月姫転生 【完結】   作:HAJI

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第四話 「追憶」

――――黒い海を漂っている。それが一番近い表現だろう。

 

 

だが分からない。どうして自分がこんなところにいるのか。いつもの死の世界とは違う。あの恐怖が、孤独がここにはない。数えきれないほど潜ってきたあの感覚を間違えるはずはない。例え摩耗し、自分が誰であるか分からなくなっても、きっとそれだけは忘れない。忘れることは許されない。だからなおのこと不可解だった。

 

自分のカタチが分からない。どこからが自分で、どこからが世界なのか。境界線が消え去ってしまったかのよう。ないものを動かすことはできない。無から有を生み出すことはできない。そんなことができるのは、きっとカミサマだけだろう。

 

だがそんな宙に浮いた疑問も氷解する。否、全てを理解させられる。頭ではなく体で。思考ではなく、反射で。

 

ここは全ての始まりであり、終わり。全てがあり、だからこそ何もない空の境界。

 

無から有を生み出すのではない。ここには初めから全てがある。故に何も生まれることはない。ただそこにあるだけの、無価値なもの。

 

そんなものに、数えきれないほどの魔術師(オロカモノ)達が挑み、求め、挫折していった。自分では至れぬと絶望すればいいものを、ならば次の世代ならと淡い期待を抱きながら。次がダメならその次。年月を積み重ねれば、いつかは頂きに辿り着けるのだと。もはや呪いにも似た呪縛。目的と手段を履き違えている愚かな者達。彼らは気づかない。少し考えれば分かる、単純な真理。

 

どんなに学ぼうと、血を重ねようと意味はない。ここに至れるのは、初めからそう決まっている者達だけなのだと。

 

至れることができたとしても意味はない。ここに至ればその瞬間、自分は消え去る。無限に、無尽蔵に広がる記録と記憶の檻。ちっぽけな人格など圧殺され、何も残りはしない。ここに至り、戻って行ったのはたった五人。きっと彼らは人間ではない。だからこそ魔法使い、という言葉が相応しい。

 

なら、今ここにいる自分は何なのか。六人目の魔法使いなのか。いや、あり得ない。確信。六人目はあり得ない。そもそも自分は彼らとは根本が違う。至る必要など最初からない。何故なら―――――

 

 

 

 

――――世界が変わる。テレビのチャンネルが切り替わるように、違う世界が広がって行く。

 

 

大きな洋館。どこか厳かさを感じさせる、見る者を威圧する負の雰囲気を持っている屋敷。その門の前で立ちすくんでいる小さな子供。それが遠野志貴という殻を被った自分だと気づくのに、時間はかからなかった。

 

まるで記録映像を見るように、自分の姿を捉える。これが自分の記憶だと悟る必要すらない。だがその光景は酷く虚ろだった。色は褪せ、世界にはノイズが満ちている。所々は飛び飛びになってしまう。そう、まるで古いビデオテープ。繰り返し、繰り返し見続けたことで摩耗し、消耗してしまった記録。

 

だが世界が暗く、色褪せているのはきっとそのせいだけではない。この時の、自分の心象が原因に他ならない。思い出すことができない、思い出したくない程、この時の自分は絶望し、死に魅入られていたのだから。

 

 

「…………」

 

 

観客の自分と、舞台の上の自分の意識が、視点が重なる。ただ感情もなく、呆然と屋敷を見上げているだけ。表情を変えることも、言葉を発することもない。生気のない幽鬼のよう。いや、そんなものではない。人形と言った方がいい。自分の意志も、目的もなく、ただ舞台装置にしかなれない傀儡。

 

傍には何人かの大人達がおり、何かをしゃべっている。どうやら自分のことを話しあっているらしい。七夜、記憶喪失、目の異常、失語症。今の自分を指しているであろう単語が耳に入るが興味はなかった。その全てが他人事のようにしか感じられない。意味を感じられない。

 

ただ、全てがどうでもよかった。あの日、目を覚ましてから自分には生きている実感がない。他人の体に他人の知識。手足を動かすことはできる。言葉を話し、呼吸することもできる。だがそれだけ。それが自分の物だという実感も、感覚も持てない。

 

あるのは視界に広がる黒い線と点だけ。直死の魔眼という呪いによる死の実感のみ。ただそれから逃れたい。唯一の自分の願いはそれだけだった。

 

だがそれは叶わなかった。魔法使いは自分の元には現れず、刻限は過ぎてしまった。自分が遠野志貴ではないという証明であると同時に死刑宣告。それを受け入れざるをえなかった自分はそのままここまで連れてこられた。

 

 

「――――付いてきなさい」

 

 

大人たちの中でも存在感を発していた男の声。それが自分に向けての物だったことに気づくことにしばらく時間がかかったのは仕方のないことだ。何故ならその男、遠野槙久が自分に話しかけてきたのはそれが初めてだったのだから。

 

およそ感情が感じ取れない命令に近い言葉にその時の自分は何も感じなかった。この男が何を考えて、何を求めて動いているのか。知識を持っている自分にはおおよその見当はつく。だがそれは自分にとってはどうでもいいことだ。自分にとってどうにかできることではない。

 

本当なら退院した子供に向かってのものとは思えないもの。しかしそれは槙久以外の大人も同じだった。それどころかまともに自分の、遠野志貴の姿を見ることもない。まるでモノをみるように、厄介者を扱うように。

 

 

――――ああ、そうか。

 

 

少し、納得した。今の自分は七夜。混血の彼らにとっては忌むべきもの。子供であれそれは変わらない。なるほど、七夜志貴が絶望し、閉じこもるのも納得できる。文字通り子供である彼ではこの世界ではそうするしかなかったのだろう。だが同情はなかった。ただ単に、そういうことがあったんだな、と確認できたという意識だけ。そこに人間らしい感情は含まれない。そもそも自分は人間ですらない。

 

自分の名も、過去もない。体すらない。存在しているのかすらあやふやな蜃気楼。

 

そのままふらふらと、おぼつかない足取りで彼らの後を追って行く。ただ死に触れないように、出来るだけ眼を細め死を見ないように。ひたすら頭痛と疲労に耐えながら。今はそれだけが自分が生きているという証明だった――――

 

 

 

――――景色が途切れる。ノイズが混じり、フィルムが欠けている映画のように場面が切り替わる。

 

 

 

次に目にしたのはどこかの一室だった。子供の視点からはとても大きな部屋に感じられる。そこにある豪華な机や椅子、およそ読むことができないであろう蔵書で溢れている書斎。そこが遠野槙久の部屋であることに気づくのに時間はかからなかった。

 

そこには自分一人しかいない。遠野槙久も、他の親族たちも場所を移動したのだろう。ぼんやりと彼らの会話の内容が頭に残っている。その中に有間という単語があった。どうやら自分はやはり、そこに預けられることになるらしい。今ここに連れてこられたのもその道中に、自分の服などを持って行くためのようだ。

 

そのことに何の感情も湧かない。自分のことのはずなのに、他人事にしか思えない。

 

ただ呆然とその場に立ち尽くしているだけ。本当に人形のようだ。逃げ出そう、という気すら起きない。今、この部屋は鍵がかけられている。どうやら槙久の持つ鍵でなければ外からも内からも開けることができない仕組みらしい。ここは自分を逃がさないための檻。

 

だがそんなことをする意味もない。魔眼を使えばこの部屋を脱出することは容易い。文字通りバターのように鍵どころか扉ごと切り裂くことができるだろう。しかしそれだけ。そこから先は何もない。一体どこに逃げるというのか。小さな子供の自分がどこへ。まともに歩くことすらままならないこの体でどこへ。誰が助けてくれるというのか。子供である自分の話を信じてくれるはずもない。どうしようもない袋小路。鍵などかける必要すらない。自分は生まれた時から檻に閉じ込められているのだから。

 

 

『遠野志貴』という逃れられない殻の中に――――

 

 

瞬間、かたんという音がした。何とはなしにその方向へ顔を向ける。そこには一人の少女がいた。年は恐らく十歳ほど。洋装をした女の子。どうやら最初からこの部屋にいたらしい。それに気づかない程自分は摩耗していたのか、それとも気配を消すことに少女が長けていたのか。おそらくはその両方。

 

 

「…………」

「…………」

 

 

そのまま互いに無言のまま見つめ合う。驚きも何もない。ただそこにいるから見ているだけ。きっと少女も同じだったのだろう。

 

 

目覚めてから初めてまともに人間を視界に収めた、と気づいた。直死の魔眼を持つ自分にとって人間を直視することがもっとも辛いこと。線だけでなく、点まで見えてしまうのだから。線だけでも頭痛がするのに、点まで直視すればその限りではない。故にこれまで誰一人、完全に視界に入れることはなかった。だが今、自分は少女と向かい合っている。体に奔る線も、体を穿つ点も意識にはなかった。ただその琥珀色の瞳に目を奪われていた。

 

そこには何も映ってはいなかった。生気を感じさせない、虚ろな眼。本当に自分を見ているのかどうかすら疑わしい瞳。ただ思った。

 

 

――――まるで、人形のようだ、と

 

 

そのままどれくらいの時間が経ったのか。少女は一言も発することはなく、自分もまた同じように言葉をかけることなく視線がずれる。正確には自分が視線を逸らした。何もしゃべる必要性がなかった。そんな単純な理由。

 

『琥珀』

 

それが目の前の少女の名であることを自分は識っていた。正しくは、彼女の姿、この状況からそうなのだろうと判断した。知識は所詮知識。記憶でも、経験でもない。故に初対面でそうと確信することは難しい。だがもはや確認するまでもないほどに彼女の姿はそれと一致していた。

 

『巫浄』 『感応能力』

 

琥珀という人物に関連した知識が勝手に自分の中に流れ込んできては刻まれていく。何故少女がここにいるのか。生気のない目をしているのか。知りたくもないことを、無理やり自分は知らされる。これが自分のもう一つの呪い。初めて会う人であっても。遠野志貴に関連した人物であれば否応なく知識を与えられてしまう。

 

もし、それがなければまだ自分は自分だと開き直れたかもしれない。だがそれは許されない。どんなに抗っても呪いは消えることはない。一体何故こんなことに。そんな既に擦り切れるほど続けてきた自問を繰り返さんとした時

 

 

「……あなたが、志貴?」

 

 

それまで微動だにせず、人形のように黙っていた少女、琥珀が話しかけてくる。抑揚のない、独り言のような問い。まるで言葉を忘れてしまっているのを思い出しながら絞り出したような言葉。だが

 

 

「――――違う」

 

 

何の抑揚もなく、独り言のように自分の口から否定の言葉が出た。知らず、自分が一番驚いていた。病院で閉じこもってから、一カ月以上言葉を発することはなかった。そのせいで失語症だと誤解されるほど。しゃべる意味すら失いかけていたにも関わらず驚くほど、あっさりとその言葉は口にできた。

 

 

「俺は――――志貴じゃない」

 

 

明確な否定。自分の名も、記憶も、体もなくとも。例え人形であってもそれだけは認めない。自分の中に残っている、最後の意地。

 

 

「…………」

 

 

そんな予想していなかった返事に何を思ったのか、琥珀はまたそのまま口を閉ざしてしまう。当たり前だ。彼女からすれば意味が分からない言葉。ただ直接会ったことがなく、窓からしか見たことがなかった遠野志貴であるかを確認するための行為だったのだろうから。

 

こんな少女相手に何を口走っているのか。それともこんな少女だからこそ、本音が漏れたのか。そのまま琥珀を無視したまま部屋にある窓に向かって近づいて行く。琥珀だけでなく、この部屋にいるだけで気が滅入る。何か言いようのない重さのような物が、この部屋にはある。それから逃れたい一心で窓から外を眺める。だがそこにすら逃げ場はなかった。

 

眼下には大きな広場がある。子供であれば走り回ってしまうような大きな庭。しかし、初めて見るはずなのに、知っている場所。

 

 

七夜志貴が殺され、遠野志貴になるはずだった場所。

 

 

なのに遠野志貴ではなく、自分が生まれてしまった場所。

 

 

瞬間、凄まじい頭痛と吐き気が襲いかかってくる。死を見ている反動だけではない。まるで違う、異質な痛み。自分が自分ではないような、消え去ってしまうような痛み。思わずその場に蹲り、同時に自らの体を直視してしまう。張り巡された死の線と、浮かび上がっている死の点。

 

そうだ。自分には逃げ場はない。出会う人々も、世界も、その全てが遠野志貴に縛られている。自分は、どこにもいない。

 

 

遠野志貴遠野志貴遠野志貴遠野志貴遠野志貴遠野志貴遠野志貴遠野志貴遠野志貴トオノシキトオノシキトオノシキトオノシキトオノシキ――――

 

 

意味を持たない言葉の羅列が思考を支配する。これまで何とか保ってきたものが、最後の一線が崩壊を始めんとする。死と知識が自分を蝕んでいく。終わりの見えない絶望が全てを包みこんでいく。

 

魔眼を抑えるためにはもう目を閉じて生きて行くしかない。普通の人のように、生きてはいけない。この体は、爆弾のような物だ。いつ炸裂するかも分からない時限爆弾。決して導火線の火を消すことはできない。例えそう生活しても、先には避けれない因縁が付きまとう。それを乗り切ってもこの体は長くは保たない。なら――――

 

 

無意識にその手が動く。視線の先には黒い点。逃れることができない死の根源。今まで考えようとはしなかった、気づかないふりをしていた解決策。生きる意志も死ぬ意志も持てないからこそ先送りにしていた答え。きっと人間であれば、生きようとするはずだという知識から選ばなかった終着点。

 

 

まるで俯瞰風景に魅入られるように、ゆっくりと、自然に、導かれるようにその手が突き入れらんとした時

 

 

「……イタイ、の?」

 

 

先程とは違う、どこか感情のような物が混じった問いが背中からかけられる。同時に手は止まっていた。もしあと数秒遅ければ間に合わなかっただろう。いや、もしかすれば機会を失ってしまったのかもしれないが。

 

そのままゆっくりと振り返る。そこには先程変わらないまま虚ろな瞳をし、立ちつくしている琥珀の姿がある。違うのはその視線が自分の胸に向けられていることだけ。きっと彼女からは自分が胸が痛くて苦しんでいるように見えたのだろう。だが先の言葉のおかげが、既に頭痛と吐き気は収まっていた。それを見て取ったのか、琥珀はそのまま思い返すように、自分に続ける。

 

 

「……わたしも、イタイの」

 

 

イタイ、と。その言葉にどれだけの意味があるのか、分からない。分かるはずもない。それが分かるのはきっと、世界で彼女だけだろう。だが一片の同情もなく、自分は聞き続ける。そんなものは、何の意味もないのだから。

 

 

「だから……自分が人形だと思うの。そうすれば、イタくなくなるから」

 

 

琥珀はただ独白する。自分の体が自分の物ではないと思えばいいと。そうすれば、人形であればイタくない、と。例え殴られようと、血を流そうと、心を壊されようと、自分ではなければイタくない。

 

自己防衛。代償行為。逃避。そういった類の答え。そう思わなければ、彼女は壊れてしまったのだろう。そう考えなければ、生きてはいけなかったのだろう。十歳の少女が、一体どれだけの境遇にあえばそこに至れるのか。

 

だが琥珀はそれすら気づいていない。ただ人形であることで生きることができる。痛みを失くせる。そう思っている。

 

今の言葉も、独白でありながら自分への助言。琥珀自身が知っている方法を、同じように痛がっているように見えた自分に教えようとしてくれたもの。だが彼女は気づいていない。それこそが矛盾であることを。本当に人形になりきっているのなら、そんなことはしないだろうということを。

 

 

「――――」

 

 

そんな琥珀の姿と言葉にただ言葉を失う。先程までの頭痛も、吐き気も頭にはなかった。あるのは嫌悪感だけ。目の前の少女に対する、純粋な苛立ち。

 

まっとうな人間なら彼女に同情するのだろう。彼女の境遇に憤怒し、彼女を救いだそうとするのだろう。頭でそれは分かっている。そうするのが正しい。人間として当たり前の感情。だが今、自分を支配しているのはそれとは真逆の感情だった。

 

 

だってそうだ。自分は人形だ。どうやっても人形なのに、人間になりたいと、自分が欲しいと足掻いている。必死に人間の振りをしようとしている。

 

 

なのに目の前の少女は生きるために、痛みに耐えるために人形になろうとしている。決してなることができないはずの人形に。人間である彼女には、決してできないことに気づかずに。

 

 

笑い話だ。互いに決してなれないものになろうとして、自分を誤魔化している。道化でしかない。いや、道化は自分だけ。人形である自分は道化にしかなり得ない。

 

 

少女は持っている。『自分』という、自分がどんなに求めても手に入らないものを。なのにそれを無為にして、人形になろうとしている。それが許せない。納得できない――――

 

 

 

――――彼は気づかない。それが嫌悪でないことに。人形では持ち得ない、人間である者だけが持ち得る『嫉妬』という感情であることを。

 

 

 

そのまま、自分は何かを少女に告げた。それが何だったのか、聞こえない。思い出せない。そこだけがノイズがかかったように、消え去っている。ただそれが、否定の意味を含んだものだったことは何となく覚えている。

 

少女は何も答えることはなかった。その表情も、見えない。きっと元々彼女の姿を見てはいなかったのだろう。そのまま最初と同じように、無音の世界が全てを支配する。互いの存在を知りながら、あえて気づかないふりをするように。

 

それを破るように、誰かの足音が部屋に近づいてくる。きっと大人達がやってくるのだろう。結局自分は何もすることなく、何もできないままこの屋敷を去っていく。行く先はどこか。この目と同じく、先は何も見えない。そんな中

 

 

「――――これ」

 

 

いつからそこにいたのか、少女は自分の前にやってきて、何かを差し出してくる。それが何なのか、一瞬戸惑うも明らかだった。

 

 

真っ白な、長いリボン。先程まで自らが身に着けていた装飾。

 

 

それを少女は目の前に差し出す。その意味が理解できず、同時にその意味を識っているからこそ自分はただその場に立ち尽くすことしかできない。

 

 

「もし、――――たら」

 

 

少女が何かを自分に告げた。先の自分の言葉に対する答え。摩耗して、思い出せなくなってしまうほどに、それほどに自分にとっては特別な約束。

 

 

それが遠野志貴へのものだと分かっていても、そう感じる何かがあった。

 

 

 

そこで記録は途切れる。観賞会はここまで。もう飽きるほど見てきた光景。にもかかわらず、決して変わらない記憶。

 

 

未だ果たせぬ約束。それができる日が来るのか。それとも。

 

 

人間の振りをしている人形と人形の振りをしている人間。

 

 

――――その出会いの意味と答えを探しながら、また一つ螺旋が紡がれ、再会の時が訪れる。

 

 

 


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