Blue Archive SCHALE! Former Trio 作:只のナギサ推し
ラーメンを食い終わって学校に戻った後…
アヤネ「校舎より南15km 地点付近で兵力を確認!!」
アヤネが敵を捕捉していた。
Dust「ヘルメット団?」
アヤネ「い、いえ! ヘルメット団ではありません! この装備は……傭兵です! 日雇いの傭兵!」
ホシノ「へぇ〜。傭兵かあ。あれ結構高い筈なんだけどなぁ」
ULB「傭兵?」
セリカ「ホシノ先輩も利用経験が?」
ホシノ「うへぇ、まさかぁ。カタログ見たことあるだけだよー……アビドスにバイト代払えるようなお金ないしねー」
アヤネ「これ以上接近されると危険です!耐久力に物を言わせて、無理矢理校舎まで押し入ってくる可能性があります!こちらから迎撃しましょう!!」
Insanity「了解した」
そうしてULB達は敵を迎え撃とうとしに行くと…
ホシノ「あー先生?」
ULB「なんだ?」
ホシノ「先生は相手の幹部や大将の対処をしてくれない? 雑魚兵は私たちがやるから」
Insanity「え……俺等が出てった方が早く終わると思うが…」
ホシノ「それはそうだけどさー……いつまでも先生に頼ってたんじゃ強くなれない、それに借金の件が終わった後も先生の手を借りるわけにはいかないしねー」
ノノミ「そうですねー…いつまでも先生に守ってもらうのもいやですし」
シロコ「ん、先生は強い方をお願い、できれば長く時間稼ぎをして」
ULB「OK」
ホシノ「よーしじゃあ先生が戦ってくれている間、おじさん達は雑魚の対処……行ってみよー!」
『おー!!!』
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アヤネ『前方に傭兵部隊を確認!!……あれっ、あの姿は』
セリカ「あれって柴関ラーメンの時の……!」
集団を率いて歩いている4人の影は、便利屋の4人だった。
シロコ「ん、流石についさっき見たから忘れない……なんでここに?」
セリカ「ラーメン無料で特盛にしてあげたのに!!この恩知らず!!」
ムツキ「あはは! それについてはありがとね!!バイトちゃん!!でもそれはそれ、これはこれ。こっちも仕事でさー」
カヨコ「残念だけど公私はハッキリ区別しないと。受けた仕事はキッチリこなす。それが便利屋68のモットー……でしょ? 社長」
アル「うふふ……そうよ。それが私たちのモットー! よくわかってるじゃないカヨコ!」
セリカ「……そこでそんな嬉しそうな顔されても」
Dust「とりあえず……敵ってことでいいか?」
アル「え?」
ふと、アルの後ろの方から声がした。
アルが恐る恐る後ろを振り返ると、そこには…
Dust「奇襲…ってもんだぜ」
目が黒いスケルトンが立っており、アルに触れるとアル諸共どこかに消えてしまった。
ムツキ「……え?」
ホシノ「皆、今だよ!!」
便利屋のメンバーが呆気にとられてる中、ホシノが声を掛け傭兵の相手をする。
「く、来るなー!!」
「ギィャアァァァァァ」
至る所で傭兵達の断末魔が聞こえる。
ハルカ「あ、アル様は…どこに…」
「どこに行ったんだろうな?」
そして便利屋の前に、ULBとInsanityが現れた。
Insanity「お前らの相手は俺達だ」
ULB「今引くなら許すぞー」
カヨコ「しょうがない…ムツキ、ハルカ。行くよ!!」
ハルカ「は、はいッ!!」
ムツキ「オッケー」
便利屋側はカヨコの指揮の元、ULBとInsanityに襲いかかる。
先生側は、自身の愛銃と骨などを使って便利屋の相手をする。
便利屋とアビドスの戦いが、今始まった。
一方、Dustはと言うと…
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《どっかの場所》
アル「こ…ここどこよー!?」
Dust「ありゃま、マジでどこだここ?」
アル「え?貴方も分かってないの?」
Dust「ゑ?」
絶賛迷子中だった。
Dust「まぁそんな事はさておき」
アル「そんなことって何よ」
Dust「まず聞きたいんだが、どうしてアビドスを襲った?聞けば、便利屋68は『金さえ貰えば何でもする』がモットーなんだろ?どっかに雇われたのか?」
アル「私達の依頼内容を簡単に言うと思う?」
Dust「やっぱりそうだよなー…」
アルに尋問をしてみるが、流石は組織の長。そう簡単に口を開くとは思えない。
Dust「まぁ取り敢えず、こっちに手を出すっつんなら、オレも応戦しないといけないからな…」
Dust「オレは戦いをあまり好まない方だが…ここは全力でやらさてもらう」
次の瞬間、アルがDustに銃口を向け一発撃つ。
それをDustは避け、一気に間合いを詰める。
〚アルvsDust〛
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《アルの脳内》
アル(や、ヤバい人に絡んじゃったー!!これ本当にヤバいわよ!!私はムツキやハルカみたいに近接で戦う訳じゃないから…というか今消えた!?あの人どうなってるのよー!!というか噂で聞いてたけど本当に人間じゃなくてスケルトンなんだけど!!どうする私どうする私どうする私ぃ!!)
アルは表情には出ていないが、内心物凄く焦っていた。
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《それから数分して》
ホシノ「こっちは終わったよ〜」
シロコ「ん、こっちも」
アヤネ『皆さん、お疲れ様でした』
アビドス側は勝利していた。
ULBとInsanityの方も…
カヨコ「はぁ…降参する」
ULB「アンタらが早く諦めてくれて良かったよ」
ULB側も勝利していた。
カヨコ「流石にあんなトリッキーな戦いされたら…こっちも持たないよ」
Insanity「え?そんなトリッキーだった?」
カヨコ「自覚ないの…」
ULB「オイラ達にとっちゃアレが普通だから…」
話を聞いていたアビドスの皆も先生達の戦い方が気になっていた。
そんなトリッキーな戦い方がこちら。
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ULB「骨を出す、投げる、撃つ、また出す、投げる、撃つ」
ハルカ「うわぁぁ死んでください死んでください死んでください死んでください死んでください」
Insanity「ちょ、そんな呪いみたいに連呼しなくても…」
ULB「最後くらい、呪いの言葉を吐けよ…」*1
Insanity「やめなさい」
ムツキ「これで〜どーん!!」
ムツキがパンパンになる程に爆弾を詰めたバックをULBに投げるが…
ULB「よいしょ」
骨を突きさして空中で爆破させるわ。
Insanity「おいおい、そんな乱暴に撃っても当たんないぜ?」
瞬間移動で銃弾を避けるわ。
ULB「これでどうだ?」
変なブラスターを撃ってくるわ。
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カヨコ「もう滅茶苦茶」
シロコ「ん、もうそれぐらいでは驚かない」
カヨコ「アンタ達も大変だね…」
ムツキ「そういえばアルちゃんは?」
ULB「あ〜…分からん。そろそろ帰ってくると思うけど」
Dust「っと」
ULB「お?噂をすれば」
丁度Dustが帰ってきた。どうやらまだアルと交戦中らしい。
Dust「はぁ…はぁ…へへ、やるなお前」
アル「つ…疲れた…」
Dust「一気に間合いを詰めたのにすぐ離れて体制を整えるし、スナイパーも明確に当ててこようとする。というか実際当てられかけたし…お前相当強いな」
アル「え?な、なに?急に褒めてきたんだけど?」
Insanity「何やってんだアイツ」
なんか出てきたと思ったら急に褒め始めてるし…
アル「って皆!!どうしたの!?」
カヨコ「降参した。雇った傭兵も定時で帰っていったし」
ムツキ「万事休すだよ?アルちゃん」
ハルカ「申し訳ございませんアル様…死んで償います…」ジュウコウプルプル
ULB「やめろアンタ!!そう簡単に命を捨てようとするな!!」
Insanity「自己肯定感低すぎじゃねぇか?」
マジでやめてくれ。
アル「と、取り敢えず撤収するわよ!!」
ムツキ「オッケー」
セリカ「え?」
アルがそういうと、急に辺りが煙に包まれた。
さっきムツキが何かゴソゴソしてたから、恐らくムツキの仕業だろう。
シロコ「ん!!いつの間に…」
セリカ「ま、待ちなさいアンタ達!!逃がすと思ってるの!?」
ムツキ「じゃ皆またね〜」
カヨコ「逃げるよ、ハルカ」
ハルカ「分かりましたぁ!!」
煙が晴れた頃には、便利屋の姿は無かった。
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Dust「結局何も分かんなかったな…」
ULB「雇い主とかな…」
ホシノ「ま、そんなことよりも、ありがとね先生。おかけでおじさん達も戦いやすかったよ〜」
シロコ「ん、やっぱり大人は伊達じゃない」
ノノミ「シロコちゃん、これは先生方がおかしなほど強いだけですよ?」
Insanity「まぁ…否定はしない」
こういうモンスターだから。
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《次の日》
便利屋が襲来した次の日。いつも通りアビドス高校に行くと、なんか怪しい車が来た。
ULB「なんだあれ?」
Dust「さぁ?」
アヤネ「アレは現金輸送車です」
Insanity「あぁ…借金の?」
セリカ「そうよ」
そして、オレ達は輸送車の所に行く。
今日は利息の返済日らしく、全身義体のドライバーが、返済額の確認をしている
「…お待たせしました。変動金利等を諸々適用し、利息は788万3250円ですね。すべて現金でお支払いいただきました、以上となります。カイザーローンとお取引いただき毎度ありがとうございます。来月もよろしくおねがいいたします」
義務的に事務的に話すべきことを話したドライバーは、車に乗りアビドスを去っていった。
(…なんか、動く骨がいたな…)
ドライバーは運転しながらそう思った。
ホシノ「はぁ…今月もなんとか乗りきったねー」
アヤネ「なんとかなりましたね」
セリカ「アヤネちゃん、完済まで後どれくらい?」
アヤネ「309年返済だよセリカちゃん…」
セリカ「アヤネちゃんよくパッと数字出るね…」
ノノミ「所で…カイザーローンはなんで現金だけなんでしょう…わざわざ現金輸送車まで手配して…」
シロコ「先生アレ追いつける?」
Dust「オレらでなにする気だ」
セリカ「シロコ先輩なに襲おうとしてるんですか!!」
シロコ「駄目?」
セリカ/Dust『駄目!!』
むぅと顔を膨らませるシロコ。一体誰がシロコをこんなにしたんだか…
取り敢えず教室へ戻りまた作戦会議をすることにした。
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アヤネ「では報告をはじめます。一つ目は昨晩の襲撃、便利屋68についてです」
ホシノ「アルちゃんの話?」
セリカ「もうちゃん付けしてる…」
アヤネ「はい。リーダーの
Dust「ゲヘナ学園か…」
ULB「懐かしいな…また今度会いに行くか」
シロコ「先生、ゲヘナの人に知り合いがいるの?」
Insanity「あぁ、ちょっとな」
取り敢えず話を進めてくれと言わんばかりにInsanityは答える。
因みにその知り合いはまだこっちに来たばっかの頃に世話になった
ULB「でもまぁ…詳しい事は知らないから教えてくれないか?」
アヤネは分かりましたといい2校の説明をする。
アヤネ「このキヴォトスには数多くの学園が存在しているのですが…その中でも飛び抜けて規模が大きいのが、ゲヘナ・トリニティの二つの学園です」
ホシノ「ゲヘナの方は自由と混沌を校風としている…まぁ治安はいい方ではないかなー」
シロコ「ん…逆にトリニティは規律とかミッション系のお嬢様学校といった雰囲気だよ、治安はまだいい方…けど、一部じゃイジメなんかもあるって噂もある」
ホシノ「この二つの学園って昔から対立してるんだよねぇ〜『トリニティは良いとこのお嬢様みたいなのが気に入らない』とか『ルールも守れない野蛮な連中で、見るのも嫌!』みたいなね」
こんな感じで説明され、3人はなんとなく理解した…そして一言。
3人『どっちも腹黒そう』
ホシノ「……それ言っちゃう?」
Insanity「でもまぁ…表に悪い部分を出しているゲヘナの方がまだましだと俺は思う」
ノノミ「裏でネチネチというよりもそっちの方がましってことですか?」
ULB「その通り。まだ潔い」
セリカ「まあちょっとわかるけど…」
Dust「もしオレが先生じゃなくコイツらと会う前のオレだったら耐えられなくて殺してるかも」
ULB「お前それ堂々というか?」
ホシノ「昔の先生はどんだけヤンチャしてたのさ…」
Insanity「あはは…」*2
アヤネ「と、取り敢えず話を戻しますと…アルちゃ…いえ、アルさん達はそこに在籍していて…
ホシノ「社長って自分で言ってたねー。学園の校則無視して起業とか、かなり問題児だねぇ」
アヤネ「実際、ゲヘナでは指名手配も受けているそうです」
Dust「学生の頃から指名手配って…世も末だな」
ULB「悪い子には見えなかったけど」
アヤネ「そして次の報告です」
そうして、アヤネが何かの部品を机に並べる。
Insanity「え?何コレ?」
アヤネ「セリカちゃん襲撃事件の時にヘルメット団が使っていた武器の部品です。あの事件の黒幕、カタカタヘルメット団は雇われていて、雇っていたと思われる人物は、既に取引がされていない型番である違法部品を使っていました。生産が終わっている装備を入手する方法は、表立ったものは存在しません。…つまり、ブラックマーケットから仕入れたものと認定しました」
ULB/Insanity『ブラックマーケット?』
Dust「取り敢えず、コレは違法物ってことなんだな?」
アヤネ「はい。その通りです」
ホシノ「まぁ掃き溜めだよねー……中退、休学、退学、色んな理由で学校を辞めた、或いは辞めざるを得なかった連中が集まって、連邦生徒会非認可組織を形成する、一種のブラックボックス、大体のものはあそこに流れ着くんじゃないかなー」
アヤネ「そのブラックマーケットでも、便利屋68は騒ぎを起こしているそうです」
ノノミ「つまりその共通点を探ってみよう!という話ですね?アヤネちゃん」
アヤネ「はい。現状、他に有効な選択肢がないので、ひとまずの目標をそれに設定するのがいいと思ったんですが…どうでしょう、ホシノ先輩」
ホシノ「いいんじゃなーい?んじゃ、シロコちゃんの眠気覚ましも兼ねて、早速行ってみようかー」
ノノミ「買い物袋とか用意した方がいいですかね」
セリカ「いやショッピングに行くわけじゃないから…」
ULB「じゃあみんな気を付けて行くか…大丈夫だ、何かあったら全部吹き飛ばすから」
セリカ「ここまで説得力のある言葉初めて聞いたわ」
アルちゃん、やはりこの世界においても普通でした。
だが俺の頭の中にはあのキラぽよ(Killer Sansの事)でさえ引くような曇らせがあるんじゃ!!
……暇だったら書こうかな?
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