おかんに呼ばれてリビング行ったら連邦生徒会長居たんだが 作:月山 白影
ミカ『やっとヤれる』
ミカは自身が着ている服に手をかける
ここは?
どこ?
真っ暗だ
何も覚えてない…
何も見えない…
いや、見えてるけど見えてない……
怖い
本当に…ここはどこなんだ…?
??『クックックッ』
っ!?
白影「ぁ……」
声は出る…
白影「誰か居るのか?」
??『そんなに警戒しないでください』
??『私は敵ではありません』
??『先生のお友達です』
白影「先生の友達?」
??『えぇ』
白影「それよりここはどこ?」
??『ここは無です』
白影「無?」
??『無と言うのは意識のない者が辿り着く電車で言う終点のような物です』
白影「じゃあ俺は帰れないの?」
??『いいえ?帰れることは可能です』
白影「どうやったら帰れるんだ?」
??『起こしてもらう。または、強い目的意識があれば帰れますよ』
白影「分かったありがとう」
??『いえいえ、『仲間』なんですから』
白影「あぁ!」
強い目的意識……
起きろ
起きろ起きろ
起きろ起きろ起きろ
起きろ起きろ起きろ起きろ起きろ起きろ
起き――
戻れた!
あれ?喋れない
なんで?
なんでなんでなんで?
あれ?なんで…意識が……
白影の意識はまた途絶える
??『クックックッ、そういえば彼に言ってませんでしたね。初めて無に来ると……』
??『生物的本能でしか行動しなくなり、意識は一時的に無くなると』
??『クックックッ、まぁ彼も我々と同じ、バケモノの仲間ですから、大丈夫でしょう。』
白影「………」
ミカ『あれ?もう起きちゃった?』
ミカ『殴りが足りなかったかな?』
ミカは拳を高くあげる
突然白影の身体は黒く染まる
黒影『………っ!』
黒影は生命の危機を感じ取り、咄嗟にミカを押し退ける
そして黒影の頭上には壊れたヘイローが出現する
黒影『………』
黒影はミカがどの様に行動するか探っている
ミカ『……白君が黒くなっちゃった』
ミカ『戻してあげるね☆』
ミカは立ち上がる
突然ドガァァァンと壁が壊される
黒影『っ!』
ミカ『何っ!?』
???『けひゃっ!』
不気味な笑い声が聞こえる
ミカ『その笑い方……剣先ツルギね…』
ツルギ『お前の暴走を止めに来た』
黒影『……っ!』
黒影はミカの隙を見つけ、ミカに向かう
その姿はまるで弱い獲物を見つけた狼の様
ミカ『白君までっ!』
ミカが気づいた頃には黒影はミカの足元だった
黒影『っ!』
黒影はミカに足払いをし、ミカは倒れる
ミカ『きゃっ!』
黒影『っ!!』
黒影は倒れたミカの顔面を殴ろうとするが誰かに手を掴まれる
??『クックックッ、そこまでですよ。
黒影『っ!?』
??は手を離す
黒影は後ろに下がる
ツルギ『お前は誰だ』
そうツルギは??に問う
??『私はゲマトリア所属の黒服です』
ツルギ『お前は何故、ここに居る。不法侵入者』
黒服『黒服とお呼びください。そして私がここに居るのは縊死斈黒影さんの意識を断ち、月山白影さんの意識を呼び戻す為に来たのですよ』
黒服『私も仲間は助けるのでね』
黒影『っ!!』
黒影は黒服の隙だらけの背中に拳を進める
黒服『クックックッ、とりあえず黒影さんは寝ててください』
黒服は特殊な錠剤を黒影の口の中に入れる
黒影『っ………』
黒影は倒れる
そして黒影の壊れたヘイローは消える
白影「……っ!」
白影「ここは!?」
黒服『クックックッ、安心してください。白影さん』
ミカ『戻ったんだね白君』
白影「っ!」
白影は後退りをする
ツルギ『白影、こっちへ来い。警戒しとけ』
白影はツルギの後ろへと急いで行く
ミカ『えっと…その…』
ツルギ『おい、こいつをナギサのところまで持ってっとけ』
ツルギは近くに居た正実モブに指示する
正実モブ『は、はい!』
正実モブ『こちらへ!』
白影「っ!」
白影は正実モブに連れられ、ナギサのところまで連れて行かれる
ミカ『ただ魔が差しちゃっただけだから!』
ツルギ『信じられるか』
ツルギ『お前は接近禁止令が下るだろうな』
ミカ『っ…』
ツルギ『……寝てろ』
ツルギはミカの額に銃口をピッタリとつけ、発砲する
ミカのヘイローは消える
ツルギ『こいつも運んどけ、私は上に報告するための書類を作っとく』
正実モブ『は、はい!』
ツルギ『さて、不法侵入者。お前はどうしてやろうか』
黒服『クックックッ、彼の扱いには気をつけてくださいね。』
ツルギ『白影のことか?』
黒服『えぇ、そうです。』
ツルギ『何故だ』
黒服『彼は我々ゲマトリアと同じ人ならざる者ですから』
ツルギ『白影もお前と同じ、人の形をした何かということか?』
黒服『えぇ』
黒服『彼は錠前サオリに何万発もの弾丸を受けても死にませんでした。』
黒服『そこで私は彼について調べましたよ』
黒服『驚きました。』
黒服『彼は人体実験により作られたキヴォトス人だったのですよ』
ツルギ『奴は怪我をしていた。キヴォトス人ではない』
黒服『言い忘れていましたね。訂正します。彼は劣化版キヴォトス人でした』
黒服『そして、彼の中には彼含め、2つの生命があったのですよ』
ツルギ『なに?』
黒服『彼の受けた人体実験の内容はキヴォトス人と人間の合成でした』
黒服『要は+2−1=1のような物ですよ』
黒服『そして、彼の母親についても調べました』
ツルギ『なぜ親まで調べた』
黒服『血が繋がっているの確認ですよ』
黒服『そして繋がっていなかったのです』
黒服『そして実験を行われた場所も調べました。謎の爆発で跡形もなくなっていました』
ツルギ『つまり、白影は子供のホームレスだった所を親に拾われ、子と同じ様に育たされたってわけか』
黒服『正解です』
黒服『そして、彼は『無』と言う空間に意識だけ飛ばされました』
ツルギ『どういう事だ』
黒服『つまり、身体の主導権を握っていた彼が無と言う空間に意識だけ飛ばされ、主導権を握れるのはもう1人の存在、縊死斈黒影さん。彼女ただ1人だけ』
黒服『そして今さっきの様な姿だったのですよ』
ツルギ『なるほどな』
ツルギ『で、なぜ扱いには気をつけなければならない?』
黒服『彼に強いストレスを与えないように注意してください』
黒服『彼は一度心が折れかけていました』
黒服『その時の彼の頭上にはヘイローの破片が浮かび上がっていました』
黒服『そして、完全に折れると彼の持っている身体の主導権は縊死斈黒影さんへと譲られるのです』
ツルギ『治せないのか?』
黒服『無理ですよ』
黒服『私も人間に戻ろうとはしましたが……結果は無駄でしたね』
ツルギ『そうか……』
黒服『では、これで』
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やったら取っても意味ねぇだろバカタレが