月姫転生 【完結】   作:HAJI

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第三話 「再会」

カリスマ、というものがある。

 

存在感と言い換えてもいい。ただいるだけで、声を発するだけでその場を支配してしまうほどの異質な才能。持つ者の生まれ持った才覚か、生まれてから身につけた努力か。どちらにせよ、常人では持ち得ない稀有な雰囲気、感覚を覚えずにはいられない。

 

 

「――――お邪魔しています。お久しぶりです、兄さん」

 

 

それが目の前にいるであろう『遠野秋葉』

 

知識のみ、実際会ったことがない自分でもすぐさま理解できるほどのカリスマを持つ令嬢。新たな遠野家の当主足るに相応しい存在だった。

 

 

「…………」

 

 

知らず、息を飲んでいた。表情には現れないように装いながらも、あまりにも突然の来訪者に言葉を失いかける。だがそれでも取り乱すに済んだのはただ単純な時間の差。いつか来るであろうと、避けられないと分かっていたからこそ自分はまだ自分を保っていられる。こうなることは分かり切っていたことなのだから。

 

しかし、ここまで動きが早いとは。まさか事前に連絡もないままに有間の家に直接乗り込んでくるとまでは予想できなかった。これが知識だけを持っている自分の限界。例え、その人物の人となりを識っていたとしても実際に触れあうことでしか理解できないものがある。だがそこにこそ目の前にいるであろう少女の『遠野志貴』に対する想いの深さが現れている。

 

だからこそ自分は会いたくはなかった。もしあと数日後であれば、こうして出会うこともないまま済んだだろうに。本当にこの世界は自分にはとことん辛辣であるらしい。全くの他人に生まれ変わらせ、死の世界を突きつけながらもまだ足りない。遠野志貴の持つ因縁までも背負え、と。

 

 

「遠野……秋葉、か?」

 

 

いつまで待ってもそれ以上言葉を発しようとはしない彼女に向かって初めて口を開く。ただ名前を確認するだけの行為。だが決して遠野志貴では口にしない呼び方で。本当なら名前だけで、かつてのように妹に対する言葉を投げかけるべき場面。だがあえて自分はそれを選ばなかった。もしこの瞬間にそれをすれば、この八年間を全て否定することになると恐れていたから。

 

 

「――――兄さん、その眼、は」

 

 

本当に、という言葉を飲みこんだのだろう。息を飲んでいたのは秋葉も同じ。違うのは自分はすぐさま平静さを取り戻したのに比べ、彼女はずっと言葉を失っていたということ。挨拶をした瞬間にはまだ自分の姿をしっかりと捉えてはいなかったのだろう。

 

秋葉はただそれ以上言葉を紡ぐことができない。遠野秋葉、という他人行儀な呼び方をされたことなどもはや彼女の中には残ってはいない。八年ぶりの再会。互いにあの頃とは成長し、子供から大人へと姿を変えている。ならばこうして名前を問うてくるのも分かる。だが秋葉はようやくその本当の理由を知る。

 

今の遠野志貴は、自分の姿を見ることができていないのだということ。それを示すように目は黒いアイマスクによって覆われ、手には杖が握られている。その意味を悟りながらもただ立ち尽くすことだけしかできない。秋葉だけではない。志貴もまたそれは同じ。次にどんな言葉をかければいいのか。そんな二人の空気にその場にいた都古も、その母である啓子も同じように待つことしかできない。それがいつまでも続くかと思われた刹那

 

 

「……秋葉様、お気を確かに。志貴様もお困りになっていますよ」

 

 

新たな第三者の声によってその場の空気が変わる。どこか聞く者の心を穏やかにしてくれる声色。同時に秋葉に対する慈しみを感じさせる所作。

 

それを耳にして驚いているのはこの場では自分だけ。よくよく考えればあり得た可能性であり、むしろ何故今まで気づかなかったのかと思うほど。それほどまでに遠野秋葉の空気に飲まれていたのか。それとも、そうあってほしくないと心のどこかで願っていたのか―――

 

 

「……分かっているわ、琥珀。下がっていなさい」

 

 

『琥珀』

 

それが遠野秋葉と同じように、そして何よりも自分にとって最も避けたかった少女との再会が現実となってしまった瞬間だった――――

 

 

 

「ありがとう、おばさん。後は俺が。都古のことも宜しく」

「ええ、何か用があれば呼びなさい。秋葉様、失礼します」

 

 

あのまま立ち話はできない、ということで今自分達は応接間へと場所を移すことになった。この場にはもう自分と秋葉、琥珀の三人だけが残されている。おばさんはそのままこの場に同席してくれる気だったようだがこちらからあえて席を外してもらうようお願いした。有間は遠野の分家であり、秋葉は遠野の当主。自分でもその辺りの難しさは何となく察することはできる。そしてこれは自分自身、遠野志貴である自分の問題。ならば己れで向き合わなくては。もっとも本当の理由はそのまま都古を放っておくと部屋に乱入してきかねない、という切実な理由なのだが。今頃唸りながら頭突きの相手を探しているであろう都古の姿に頭を痛めながらもそのまま改めて、対面する。

 

 

「……悪いな。悪い娘じゃないんだが」

「構いません。ですが随分と慕われているようですね、兄さん」

 

 

正面のソファに腰掛けている秋葉に向かって会話のきっかけの意味も兼ねて話題を振るも、秋葉は全く淀みなく返してくる。そこにそこはかとなく棘があるような気がするのは自分の考えすぎなのだろうか。知らず体が寒くなってきた気すらする。とにもかくにもこのまま何の益にもならない会話をしていても意味はない。秋葉とてそれは同じだろう。

 

 

「……一応聞かせてくれ。何の用でここまで来たんだ?」

 

 

一度深呼吸した後、意を決し単刀直入に切りこんでいく。もはや問うまでもない問い。だがあえて言葉にすることで自分の意志を伝える必要がある。

 

 

「決まっています。兄さんに直接聞きたかったからです。私からも聞かせていただきます。何故遠野の家に戻ってきてくださらないのですか? 確かに報せは届いているはずですが」

 

 

出会った時に見せた狼狽さはもはや微塵も残ってはいない。間違いなく、遠野家当主としての遠野秋葉の姿がそこにはある。その見えない重圧に気押されまいとしながら、ただ自分の言葉で応えるしかない。

 

 

「ああ。確かに聞いた。遠野槙久が亡くなって、君が新しい当主になったことも。俺に遠野の家に戻るように話があったことも」

「……! そうですか……ですが、兄さん。その呼び方はやめて頂けませんか。当主になっても私が兄さんの妹であることは変わりません」

 

 

自分の答えよりも、目の前の少女、秋葉にとってはその事の方が気に障ったらしい。自分にとってはある種の戒め。遠野志貴にとっての秋葉への呼び方を自分が口にすることは避けたかったのだが、流石にそこまではやりすぎてしまっていたらしい。秋葉は当主になってしまったこと、八年ぶりの再会ということで遠慮していると勘違いしてくれたようだが。

 

 

「……分かった。でも俺も伝えたはずだ。俺は遠野家には戻らないって」

「っ! 本当に、兄さんの答えだったんですね……有間の家ではなく……」

「ああ。おばさんも、都古も関係ない。俺が決めたことだ」

 

知らず、秋葉の声に感情がこもって行く。どうやら秋葉は自分の返答が、有間の家からの物だと思い込んでいたらしい。いや、きっとそう思いたかったのだろう。

 

八年間、ずっと思い続けた、待ち続けた遠野志貴からそんな答えが返ってくるはずがない、と。

 

だからこそ心が痛む。それをしてしまった自分自身に吐き気がする。遠野志貴になってしまった赤の他人の自分が目の前の少女を傷つけてしまっている事実に。そして、これからそれを続けなければならないことに。

 

 

――――遠野志貴を演じればいい。

 

 

そんな選択肢もあった。幸いにも自分には知識があり、それは難しくないだろう。違和感はあるかもしれないが、八年ぶりの再会。誤魔化すことはできたかもしれない。だがそれはできなかった。きっと仮初の虚構など、すぐに崩壊してしまう。何よりもそれは本物の遠野志貴への、彼女たちへの侮辱に他ならない。

 

 

「……何故ですか? 確かに父が兄さんに対して行ったことは許してもらえないかもしれません……ですが、もう父はいません。屋敷にはもう私と、琥珀、それと翡翠という使用人だけです。兄さんを煙たがる人間はもういないんです」

 

 

一体今、目の前の少女がどんな表情をしているのかは見えない。ただ声だけで伝わってくる物がある。彼女が、遠野秋葉がどれだけ遠野志貴を想っているか。その言葉の本当の意味も自分には分かる。

 

本物の遠野志貴なら、この時点なら秋葉が父である遠野槙久が志貴を勘当同然の扱いをしたことに対して後ろめたさを感じていると思うだろう。だが本当は違う。七夜志貴から文字通り全てを奪い、それだけでは飽き足らずさらに利用しようとしていた遠野。それに対する懺悔。その深さは遠野家に住んでいた他の全ての人間を追い出す、という行動にも現れている。その意味が分かるのは自分ともう一人、秋葉の後ろに控えているであろう琥珀と言う少女だけ。

 

 

「…………」

 

 

だが琥珀は何も口に出すことはない。付き人として、主人の前に出ることはないという矜持か。それとも。秋葉とは対照的な、気配すら感じさせないような感覚。八年間、目が見えない生活を送ってきたことで他人の気配を感じること、感情の機敏を感じ取るには長けていると思っていたが認識を改めなくてはならないかもしれない。

 

だがそろそろ終わりにしよう。このまま続けていても得るものはなにもない。ただ悪戯に目の前の二人を傷つけることになるだけなのだから。

 

 

「……そうじゃない。俺は遠野に戻らないんじゃない。戻れないんだ」

「戻れない……ですか? それは……」

「俺の返事の内容は知ってるんだろう? なら分かったはずだ。大方、遠野槙久……親父から聞かされてはなかったんだろうけど……」

「じゃあ……記憶喪失というのは、やっぱり本当なんですか……?」

 

 

あえて、言葉にすることで自分の現状を告げる。同時にやはり、という思いもあった。自分が記憶喪失、正確にはそれを装っていることを遠野槙久は秋葉には伝えていなかったのだと。ある意味、知識通りの人間だったということなのだろう。本物の遠野志貴にも暗示をかけ有間の家に送り、時期が来れば遠野四季の身代わりにしようと考えていた程だ。ある意味当然と言えば当然。もっとも自分はその類の暗示を受けてはいない。記憶喪失と思われていたこと、目の異常、心的外傷を装い眼を開けることを避けていたことから暗示をかける必要がないと判断されたのだろう。

 

 

「ああ、だからもう俺は、秋葉達が知っている『遠野志貴』じゃないんだ」

 

 

記憶喪失は偽り。だが本当の遠野志貴ではない、と言う意味では正しい。ただ真実を告げる。言葉通り、自分はもう彼女達が知っている存在ではない。仮初の存在。だからこそ遠野家には戻れないと。

 

 

「で、ですが……それなら尚のことこちらに戻るべきです! 遠野の家で生活すれば昔の記憶が戻るかもしれません! そうすれば……」

 

 

遠野志貴が自分達のことを忘れてしまっている。記憶喪失というあまりにもショックな現実に翻弄されながらも秋葉は何とか遠野志貴が戻ってきてくれることを願っていた。それだけを支えにこれまで生きてきた。ならここで秋葉は引き下がることはできない。引き下がりたくなかった。だが既に理解していた。先の遠野志貴からの電報。記憶喪失ではないもう一つの戻れない理由。記憶喪失以上に、明確な答え。それは

 

 

「……できない。今の俺は、目を開けることができないんだ」

 

 

遠野志貴が、世界を見ることができないから。

 

 

「兄さん……それは……」

「見ての通りだ。事故の後遺症で、ほとんど眼を開けることができないんだ。視力はあるんだが、どうしても治らなかった。今は何とか慣れて、有間の家では生活できているけどそれでもおばさんや都古には助けられてる。遠野の屋敷じゃ、とてもじゃないけど生活できない」

 

 

真実ではない真実を自分は告げる。本当は記憶喪失ではなく、別人であるからこそ自分は遠野の家に戻れない、戻るべきではない。日常ではない非日常に渡る勇気が、力が自分にはない。自分の体は遠野志貴の物。まだ感じたことはないが、もしかしたら殺人衝動が起こるかもしれない。そうなれば、最初に感じるのは間違いなく一緒に生活している秋葉となる。そうなればどうなるか分からない。彼女を、誰であっても殺すことなどしたくはない。

 

そんな自分自身の思惑を抜きにしてもどうしようもない理由。それが盲目である自分の限界。視力は持ちながらも直死の魔眼を持っている以上避けられない現実だった。

 

 

そのままゆっくりと、その手を自らの両目を覆っているアイマスクにかける。本当ならすべきことではないのかもしれない。だがどうしてもしなければならない、と思った。

 

そのまま何年かぶりに両目を開く。瞬間、世界が広がる。この世界に目覚めてから変わることのない、死の世界。もしかしたら死が見えなくなっているのでは、そんな淡い期待を吹き飛ばしてしまう、非情な現実。

 

久しぶりだからなのか、頭痛が起こり、目を細めそうになるも何とか耐えながらただ瞳に捉える。初めてみる、知っているのに、知らない少女の姿。長く黒い髪に、凛とした瞳。彼女の強さが見える姿。にもかかわらずその表情は悲しみに染まっている。そう自分がさせてしまっている。

 

この時ほど、遠野志貴が恨めしいと思ったことはないだろう。何故自分は遠野志貴ではないのか。何故自分はここにいるのか。

 

 

――――夜、目を閉じるたびに願っていた。目が覚めれば、本物の遠野志貴が戻ってくることを。

 

 

――――朝、目覚めるたびに安堵していた。自分が消えていないことに。

 

 

遠野志貴が戻ってくることを願いながら、自分が存在することに安堵する矛盾。

 

 

それから逃れるために、一度だけ遠野秋葉の姿を目に焼き付けた後、視線を逸らす。いや、そのまま視線はその背後へと吸い込まれた。

 

秋葉の後ろに控え、立ったままこちらを見つめている着物姿の少女。そのままその瞳に引き込まれる。目を奪われる。体に奔る死の線も、体を穿つ死の点も意識にはなかった。あるのは後悔だけ。

 

あの時の選択が正しかったのか、間違っていたのか。今に至るまで出ることはない、出ないであろう答え。

 

 

「……?」

 

 

時間にしてどれくらいだったのか。ほんの刹那だったのか。琥珀がどこか不思議そうな表情を見せながらこちらを見つめていることに気づき、それから逃れるように眼を逸らしながら再び眼を閉じ、殻に閉じこもる。そのまま深く目を閉じながら先の続きを始める。

 

 

「遠野の屋敷にはもう一人の使用人しかいないんだろう? なら尚のこと無理だ。段差もだけど、遠野の屋敷は広すぎる。情けない話だけど、だれか付き人がいないと俺は生活できない。どうしても仕方ない時には今みたいに眼を開けることもできるけど、それにも限界がある。貧血で動けなくなることもあるんだ……分かってくれ」

 

 

矢継ぎ早にあらかじめ用意していた答えを告げる。ある意味、秋葉の言葉の先を取ったものであり、未来知識と言う、知り得ないはずのものを識っている自分だからこそできるもの。

 

『翡翠』

 

琥珀の双子の妹である、遠野志貴の付き人になるはずの少女。だが彼女は自分の付き人にはなり得ない。目が見えない、開けることができない自分にはどうしても誰かの助けがいる。慣れた有間の家や、道、建物ならいざ知らず大きな屋敷である遠野の屋敷では杖だけでは歩くこともままならない。慣れるまでも相応の時間が要る。何よりも、翡翠は自分に触れることができない。何故なら翡翠は極度の男性恐怖症なのだから。盲目の自分を誘導することも、貧血になり動けなくなった自分を支えることも彼女にはできない。決して彼女が悪いわけではないのだが覆しようのない事実。ただ卑怯なのは、それを識っていながらそれを言い訳にしている自分自身。

 

 

「それは……! ですが……!」

 

 

同じことに気づいたのだろう。秋葉は明らかに焦り、言葉を震わせている。本当なら自分が世話をすると口にしたい。だが秋葉は遠野家の当主であり学生の身分でもある。自分に付きっきりになるわけにはいかない。かといって翡翠では志貴の付き人にはなり得ない。加えて専門的知識がない秋葉でも目が見えない人間にとって環境を変えることがどれほど大きな負担になるか、弊害を生むかは容易に想像できる。

 

それでも秋葉あきらめることはない。あきらめようとはしない。その程度であきらめるようなら、ここまで彼女はやってこないだろう。もしかしたら自分に新しい使用人をあてがおうとするかもしれない。自分に合わせて屋敷を変えようとするかもしれない。何度でも、有間の家を訪ねてくるかもしれない。

 

本当ならこの場で全てを打ち明けたかった。自分は遠野志貴ではない、と。だがそれがいかに無意味なことかを自分は思い知っている。そんなことを、一体誰が信じると言うのか。八年前と同じように、記憶喪失だとされるのが当然。しかも彼女たちにとっては八年越しの再会。もし八年前であったならまだ信じてくれたかもしれない。しかしそれはとうに過ぎ去った。

 

彼は覚悟を決め、口にする。本当なら決して口にすまいと、口にすることがないことを願っていた一言を。罪悪感、後ろめたさ、自己嫌悪。言葉では言い表せない程の感情を押し殺しながら彼は口にする。

 

 

「俺は……もう、死にたくないんだ……」

 

 

遠野志貴であれば決して口にしないであろう言葉。同時に遠野秋葉にとってはこれ以上にない意味を持つ、拒絶の言葉。

 

 

「――――」

 

 

瞬間、時間が止まる。秋葉が言葉を失い、息を飲んでいるのが分かる。もうこれ以上言葉は必要ない。全ての事情を知った上で、自分の本当の事情を伝えられない中で選んだ最も残酷な宣告。静寂が全てを支配する。それがいつまで続いたのか

 

 

「――――ごめんなさい、兄さん……失礼します。一目会えて、嬉しかったです」

 

 

感情を押し殺した声でそう残したまま、遠野秋葉は席を立ち去っていく。ごめんなさい、その言葉にどれだけの意味が込められているのか。それに対して答える言葉を彼は持たない。持てるはずもない。できるのはただ顔を下げ、俯くことだけ。

 

 

彼は生まれて初めてこの眼に感謝した。

 

 

眼を閉じていることで、遠野秋葉がどんな表情をしているかを見ずに済んだのだから。

 

 

だがそれ故に彼は気づくことはなかった。

 

 

もう一人の、琥珀色の瞳を持った少女が、自分をただ見つめていたことを――――


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