MASTER of KILLING・SHADOW WAR(仮)   作:究極の闇に焼かれた男

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第三話

 

 

 

 

ルークとアルファが出会ってから早3年の月日が流れた。

 

あの日からルークはアルファに訓練を施す傍らで、各地から収集してきては書物を片手に戦闘術と戦略に加えて、座学についても教える日々を過ごしていた。

 

拠点としていたテントも今では二階建ての一軒家(ルーク曰く、師匠から教えて貰った1LDK)となり、ルークとアルファの暮らしは様変わりしていた。

 

そんなルークとアルファの暮らしだが、変化はそれだけでは無かった。

 

この3年間の間にルークの仲間はアルファを含め、現在では7人へと増えていた。

 

 

「ルーク様、ご報告が有ります」

 

 

拠点内の中庭にて剣の素振りをしていたルークに泣きぼくろのある、銀髪で青い瞳をしたエルフの少女が話し掛ける。

 

 

「ベータか。 …その様子からして、教団に何か動きがあったんだな?」

 

「はい」

 

 

ルークが銀髪で青い瞳をしたエルフの少女こと【ベータ】に問い掛けると、ベータは返事を返してきた。

 

 

「昨夜、カゲノー男爵領の息女であるクレア・カゲノーが教団の手の者に誘拐されたとの事です」

 

「クレア・カゲノーか。 ……今年で魔剣士学院に入学する予定だと聞いていたが、まさか其のタイミングで犯行に及ぶとは、相変わらずお粗末すぎる動きだな。 それで、アルファと他の皆は?」

 

「痕跡を探っています」

 

「行動が早くて助かるよ。 まあ、何処に居るかは大体の予想が付くけどな」

 

「本当ですか!?」

 

 

ルークの発言にベータは目を見開きながら、流石だと言わんばかりの表情を向けてくる。 そんなベータの表情にルークは手で制しながら「少し落ち着け」と言いながら、ベータの問に答える。

 

 

「ベータも知っていると思うが、カゲノー男爵領に程近い場所にオルバ子爵領が有るのは知っているな?」

 

「はい。 ですが、彼処には何も……いえ、まさか……!!」

 

「何も無いと思わせるのは奴等の常套句だ。 ベータ、至急、他の皆に万全を期した状態で対処に当たると伝えろ」

 

「はい!」

 

 

ルークの言葉にベータは返事を返すと、直ぐさまアルファ達に通達するべく行動を開始するのだった。

 

その場に残されたルークは剣を鞘に納めると、懐から一つの鉄塊状の物を取り出す。

 

 

「さて、今回も(師匠から教わった)コレの出番かな?」

 

 

そう言うと鉄塊状の物に魔力を流し込むと、ルークの手の上で一本のナイフへと早変わりした。

 

 

「頼むぞ、魔導合金」

 

 

【魔導合金】──それはルークが師匠から教わった特殊金属で、魔力を流し込む事により自由自在に形を変え、流し込む魔力の量によって硬くも柔らかくもなる合金である。 魔力を制御しながら流し込まなければ扱えず、普段はゼリー状となっているのが特徴である。

 

 

「(本当に師匠はどうやってコレの作り方を思い付いたんだろうか? スライムと違って、そこら辺の石や土、鉱物類からも簡単に作り出せるんだから凄い便利だしな。) ……とりあえず、教団の殲滅に取り掛かるとするか」

 

 

そう呟くとルークは行動を起こすべく動き出すのだった。

 

 

 

続く‥?




コメントお待ちしております。

本作のメインヒロインは誰が良いですか?

  • アルファ
  • ベータ
  • ガンマ
  • デルタ
  • イプシロン
  • ゼータ
  • イータ
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