「ヘックション! …………寒い」
めぐみんたちがテレポートで消え去ってから、どれくらいの時間が経っただろうか。
俺は、鍵のかかった重厚な玄関扉の前で、体育座りをしてガタガタと震えていた。
季節はまだ冬。
王都は魔法的な設備が整っているのか、あるいはもっと温暖な場所にあるのか……薄着でも平気だったのにアクセルの街は容赦なく命を刈り取りに来るガチの極寒だ。
「なんで鍵持ったままテレポートしちゃうかな……」
かじかむ手を口元に持っていき、必死に息を吹きかけて温める。
だが、吐き出した吐息すら一瞬で白く凍りつき、指先の感覚は失われていった。
「ちくしょう……。なんでこんな寒い街に帰ってこなきゃいけないんだ。今頃アイリスは、温かいお風呂に入って美味しいお菓子でも食べてるんだろうな……。ああ、俺も混ぜて欲しかった」
ブツブツと独り言をこぼしながら、後悔の念に浸る。
思えば、冒険者として必要なスキルよりも、もっと実用的なスキルを優先して取っておくべきだった。
鍵開けの魔法とか解錠スキルとかアロホモラとかだ。
今の俺にできるのは、ティンダーで小さな火種を指先に灯すくらいだ。
それお風が吹けば消えるんだけどな、ちくせう。
そう思っていたときだった。
ドォォォォォォォォォンッ!!!
地平線の彼方から、大気を震わせる巨大な爆裂音が響いてきた。
ただでさえ心細い寒空の下だ、その音はいつもよりさらに大きく、そして暴力的に聞こえる。
「……元気だな、あいつ」
めぐみんは今、爆裂魔法を撃ち放ち、賢者タイムのごとき爽快感の中でゆんゆんに背負われているのだろう。
一方で、俺は自分の家の前で凍死寸前の野垂れ死に待ちだ。
この格差は何なんだ!
俺、何か悪いことしたか!?
贅沢することは何も悪いことじゃないはずだろ!!
何で俺だけ……ずびっ
鼻水をすすりながら、どれほど耐えただろうか。
ようやく、通りの向こうから聞き慣れた「ふふふーん♪」と鼻歌が聞こえてきた。
「あら、カズマじゃない。何してるの、そんなところで丸まって。これから新しいタイプの物乞いでも始めるつもり? 王都で贅沢しすぎて、ついに頭まで金塊になっちゃったかしら」
「ちがわい! お前たちの帰りを待ってたんだよ!」
「カズマにしては殊勝な心がけじゃない! でもだめよ。私のシュワシュワはこれっぽっちも恵んであげないんだから。……まあ、カズマがどうしてもっていうんだったらちょっとくらいあげても――」
「んなのどうだっていいわ!」
「ええーっ!?」
大量の酒瓶を抱えたアクアが、俺を道端の石ころでも見るような目で眺めてくる。
その隣では、ダクネスが重そうな荷物を肩に担ぎながら、驚いたように目を見開いた。
「ダクネス……! 頼む、早く……早く開けてくれ……! 寒すぎて死ぬ!」
「開けてくれも何も、めぐみんが鍵を持っていたはずだろう…………って、まさかずっと外にいたのか?」
「めぐみんが……持って……テレポート……。いいから早く、早く中に入れてくれ……! 指先が、俺の指先がもう別の生き物みたいに冷たいから!」
俺がすがるように叫ぶと、ダクネスは顎に手を当て、少しだけ頬を染めて俺を見下ろした。
「……なるほど。寒空の下、家にも入れず、仲間に見捨てられて震えながら待つか……それは、なかなかに……こう、くるものがあるな。厳しい冬の試練に耐える冒険者……。うむ、悪くない」
「いいから早く開けろよこの変態! 死ぬ! 本当に死ぬから!!」
「誰が変態だ! そもそも、この程度の寒さで死ぬものか。まったく軟弱な……王都での快適な暮らしになれすぎたな」
お前が特殊なだけだと思う。
変態だし筋肉質だし、それで常人より体が暖かいだけだ。
そう思っていると、ダクネスは呆れたように溜息をつきながら屋敷の鍵を取り出し、ガチャリと扉を開けた。
開かれた扉の向こうから、屋敷の中に溜められていた太陽の光が暖気となって肌をなでる。
俺は這いずるようにして玄関ホールに滑り込んだ。
「……あ、ああ、暖かい……! 生き返る……!」
アクセルの街に帰ってきてから不満と罵倒しか口にしていなかった俺だが、この瞬間ばかりは、住み慣れた屋敷の空気が極上の暖炉のように感じた。
ようやく入れた我が家。
暖炉に火が入り、凍えた指先に血が通い始めると、俺の心は瞬時に一つの結論に達した。
「決めた。俺は次の春が来るまで、この部屋から一歩も出ない」
「はぁ?」
ダクネスの声を無視しすると、俺は自室のベッドにダイブし、ふかふかの毛布を頭から被る。
王都の高級シルクの寝具も良かったが、この安っぽい毛布……
自分の部屋という安心感には代えがたいものがある。
冬の正解はこれだ。
布団の中で一日中、無為に時間を浪費し、トイレの時すら布団から出ない。
これこそが、命を懸けて魔王軍の幹部やら何やらを退治してきた英雄に与えられるべき正当な報酬というものだろう。
だが、そんな俺のささやかな聖域は、無造作に開け放たれたドアの音と共に崩れ去った。
「おいカズマ、何寝ようとしているんだ。ギルドに行くぞ。報告も兼ねて、久しぶりに顔を出さなければ」
「却下」
「な、何を言っている! 私たちが王都に向かってから、もう二ヶ月近く連絡もなしに空けていたんだぞ?」
「……嫌だ。今の俺は毛布と運命共同体。用があるなら、お前一人で報告してこいよ」
「ギルドの連中だって、私たちのことを心配して夜も眠れなかったに違いない。無事な姿を見せて安心させてやるのが、仲間としての義務だろう」
あいつらが俺たちのことを心配?
……いや、だからって俺がわざわざここを出る必要はないな。
ダクネスか誰かがパーティーを代表して行ってくればいいことだ。
そう思って俺が毛布の中からボヤいていると、今度はアクアが不法侵入同然の勢いで部屋に転がり込んできた。
「ねえねえ、聞いてカズマ! ダクネスの言う通り、今すぐギルドに行くべきだわ。そして、カズマは今回の私たちの活躍を話しなさいよ」
「何でだよ。面倒くさいしアクアが代わりに行ってこいよ」
「あのね、エルロードとベルゼルグの王都を救った私の雄姿を聞けば、みんな感激して私を本物の女神として崇め奉るに決まってるわ! でも、それを自分から言うのは何だか恥ずかしいというか、謙虚さに欠けるわ」
もともとお前は謙虚さに欠けてるわ。
というかなんで本当にそんな面倒いことをしなきゃならないんだ。
そう思っていると、アクアは自信満々に胸を張った。
「カズマ、これは取引よ。私がカズマのことを話してあげるから、カズマは私のことを話しなさいな」
「なるほど。俺にもメリットがあるわけか。でもこの程度のメリットで俺が動くわけがないって知ってるだろ?」
「もちろんよ。ちゃんと話に続きがあるんだから急かさないの。でね、寄ってきた冒険者たちに『いやいや、私たちは自分たちができる当然のことをしただけよ』って言ってやるの。そうすれば尊敬の念も信仰心もうなぎ登り」
「そうなれば、信者になった冒険者たちが『カズマ様、どうか私にサインを! 代わりにどうかこれをお納めください!』って、シュワシュワを無限におごってくれる……」
「そういうワケ!」
お前、結局酒のことしか考えてねえじゃねえか……なんて野暮ったいことはいわない。
今回、俺は公爵級の悪魔を倒し、国家の危機を救ったんだ。
アクセルの連中も、俺が死刑判決を受けたまま行方不明になったと思っていたはず。
そんな俺が、王女アイリスの側近のような扱いを受け、英雄として帰還したと知ったら……。
「……まあ、アクアがそこまで言うなら、顔くらい出してやってもいいけどな。あいつら、俺がいない間にレベルが停滞して困ってるかもしれないし。俺のアドバイス一つで、救われる命もあるだろうしな」
「そうこなくっちゃ! さすがは私の仲間ね!」
「早く準備しろよダクネス! 俺の話を聞きたがってる冒険がたちが待ってるんだぞ!」
さっきまで「冬眠する」とまで言い切っていた俺は、すっかり「英雄の凱旋」という甘美な妄想に毒され、そそくさと防寒具を身に纏い始めた。
「よし、行くか。……おいお前ら、ギルドに入るときは堂々と入るぞ?」
「もちろんよ。なんせ、私たちはアクセルの、いえ、この国を救った英雄なんだから!」
俺とアクアは鼻息を荒くしながら、アクアとダクネスを従え、夕闇の迫るアクセルの街へと繰り出した。
俺たちのことを見るダクネスの目は非常に冷淡だった。
冒険者ギルドの重厚なドアを前に、俺は一度大きく深呼吸をした。
死刑判決を受け、王都に連行されて以来の帰還だ。
音信不通だった二ヶ月間、ここの連中がどれほど俺を心配し、あるいは俺のいない寂しさに酒を煽っていたことか。
「……よし。お前ら、心して付いてこい。英雄の凱旋だ」
俺はニヤリと不敵な笑みを浮かべ、両手で勢いよく扉を押し開けた。
開いた扉から流れ込んだ冬の冷気と共に、ギルド内が一瞬だけ静まり返る。
だが、その沈黙は一秒も持たなかった。
「……あ、今のルナさん? 悪い、エールおかわり!」
「おう、こっちも肉料理追加なー」
「くそぉ! 今日、カエル一匹も狩れなかったわ。マジ最悪だ……後生だから唐揚げ分けてくれよ!」
「アンタのお金使いの荒さには困ったものね。デストロイヤーの報奨金はどうしたのよ」
「賭けに勝ってたら……倍になってたんだ」
「正直に負けて全部なくなりましたっていいなさいよ。ホント、つくづく呆れるわ。むしろ感心してるまであるわよ」
「へへっ、それほどでもないぜ」
「褒めてないから!」
何事もなかったかのように、冒険者たちは再び酒を飲み、食事を再開した。
……。
…………あれ?
「ただいま戻ったぞ、アクセルの野郎共! このサトウカズマ様が無事帰還して――あの……おい。おいお前ら、聞こえてるだろ!? 死刑宣告を受けて、あわや処刑かと思われた仲間が、王都での大活躍を引っ提げて帰ってきたんだぞ! もっとこう、駆け寄ってきて涙ながらに無事を祝うとか、そういうのはないのか!?」
俺がギルド内を練り歩き、声を張り上げるが、誰もが石像のように俺を無視してジョッキを傾けている。
なんだこの薄情な扱いは。
王都の貴族たちでさえ、最後の方は俺を見る目が「不審者」から「英雄」に変わっていたというのに!
俺が皆に声を掛け練り歩いていたとき、一番近いテーブルにいた一人の男が、ピクリと耳を動かした。
金髪の軽薄そうな男――ダストが、じろりとこちらを睨んで立ち上がる。
「……おい、お前ら。なんか今、王都で『食っちゃ寝の贅沢三昧を謳歌して、メイドを侍らせ、挙句の果てには王女様に良からぬ悪影響を与えてたクズ』の声が聞こえなかったか?」
「おいダスト、なんだその不名誉な紹介は! それから誰だ、そんな正確……じゃなくて、悪意のある噂を流したやつは!」
俺が詰め寄ると、ダストはテーブルをバンと叩く。
そして、ギルド中に響き渡る声で叫んだ。
「噂は聞いてるぞ! 弱っちいくせに兵士に剣の指導をしただの、シュワシュワを浴びるように飲み明かしただの、王族しか食べられないような高級食材を食らい尽くしただの! おまけにあちこちで爆裂魔法をぶっ放して迷惑かけたって話じゃねえか!」
「半分以上俺が原因じゃない話なんだが!?」
ダストの目が、嫉妬と怒りで血走っている。
それに呼応するように、周りの男たちも一人、また一人と殺気を帯びて立ち上がり始めた。
「夢のような生活しやがって! 兄弟なら、そんな生活に俺を混ぜるのが筋だろうが! この薄情者! お前は兄弟じゃねえ! 俺たちのなけなしの心配を返しやがれ!」
「ダストは兄弟じゃないよ。誰が混ぜるか、お前みたいなチンピラをアイリスに近づけられるわけねえだろ!」
「アイリス!? 今、王女のこと呼び捨てにしたな!? ――お前ら聞いたか! 完全に調子に乗ってやがるぞ、このロリマ!」
「誰がロリマだ! そんなこと言ってるやつには俺の男女平等スティールが火を噴くぜ! お前のそのなけなしの所持金、全部アイリスへの貢ぎ物にしてやる!」
「お前の方こそ王女の教育上よくないだろうが!」
後ろでダストのパーティーメンバーであるキースやリーンが、ウンウンと俺の言葉に賛同している。
「ダストがパーティーメンバーな時点でいろいろ迷惑かけられてるしね。ダストは王女様に会わせられないわ。っていうか会わせちゃダメ」
「確かにな。でもカズマ、お前は王女様の前で、あの……ほら、アレやったんだろ?」
「キース! お前なに変なこと言おうとしてんだ!? ちょっと黙ってろ!」
どのことを言おうとしているのかわからないが、俺とアイリスが兄妹だって知らない状況じゃ、何を言われてもアウトな気がする。
俺が必死にキースの言葉を止めていると、他の冒険者たちはダストの扇動に一斉に同調した。
「「「ローリーマ!! クーズーマ!!」」」
「俺の苦労も知らないで! こっちは何回死にかけたことか……というか一回本当に死んだんだぞ!? ドラゴンと戦い、魔王軍の幹部とスパイをぶちのめし、義賊と大立ち回りを演じて、公爵級の大悪魔まで倒したんだ! 文句があるやつはかかってこい、相手してやる!」
「そんなのどうだっていいわ! お前が王都でいい思いをしたっていう事実だけで、死刑に値するんだよ! お前ら、やっちまえ!!」
「「「おおおおおーーーっ!!!」」」
「かかってこいやぁああああああ!!!」
俺と冒険者たちの醜い戦いが始まった。
ダクネスが慌てて割って入り、俺と冒険者たちを宥めようとするが、嫉妬に狂った男たちの勢いは止まらない。
「ちょっ、皆待て! ここで喧嘩はよせ、ギルドの職員さんが困っているだろう! 迷惑をかけるな!」
「ダクネス、邪魔だ! どきやがれ!」
「いや、こいつも王都でいい思いをしたに違いない、まとめてボコれ!」
「や、やめるのだ、そんなに寄ってたかって私を……! むさ苦しい男どもに、こんな風に乱暴に扱われるなんて……ふぅ、ふぅ……たまりゃん!」
最初は必死だったダクネスが、次第に頬を赤らめ、悦びに身を震わせ始めた。
ダメだ、この盾はもう使い物にならない。
ちなみにアクアは乱闘になると感じた瞬間に音速で裏口から逃げ出していた。
「『ドレインタッチ』! 『フリーズ』! お前らの体力も魔力も全部吸い尽くしてやる!」
俺はスキルを駆使してなんとか善戦していたが、所詮は多勢に無勢。
健闘も虚しく、俺は男たちの波に飲み込まれ、床に組み伏せられた。
「あだっ! 痛い、そこは急所……! ギブ! ギブだって!」
まさに手荒すぎる歓迎を受けていた、その時。
ギルドの扉が、再び、静かに開かれた。
喧噪が静まり、開かれたドアの先にいる人影に注目が集中する。
そこに立っていたのは、爆裂魔法を撃ち終えたのだろう、スッキリした顔のめぐみん。
それから彼女を支えるゆんゆん。
そして、見慣れない人が一人。
「……あら? 随分と活気のある場所なのね。ここはいつもこうなの?」
入ってきたのは、黒いローブに身を包んだ、見知らぬ美女。
だが、そのローブ越しでもはっきりと分かる、暴力的なまでの身体の曲線。
特にその胸元のボリュームといったら……布地が限界まで引き絞られ、悲鳴を上げているかのようだ。
「「「………………っ!!」」」
さっきまで俺の髪を引っ張っていたダストも、俺の腹を蹴ろうとしていた冒険者も、全員が石のように固まった。
男たちの視線は、もはや俺のことなど一ミリも見ていない。
一点、その美女の胸元へと釘付けになっていた。
「……おい、なんだあのデカさ……」
「ローブ越しに分かるなんて、どんだけだよ……」
「ダクネス以上……スゲぇ……」
感嘆の溜息がギルドを満たし、殺伐としていた空気は、瞬く間に霧散した。
その隙を見逃さず、カウンターの向こうで震えていたルナさんたち職員が、一気に場を収めるべく声を上げる。
「は、はい! 乱闘はここまでです! 怪我人は救護室へ! 壊した備品は請求しますからね!」
職員たちの制止に、男たちは美女に見惚れたまま、ふらふらと自分の席へと戻っていった。
俺は地面に這いつくばったまま、泥だらけの顔を上げてその美女を見た。
めぐみんが、誇らしげに彼女の隣に立って言う。
「お姉さん、紹介しますよ。あそこで冒険者たちに踏んづけられていたのがカズマです」
「あ、あんなんでも一応私たちのパーティーのリーダーをしてるんですよ?」
「カズ……マ……? ねえ、もしかしたら私の勘違いかもしれないんだけど、その、魔王軍の幹部を倒したとかで噂になっているサトウカズマって冒険者は……」
「はい、アレです」
「どういうことなの!?」
アレとかあんなんとか……何という物言いだ。
そう突っ込もうとするも、俺の視線はお姉さんの胸に吸い込まれていた。
お姉さんと呼ばれている女性は、俺の方をまじまじと見て「この人が魔王軍幹部を……?」と困惑していた。
「ね、ねえ、あの子すごく傷だらけなんだけど大丈夫なの?」
「ええ。普段はカズマは弱っちいので私が守ってあげてますので」
「まあ、いざって時には卑怯な戦い方を思いついてくれて、頼りになんですよ」
「ひ、卑怯……そ、そうなのね」
卑怯とか弱っちいとか、散々な言われようだが、俺の五感は目の前の絶景に魅了されてやまない。
俺が鼻の下を伸ばしながらその方を見ていると。
「初めまして……よね? 何だかすごく熱い視線を感じるんだけど」
「お構いなく。俺の名前はカズマといいます。お姉さん、良ければこの後の予定でも……」
「そ、そのお誘いは遠慮しておくわ」
何かブツブツと呟くお姉さん。「本当にこの子が……!?」
しばらくすると、彼女は何かを納得したように困ったように笑った。
「私の名はウォルバク。めぐみんとは知り合い……みたいなものかしら」
ふと視線をあげると、ローブの奥で、彼女の黄金の瞳が妖しくも美しく輝いていた。
最近忙しいので投稿頻度が減りそうです。原作小説1巻分を1章として、どこまで書こうかという…
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