「ふむ、そんなことが」
「イオリ君とヨモギちゃんに助けを求められたときは驚いたけど、愛弟子もヒスイ君も無事でよかったよ」
日も完全に沈んだ時刻、どうもこんばんは、ヒスイです。
あの後、イオリ君とヨモギちゃんが呼んできた大人勢が到着したころにはマガイマガドの姿はなく、荒れた地面とアオアシラの亡骸が残っていただけだった
「しかし、同族殺しをするマガイマガド、それに捕食対象のアオアシラと交換して帰っていったってことは...」
「最悪、同族を喰らうつもりなのかもしれぬな」
「そんなことって?!」
「ありえなくはないよ」
「どういうこと、ハンターさん?」
「他の地域にはイビルジョーっていうモンスターもいるんだけど、そのモンスターも同族を食べるんだ」
「なんでそんなことを!」
「イビルジョーは確か、飢えをしのぐためだったはずだけど、その結果、龍属性エネルギーが膨大に溜まって暴走するんだ」
「じゃあ、今回のマガイマガドが同族を食べたら......」
「鬼火が強くなって暴走するかも...」
「......正式にはまだ言えないゲコが、ギルドはこのマガイマガドを異常個体として速やかな討伐に向けて行動するゲコ」
「それがよろしいでしょうな」
本編には【怨嗟響めくマガイマガド】がいた
それは、角を折られた個体なので、今回の個体ではないだろう
つまりは...
「キィィ」(オリジナルの特殊個体の可能性、か)
「ん?ヒスイ、どうした?」
「ヒスイも此度の件、ご苦労だったな。ゆっくり休むといい」
「そうニャ!ヒスイは前線で戦うだけじゃなく、援護も完璧だったニャ!」
「これは、ヒスイがオトモンとして猛き炎に同行するのも時間の問題かもしれぬな」
「ワン!」
そうだ、暗い話ばかりでなく明るい話題もあった
まずは、最後にイレギュラーなことはあったが里の防衛は完璧だったということ
2つ目に私の活躍が光ったこと!(どやぁ)
「それにしてもいつの間に各種アイテムを」
「ここまで幅広く用意できるのはカゲロウ殿かロンディーネ殿であろう。しかし、ロンディーネ殿はあまり闘技場に行かなかった故、仕入れ先はカゲロウ殿で間違いあるまい」
「後で確認しましょう」
「うむ」
今回の防衛で私が使ったのは
生命の粉塵×5、鬼人の粉塵×2、硬化の粉塵×3、鬼人薬×1、硬化薬×1、閃光玉×3である
挑む前に薬を飲んだ他に、アケノシルム対策に閃光玉、ハンターが第三波のボスを倒すときに粉塵でサポート、生命の粉塵は里の皆に半分使った
また、カゲロウさんに頼んで補充しなきゃなぁ
「キィィ」(にしても喰われた(仮定)マガイマガド、かわいそうに...)