おかんに呼ばれてリビング行ったら連邦生徒会長居たんだが 作:月山 白影
フブキ『えっ?まってまって!』
フブキ『先生の指揮がすごいのは知ってるけどさ……今の私たちじゃPMCの相手は無理だよ』
キリノ『負傷者もいますし、それに……』
ドタンッ!という音と共にPMC兵士が突入してくる
PMC兵士A『こっちだ!いたぞ!』
フブキ『わわっ、見つかっちゃったじゃん!』
キリノ『こ、交戦を始めます!』
キリノとフブキは銃を構え、発砲する
意外にもあっさりとPMC兵士達は倒れていく
だが、数が多く、キリノ達も疲れが見える
キリノ『これで!』
キリノが最後の1人を倒す
キリノ『はぁ……はぁ……なんとかなりましたね』
フブキ『先生の指揮はすごいけど、頭数も支援も補給品も圧倒的に不利だってば!援軍呼ぼうよ!』
カンナ『だが、今D.U.全域の通信網はシャットダウンしている……』
カンナ『くっ……かくなる上は、全員で……』
カンナ『少し休んだから、私はまだ動ける。ここから出るぞ!』
キリノは退路を案内をする
キリノ『こっちです!』
先生『アロナ、他の生徒と連絡取れたりしない?』
アロナ『難しいです……。通信網のシャットダウンは、サンクトゥムタワーから出された命令なので……』
アロナ『でも、このスーパーアロナがサンクトゥムタワーに劣るはずがありません!試してみます!』
アロナ『うぅっ……』
アロナ『ぐぬぬぬ……』
アロナ『はぁ、はぁ……ダメです。物理的に近い場所ならまだ、なんとかなりそうですが……』
アロナ『この状況では……ううう……』
アロナ『あっ!繋がった!』
アロナ『1秒だけでも、どうか……!!どうか……!!』
アロナ『……はぁ、切れちゃいました』
アロナ『1番近くにいる人なら、なんとか届いたかもしれません……』
アロナ『お役に立てず、すみません……』
先生『ううん、それで十分だよ。ありがとう。とても助かったよ、アロナ』
アロナ『そ、そうなんですか……?』
PMC兵士達が隊列になって歩いていた
それも物凄い数で
これを目視したキリノは焦ったように言う
キリノ『たったた大変です……!こ、こっちにも……!!』
フブキ『す、すごい数……』
カンナ『ここまでか……』
PMCの指揮官『速やかに投降しろ。投降しないのであれば、掃討する。』
PMCの指揮官『……なんだこれは。ドローン……?』
???『ドローン稼働中。小隊は爆発に注意を。』
何処からかドローンと共に音声が聞こえてきた。
「爆発」という単語に焦る。
そして、爆発した。
それも、煙幕の様だった。
PMCの指揮官『ぐ、ぐはっっ!?な、何だ……!?』
???『どりゃあぁぁぁーー!!!』
煙幕で何も見えなかったが、窓の割れる音と共に雄叫びが聞こえた。
そして、煙幕が晴れた。見えるようになった。
すると、そこにはミヤコとサキが飛び込んできた。
ミヤコとサキは瞬時にPMC兵士達を倒していく。
サキ『この煙幕弾は痛いだろう?RABBIT2、現場に到着!』
ミヤコ『RABBIT1、先生と要人を確保。RABBIT3、敵ターゲットの位置を確認してください。』
PMCの指揮官『な、なんだお前たちは!?』
モエ『RABBIT3、受信完了!今ポインターで座標を送る。RABBIT4、敵指揮官から処理お願い!』
PMCの指揮官『全部隊、一斉――』
PMCの指揮官の言葉は途切れてその場に倒れる。
一発の弾丸によって。
ミユ『
先生『RABBIT小隊!!来てくれたんだ!ありがとう!』
サキ『勘違いするな。別に、先生が助けを求めたから来たわけではない。』
サキは頬を少し赤らめながら言う。
多分、照れているのだろう。
モエ『そうそう。先生から連絡があったから、食後の運動がてらに寄っただけ。』
モエもホログラム越しに否定する。
ミユ『そ、それにしてはみんなすごい急いでたけど……』
ミヤコ『RABBIT小隊。先生の救助要請を確認し、参上いたしました。』
ミヤコは少し口角を上げながら言う。
フブキ『へぇ〜ここで援軍だなんて、先生もやるじゃん♪』
キリノ『SRTの方々がご一緒してくださるのなら、もう怖いもの無しです!』
キリノは元気よく言う。
ミヤコ達が居るから心強いのだろう。
突如、サイレンが鳴る。
次の瞬間、PMC幹部を乗せたヘリがやって来る。
PMC幹部『ここから逃げられると思うな!』
ミヤコ『ヘリまで動員しているのですか……それにこの兵力は……?』
ミヤコ『先生、一体何があったのですか?』
サキ『どうせ、いつもみたいに変なトラブルに巻き込まれたんだろ。』
モエ『ふふっ……まーた何かやらかしたの?危険なにおいがするなぁ……くひひっ。』
ミヤコ『……そうですね。先生の事ですし、妙に納得しました。』
ミユ『う、うん……先生のことだもんね……』
先生『そう言われるとちょっと傷つくなぁ……』
ミヤコ『――カンナ局長。』
カンナ『RABBIT小隊……』
ミヤコ『この間は、お世話になりました。またお会いできてよかったです。』
カンナ『……今は戒厳令で行政の兵は動かせないのでは……』
ミヤコ『えっと……私たちは今、公園で野宿中ですので……』
ミユ『正式な指揮系統も整ってないし……』
モエ『戒厳令?一部のサイトが接続できないと思ったら、そういうことだったんだ。』
サキ『し、知らなくても仕方ないだろ。なんたって、誰も聞いてないからな!』
ミユ『連絡をくれるのは先生だけですし……』
ミヤコ『まずここを抜けて、先生と局長を安全な場所まで護衛します。RABBIT小隊、戦闘準備。』
サキ『ラジャー。』
ミユ『う、うん……私も準備できた。』
モエ『はぁ、はぁ……火力支援、準備完了。これで……もっと派手な花火が撃てる。』
モエだけ興奮気味だった。
ミヤコ『申し訳ありませんが、生活安全局のヴァルキューレの方々も、一旦こちらの指示に従っていただければと思います。』
キリノ『はい、わかりました!』
フブキ『ま、この間世話になったし。いいよ。』
ミヤコ『では、交戦を開始します。』
ミヤコ達は次々とPMC兵士達を倒していく。
最後にPMC指揮官が乗っているロボット兵器が出てくるも、すぐに破壊され、倒された。
先生達はその後、PMCの基地を無事抜け出して、子ウサギ公園に身を隠した。
ミヤコ『……そうだったのですね。先生も巻き込まれて、拉致されていた、と。』
ミヤコ『カンナ局長がいなかったら、本当に危ないところでしたね。』
サキ『あの狂犬が、先生を助けるために自分を犠牲にするなんて……にわかには信じられないな。』
ミユ『すごい怪我です……』
モエ『とりあえずテントで寝かせてるけど、休んだら勝手に起きるんじゃない?ヴァルキューレの公安局長だし。きっと大丈夫だよ。』
ミヤコ『今はお互いの情報を共有して、状況を把握した方がよさそうですね。』
ミヤコ『何が起きているのか、何をすべきか……現状の整理が必要です。』
アロナが先生へと現在の状況を教えてくれる。
アロナ『現在、D.U.は戒厳令が発動されたため、すべての通信・物流・移動が禁じられました。行政関連もシャットダウンされた状態です。』
アロナ『D.U.外部に通じる全ての通信が遮断されているため、他学園の自治区からの支援も難しく、室長たちの行方もわかりません……』
アロナ『カイザーが公布した戒厳令を取り消すには、彼らから行政制御権を取り戻さなくてはなりません。しかし、連邦生徒会の行政官は現在、不信任決議案が議決され、行政権限を喪失しています!』
アロナ『これを解消するには、不信任決議案に同意した6人の室長が意見を撤回するか、投票を行なって、再信任可決をしなくてはならず……』
アロナ『ですがこれも、戒厳令のせいで不可能……問題が堂々巡りしている状態です!』
モエ『つまり、今の連邦生徒会は何の役にも立たないってことね。』
サキ『あいつらが役に立ったことなんてあったか?』
ミヤコ『ですが、一企業に行政権限を奪われるなんて……SRT特殊学園が維持されていればら最悪な事態は避けられたはず……』
ミユ『そ、それじゃ……今もサンクトゥムタワーはカイザーに掌握されてるんだよね……一体どうすれば……』
先生『残された方法は……』
アロナ『あとはもう、サンクトゥムタワーの行政制御権を掌握してる場所に突撃し、物理的に阻止するしかありません!』
先生『行政制御権を掌握している場所……?』
アロナ『――シャーレです!』
先生『シャーレ……?』
アロナ『はい。正確にはシャーレの地下、「クラフトチェンバー」です!』
アロナ『「クラフトチェンバー」は、連邦生徒会長が残した、物質生成器。本来、シッテムの箱の管理者だけが接続できるのですが……』
アロナ『とある方法で、カイザーコーポレーションは認証を回避し、クラフトチェンバーを起動しました。それによってサンクトゥムタワーを掌握したみたいで……!』
アロナ『それと関係しているのかは分かりませんが、カイザーはリン行政官と白影さんを拉致し、シャーレに幽閉しているようです。』
先生『リンと白影がシャーレに……』
アロナ『はい、リンさんと白影さんは今シャーレ内に閉じ込められています!幸い、怪我は無いようですが……』
ミヤコ『……理解しました。つまり、PMCに掌握されているシャーレを奪還するのですね。』
ミユ『ここにいる私たちだけで、やるの……?』
モエ『まぁ、他の自治区と連絡が取れないから、私たちがやるしかないわね。』
サキ『ちょうどいい。いつかシャーレをぶっ飛ばしたいと思っていたところだったんだ。』
キリノ『分かりました!本官も、頑張ります!』
フブキ『はぁ……というか、そう簡単にいかないんじゃない〜?相手はキヴォトス屈指の大企業、カイザーだよ?』
フブキ『バカじゃないんだかろ、私たちが来ることだって想定してるだろうし……』
場面は変わり、カイザー側へ……
ジェネラル『カイザーSOFをお呼びしろ。』
PMC兵士『と、
ジェネラル『ああ。先生がこっちに向かっている。』
ジェネラル『あの者なら、今どこを攻撃すべきかを誰よりも熟知しているだろう。だから備えなくては。』
ジェネラル『本来はあの「狐」用だったが……仕方ない。カイザーPMCの決戦部隊という最高の切り札を、今ここで使おうじゃないか。』
ジェネラル『急げ!』
PMC兵士『は、はい!』
ジェネラル『私は、油断して失敗するようなバカとは違うからな。』
そして、再び先生側へ……
ミユ『うう……幽閉された行政官ともう1人の人を助け出して、カイザーの陰謀も阻止……わ、私に、できるのかな……』
ミユは自信なさげに言う。
そんなミユにミヤコが言う。
ミヤコ『ミユ、できるかできないかの問題ではありません、やらなくては。』
キリノ『そうです!キヴォトスの平和が、私たちの手にか勝っているんです!』
ミユ『う、うん……がんばるね…』
フブキ『うう……これが終わったらら29泊30日くらいの休暇を貰ってやるんだから〜!覚悟してよね!』
サキ『……PMCごときが。うちはキヴォトスのトップエリートが集まったSRT特殊学園だぞ。』
ミヤコ『まぁ、私たちは実戦経験も無い、新入生ですが……』
モエ『学園無くなっちゃったし……』
ミユ『野宿中だし……』
フブキ『教科書も持ってなくて、ヴァルキューレ学園のを借りてるけど。』
キリノ『で、でも!本官はヴァルキューレのBD好きですよ!何の問題もなく、学習できてます!』
フブキ『そうじゃなくて、在庫もあるし、いくらでもあげられるっていう話。』
フブキはニヤニヤしながら言っている。
先生『よし。RABBIT小隊、生活安全局のみんな……始めようか。』
サキ『ミヤコ、作戦名を決めてくれ。』
ミヤコ『そ、そうですね……ではこれより、シャーレ奪還の「パセリ作戦」を――』
フブキ『――待って、なんでパセリなの。どういうこと?もっとカッコいいやつ無いの?』
ミヤコ『えっ、その……ウサギが好きな食べ物なので……』
キリノ『なるほど、それならニンジンの方が可愛くありませんか?ニンジン作戦!』
ミユ『それは前使っちゃって……』
フブキ『じゃあ、ドーナッツ作戦は?グレーズド・ドーナッツ作戦!』
サキ『なんか、クリスマスに放映されそうな映画の名前だな。』
キリノ『最初の意図を汲み取って、クローバー作戦はどうでしょう?』
ミヤコ『……「
フブキ『なんだ、つまんないの。』
先生『よし、行こう!』
アロナ『先生……どうか気をつけてください……今回は、なんだかいつもと違う気配を感じます……』
アロナ『私が目撃したら不吉な流星……あれは一体何だったのでしょう……』
街にはPMC兵士達が歩いていた。
中隊程の量だ。
空にはヘリ、地には兵士と戦車。
モエ『敵の巡航戦車、中隊規模を確認!攻撃用ヘリからバリケードまで!徹底的に準備してるよ……』
サキ『ちっ、抜かりないな……』
ミユ『正面突破は難しそう……ミヤコちゃん、どうしよう?』
ミヤコ『……もうちょっと、支援があれば……』
ピッピッとキリノから音が鳴り、キリノは連絡用のスマホを取り出す。
キリノ『ん?この信号は……』
次の瞬間、ヴァルキューレ公安局の生徒達が来た。
公安局の生徒A『見つけたぞ!こっちだ!』
公安局の生徒B『連絡を受けて参りました、先生!私たちも力になります!』
キリノ『公安局のみなさん……!』
フブキ『あれ〜?いつもなら、自分から絶対に動かない公安局の生徒が……』
先生『ヴァルキューレが来てくれたんだ!』
公安局の生徒A『いくら待っても命令が与えられず、ソワソワしながら待機していたのですが、偶然子ウサギタウン付近で局長と先生の姿を目撃しまして!』
公安局の生徒A『私たちも、可能な限りお手伝いします、先生!』
サキ『ミヤコ、これなら……』
ミヤコ『……はい、いけそうですね。』
ミヤコ『では先生、指示をお願いします。』
先生『指示はミヤコがお願い、私はそれを補助するね。』
ミヤコ『……はい、ありがとうございます。』
ミヤコ『では、皆さん。今からD.U.の戒厳令を解除し、カイザーグループの陰謀を阻止するための……「
みんな『『はい!』』
激しい銃声の音が聞こえる。
爆発音、敵の声。
様々な音が戦場で聞こえてくる。
PMC兵士A『撤退、撤退だ!』
PMC兵士B『建物内部に撤退して再整備だ!』
建物内でも銃声はやまない。
次々と敵の兵士が倒れていく。
ミヤコ『1階のコンビニ、確保しました!』
ソラ『あっ、以前「廃棄品」を持って行ってくださった方々ですよね?助けに来てくれたんですね!』
ミヤコ『……えっと。』
ソラ『ここはいつも物騒な事件ばかりなので……隠れ方ばっか上手くなってく気がします。もう慣れっこ、ですけど……』
ミヤコ『……それは災難でしたね。』
ソラ『あ!そうだ。廃棄弁当いりますか?今回も大量に余ってしまってて。』
ミヤコ『……ありがとうございます、後で是非。』
ミヤコは廃棄弁当をソラから受け取る。
サキ『よし、入口もクリア!』
ミヤコ『助けていただいて、ありがとうございます。公安局のみなさん。』
モエ『というか、ルールを破って私たちの手助けをして本当に大丈夫なの?』
モエ『「ルールも守れない警察だ」って、犯罪者にバカにされるんじゃない?』
公安局の生徒A『あはは……「RABBIT小隊」にこんな事言われるのは不本意ではありますが……』
公安局の生徒B『問題ありません。カンナ局長のお力になれるのなら。』
公安局の生徒A『それに、ヴァルキューレの生徒が犯罪者にバカにされるのは、日常茶飯事ですし……』
公安局の生徒C『後続の部隊は私たちが相手しますので、建物の奪還の方をお願いします!』
ミヤコ『みなさん、ありがとうございます。』
ミヤコ『では、私たちは今からシャーレの建物に突入します。ここからは2つの任務を同時に遂行しなくてはなりません。』
ミヤコ『1つ目、建物の地下にある「クラフトチェンバー」をPMCから奪還。』
ミヤコ『2つ目、建物のどこかに幽閉されている、リン行政官と男の子の救出。』
モエ『でも……2人がどこにいるのか全然分からないんだよ?』
モエ『人質の位置を把握せずに開始するのはちょっと……安全の保証が難しいと思うんだけど。』
モモカ『それはこっちに任せて。』
突然、モモカが通信ホログラムで現れる。
みんな困惑する。
ミユ『だ……誰……?』
アユムなどの連邦生徒会の面々が通信ホログラムで現れる。
アユム『わ、私たちは連邦生徒会です。』
先生『モモカ、アユム!無事だったんだ!』
モモカ『うん。ここはサンクトゥムタワーの地下通信センター。監視の目を避けてここまで来るの、ほんと大変だったよ。』
モモカ『サボる時に使ってた、通風孔がここで役に立つとはね!あははっ!』
アユム『モモカちゃん……』
モモカ『どうにか通信ログを復旧して、リン先輩達の位置を突き止めたよ。』
モモカ『シャーレ居住区の北部、今は使われてない3番目の部屋。そこに先輩は居る。』
アユム『先生……どうか、リン先輩を……』
先生『うん、任せて。』
アユム『……はい!』
場面は変わる。
ゲマトリアへと……
マエストロ『……では、今観測されたあの6つのエネルギーは「色彩」だと?』
黒服『現状はまだ分かりません。しかし、もう間もなく明かされる事でしょう。』
黒服『カイザーが独断で動いてしまったので、把握にはもう少々お時間をいただくと思いますが……』
黒服『本来、不可思議は、私の興味の対象ではありません……ですが、「箱舟」まで観測された今、話は変わってきます。』
ゴルコンダ『アビドス砂漠地下のオーパーツは、カイザーの手に渡ってしまっていいのでしょうか?』
黒服『ええ、そちらはあまり心配しなくて良いでしょう。何せプレジデントは、どんな手を使ったところでアレを制御できないかと。』
黒服『そしてそれが「箱舟」ではない以上、我々の興味を持つ事項ではなくなりました。』
黒服『我々は、我々の計画を進めましょう。』
マエストロ『……
ゴルコンダ『怪談の無限図書館はまだ始まったばかり……そしてアミューズパークのマジシャンも……まだ時間が必要そうですね。』
黒服『デカグラマトンの預言者は、理解者「ビナー」に審判者「ケセド」……そして栄光「ホド」の力を確保しました。』
黒服『……デカグラマトンは預言者を残し、死を選んだ。現状はこれが最善というところでしょうか。』
黒服『これが神聖の再臨「パルーシア」を再現するものなのか確認したかったのですが……残念ながら、時間がありませんね。』
黒服『忍び寄ってくる「色彩」、復活目前の「無名の司祭」……どちらひせよ、備えておかねばなりません。』
マエストロ『……』
ゴルコンダ『……』
ゴルコンダ『キヴォトス中の、数多の神秘が消えゆくのですね。』
黒服『……その明滅をも、私たちの探求であったとしましょう。』
マエストロ『……』
ゴルコンダ『……』
突然、ガァァァンと音が鳴る。
黒服達は疑問に思った。
黒服『……ん?』
次の瞬間、ポータルらしきものが現れ、中から1人の少女が出てくる。
灰色の長髪に黒いドレス、首にチョーカー、胸元は解放されていた。
ヘイローの一部が「砕けていた」。
ジェネラル『SOF、状況を報告せよ。』
カイザーPMCのジェネラルがトランシーバーでSOF特殊部隊員に状況を聞く。
SOF特殊部隊員は答える。
カイザーの特殊部隊員A『オスカー1、現在位置で待機中。』
カイザーの特殊部隊員B『オスカー2、待機中。』
カイザーの特殊部隊員C『オスカー3、狙撃位置を確保。命令待機中。』
ミヤコ『では、シャーレの建物に突入します。』
ミヤコ『……行きます!』
ミヤコ達は建物に突入する。
ジェネラル『SOF、状況を報告せよ!SOF!!』
ジェネラルは再びSOF特殊部隊員に状況を聞く。
しかし、応答はない。
ジェネラル『どうなっている!!』
ジェネラルは状況を聞く。
だが、再び応答はない。
ジェネラル『おい、応答しろ!!』
カイザーの特殊部隊員A『ぐっ……なぜだ……PMCの精鋭部隊である、私たちが――』
バンッと1つの発砲音と共にカイザーの特殊部隊員Aは倒れる。
ミヤコ『――クラフトチェンバー、確保。』
先生はリン達の居る部屋の扉を開ける。
先生『リンちゃん!白影!助けに来たよ!!』
リン『……先生。』
リン『誰が「リンちゃん」ですか。』
リン『……でも今はそう呼ぶのは先生しかいませんし……良いかもしれませんね。』
モモカ『先輩、大丈夫!?』
モモカが通信ホログラムで現れる。
アユム『リン先輩……無事だったんですね……よかった。』
アユムもモモカ同様に通信ホログラムで現れる。
リン『皆さん……』
リン『申し訳ありません……私が力不足なばかりに、こんな事に……』
アユム『リン先輩……』
先生『あれ…白影は…?』
リン『白影さんなら…どこかに連れて行かれました……』
先生『っ……』
先生『カイザー……一体何が目的なんだ……』
リン『カイザーは……彼の事を「生命産物の成れの果て」、と呼んでいました…』
先生『「生命産物の成れの果て」……』
リン『彼が超古代兵器を起動させる「電源の共鳴」を持っていると……言っていました…』
先生『白影を利用する気か……』
先生『よし、とりあえず合流しよう。』
その頃、ミヤコ達の方はというと……
ジェネラル『くっ……!?』
ミヤコ『こちらロビー、敵指揮官を捉えました。』
サキ『お前がカイザーPMCの指揮官か?諦めろ。お前らの計画はこれで終わりだ。』
ジェネラル『笑わせるな!』
ジェネラルは何かを取り出す。
それは、起爆装置だった。
サキ『起爆装置……!?』
ジェネラル『これを押したらどうなると思う?この建物は一巻の終わりだ!下がれ!!』
ジェネラルはミヤコ達を脅す。
サキ『なっ、何を……!』
ミヤコ『……RABBIT4、手に持ってる起爆装置を狙えますか?』
ミヤコは通信でミユに連絡する。
そして、次の瞬間。起爆装置ではなく、ジェネラルが撃ち抜かれた。
ジェネラル『ぐ、ぐぅっ……!?』
ミユ『う、うん……もう、撃っちゃったけど……』
sig南無さんお気に入り登録ありがとうございますご感想などお待ちしておりますこれからも温かい目で見てちょ。
南雲ユカリさんお気に入り登録ありがとうございますご感想などお待ちしておりますこれからも温かい目で見てちょ。
え〜と、お気に入り登録ありがとうございますメッセージはやったほうがいい?
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全部やってから取れやカス
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やったら取っても意味ねぇだろバカタレが