Blue Archive SCHALE! Former Trio   作:只のナギサ推し

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気づいたら11月終わりますね。早くないですか?
それはそうと3連休でテンションハジケナギちゃんモードの主です。(?)

明日も投稿できたらいいなぁ〜


第18話 ホシノの秘密。それとディアブロスのいそうな砂漠。

ULB「なぁ、ちょっといいか?」

 

Dust「ん?」

 

Insanity「なんだ?と言っても、だいたい予想はつくがな」

 

風紀委員会を退け(ヒナが撤退させ)シャーレに帰ってきた3人。そこでULBは、2人にとある事を話そうとしていた。

それに、DustとInsanityも話の内容が何なのかを把握していた。

 

Insanity「ホシノの過去…だろ?」

 

ULB「あぁ、そうだ。ホシノに黙ってこの事話すのは良くないと思うんだが…知っちまった限り、先生としてアンタらにも話さないと行けないなと思ってな」

 

Dust「そうだな…きっと、アイツは何でもかんでも1人で抱え込むタイプだ。それに、アビドスの皆には悪いが、アイツの事を一番理解できると思うのはオレ達だと、オレは思ってる。だから聞かせてくれ」

 

Insanity「たくっ…何処のどいつに似たんだか…」

 

正直、キヴォトスの生徒にはオレ達みたいな思いをして欲しくなかった。大切な人が居なくなるってのは、何があろうと耐えられない事だ。実際、オレだって一度耐えきれなくなって自殺しようとしたことだってあったからな。

 

ULB「ヒナから聞いた話によるとな…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ヒナ「ーーーということが、2年前にあったの」

 

ULB「……そうか…」

 

ヒナからホシノの過去を聞いた時はすごく驚いた。初めて会ったときから、何処となく昔の自分に似てるなと思っていたんだが、まさかここまで似ていたとは…

それと同時に、過去の事も思い出して、オレは顔を顰めた。

あの忌々しい記憶…心底不快だ。

アイツさえいなければ、今頃皆は…

 

いや、考えるのやめよ。

 

ULB「そうか…そんな過去があったのか…だから、いつも演技をしてるような雰囲気だったのか…」

 

オレは頭を抱えた。

 

ヒナ「先生、どうしたの?」

 

ULB「いや、ちょっと昔の事を思い出してな…」

 

ヒナ「それは…先生にとって、辛いことだったの?」

 

ULB「まぁ…そうだな。オレは勿論、DustにInsanityも知られたくないと思ってる過去だからな…」

 

ヒナ「わかった。今は聞かないけど、そういう辛い事は、誰かに話したら少しは楽になるから、いつでも言ってね?」

 

ULB「heh heh…ありがとな。ヒナ」

 

それはさておき。

 

ULB「そのユメって人、当時アビドスの生徒会長だったのは、本当なのか?」

 

ヒナ「えぇ、本当よ」

 

ULB「じゃあその頃の生徒数は…」

 

ヒナ「その頃のアビドスは梔子ユメと小鳥遊ホシノの2人だけしか生徒がいなかった」

 

だんだんと明らかになってきた。彼女に無断で聞いてるのは本当に悪いが、きっとこちらから彼女に尋ねても、何も教えてくれないだろう。だから、オレはここでヒナに教えてもらえるだけ2年前の事を教えてもらった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ULB「てのをヒナから聞いた」

 

Dust「なるほどな…」

 

話を聞いた2人は、黙り込んでしまった。それだけ衝撃的だったのだろう。

 

Insanity「取り敢えず、どうする?明日アビドスに行くけど、ホシノにこの事話すか?」

 

ULB「まぁそうした方がいいだろ。ただ…」

 

『?』

 

Insanityは、ホシノの過去をしながら聞いたことについてホシノ本人に言ったほうがいいのでは?と2人に言った。DustやULBもその方が良いと言ったのだが…

 

ULB「もしかすると、ホシノはアビドスの皆にも、この事を知られたくないと思うんだ。だから、話すんだったら皆と別れた、夕方とか夜の方がいいんじゃないかなと思うんだ」

 

Dust「確かに…」

 

Insanity「じゃそれで決まりでいいな?」

 

ULB「そうだな」

 

こうして、明日ホシノにこの事を話すことを決めた。

話した後は、ホシノに謝らないといけないな。

もしかしたら、オレ達の事を嫌うかもしれない。それでも、それを覚悟したうえで、アイツに話そう。

 

Dust「じゃ明日に備えて寝るかぁ」

 

ULB「何言ってるんだ?寝させるわけねぇだろ」

 

Dust「へ?」

 

Insanity「アビドスに行ってた分の書類やら何やらが残ってるんだ。今日は世界が寝させてくれねぇぞ?」

 

Dust「アンマリダァァァァァァァァ!!!!」

 

Dustは泣いた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次の日、アビドスに向かい皆が解散する時まで待っていた。

そしてノノミと対策委員会の教室に向かってると…

 

「いたた…痛いじゃ〜ん、どしたのシロコちゃん」

 

シロコ「……いつまでしらを切るつもり?」

 

ノノミ「!?」

 

Dust「何やってんだあの二人?」

 

Insanity「知らん」

 

先生ズ、そしてノノミは声がした教室へと入る。

するとそこには…

 

ホシノ「うへ〜、何のことを言ってるのか、おじさんにはよくわからないな〜?」

 

ホシノがいた。

 

シロコ「嘘つかないで」

 

それにシロコもいた。

 

Dust(なんか揉めてんな)

 

ホシノ「嘘じゃないって〜……ん?」

 

ノノミ「ホシノ先輩!!シロコちゃん!!どうしたんですか!?」

 

ULB「事情はよく分からないが、ケンカはよくないぞ?ほらコレ飲んで落ち着け」

 

そう言ってULBが取り出したのは、ケチャップだった。

 

Insanity「いやケチャップじかで飲むの俺らぐらいだよ」

 

Dust「取り敢えず、2人共何があったんだ?」

 

シロコ「ん、これは…その…」

 

ノノミ「一体、何があったんですか?」

 

シロコ「……ホシノ先輩に用事があるの」

 

用事、か。少なくとも良いことでは無さそうだな。

 

Dust「用事ねぇ…」

 

Insanity(怪しい…)

 

シロコ「…悪いけど、二人きりにして」

 

シロコはホシノと二人っきりにしてほしいと言う。それに対し、ノノミは…

 

ノノミ「うーん、それはダメです☆」

 

キッパリと断った。

 

シロコ「………」

 

ノノミ「対策委員会に「2人だけの秘密♡」みたいなものは許されません。何と言っても、運命共同体ですから」

 

ULB「運命共同体ねぇ」

 

シロコ「でm(((ノノミ「ですので、きちんと状況の説明もしてくれない悪い子には…お仕置き☆しちゃいますよ?」

 

Dust「おぉ…怖ッ」

 

オレ達はノノミの笑顔に恐怖を覚えた。いつもニコニコな人ほど、怒ってたりする時は怖い。

 

Dust「少なくとも、状況の説明程度はしてくれ」

 

ホシノ「…えっとねぇ、実は、おじさんがこっそりお昼寝中してたのがバレちゃったんだよね〜」

 

ULB(嘘だ…)

 

Dust(嘘だ!!)

 

Insanity(嘘です!!)

 

オレ達はホシノが嘘をついてるのを速攻で見破った。正直言ってバレバレだわ。

 

ホシノ「私の怠け癖なんて今に始まったことじゃないとは思うけど、おじさんもここ最近ちょ〜っと寝過ぎだったかも。まぁ、それで少しばかり叱られちゃったってわけ〜」

 

シロコ「あ…う、うん…」

 

完全にシロコ戸惑っ待てるぞ。それに今回は過去の事でもなさそうだしな…まじで何隠してるんだ?ホシノ…

 

ホシノ「ま、人にはそういう時もあるよね〜。そろそろ集まる時間だし、行こっかー」

 

シロコ「ん………」

 

ホシノとシロコはそそくさと教室を後にする。オレ達も不安な部分が多い…というか不安な要素しかないが、そろそろ戻って来るはずのセリカ達にまで察せられれば会議どころの話じゃなくなる。ひとまずは対策委員会の教室に向かう事にした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

……………

 

Dust(………気まずい……)

 

ULB(クソッ…ここはオイラの渾身のダジャレを披露するべきか?)

 

Insanity(やめろ、クソみてぇな雰囲気になるからマジでやめてくれ……)

 

ULB(はい…)

 

今朝の事もあって、教室内には何とも言えない雰囲気が漂っていた。

正直今すぐにでも場を和ませるべきなんだが、いい方法が思いつかん。仕方ないので、このまま待機することにした。

 

すると、セリカとアヤネが教室に入って来た。救世主!?Kyuseisyu!Sans来たコレ!?

 

セリカ「先輩達、大変!!これ見て!!」

 

アヤネ「アビドス自治区の関係書類を持ってきました!!これを……」

 

 

セリカ「……な、何、この雰囲気?」

 

セリカ達が何やら書類を持ってきたが…まぁ、当然ながらオレ達の違和感に気づかれてしまう。

 

ULB「あー…実はオイラのダジャレが盛大に滑っちまってさ…気まずいのも無理ないさ…」

 

ULB「……そうだろ、皆??」

 

ホシノ「そ、そうだね〜…」

 

シロコ「うん…」

 

ノノミ「あはは…」

 

Dust「えっと…それなりに楽しかったぜ?」

 

Insanity「ナギサ様との…お と も だ ち ご っ こ」

 

ULB「……ほらな?」

 

セリカ「ほらなじゃないわよ…ナギサ様って誰?」

 

何とかその場を乗り切る……いや乗り切ってるのかこれ? まだ早いけどファウスト爆撃してるんだけど…*1

とにかく!!納得してくれたのか彼女達はこれ以上詮索はしなかった。*2

そして本題に入った訳だが、まずセリカ達が見せたのは地図。アヤネ曰く厳密には直近までの取引が記録されているアビドス自治区の土地の台帳、『地籍図』というらしいが…

 

問題なのは、アビドスに存在する建物の殆どが…この学校が所有している事になっていなかった事だ。

 

Insanity「そんな馬鹿な…じゃ今の所有者は一体…いや、まさかとは思うが…」

 

アヤネ「はい。残念ながら…その『まさか』です」

 

アヤネが書類をめくる。そこに記載されていた所有者の名前は…よりにもよって、今一番視界に入れたくない名前。

 

 

Insanity「カイザーコンストラクション…」

 

 

Dust「殺す*3

 

ULB「まじ死ね*4

 

ノノミ「いや先生…」

 

 

その場に居る全員が驚愕する。…病院で店主から聞いた情報、それにオレ達の推測…薄々察してはいたものの、危惧していた事が現実となった事に酷く動揺している。どうしてこんな事になってしまったんだ…?

 

アヤネ「学校の自治区を取引だなんて、普通できる筈が……」

 

ホシノ「……アビドスの生徒会、でしょ」

 

かつてなく真剣な表情をしたホシノが呟く。そりゃどういう意味だ、と尋ねる暇も無く彼女は話を続ける。

彼女の口から話されたのは、かつては他の学園同様生徒会があった事、自分が入学した時点で既に学校は借金を抱えていた事。そして当時副会長だったホシノと共に居た会長の存在。

と言っても、大体はヒナから聞いてるんだけどな…

 

 

 

セリカ「事情は何となく分かったし、生徒会だったホシノ先輩の前で言うのもだけど…やっぱりアビドスを借金まみれにした生徒会に良い印象は持てない…」

 

Dust「でもセリカ。生徒会の人達は、一生懸命借金を返済する方法を探して、思い悩んでいたんだ。あんまり悪く言うのは良くない」

 

ホシノ「焦って、また焦って、空回りして。どうにかしようともがいても悪化するばかりで……」

 

まだあって一月も経ってないオレ達が言うのもあれだし、正直反感を買うと思っていたが、オレの言葉に皆頷き、セリカも「そうね…」と呟いていた。

 

Insanity「しかし、恐らくだが原因は外部にあると思う。そして真っ先に思い浮かぶのが…」

 

シロコ「ん、カイザー」

 

やはりと言うべきか、挙げられたのはカイザー社の名前。この前推測したカイザーの狙いが土地っていう考えがまじであり得てきたぞ…

返済金をヘルメット団に流し、つい最近までオレ達に仕向けていたのも、残った最後の土地であるこの学校を奪う為なのが理由だろう。

 

だが次の疑問が浮かび上がってくる。何の為に土地を求めていたのか、だ。そこでオレ達はこの前ヒナが言っていた事を思い出した。

 

ULB「もやし…」

 

Dust「もしやだろ」

 

そこで思い出したのが昨日、風紀委員会と衝突した日の事。風紀委員達が撤退する際、ヒナがオレ達に教えてくれたことだ。

 

ULB「そういえば、ヒナにカイザーからとある事を教えてもらったんだ。それをここで話すか」

 

オレ達がヒナから聞いたのは、アビドスの捨てられた砂漠でカイザー社が何かを企んでいるとの情報だった。

何故ゲヘナの風紀委員長が、オレ達に伝えたのか…疑問は次々と湧いてくる。いや、なんかULBと仲良さそうだったからか?まぁいいや。

それにセリカの「実際に行ってみればいい」という提案によってそれらは吹き飛ばされた。

 

Dust「セリカの言う通り、だな。ここで延々と悩んでいても何も起きやしない」

 

シロコ「……ん、そうだね」

 

ホシノ「……いや〜、セリカちゃん良い事言うねえ。こんなにたくましく育ってママは嬉しいよ、泣いちゃいそう」

 

ノノミ「ふふふっ、セリカちゃんは後でよしよし♪してあげないとですね?」

 

セリカ「…な、何よこの雰囲気!?私がまともな事言ったらおかしいわけ!?」

 

Dust「へへ、まぁ楽しそうで何よりだ」

 

ULB「だな」

 

そゆなこんなで、準備を整えたオレ達は早速、アビドスの砂漠へと歩みを進めるのだった。

 

…と思ったが、出発する直前でオレ達はシロコに呼び止められた。

 

まぁ大方察しはつく。

あの事だろう。

 

ULB「何やら重要な話みたいだな?」

 

シロコ「うん。この事は、先生達に言わないとと思って」

 

彼女がそう言って渡したのは、一通の封筒。そこに書かれていた文面に、オレ達は目を疑った。

 

 

 

退会・退部届……小鳥遊ホシノ……!?

 

 

 

書かれている通りの意味だろうが、まるで理解が出来なかった。どうして彼女達の中で最も長く学校に居て、誰よりも学校の事を想っている筈の彼女が退部を考えているんだ?

 

Insanity「…これ、何処で見つけたんだ?」

 

シロコ「ホシノ先輩のカバンを漁ってみたら見つけたの」

 

Dust「いやどうしてそんな事を?」

 

シロコ「それは…」

 

先生に尋ねられたシロコが答える。彼女が実行に移したきっかけは、ホシノがここ最近席を外す時間が増えたこと。それに加え、風紀委員会との戦いで追い詰められるまで来なかったこと。

シロコは勝手に荷物を漁った事に罪悪感を感じていたが…無理もない。初めてホシノと会った時と、今の彼女とでは何かが違うと感じ取っていたのだから。

 

……同じ秘密を抱える者だからこそ、だろうか。

 

ホシノ「先生〜シロコちゃ〜ん、まだかなー?」

 

外からホシノ達の声が聞こえる。ひとまずこの事は一旦保留、秘密にしておく事にして、目的の砂漠へと向かうのだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

Insanity「オロロロロロロロロロロロロロロロロロロ」*5

 

セリカ「うわどうしたのInsanity先生!?」

 

Insanity「割れた頭から砂が入ってきて…オロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

 

ULB「うぇ…ジャリジャリして気持ち悪い…」

 

Dust「フード被ったらどうだ?まぁクソ暑いけど」

 

ULB/Insanity『じゃフード脱げよ』

 

慣れない辺り一面に広がる砂の地帯に加え吹き荒れる砂埃に苦戦するも、歩みは止めない。アビドスは年々砂漠化が進行しているとは聞いていたが…正直ここまでとは思いもしなかった。

 

アヤネ『先生方が居た世界に砂漠は無かったんですか?』

 

Dust「まぁ、そうだな。雪原(スノーフル)湿地帯(ウォーターフェル)に、一面マグマの場所(ホットランド)ならあったけど」

 

セリカ「そっちの方がキツくないかしら…」

 

ULB「過酷な環境で生きてきたぜ?」

 

ふと辺りを見回してみると、周囲には砂に埋もれた家や車などの、人々が生活をしていた名残が。嫌でも砂漠化の実態を思い知らされる。

道中では時折不良やヘルメット団の残党に襲われるも難なく退けた。歩き続けて早数時間。砂に埋もれた建造物も見当たらない、開けた場所に辿り着いた。

 

Insanity「ここから先が、捨てられた砂漠……」

 

ULB「見事なまでに何も無いな」

 

何処を見ても砂、砂、砂。遠くに岩山がまばらにあるだけで、特筆すべきものなんてありゃしない。まさにオレが本で見た『砂漠』の光景だ。ディアブロスとかいそう。

 

ULB「アンタらはここに来た事は無いのか?」

 

ふと気になり皆に尋ねてみる。

 

シロコ「うん。サイクリングも兼ねたパトロールでアビドスを回っているけど、ここまで来たのは初めて」

 

セリカ「えぇ、私も初めてよ」

 

ノノミ「砂だらけの市街地に行った事はありましたが、ここから先は私も…」

 

ホシノ「実はおじさんは来た事あるんだよね〜。久しぶりだなぁー」

 

どうやら最高学年のホシノは過去に来た事があるらしい。彼女曰くかつてここにはオアシスが存在し、『砂祭り』という祭りが開催される程賑わっていたという。…今では見る影も無いが。

 

Dust「本当にこんなところにカイザー社に関する手がかりがあるのか?」

 

ULB「でもヒナが嘘をつくような子には見えねぇからな…」

 

別に彼女を疑っている訳じゃないが、こうも同じような光景がいつまでも続いていると疑念の一つや二つが出てきてしまう。しかし更に歩き続けていると、砂漠に似つかわしくないものを散見するようになった。

 

Insanity「ドローンに…あれなんて言うんだっけ?」

 

ホシノ「オートマタだね。この辺り、何でかこういうのが良く集まるんだよねー」

 

辺りには稼働している機械やロボットが。何やら監視をしている様子だが、こんな何も無さそうな場所に配置する理由が………

 

いや、『何か』があるからこそ居るんだろう。ヒナがオレ達に伝えた事は事実であると確信すると共に、遠隔で支援中のアヤネからの通信でアビドスに起こっている異変がより鮮明になる。

 

アヤネ『……っ!?皆さん、前方に何かあります!』

 

アヤネが慌てた様子で報告する。彼女からは駐屯地らしきものが見えるというが、舞い上がる砂埃が視界を遮っていて上手く見えない。

 

Insanity「とりあえずは進んでみるのが得策なんじゃないか?」

 

ULB「そうだな。皆、念の為武器の用意をしといてくれ」

 

銃に降りかかった砂を払い、前方にあるという施設へ向けて歩みを進める。進むにつれて道が舗装されていき、車両らしきものが通った後が一つ、また一つと増えていく。

そしてアヤネが指示した場所に到着したオレ達は、信じがたいものを目の当たりにする事になる。

 

ULB「想像以上だな、こりゃ」

 

目の前に現れたのは物資が置かれたテントに戦車、見上げる程に巨大な門。周囲に張り巡らされた有刺鉄線が物々しい雰囲気を醸し出していて、何らかの軍事施設である事には間違いない。そしてそれを指し示すかのように、門には「KAISER PMC」の文字が。

PMC。意味は『民間軍事会社』の略称。今オレ達は、一般の身分で踏み入ってはならない場所にいるって訳だ。

ただならぬ雰囲気を察知し周囲を警戒している中、奇妙な赤い光がこちらに向けられている事に気づく。皆は門に注目しているからなのか、オレ達以外の誰も気づく気配は無い。

 

……待て、赤い光?

 

その赤い光には、見覚えがあった。

確か『ポインター』だったか。アレをつけると赤い光が出て?標的に向けると当てやすくなるっていう。

 

……そうか、攻撃の合図か。

 

 

Dust「ッ!!危ない!!」

 

 

そういい、周囲に骨を出現させる。途端に骨が銃弾を弾き飛ばす音が辺りに響き渡る。

 

セリカ「うわっ!?なになに!?」

 

Dust「…攻撃だ。ここを管理している奴らにバレたんだと思う」

 

「どうする?」と次いで言おうとした直後、ヘリの音やら戦車の稼働音が四方八方から聞こえてくる。…相当マズい状況に立たされているのは明白だ。

 

アヤネ『大規模な兵力が接近中!こちらを包囲しに来ています!!』

 

アヤネ『包囲が完成する前に離脱してください!!まずは急いで、その場から脱出を……!!』

 

Insanity「指示は俺がする。皆はアヤネの言う通り、撤退の準備をしてくれ」

 

上空からはヘリ、地上には兵士と戦車。それぞれが躊躇なく発射してくる銃弾の雨を骨で防ぎながら、砂塵が舞う砂漠を駆け抜けていくのだった。

*1
メタいこというなよ…

*2
????

*3
コイツ規制超えてきたんだけど

*4
お前もかよ

*5
すげぇ吐く音




カイザー、てめまじ氏ね。(唐突な暴言だな。)
だってアイツクズだもん。(そりゃそうだけど…)

ULB「そんなことよりフルボッコ回が楽しみだぜ!!」

Insanity「アームストロング上院議員でもするか」

Dust「お?そうだな」

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