OVER MONSTER モンスターハンターの平等なる死   作:ユウキング

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最近モンスターハンターの二次創作小説にハマって、それ以前からハマり続けているオーバーロードも好きで「あれ?この2つがクロスオーバーしたらどうなるんだろう」と思い書いてみました!

完全に見切り発車なのでオチもなにも無いですが何卒よろしくお願いします!


1.転移と実験

1.いつもの

 

「おぉ…!なんて生命力溢れる肥沃な大地だ!」

 

生い茂る森・聴いたことの無い鳴き声・踏みしめる土の感触など、目の前に広がる壮大な光景にモモンガは思わず口に出し沈静化される程に感動していた

 

〜時は数時間ほど前に遡る〜

 

「そうか、周囲は毒沼ではなかったか。」

 

「その通りでございますアインズ様。」

 

「これは…どういう事だ?」

 

DMMO-RPG『ユグドラシル』のサービス終了するまでプレイしていた『モモンガ』こと『鈴木悟(すすぎさとる)』はサービス終了時間が過ぎても閉じないゲーム画面を不審がり辺りを見渡すと、まるで命を吹き込んだかのように動き出したNPC達に驚いていたが1時間後には強制的に沈静化させられた頭を使って冷静に推測を立てていた。

 

「モモンガ様、これは一体どういう事でしょうか?」

 

そうモモンガに話しかけてきたのはナザリック地下大墳墓の階層守護者統括を任されているNPCアルベドだった

 

「うむ…もしかすると我々はユグドラシルでは無い場所へと転移されてしまったのかも知れないな。」

 

「「「て、転移!?」」」

 

その場に集まっていた各階層守護者達が声を合わせて驚く

 

「至高の御方々に作られたこのナザリックを強制転移させるなど…ありえるのでしょうか…?」

 

第七階層守護者でありアルベドと並ぶナザリック内で最高の頭脳を持つデミウルゴスがモモンガに疑問を呈す

 

「私も懐疑的だが実際起きてしまっているしな、今はどうやって転移したかよりも今後どうするかが重要だ。」

 

「流石はモモンガ様!素晴らしいお考えでありんす!!」

 

いち早くモモンガを褒め称え間違った廓言葉を使っているのは第1〜3階層守護者であるナザリック内で『総合力最強』と言われているシャルティア・ブラッドフォールンだった

 

「あ、あぁ─ありがとうシャルティアよ。それでだが今後の方針としては─」

 

未だにNPCからの思慕される事に慣れていないモモンガは戸惑いつつもこれからの事を数時間かけて話し合っていた

 

〜冒頭に戻る〜

 

「モモンg─アインズ様、本当に御身自ら調査する必要があるのですか?」

 

そう問うは全身フルアーマーに着込み等身大の大斧を持ったアルベドだった

 

「その話は『ナザリック内で防御力最強』のお前を連れていくことで話は終わっただろう、それに他の者らにはナザリックを守って貰わなければ困る。」

 

「ですがっ…!─いえ、出過ぎた真似をお許しください。」

 

今のやり取りの様にナザリック内の全てのNPCからモモンガは箱入り娘の様に大切に扱われていたが、当の本人は少しうんざりしていた。

 

(はぁ…折角本物の自然があるのに1人じゃないと気が休まらないなぁ…)

 

「にしてもこの光景、ブループラネットさんに見せてあげたかったな…(ボソリ)」

 

「?アインズ様?如何なさいました?」

 

「いや、何も。さぁ、行こうかアルベド、未知の世界だとしても我々の様なユグドラシルプレイヤーがいるかもしれないしな。もしかしたらギルメンの皆も…な」

 

そう、モモンガはこの世界に転移したのは自分だけでないと思いNPCに自分を『モモンガ』ではなくギルド名である『アインズ・ウール・ゴウン』と呼ばせる事にした、そう名乗る事でこの名を知っているプレイヤーを探す為だ。

 

こうしてモモンガことアインズはナザリックの眼前に広がる緑溢れる森へと入っていく事になった。

 

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2.未知との遭遇

 

森を歩いて1時間程だろうか異変に気付いたアルベドがアインズの前に出る

 

「アインズ様!」

 

「あぁ、ありがとうアルベド。だが相手はこちらに気付いてもいない様子だしここからまだまだ距離がある、相手には悪いが実験させていただこう。《完全不可知化(パーフェクト・アンノウアブル)》」

 

呪文を唱えるとアインズとアルベドの姿だけでなく匂いや痕跡までが完全に消え、2人はこの世界で初めての生命体に接近した

 

「コイツは…まさか…!」

 

「アインズ様、ご存知で!?」

 

出会った存在を見てアインズは遠い昔にギルドメンバーから聞いた話を思い出した

 

〜数年前とある日常〜

 

「知ってますかモモンガさん、人類が生物の頂点になる数千万年前には別の存在達が生物の頂点だったんですよ!その名も─」

 

〜現在に至る〜

 

「恐竜…」

 

そう、正にアインズ達の前にいる生命体は遥か太古の時代に滅んだとされる『恐竜』の様な存在だった

 

「恐竜…ですか?確かユグドラシルにもいたモンスターですね、アウラがテイムしていたイーリス・テュランノス・バジリウスも似た様な種族でしたが…」

 

「いや、ユグドラシルのモンスターは恐竜をモチーフに…」

 

とNPCにユグドラシルがゲームであったと思わせる様な発言に気付きアインズは口篭る

 

「んっんん!そうだな、ユグドラシルでも似た存在はいたがあの様なモンスターは見たことも無い。この世界のモンスターがどれ程の強さか確かめてみるか《心臓掌握(グラスプ・ハート)》」

 

アインズが呪文を唱えると透明化の魔法が解け、群れを成していた恐竜と呼ばれる存在─()()()()の一体が吐血して絶命する

 

「ふむ…魔法は効く─か、それに即死とは少なくとも100レベルが跋扈する魔境ではないようだ。」

 

アインズが憶測していると透明だったアルベドも姿を現す

 

「そうだとしても心臓に悪うございますアインズ様!アインズ様が負けるとは万が一とも考えておりませんが少しでも怪我をされたらと思うと…!」

 

アルベドの心配そうな声を聞きアインズは流石に良心が痛んだのか慰めの言葉をかける

 

「すっすまない、アルベド。だがお前という最強の盾がいるからこそ私は安心して実験出来るのだ。分かってくれ」

 

「うっ…!アインズ様…その言葉は狡いです…♡」

 

と言いながらもご機嫌になった様子のアルベドを確認しアインズは安心する

 

「本当にすまないな。さて、向こうもこちらに気付いたようだ次の実験に移ろう。アルベドはここで待機だ」

 

そういうとアインズは急に倒れ込んだ仲間を不審がるランポスやこちらに興味津々なランポスに近付く、だがランポス達は目の前の存在を生物と認識出来ず動く石や木だと認識し匂いを嗅いだり体を擦り付けるだけだった。

 

「ふむ…なんだ?敵意を感じないな、それどころか生き物としても見られていない?この世界にはアンデッドがいないのか…?これじゃ実験にならないな、それっ」

 

ピンッ

 

「ピギャアァアァ!?」

 

アインズは無害そうなランポスの1匹にデコピンを放つ、するとデコピンされたランポスはあまりの痛みに叫び後ずさりし、へたり込む。

 

「デコピン一発でこれか…いくら100レベルとはいえ俺はマジックキャスターだぞ?このモンスターが特別弱いのか、それともこの世界のモンスターは皆これ程弱いのか…うぅむ」

 

なんて呑気に考えていると流石のランポスも目の前の存在が敵だと気付き威嚇をし始め鋭く尖った手脚の爪で攻撃する

 

「アインズ様!」

 

流石のアルベドも心配そうに声を上げると

 

「おぉ!アルベドよ、コイツらは《上位物理無効》を突破出来ないみたいだ!少なくともレベル60以下という事だな。」

 

心配された本人は何の気もなく楽しそうに実験を続けていた、そしてランポスは頭に「?」を浮かべながら敵に攻撃を続けていた

 

「さて次は物理無効を切ってみるか─あれこれスキル切れてるよな?触れられている感触あるし…攻撃よりも回復速度の方が早いのか…?つまりコイツらはレベル20もない程なのか。なるほどなるほど…」

 

相手のレベルが遥かに格下と分かったアインズはその後も色んな実験を繰り返しながらランポス達に引っかかれていたー最後までダメージを負うことは無かったがー

 

「《火球(ファイヤーボール)》」

 

ある程度の実験を終えたアインズは火球を放ち、アインズを取り囲んでいたランポス達は燃え散り生き残った者も蜘蛛の子を散らすように逃げていった。

 

「アインズ様、お気は済みましたでしょうか?」

 

「あぁアルベド、待たせて悪かったな。む、しまったな見た事ないモンスターだったしアウラに土産にでもと思った─『きゃぁぁあ!!』」

 

アインズが話しながら丸焦げになったランポスを拾おうとした瞬間、遠くで人間の悲鳴のようなものが聴こえた。

 

「ほう、この世界にも人間はいるのか。次の目的が決まったぞアルベド」

 

「御心のままに」

 

そう言うとアインズとアルベドは悲鳴のした方向へ歩き出した




最初はやっぱり転移してきた話で終わっちゃいますよね、いつものいつもの。オーバーロードはある程度知識あるんですけどモンスターハンターの知識が乏しくて2G3Gとワールドとライズをした記憶しか無いし、そのどれもが年単位で前なのでモンハンのサイトを見ながら頑張って書いてみます…!
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