事だ。責任を感じる必要は無い。綾も無事だったしな」

そう言うと一礼して神埼は帰って行った。

 

 

部屋に着くと2時間位ボーッとしていた。

すると原と真也がやってきた。

 

「神鬼没が龍成会潰したって本当か?」

真也が言ってきた、情報の早いやつである。

 

「あぁ無礼な真似があったんで潰した」

 

「ヤクザ相手にしたら後が怖いぞ。バックもいるだろうし」

原が真面目に言ってきた。

 

「看板下ろさせるように言ったからそれは心配ない」

 

「看板下ろさせたって?どこまで派手にやらかしたんだよ」

真也が言う。

 

「ま~全員再起不能、事務所はグチャグチャかな」

そういうと2人共ポカーンとしていた。

2人に事情を説明してやった。

 

「江川さんを誘拐するなんて命知らずなヤクザだな~。真吾に直接喧嘩売ってるようなもんじゃん」真也が言う。

 

「だからボコボコにしてやった。あいつらもうこの街にはいられないだろう。いたら潰すけどな。バックが出てこようが抗争で潰す!」

俺は暴力団は嫌いだったのだ。

 

「ま~今回は戦利金得たんでまぁ良しとするわ」

 

「いくら奪ったん?」

 

「1200万」

原と真也はまたポカーンとしている。

 

「そんなに奪って来たのか。ちょっとした強盗だぞ」

原が言う。

 

「金残ってたらまた悪さしでかすかもしれないからな」

 

「それにしてもその金額はすごいな~。ヤクザ襲うと金になるのか~」

真也が悪い微笑みを浮かべた。

 

「言っておくがヤクザに手出そうなんて考えるんじゃねえぞ。今回は銃も刀もなかったが本格的な武闘派ヤクザは武装してるからな」

 

「わかってるよ。ヤクザは後が怖いからな」

原が言った。

 

「でも神鬼没がヤクザ潰すとは思わなかったよ。始め聞いたときは正直驚いたよ」真也が言う。

 

「ま~今回は綾が誘拐されたからな。俺もちょっとイライラしてたんだ。もう二度と歯向かって来れないようボロクソにしたしな。今日2人共デートは?」

 

「今日はお休みかな~たまにはゲームしたいな~と思って」

 

「俺は学校で会ってきたからな」っと真也は自慢気に言う。

 

「まぁ2人共ゲームやったら、サッサと帰れよ」

そして22時になった。

そろそろ帰ると言い出し2人共帰って行った。

今日は色々あった。早めに寝るか。そう思いシャワーを浴びてベッドに潜り込む。

 

 

1つ解決すればまた1つ事件が起きる事をまだ知る由もなかった。

 

 

Coming soon!!




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