「ン~~っ! さっすが高級な霜降り赤ガニね! ほっぺがとろけて落ちそうなくらいおいしいわ! さあさあ、カズマさんも食べなさいな、私の隠しておいたこの高級シュワシュワお酌してあげるから!」
そう言って日本酒のような酒を注ごうとしているのはアクア。
なぜアクアがここにいるかと言えば結局めぐみんの指示を受けたダクネスがご飯ができたと二人を呼びに行ったのだ。
俺が止めるまもなくアクアとゆんゆんは風呂から上がってきて、いつの間にか手には酒瓶を持ち、カニを食べにやってきたのだ。
さて、そんなアクアは俺のグラスに酒を問答無用で注いでくる。
俺の機嫌をとって説教したい気持ちを忘れさせる算段だろう。
「調子のいいヤツめ。さっきまで俺の説教におびえて引きこもってたくせに」
「お、怯えてなんかないわよ? 私とゆんゆんは別に普通にお風呂入ってただけだから。ねえ、ゆんゆん」
「は、はい、とってもいいお湯でした! ゆっくり数を千まで数えたり、背中を流してもらったり……!」
アクア、お前、さっきまで逆上せかけてたくせによく言うわ。
対してゆんゆんは、アクアと同様に逆上せかけていたが、風呂に入ったおかげかいつも以上に肌が艶がかっているような気がするのは気のせいじゃない。
そんなアクアとゆんゆんを比較して苦笑いしていると、ゆんゆんは鍋でさっとカニ身を泳がせて口に運んだ。
「こ、これは! ほ、本当においしいですね! 臭みもないですし、このお鍋の出汁も……! カズマさんも食べてみてください! とってもおいしいですよ!」
アクアと同様に俺に俺に進めてくるゆんゆん。
正直、アクアみたいに機嫌をとってるように感じるが、ゆんゆん紅い目は輝いており、その味が本当に衝撃的だったことを物語っている。
「……ゴクリ。そ、そんなに言うほど旨いのか?」
「はい! 断言します、これに慣れたらもう他の物は何も食べられな……ちょ、めぐみん! それ私の!」
「ゆんゆんが準備をサボってお風呂に入っている間、これを捌いたのは私なのですよ? それにしゃぶしゃぶの出汁はカズマが作ってくれたのです。ということは多少の感謝を物品で示してもらってもいいと思うのですよ」
「じゃ、じゃあ、ちょっとだけなら食べていいわよ……? 本当はあげたくないけど頑張ってくれたんだったら……って、それはいくら何でも取りすぎよ!」
カニ丸々一匹分を強奪して食べ始めるめぐみん。
騒がしい二人を眺めながら、俺もカニを手に取って口の中に運――
「ナニコレうまっ!?」
別にカニを馬鹿にしてたわけじゃない。
ただ、スーパーで安売りされている牛肉とA5ランクの黒毛和牛のように、ここまで味が別格に違うものかと、想像を超えた衝撃に襲われる。
これは……あかんっ! やめられないっ!
ふんわり甘く、濃縮されたカニ特有のうま味が口に広がる。
俺の手は止まらない、次々にカニの足に手が伸びては口の中に運び、鍋の中に突っ込んで泳がせては口の中に放り込む。
そして咀嚼すればするほどに口の中が幸せで満ちあふれていく。
一心不乱にカニを食べ進めていると、アクアがニヤニヤとした顔で。
「いい食べっぷりねカズマさん! この調子でお酒も飲んじゃいましょうよ、キューッって! 絶対おいしいわよ!」
「ああっ、そんなの絶対うまいに決まってる! 想像だけでやばすぎるくらいおいしい!」
「なんならもっといい食べ方教えてあげるわ。このカニ味噌たっぷりの甲羅に注いでぇ……鍋の炎で温めて飲むの! ……カズマさんもやっちゃう?」
「ああああっ! もうお前ってばホント天才! もう説教ちゃらにするからお願いしま――」
そう言いかけて、俺はふと今日の予定を思い出してしまった。
サキュバスサービス。
そう、今夜はこれからサキュバスのお姉さんが俺にいい夢を店に来てくれるのだ。
その夢を見るには深酒は禁止と言われたはずで……
これは罠だ……ッ!
「……? どうしたのカズマ、急に黙っちゃって」
アクアがコテンと首をかしげる。
天使の悪戯か悪魔の罠かで言えば、天使の悪戯のせいで悪魔の罠が回避できるみたいな状況だけど、俺は自ら進んで罠にはまりに行こうとしている男。
駄女神ごときに男の夢を邪魔されるだなんて、あってはならないんだ。
俺は鋼の精神を持つ、忍耐力のある男だ。
決心を固めて酒を断ろうと前を見ると……
「!? これは……!」
アクアの言葉を実践してダクネスが言葉を失った。
そのおいしそうな表情、そしてこちらまで漂ってくる魅惑の香り……
惑わされるな!
あんな変態に惑わされるんじゃあないぜ男サトウカズマ!
しかし意に反して俺の喉はゴクリと唸る。
飲みたい。
俺の体はアレを欲している。
でも飲み始めたら絶対止まらないことが確定する。
「ダクネスダクネス!」
「はいダクネスです」
「私も! 私も甲羅にお酒を注いで飲んでみたいのです!」
「わ、私も……!」
「こら、二人はまだ13歳ではないか。子供のうちに酒を飲むと頭がパーになると聞くぞ。まあゆんゆんはともかく、少なくともめぐみんは駄目だろう」
「おい、どうしてゆんゆんは大丈夫で私は駄目なのか、その理由について話してもらおうじゃないか!」
ダクネスの胸に掴みかかろうとしているめぐみんだが、ダクネスの怪力で止められる。
流石にレベル差があっても前衛と後衛では身体ステータスに差が……
じゃあ何で俺はアクアとゆんゆんに脚力負けてんだろう。
……何だか考えただけで虚しくなりそうだし考えないことにしよう。
そう思っているとゆんゆんがめぐみんのことをダクネスから引き剥がした。
「めぐみん落ち着いて! 確かに頭がパーになるってお話は学園の図書室で読んだことがあるし、ダクネスさんの言い分もわかるでしょ」
「で、ですが、あんなに美味しそうに飲んでいるのを見せつけられて誰が黙っていられようか!」
「大丈夫よ、私に策があるわ! 学園の書庫は紅魔の英知の結晶、本は知識の宝庫、頭がぱーになる原因が書いてあったの。つまり、原因を特定したということは対策も立てられる! 安心してくださいダクネスさん、私の対策は万全ですよ!」
「ゆ、ゆんゆん……あなたという人は! 毎日毎日図書室で変なコミュニケーション術についての知識を頭に詰め込んでいるのかと思っていましたが、今日ほどゆんゆんとこのパーティーに入ることができてよかったと思える日はありませんよ!」
「い、今私のこと頼りになる最高の友人って……っ!」
それは幻聴だ。
いや、ニュアンスはそれに近いのかもしれないけどめぐみんは絶対否定することだろう。
案の定というか、めぐみんは否定することはなかったものの、肯定することもなく、ゆんゆんの言葉を無視して。
「とにかく、その方法を教えてくださいよ! これで私たちも念願のお酒デビュー……!」
「いや、まだその方法が安全かどうかわからないし、一応話を聞くだけは聞くが……」
「安心してください。お酒の中に入ってる酔いの原因が子供には毒って書いてあるのを見たことがあって、その毒は浄化魔法でも消せないらしいんですけど――」
「なっ! そんな強力な毒を私たちはとっていたのか!?」
「あっ、安心してください。解毒魔法に引っかからないくらい弱い毒ってことですし、なんなら毒は薬になり得ますし、ほら、酒は百薬の長って言いますから」
「そ、それなら安心だが……しかし魔法を無効化するのであれば一体どうやって飲むというのだ?」
「何でも火で炙ると毒が消えるみたいですよ?」
……ただのエタノールじゃねえか。
浄化魔法でも消えないとか言ってたからどんな毒かと思ったら。
普段だったらそう突っ込んでいるところだが、葛藤中の俺にはできなかった。
「…………なんというか、いろいろ溜めた割には普通のことだったな」
「そ、そんなこといわないでくださいよ! 大体、ダクネスさんだっていろいろと驚いてたじゃないですか!」
「い、いや、それは、てっきり私の知らない未知の毒かと思って……ただのアルコールだとは」
「そういうことでカズマさん! ちょっとここにティンダーの魔法ください。……あ、あの、カズマさん? その、火をくれると……」
ゆんゆんに何か声をかけられた気がするが俺は欲望にあらがうのに精一杯だ。
カズマ、頑張れカズマ長男だろ!
俺ならこの欲望に抗えるはずだ!
しかし目の前に差し出されるゆんゆんの甲羅酒。
これを目の前にちらつかせられて、俺の精神は揺れ動く。
ああっ、カニは食べたいし酒も飲みたい……けどサービスを頼んだ以上約束を反故にする訳には……!
俺は悩みに悩んで、一つの結論を出した。
いや、一体どちらが大切か、元から悩む必要などなかったのだ。
「――今日は腹一杯だ。残りは明日食べることにするから俺は先寝るよ。じゃ、おやすみ」
「あ、あの、火を! 火をくださ――」
俺は食欲に負ける前に席を立った。
俺は部屋に戻ろうとして、ふと今日はまだ風呂に入っていなかったことを思い出す。
いや、別に冒険者であれば一日や二日、風呂に入らない比があってもおかしくはないのだが、そういうサービスを受ける手前、いくら身体の接触がないとはいえ、そういう最低限のエチケットは必要だろうと俺は思う。
というわけで明るいリビングから漏れる光を見ながら、俺は風呂場に向かった。
ここは元々貴族の別荘ということもあり、風呂場には特殊な魔道具が備え付けられている。
簡単に言えば魔力で動かすタイプの湯沸かし器があった。
俺は風呂場に備え付けられていたランタンにティンダーで明かりを灯すと、その魔道具に魔力を流し込み温くなったお湯を温め直す。
その間に俺は服を脱ぐ。
もちろん鍵を閉め、自分が入浴中であることを知らせておく。
ここで誰かとラッキースケベな展開になったとしても今後顔を合わせるのが気まずくなるだけだし、何なら男である俺が悪者扱いされるんだ、こういうことに関しては注意をしすぎるくらいでちょうどいい。
まあ、もしここまで危機管理をしっかりしてるのにそういう展開になってしまったら……
そのときは逆セクハラだと、女よりも先に悲鳴を上げて痴女扱いしてやろう。
そう思いながら服を脱ぎ終えた俺はかけ湯をして湯船につかり、なんとなく目を閉じたのだった。
ふと、カランと音が聞こえる。
いつの間に俺は寝ていたのだろうか、そんな音が聞こえてきて、ぼんやりとしながらも目が覚める。
いつの間にかランタンの光も消えており、脱衣所の方には何かもぞもぞと動く影……
そこまで来て、ようやく俺の意識は覚醒した。
これはあれだ、お約束の展開で俺がぶん殴られるやつだ!
俺の方が先に入って、ちゃんと鍵も閉めたはずなのになぜか乱入してくる誰かに裸を見せつけられたあげく頬を平手打ちされるのだ。
しかも悲しいことにこの屋敷に住まう女性陣は俺より力が強い。
つまりは俺は抵抗することもできずたたきのめされるに違いないということ……だ…………?
いや、ちょっと待て、どうしてこんな展開……あまりにも都合がよすぎやしないか?
光が消えて、鍵は開けられ……
どちらか片方だけであれば起こることもあるかもしれないが、こんな、現実味のない夢みたいな展開って……
夢みたいな……
ああそうか。
そういうことだったのか。
なるほど、なるほど……そう考えればこの状況の辻褄が合う。
これはサキュバスの夢なのだ。
そう確信した。
夢なのにしっかりと現実のように感覚のある体……
これがサキュバスサービスの力!
感動に打ち震えていると、風呂のドアが静かに開けられる。
そこに見えたのは両手で長い金髪を後ろにすきながら入ってくるダクネス。
月明かりにほのかに照らされ、透き通るような白い肌が鮮やかに生えた。
前々からエロい体をしているなとは思っていたが、まさかここまでとは。
湯気のせいでわずかに悪い視界が幻想的で、俺の想像して以上の好みだ。
……これはアンケート用紙にナイスバディな美人のお姉さんと書いておいたおかげでサキュバスさんの修正が入っているのかもしれない。
マジ感謝!
そう思っていると体をまじまじと見ていた目がダクネスと合う。
突然の出来事に理解できずへたりと座り込むダクネスに、俺は湯船の中から「よう」と喜作に片手をあげた。
さて、そんなことがあって。
俺はこれがサキュバスが見せてくれた幸せな夢だと思っていろいろムフフなことをしようとしていた。
ダクネスに俺の体を洗うように命令したりして、お楽しみの限りを尽くそうとしていたのだ。
ちょっと俺の要望と違うがダクネスが恥じらって命令通りに動かないこともあったが、それでも強気で命令したら逆らわずに従うし、サキュバスさんのチョイスでちょっとリアリティーを重視してるのかと思っていた。
しかしそれはそれでなかなか乙なシチュエーションだし、そういうものかと受け入れかけていたのだが……
「このくせ者ー! 出会え出会え!」
「だあああああっっ!! あんの駄女神、俺の夢の中でも騒がしくして邪魔しやがって! そこまで現実に忠実にしろってオプションはつけてないぞ!!」
「お、おい、その、夢とかオプションとか、一体どうしたと……」
ダクネスが俺の設定よりは現実味多めだったのは許せるが、さすがにアクアに邪魔されるのは我慢ならん!
俺はダクネスのタオルをひったくると脱衣所を越えて廊下へと飛び出す。
邪知暴虐のアクアにドロップキックを食らわせるためだ。
タオル一丁で廊下にでると、パジャマ姿のアクアと、それからめぐみんとゆんゆんの姿も見える。
俺はこの助走のままにアクアに跳び蹴りを食らわそうとして……
その三人の先にお店にいたサキュバスより幼げな、小柄なサキュバスの女の子がいるのが見えた。
その子がいる床を見ると何か魔法陣のようなものが張られており、サキュバスはそこから抜け出せずにいた。
「カズマ見て! 私の結界に引っかかって身動きが取れなくなった小悪魔が……わああ!? こっちにもくせ者が!」
「誰がくせ者だ!」
アクアは俺のことを見るなりサキュバスに構えていた杖を俺に向けて失礼なことをいってくる。
さっきまで風呂に入ってたのを呼び出したのはアクアだろうに。
と、そんなことを思いながらも、俺は夢の中なのにこんなにも想定外のことが起きているということに違和感を覚える。
俺がアンケート用紙に書いたのはこんなドタバタした展開じゃないのに。
そもそもサキュバスが夢の中に出てくるだなんて……と、思っているとゆんゆんが。
「実はアクアさんがこの屋敷に強力な結界を張ってくれてたみたいで……サキュバスは男性を襲うからきっとカズマさんを狙ってきたんですよ!」
「このままだったらカズマが干からびたミイラみたいになっちゃうところだったけど、もう大丈夫よ! 私の魔法でサクッとやっつけちゃうから!」
「ひ、ひぃっ……!」
サキュバスの女の子が小さく悲鳴を上げる。
これは本格的におかしい事態だぞ……
さっきまでめちゃくちゃエロい展開だったのに、今は何だ、エロのかけらもないじゃないか!
しかもサキュバスがアクアに討伐されかけてるし……
ということは、さっき風呂場でいろいろ命令していたあのダクネスは……
そこまで考え至り、ようやく俺は夢から覚めた。
「……カズマ? 一体何やってるのよ? その子は悪魔なのよ。悪魔殺すべし、魔王しばくべしよ。いくら可愛いからって庇ったらいけない存在なの。そんなに近づいちゃうとチャームの魔法にかかって操られちゃうから……!」
「ま、待ってくださいアクア! カズマの目を見てください! あんな死んだ魚のような虚ろな目……もうすでにかけられて……!」
「た、確かにあんな生気を失った目……間違いないわ」
「か、カズマさん! わ、私のお友達を操るなんて……絶対許さない……っ!」
アクアたちがが俺に向かってそんなことを言ってくるが俺は操られてるわけではない。
というかゆんゆんが怖すぎてちょっとちびりそうになったが、これは俺の意思での行動だ。
俺はアクアたちの声を無視してサキュバスの前に立ちはだかる。
そんな時、俺の後ろからかすかに、俺だけが聞き取れるくらいの小さな声でサキュバスの子が。
「お客様、私のことはいいですから。どうせ私はモンスターですし、結界は予想外でしたが今回のミスは私のせいです。未熟な私が悪いんです……私は野良サキュバスとして討伐されますから、お客さんは何も知らないふりを……」
俺はサキュバスにそう言われたが、今更行動を変えるなんてしない。
大体において、守るべき存在がいて逃げ出すなんて……
そんな男の風下にもおけないようなことを俺はできない。
俺はアクアたちに向かって拳を構え、そのままファイティングポーズをとる。
「ちょっと何のつもり? 仮にも私は女神なんですけど。そんな私に刃向かうっていうんだったらいくらサキュバスに操られてようと見過ごせないわ。カズマ、袋叩きにされたくないんだったらそこを退いて」
凶悪な顔をしている女神を前にしても俺は退かない。
そんなことをしている間にいつの間にか服を着たダクネスが早足でこちらに駆け寄ってきた。
「アクア! 今のカズマはそのサキュバスに操られている! 先ほどからカズマの様子がおかしかったのだ! 夢がどうとかいっていたから間違いない! おのれサキュバス! よくも私をあんな目に……!! ぶっ殺してやるっ!!」
濡れた髪はそのままに、裸足のダクネスが顔を真っ赤にしながらサキュバスに叫んでいた。
見ると紅魔族の二人も目を赤く滾らせて、戦闘準備は万端といった様子だ。
「カズマ、こちらに戻ってきてください! しっかり意識を保ってください、後ろにかくまっているソレは倒すべき敵ですよ! 油断したら最後、すべてを失うのですよ!」
「カズマさん! お願いです、私、カズマさんのことを攻撃したくないんです……! 目を覚ましてください!」
めぐみんの忠告も、ゆんゆんの必死の懇願も俺の耳には届かない。
いや、確かにその言葉に心が痛むが、それでも俺は引き下がらない。
後ろ手に、サキュバスに行けといわんばかりに手を振った。
それを見たアクアが拳をならしながら俺に近づいてくる。
「……わかったわ、ええ、わかったわ。カズマとは決着をつけなきゃならないみたいね」
寝間着姿ながら任侠とは真反対の凶悪な笑みを浮かべつつ指関節をならすアクア。
それに加えてめぐみんやダクネス、ゆんゆんまで俺の前に立ちはだかっていた。
対して俺は、腰に布を一枚しか巻いておらず、無防備な姿。
後ろには守るべき存在が一人。
孤独な戦いだ。
仲間に理解されず、敵対の意思はなく……
それでもなお、強固な信念のために対立せざるを得なかった。
男には、負けるとわかっていても戦わなければいけないときがあるのだ。
最近忙しいので投稿頻度が減りそうです。原作小説1巻分を1章として、どこまで書こうかという…
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