エアプタシンおじさん   作:てとるマン

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初投稿です。


守り人とエアプおじさん

 

 

 やぁみんな、タシンおじさんだよ。

 

 

 

 いや、私はまだ20歳だからおじさんと言うほどの年齢じゃないとは思うが・・・そこは置いておくとしよう・・・それよりも。

 

  

 

 「全く、タシン!お前はいっつも一人で危険な所に行き過ぎだろ!!」

 

 

  私は現在、幼馴染であり親友でもあるナルに説教を受けていた。

 

 

 

 

「最近になって()()()()()()が増えて、里のみんなは外に出ようともし無いのにお前はいつも気付いたら居なくなっているから探すのが大変だったぞ!!」

 

 

 

「いや本当にすまん、護竜の生態を調べたいから近付き過ぎたのがいけなかったよ。」

 

 

 

 

  私の言い訳は()()()()()()()()()()()。良さげな遺物が無いか探索しつつ、護竜たちの()()()を調べようとしたのだ。

 

 

 

 何故私が護竜の生息域を調べようかと思ったのは[()()()()()()]が龍灯に取り憑いたかどうか調べるためである。あの龍が竜灯に取り憑くタイミングによっては私の計画に支障が出る為、出来れば把握しておきたいのもあって今回は深めの層に潜ったのだ。 

 結果は散々な上に肝心の生息域の調査も全く出来なかった。まぁ、命を拾えただけ運が良かったと思いつつ、次に活かせばいいのだろう。

 

 

 

 そう物思いにふけていると、隣に歩く親友が(怒りの形相で)更にボヤく。

 

 

 

 

 「全く!!俺の話を聞いてるのか!!」

 

 

 

 どうやら私が話半分しか聞いてないのを悟られたらしく、更に親友の説教が激しくなりそうなのを感じ、私は思考中断する(口煩い親友の対応に切り替える)

 

 

 

 

 「それよりもどうだ?俺が作った射出機の使い心地は?」

 

 

 

 私は話を逸らす為、彼の腕に装備されている射出機(スリンガーもどき)について感想を求めた。

 

 

 

 

 「ん?ああ、中々いいぜ。閃光玉?って奴と反竜乳結晶をあんな勢いで遠くに飛ばせるからな、これがあったからさっきも間に合ったしな」

 

 

 

 

 そう、彼が装備している射出機はモンハンでハンターが装備している[スリンガー]を参考に作り上げた射出機である。主な使い道は閃光玉やモンスター誘導弾、ペイントに肥やし玉・・・後は反竜乳結晶を飛ばす事が出来るのだ。先程のドシャグマも本来なら閃光玉程度では逃げなかったのだが、この反竜乳結晶をぶつけた事でドシャグマは逃げ出したのだ。

 

 

 

 

 反竜乳結晶とは物語に於いて竜乳結晶を打ち消す際にタシンが使用していた物で、ナタのペンダントは更にそれの純度を高め、固めた物である。

 これを護竜に使えば、護竜の中に蓄えられた竜乳を打ち消されてしまい、弱体化するというのが研究している最中に発覚した為、スリンガーの弾として改良してみたのだ。物語に登場自体はしているが正式な名称が語られていなかった為、私は反竜乳結晶と名付けた。

 

 

 

 

 因みにお前は装備していないのか?と疑問にもたれるかもしれないが、答えはノーである。何故ならば私は圧倒的に射出機を扱える技術がなかったのである。元々、ナルが装備している射出機は私が自衛の為に作り出しのたが、試し撃ちでは弾は的外れ(明後日)の方角に飛んで行き、いざ真っ直ぐに飛んだかと思えばモンスターの背後(お前何かした?)で炸裂して意味がなし。

 

 

 

 

 これでは使い物にならないと廃棄処理しようとした所、私が使っていたのを見ていたらしいナルが「捨てるなら俺にくれよ」と言うのでやり方を教えつつ、撃たせた所。ドンピシャリな所で弾を命中させる事を初弾から成功させ、私を驚かせた。それ以来、射出機はナルの物となったのである。

 

  

 

 「て、おい!!露骨に話を逸らすな!!」

 

 

 どうやら説教を免れる事は出来ないようだ。

 

 

 

 ◯

 

 

 

 おい、帰ってきたぞ。

 

 

 良かったわ。護竜に襲われたじゃ無いかと心配しのよ。

 

 

 まぁ、若い内は好奇心が旺盛だし、仕方ない仕方ない。

 

 

 

 

 里に帰還したのも束の間、どうやら私が居なくっていた事に気付いた守り人の皆が心配していたようで里の入り口で待っていたようだ。

 

 

 

 物語の時も思ったのだが、タシン然り守り人の里を住人はこんな閉塞的な環境にいるのに余所者が来た時の警戒心然り、危険な里の外に出た者に対してこんなにも優しいのか、理解が出来ない・・・まぁ、それで救われる事も多々ある為、文句は言えないが。

 

 

 

 

 「ごめんなさい、心配を掛けてしまい申し訳なかったです」

 

 

 

  私が一言、詫び入れるだけで「次からせめて誰かに伝言を残していってね」や「あまり無茶はするなよ」と言いながら皆散っていった。

 

 

 

 「全く、俺の苦労を知らないで!!何で誰もコイツ厳しく言う奴がいなんだよ!!」

 

 

  嫌、まぁ私も同感と言えば同感だよ。と心の内では私は思いつつ、口には出さない私なのであった。

 

 

 

 

 ◯

 

 

 

 

 「あ!やっと帰ってきた!!」

 

 

 

  私が家に帰ると部屋の奥から声が聞こえてくるのと同時にこちら近付てくる()()が聞こえる。

 

 

 

 「全く、何も言わないで外に行くなんて信じられない!!せめて一言、言伝するぐらい出来るでしょ!!」

 

 

 

 「ああ、すまない。次から気を付けるよ」

 

 

 

 私の自宅からで出来て早々に私に文句をマシンガンが如く連射してくる存在・・・もとい、()()()()()()()()()()()()()だ。

 

 

 

 「()()()、ナルが探しに行かなくちゃ危なかったんでしょ?貴方の事だから」

 

 

 図星である。彼女感は本当にとても鋭い・・・大抵私が居なくなる時に()()に気付くのは彼女なのは、もう私の中で当たり前になりつつあった。

 

 

 

 「イタのおかげで助かったよ。本心だよ?」

 

 

 先程の謝罪では足りない気がした私が、反省の意を改めて伝えてみる事にした。

 

 

 

 「分かってるのならナルに余り迷惑を掛けないでよね!!唯でさえ()()を引き受けたばかりなのに!!」

 

 

 全面に私が悪いので苦笑を返すしかない。実はつい先日、ナルが反竜乳結晶を加工したペンダントを受け取り、役目をナルの父から継いだそうなのだ。そんな大切な時期でもあった為、彼等に足を向けて寝る事が出来ない程、私は感謝している・・・本心だよ?

 

 

 

 「ん・・・よろしい!!次から気を付けることね!後、貴方の部屋散らかってたから掃除しといたわよ」

 

 

 

 これは私の秘技、土下座(ジャパニーズドケザ)が輝く時が来たのかもしれない。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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