「肉体を奪い取ることも、他人に成りすますこともできる……。悪意ある人の手に渡れば、国一つを簡単に滅ぼせる……そんな魔道具なんだ」
ねりまきの言葉を聞いて部屋の空気が一気に張り詰めた。
俺は冷や汗を流しながらも、必死に言葉を返した。
「そんな危険なもんだったなんて……いやでも、義賊にとられるよりかは信用できる貴族に安全に保管してもらった方がいいと思うぞ」
「カズマさん……あなたはこの国の貴族がどれだけ腐敗しているかわからないからそう言えるんだよ。カズマさんが信頼している貴族なんて2人くらいしか知らないけど、間違いなく、あの魔道具の存在が知れた時点で他の貴族は奪い取ろうとするね。それでも本当にその貴族に渡した方がいいって……そう思うの?」
「し、しかしねりまき、私が思うにその義賊に盗られる方が危険ではないでしょうか。いくら悪徳貴族を狙っていると言っても、流石に殺人なんてしたら……」
「確かにそうよね。そもそも国の偉い人たちも知らない情報を知ってるなんて考えにくいけど、それでも義賊に盗まれたせいで魔道具の行方がわからなくなって、それで悪用する人が出てきたらって思うと……やっぱりちゃんとした人に保管してもらった方がいいと思うわ」
めぐみんとゆんゆんの言葉を聞いて、アイリスもこくりと頷く。
そりゃそうだ。
三人は義賊が目の前にいるなんて知らないし、盗まれるよりかはどこかに保管しておいた方がいいと思うに決まってる。
ねりまきは困ったように眉をひそめた。
「でも貴族は信用できないよ。魔道具について調べる時に政治とかの情報も聞くけど、後ろめたい話しか聞かないから……わ、私が預かってクリスに相談するってのはどうかな! ほら、クリスってああ見えてこういう強力な魔道具に詳しいし、適切に処分したり保管したりするプロだからさ!」
「……すみませんねりまきさん、私もできることなら魔道具をお渡ししたいのですが…………。その、どうしてそこまで貴族の方を信用できないのですか?」
アイリスの言葉にねりまきは悲しい目をする。
それは、自分の意見が通らなかったからか、諦めてしまったような、しかし何かを決意したような目だ。
顔に影が差したねりまきは声を落とした。
「……クリスが言うにはね、あの魔道具は最初は確かにどこかの貴族に買われたはずなんだよ。でも、それがいつの間にか王女様の手元にあった。おかしいよね。一体誰が何の目的で王族の元にあれを送ったんだろう」
俺はねりまきの意味深な発言に一瞬だけ背筋を冷やした。
俺はあの魔道具がアルダープさんから送られてきたと知っている。
だが、もしそれが悪徳貴族だったのならと考えると、王族を陥れるための罠として使おうとした可能性が脳裏をよぎる。
胸の奥がざわついてならなかった。
しかし、アルダープさんはあの魔道具の効果を知らなかったと言っていた。
あの人に限ってくだらない嘘をつくはずがない。
誰かを傷つけるために動くなんて、到底信じられない。
本来義賊であるねりまきにこんな情報を伝えるなんてあり得ないのだが、でも、それが杞憂だと伝えたくて、わざわざ盗みを働いて手を汚さなくてもいいと教えたくて。
「ねりまき、実はその魔道具の送り主はアルダープさんなんだ。それに俺が預けた相手もだ」
「なっ、そ、そうなの!?」
「知ってるだろ、あの人の身の潔白さは。魔道具の効果も知らなかったみたいだし、今回のその心配は杞憂だ」
「うっ……確かにあの人はカズマさんのことを助けてくれてるし、悪い人じゃないかもだけど、それでも何か引っかかるような……」
「何を引っかかってるんだか。あの人は王国の発展を願ってるし、そんな真似するわけがない。そんなに危険なら俺から事情を話してやるよ。そういう予定になってるしな」
さっきアルダープさんには俺を頼るようにって言ったし、俺が教えれば公表せずに厳重に保管したり廃棄してくれるに違いない。
ねりまきはしばらく俺を見つめたまま、何も言わなかった。
その沈黙が逆に重く、胸の奥に不安の影を落とす。
「そんなに不安なら一緒にアルダープさんのところ行ってみるか? 俺はアルダープさんの魔道具研究にアドバイスと、盗まれて悪用されないように見張りにつくんだが」
「……ううん、今は大丈夫だよ。どちらにせよ一回クリスに相談しないとだしね。ちょっと私は行ってみるとするよ」
「そっか。本当はみんなで遊ぼうと思ってたんだけど、用事ができたなら仕方ないわね」
「ごめんねゆんゆん、今度また来るから、だから留守番中の子犬みたいな悲しそうな顔しないで!?」
「そ、そんな顔してないわよ! してないわよね……?」
そういうゆんゆんを無視して、ねりまきはドアノブに手をかけた。
表面上は納得したように見せかけているが、ふと見たときのその表情は……
さてと、あれからしばらくして俺とアイリスの体が元に戻った。
やっぱり自分の体が一番しっくりくると思いながらも、次やるべきことを考える。
とは言っても俺のやることは変わらない。
貴族の手にあの魔道具がわかったらまずい状況になると判明したが、アルダープさんの屋敷にお邪魔して魔道具の研究を手伝うのは最初からその予定だったし、そのついでにその魔道具を奪おうとする貴族の刺客がいたらとっ捕まえるだけだ。
そしてこの件に協力してほしいヤツのうち、めぐみん、ゆんゆん、アイリスは一緒に聞いていたから何をすればいいかはわかるだろうし、残るは……
「というわけで、アルダープさんの家に行こうと思う」
「……いつになく真面目な顔をしているかと思えば、またいつになく唐突だな。王城の生活は気に入っていたんじゃなかったのか?」
唐突な訪問と発言に、頭が重いのかダクネスはため息をついた。
もうすでにほとんど決定事項とはいえ、一応ダクネスは信頼できるそこそこ格式高い貴族だし、ダクネスにもこの件に関して快諾してほしいのだがそうはいかないらしい。
「そりゃあ、タダ飯と豪華なベッドは最高だったけどな。だが今はそれどころじゃないんだよ」
「それどころじゃない……? いつも昼過ぎに起きては遊んでばかりのお前には似合わない台詞だな。振り回される私の身にもなって――」
「あの義賊の狙いがわかったかもしれないんだ!」
「――なんだと」
まさか俺が義賊について調べているとは思ってもいなかったのか、ダクネスの目は大きく見開かれていた。
ダクネスは腕を組み、しばらく考え込み、やがて、真剣な眼差しで頷いた。
「カズマ、お前は疲れてるんだ。アイリス様を愛おしく思い、離れたくないという気持ちはわからんでもないが、だからといって嘘をついては――」
「嘘じゃねえよ! ねりまきが目的を知ってるというか何というか……とにかく、その目的はアイリスが身につけてたネックレスだったってわかったんだ! あれは強力な魔道具だったんだよ!」
「……ッ! 嘘ではないらしいな。分かった、私も協力しよう。しかしどうしてアルダープの屋敷へ行くのだ? アイリス様の首飾りならアイリス様を当たればそれですむのでは……」
「ああ、実はこのまま身につけてたらアイリスも危ないだろうし、魔道具はアルダープさんが引き取ることになったんだ」
その瞬間、ダクネスの体がわずかに硬直する。
それはアルダープが悪徳貴族だという噂を聞いていたせいか、あれだけの前項を見てもまだ信用できないと思ったのだろうか。
だとしたらダクネスの誤解を解くところから始めないと……
「ダクネス、言っておくがアルダープさんはいい人だからな? お前は何か勘違いし輝っぽいけど噂は所詮噂だろ? それに、アルダープさんは国の発展のために王にあの魔道具を送ったんだ。そんな人が」
「……そうだな。最近の奴はスケベな視線を送ってくることはあるが、それ以外に目立った悪さはしてない。噂も、オークのような視線だけで生み出された幻影に過ぎなかったのかもしれないな。それに、アルダープはお前と、そして私を助けてくれた恩人だ。普段からいい噂を聞かないのでな、少々偏見が過ぎたようだ」
「よし、これでみんな納得してくれたし行こうか! アルダープさんの屋敷へ」
……アクア?
あいつは我が儘だから城に置いてきた。
「……アイリス様の命で、一週間もたたずに戻ってきたと」
「はい! 今日からまたよろしくお願いしますアルダープさん!」
ドアを開けて早々にいやな顔をしてきたアルダープさん。
そう言いながらも「ふん、アイリス様がお前のことを使えとの仰せだ。グズグズせずに中に入れ」と言ってくれるあたり、やはりツンデレなのだろう。
「それで? 王女殿下からは聞いているが、貴様、本当に古代文字を読めるのだろうな? もし読めなければわし直々に極刑を下してやろうか」
「安心してくださいよアルダープさん。もしそういう感じの文献あったら読みますよ! いや、是非読ませてください!」
「…………わかった。貴様には死ぬほどたんまり仕事をくれてやる。過労で倒れるほどにな!」
「はい! 俺に任せてください! 国のために身を粉にして働きます!」
「そ、そうか……精々頑張ることだ」
アルダープさんは最初こそ、俺を邪魔者のように扱ってさっさと帰るように脅していたが、俺のやる気が想像以上だったのか、目を見開いて驚いていた。
そして最後に「頑張れよ」と応援まで……中途半端な気持ちじゃないと理解して、俺を認めてくれたってことだろう。
やっぱりあの人は見た目と話し方のせいでいろいろ損してると思う。
「ああ、そうそう、アルダープさん」
「気安く話しかけるなよ小僧」
「いや、すみません。実は魔道具に詳しい奴――ねりまきって言うんですけど、そいつがこの魔道具のおおよその効果を解析してくれるそうで」
「ふ、ふん、そんなどこの誰ともしれぬ輩の手を借りるつもりはない!」
「そうですか……じゃあこの俺がそいつの分まで頑張って働こうと思います! その魔道具が国益になりそうだったらそれでいいですし、もし悪ければ処分するか何か方法を考えましょう!」
「良いか悪いかはわしが決めることだ。余計ことに頭を回している暇があるんだったらさっさと用意した古代文字の読解に取りかかれ!」
何だろう、本当になんだろう。
日本にいた頃はこんな上司がいる会社に勤めたくないなって思ってたが、意外とその言葉の裏を読めば俺のことを認めてくれてるし、やってほしいことは明確に言ってくれるし……意外と悪くないな。
もし冒険者をやめたらこの人に使えてみようか。
そうすればアイリスともすぐ会えるし、やりがいも給料もいいだろうしな。
そんなことを思いつつ、一日目の夜がやってきた。
正直、昼にやったことといえば日本語で書かれてる小説を読んで文字起こししただけだし、こんなんで俺は役に立ってるのかと不安になる。
というかどうして小説を翻訳するのが仕事なんだよ!
いや、アルダープさんがやれっていうから何かしらの役には立ってるんだろうけども、それにしても魔道具の研究のはずなのにこれが意味あるのだろうか。
……まあ、少なくとも王城に取り残されてることに気づかない駄女神よりかはましだろう。
ここから本当はこの魔道具が他の貴族の刺客に狙われてもいいように見張りをしたかったのだが……
「カズマは随分と昼に頑張っただろう。まさかお前が古代文字を読めるなんて思わなかったが、やはりそれ相応の疲れが出てると見える。顔色が悪いぞ?」
「そうか? 俺としてはまだまだ頑張れるというか、まだ疲れてもいない感じなんだが」
「きっと働き過ぎて疲れを感じにくいだけだ。やる気だけは立派だが、それで体を壊してしまっては元も子もない」
「それはそうだが……」
「なに、魔道具のことなら安心しろ、私がほかの兵士と協力して警戒に当たる。だからお前は明日に備えて休め」
「……わかったよ。ありがとなダクネス」
……ということがあって、俺は布団をかぶっていた。
しかし何故だか寝付けない。
これは何というか……あれだ、昼間からゲームに熱中しすぎたせいで目がバッキバキに覚醒してる時と似てるな。
まさかゲーム以外でこんなことになるとは思ってなかったが、このままじゃ眠れそうもないしどうしようか……
夜風に当たってみたりしたが、結局なぜかほとんど眠れず目は冴えたまま。
何もやることがないので仕方なく、俺は早朝より早くから小説を書き起こす作業をすることにした。
「おはようございます。まさかカズマがこんなに早くから仕事をする真人間になるなんて思いもしませんでした、よ……!?」
「おはようめぐみん。お前は爆裂散歩か? ……おい、めぐみん?」
「か、カズマ? どうしたのですかその目の下の酷いくまは……まさか早起きしたのではなく徹夜したのですか?」
「そうだけど」
わなわな震えたかと思ったらそんなことか。
何というか、俺はすこぶる調子がいいし、そんなに目のくまが酷いなんて思いもしなかった。
そう思っているとめぐみんは俺の肩をつかんで。
「健やかな生活を心がけていて感心仕掛けたところを、まさか夜更かしだったなんて!」
「なんだよ朝からやかましい。別に夜更かししようと思ったわけじゃなくて眠れなかったんだよ。仕事に支障を来さないし別にいいだろ」
「良くはないのですが……まあ、無理しすぎて倒れないでくださいよ? カズマはアルダープのこととなると張り切りすぎる節があるみたいですから。ゆんゆんも心配すると思うので今日は早めに寝るように心がけてくださいね?」
「はいはい」
めぐみんに適当に返事をして俺は作業に戻る。
しかしこの本、中々面白いぞ。
昨日は普通に仕事として翻訳してただけだから内容がほとんど入ってなかったんだが、改めて読むとなかなか……
読書なんてしない質だったが、機会があれば夜寝る前の趣味として初めて見るのもありかもしれない。
そう思いながら俺は今日も本の内容を翻訳する。
ダクネスに聞いてみたら、本を読解すれば様々な古代文字が判明して、それが研究に役立つそうな。
俺としてはただ小説を読んでるだけなんだが、ものすごい貢献してると聞いて、なんだかうれしく思う。
「……って、もう夜か…………もう夜か!? あれ、俺、今日昼食ったっけ……?」
気がつけば昼食をとることすら忘れて本を読むことに熱中してたらしい。
ようやく一冊分終わったと思ったらまさかこんなに時間がかかっていたとは。
全く眠くないし腹も減らないから気づかなかった。
……本の魔力って恐ろしいんだな。
そう思いつつも俺は背筋を伸ばす。
体を動かさなかったせいか、かなりだるい気がする。
それでもなんか寝たいとかは思えないんだよな……
それに腹も減ってない。
でも今まで何も食べないで作業してたし少しくらいご飯でも食うかと、俺は夕食を食べるために部屋を出る。
すると、ちょうどダクネスたちが歩いてきた。
きっとこれからご飯を食べようとして、そのタイミングがかぶったんだろう。
「おい、お前らもこれから夕食か?」
「ええ。そういうカズマも」
「もちろん! 昼も食べてなかったし流石に何か食べないとって思ってな」
「今日一日中見かけないと思ったが、まさかあの部屋にずっといたのか……」
「何だか本が面白くってな。ちょうどさっき一冊分書き終わったからそれ見てくれよ。みんなで感想会しようぜ!」
「いいですね! まさかカズマさんが私以上の本好きになるなんて思いませんでしたけど、同じ趣味の人が増えて嬉しいです! まさかそんなにクマが出るくらい熱中するなんて!」
深夜テンションなのだろうか、いつもよりもテンションが高いことを自覚しながらもみんなと一緒に夕食会場へ向かう。
意外とお腹が減ってなくても、その豪勢な料理を目にした瞬間に腹が鳴る。
「よし! 今日は食えるだけ食うぞ! 朝と昼食べてなかったし、三食まとめてだ!」
「ええ~!? そんなに食べなくて平気だったんですか!? それとそんなに食べるのは無理ですよ。めぐみんじゃあるまいし」
「ゆんゆん、流石にレディである私に対して失礼ですよ。筋肉量が男性の方が必要エネルギーも多いのです。それだと私がまるでゴリラか何かみたいだと言ってるようなもので……おい、その微妙そうな顔は何なのかきこうじゃないか」
「いや、あの、めぐみんは筋力じゃなくて魔力お化けだし、なんというか、レディじゃないかなって……」
「よろしい、戦いの火蓋は今切られた! 戦争ですよ! 私のどこを見てレディじゃないと判断したのかあなたの体に聞いてみるとしましょう!」
「あっ、ちょ、めぐみん! 事実言われたからって怒らないでぇ!」
そう言って毎度恒例の乳繰りあいを見せつけられながらも、俺は席に座る。
そろそろ食事が運ばれてくるかなとワクワクしていたのだが……
「ちょおっと待ったぁあああ!!」
聞き覚えのあるやかましい声が扉をたたく。
会場の扉の先を見ると、そこには青髪でシュワシュワの瓶を抱えた飲んだくれ女神が顔色悪くしていた。
「私を一人王城に置いてくなんてどういうことよカズマ!」
「お、意外と早かったな。どうもこうもお前が毎日浴びるようにシュワシュワ飲んでるから戦力外かなーって思って」
「鬼! 悪魔! 人でなし! カズマ! ヒキニート!」
「おい、俺を罵倒の言葉として使うなよ! あとヒキニートじゃ――っておいっ!」
アクアが俺の方に倒れ込んできたので思わず支える。
より正確に言えば椅子に座ってたので避けようがなかったんだが。
そんな状態で、アクアはきっと俺のことを叩いてくるに違いないと身構えていたのだが、いつになっても暴力は来ない。
何だと思ってアクアの方を見ると。
「……私、見捨てられちゃったのかと……思って……」
いつになくしおらしいアクア。
目に涙を浮かる普段と違うアクアに思わずドギマギしてしまう。
落ち着けカズマ、相手は駄女神だ、普段の行いを反省したとて駄女神だ。
急にしおらしい態度でも明日には反省したことを忘れてトラブルを引き起こすに違いない!
そ、それに、今の俺も寝てないせいで思考が鈍ってるはずだ!
アクアのギャップが吊り橋効果のように利いてるだけに違いない!
普段は意識もしないようなアクアを意識してドギマギしてるのは勘違いだと思っ――
「ごめん、もう、むり……」
「何が無理って」
「オロロロロロロロロロロオッロロオロッロオロロロロロ」
――うん、知ってた。
コイツ、顔色も悪かったしな、二日酔いだったんだろ。
そんな時に信用できる人が誰もいなくて、なんとか俺たちを見つけて、安心して……
一夜の恋も冷める酸っぱくさい冷や水をぶっかけられた。
おかげで目は覚めた。
「きったねぇ!?」
「まあまあ、そう慌てないで……そぉれ『ピュリフィケーション』」
「……浄化魔法で綺麗になったかもだけど生理的にきれいになった気がしないんだが! ってもうシュワシュワ飲んでる!?」
「プハァ! やっぱり二日酔いには向かい酒よね! それよりもカズマ、私が魔法で呪いまで綺麗さっぱり落としてあげたんだから感謝しなさい! それから私のことを置いていった罰としてこれから私のことはアクア様と崇めなさい!」
「駄目だこいつ! おい、誰か解毒魔法使えるやつ呼んでこい! それかこいつの頭を治してくれる医者を!」
心なしか体が軽くなったように感じたが、こいつがいた方が調子出るなんて思いたくねぇ……
最近忙しいので投稿頻度が減りそうです。原作小説1巻分を1章として、どこまで書こうかという…
-
第6章(現在の章)
-
第7章
-
第8章
-
リメイクしてテンポよく進める