正義を信じる者 青い記録の世界で正義執行   作:INUv3

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死ぬ程、短いです。


治療

さて、俺はミレニアムの郊外に存在した(過去形)

ケセドの廃工場からトリニティ郊外にある

地下研究所に帰っていた筈なのだが

不思議な事に、何故かゲヘナ学園の

救急医学部が所有している

緊急車両にぶち込まれ拘束されている

どうしてこうなった?

 

「新鮮なした…重傷患者が居るのです。ならば助けるだけです。」

 

「おや?読心かな?」

 

「いいえ、長い付き合いの貴方の事ですから、大体の考えている事は分かります。」

 

「ふむ、そういうものか。だが助かった、例を言うよ、氷室部長」

 

そう、俺をこの緊急車両にぶち込み、拘束したのは

ゲヘナ学園、救急医学部の部長氷室セナ(ヒムロ セナ)である

彼女とはゲヘナ学園に正義執行を起こしている時からの

長い付き合いなのだ、つまり俺は彼女に

新鮮な患者をお届けし続けてしまっているという訳だ。

 

「貴方は良く分からない怪我をして下さるので、良い経験になります。」

 

「そうか、だが、何度も助けられているからな、今度、何か土産を持ってくるとしよう。」

 

「そうですね。ではトリニティの名物スイーツを所望します。」

 

「了解したよ。お嬢様」

 

その言葉と共に、どうやら学園に到着したらしく

俺はゲヘナの救急室にぶち込まれ

そのまま麻酔無しで治療された。

え?なんで麻酔無しなのかって?

俺に麻酔の類が効かないからだよ

 

「…死ぬ程、痛かったぞ…」

 

「それは何時もの事ですね。それに気絶せず耐える事もおかしいですがね。」

 

「まぁ俺の身体はそういう物だからな。」

 

「それにしても、今回は特段凄かったですね。全身複雑骨折、内蔵に深刻なダメージに身体が裂け、更に炭化するとは」

 

「あぁ、神秘を使い過ぎたみたいでな身体の内部から裂けてしまったよ。炭化も同じだな神秘が強過ぎた」

 

「とりあえず、治るまでは絶対に病院から出ず、なるべくベッドの上に寝ながら安静にしてください。」

 

「あぁ、理解しているとも氷室部長」

 

そうして病室の一角のベッドで寝ていると

早速、誰か俺を訪ねに来たようだ

まぁ大体、予想は着くがな

 

「失礼するわね。」

 

そう言って、カーテンを開けて入って来たのは

ゲヘナ学園最強であり抑止力であり恐怖の象徴

空崎ヒナであった

 

「ふむ、やはりか…君ならば俺を確認する為に来ると思っていたよ。」

 

「そうね、コレでも貴方とは付き合いが長く、更にいえば因縁も長いから」

 

「まぁそうだな、君と違い、俺は最初から委員長ではあったが、1年の頃から君とは時には戦い、時には共闘した仲だからな」

 

「まぁとりあえず、完全に治るまでは学園に居ても大丈夫よ。その後は自分で帰れるのでしょう?」

 

「そうだな、帰れるとも…さて、この程度ならば怪我とは言えんが…部長に怒られてしまうからな、治るまでは居るとしよう。」

 

「本当に凄いわよねどうして、そこまで正義に拘れるのかしら」

 

「それは俺が息をしている事と同じ事だ、俺はこの力を手に入れる前から正義に対して絶対の信頼を置いている、憧れ以外には適応される程にな」

 

「だからこそ、私は思うのよ、そんな貴方が何故、脱獄なんてしたのか」

 

「…まぁ君程の実力者なら大丈夫だろう、俺が脱獄した理由は簡単だ、失踪した連邦生徒会長、彼女に頼まれ事をされたからだ」

 

「…信じられないわね。あの完璧超人が誰かに頼み事をするなんて」

 

「俺も未だに信じられんさ、癪だが最後に彼女を確認出来た時である、俺が矯正局に入る前の状態では、連邦生徒会長、彼女がキヴォトス全土で1番強かったからな。それに強化された今でも勝てるとは思えんな」

 

「それは同意するわ、彼女は確かに強いもの」

 

「だが、解せないのは俺達は"奴"という存在は認知出来ているが、"奴"という個人は認知出来ていないのだ、それはわかるだろう?空崎」

 

「えぇ、分かるわよ。彼女の姿形までは分かっても、彼女個人の事は一切知らないと言えるわ」

 

「そうだ、俺の予想だが外の世界の存在である先生は彼女の存在を認知出来るのではないか?と思っている。」

 

「先生が?そんな事があるの?」

 

「まぁ俺の予想だから、当たっているかは分からんがな」

 

「そう、話半分で聞いておくわ」

 

「そうか、まぁ長くて3日程度で治るが、何か相談事があるのならば、俺で良ければ聞くぞ」

 

「分かったわ、それじゃあ仕事があるから戻るわね。」

 

「あぁ、今度は何か詫びの品を持ってくるとするよ。」

 

そうして俺と空崎の会話は終わり

空崎は仕事に戻って行った




閑話の様なものです。
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