Blue Archive SCHALE! Former Trio 作:只のナギサ推し
最近高校が忙しくって…絵しか描けなかったナギ推しです。ですが!!夏休みに入って暇すぎたのでまた書き始めました!!
かなりヤバくなってきたんで、ちょっと駆け足で行こうと思います!!
それと気付けばこの作品もう1周年経ったのか…(約4ヶ月前の事)早いな…
というか、1年経ってようやくパヴァーヌ編に入ったのか…ヤバくない?
ま、まぁ!!というわけで、これからも当作品をよろしくお願いいたします!!
ULB「応援、よろしく頼むぜ」
Dust「それはマジで力になる」
あ、それと今回のパヴァーヌ編のメイン先生はInsanity君です!!というわけでInsanity視点でエデン条約編まで物語が進みます。
Insanity「メインは俺だぁぁぁ!!!」
第25話 ゲーム?ウッアタマガ…バタッ…
アビドスでの一件が終わってから何日か経った頃、3人は………
ULB「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
Dust「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」
Insanity「ハハハははハハHAHAHAハハハハハハハはハハhahaハハハはははハ」
うんいつも通り。いつもどーりに過ごしてました。*1
書類を片付け、また新たな書類が入ってくる、そんないつもの光k(((Dust「さっきから何言ってんだ?」
Insanity「チッ…バレたか…」
Dust「はたから見たらヤベェ奴だぞお前」
Insanity「だ ろ う な」
っと、そんな毎日を過ごしていた。
そんなある時、アロナが一通の要請書を渡してきた。
アロナ〘先生!!ミレニアムサイエンススクールから要請が届きました!!〙
どうやら今回はミレニアムという学校かららしい。
ULB「マジ?どんな要請だ?………えーと…ミレニアムと言えば…ユウカのいる学校か!!」
Dust「あぁあのミレニアムオオフトモモね」
ULB「いつの間にあだ名考えてたんだよ…後絶対それ本人の前で言うなよ?お前マジで56されるかるな?」
Dust「へいへーい」
Insanity「とりあえず内容見せてくれ」
アロナ〘分かりました!!こちらです!!〙
そして俺達は要請書に目を通した。送り主はゲーム開発部という部活らしい。
ゲーム…正直に言って嫌な思い出しかない…
2人もそう感じたのだろう。顔が険しくなっている。
ULB「ゲーム…かぁ…嫌な思い出しかない…」
Dust「これといっていい思い出がないの、逆に凄いな」
Insanity「ハハ…まぁな」
アロナ〘えっと…大丈夫ですか?〙
Insanity「……あぁ、大丈夫だ。ちょっとな…」
いかんいかん。アロナが心配をしている、まぁ当然か。要請書を見るなり、いきなり険しい顔をするもんな…
でも、ここでこんな事してる場合じゃない。
そういうわけで、俺達は要請の内容を読み始めた。
その内容はというと…
*ゲーム開発部は今、存続の危機に陥っています。
*生徒会からの廃部命令により破滅が目前に迫っている今、助けを求められる相手はあなただけです。
*勇者よ、どうか私たちを助けてください!!
3人『…………』
文を見て、俺達は黙り込んでしまった。
理由は簡単。
Dust「言っちゃ悪いが…これ本当に助けを求めてる文なのか?」
Insanity「というか、見覚えのある文面だな…」
ULB「それな?」
なんというか…こう…ふざけ過ぎと言うか…必死さが伝わってこなかったというか…
ULB「でも、仮にこれが本当だとしたらオイラ達が動かねぇといけねぇだろ。それがシャーレの役目だからな」
Dust「ま、まぁ…そうだな…」
Insanity「本当かどうかは現地に行って確かめたほうが早いしな」
というわけで、戸惑いながらも俺達はミレニアムに行くことにした。
と、ここでアロナが少し口を挟む。
アロナ〘そう言えば、先生方はミレニアムサイエンススクールについてご存知ですか?〙
Insanity「あー…そうだな…ミレニアムオオフトm…ゲフンゲフンユウカがいるってのと、科学とか、技術力を学ぶのに特化した学園ってくらいしか分からねぇな」
ULB/Dust『同じく』
ULB「というか、今ミレニアムオオフトモモって言いかけたよな…www」
Dust「それな…wwwプッ…クク…www」
Insanity「お前ら聞こえてるからな?俺が暴走してたら56してたからな?」
ULB「キャーコワーイ」
Insanity「ハァ…まぁいいや。取り敢えず、技術力に長けている学校、だよな?」
アロナ〘はい!!そんな認識で大丈夫です!!
もう少し詳しく解説しますと、ミレニアムサイエンススクールはトリニティ、ゲヘナと合わせてキヴォトス三大学園と呼ばれる大きな学園です。
通称はミレニアムで、先生が仰った通り技術力、そして合理に重きを置いていて、理系の生徒さんたちが多く集まっているのが特徴ですね〙
なるほどな。まさに技術力特化校、元科学者である俺達と相性が良いかもしれねぇな。
アロナ〘ミレニアムは、他の2校ほどの長い歴史はありませんが、影響力では引けを取りません。キヴォトス最新鋭、あるいは最先端の名を冠するものは、その殆どがミレニアム製だといいます!!〙
ULB「ワオ、それは凄いな」
Dust「想像の数倍凄い所だな…最先端や最新鋭の物は大体そこから出てるって…」
Insanity「流石、キヴォトス三大学園と呼ばれるだけの凄さだ」
アロナ〘そういった凄い学校なのですが…廃部なんて、一体何があったんでしょうか?〙
確かに、これ程までに凄い学校だとすると、廃部なんて普通あり得るのか?と思う、が…これは元科学者だからこそ分かる部分もある。
Insanity「恐らくだが、研究費やら何やらが足らなくなってきたんだろう。研究には莫大な費用が掛かるからな。まぁ今回の場合は、ゲーム制作にあたっての、いわば制作費が足らなくなったんだろう」
Dust「確かに。道具にしろゲームにしろ何にしろ、何かを作るの時に金は発生するからな」
アロナ〘なるほど…そういう事ですか…〙
ULB「まぁ何はともあれ、行くのが一番だろ」
Dust「それもそうだな。という訳でアロナ、道案内頼むぞ」
アロナ〘はい!!このスーパーアロナちゃんにお任せください!!〙
そうして俺達は軽く準備をし、ミレニアムに向かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
《それから暫くして…》
ULB「ここがミレニアムか…」
Dust「シャーレミタイナタテモノガ…イッパイ…」
Insanity「ゲヘナやアビドスとは全くもって違う…ここ本当に同じキヴォトスか?」
ミレニアムに着いたのだが…まず目に映ったのはビル、ビル、ビル!!何処を見てもビルしかない。それもシャーレと同じぐらいの大きさのビルが。それに他に目に映るものもロボット(住人のほうじゃない)やらなんやら…まさしく近未来って感じだな。まぁやっぱり最初に来るからな、慣れない。前居た世界と違いすぎて慣れない…それは他の2人も同じだったようだ。
しかし、一番に慣れないものがあった。それは…
Gaster「凄い!!凄いよSans君!!このロボットはどうやってゴミを自分で集めて自分の燃料にしてるのかな!?おぉこれは!!………」
ULB「いい年した野郎が何はしゃいでんだ…っ!!」*2
今も現役バリバリの博士であるGasterがミレニアムの技術に目を輝かしてることだな。ハッキリ言ってキャラ崩壊がすぎる。
Dust「というか、アンタなら普通に再現出来そうだけどな?その持ち前の頭脳で」
Gaster「ふむ…確かに。これからここに暫く通おう」
Insanity「お、おう…そうか。まぁ好きにしたらいいさ」
いきなりGasterが落ち着くもんだからビックリしたが、まぁそんな事をしてる場合じゃない。
Insanity「あそこを右か?」
Dust「いや、すぐそこを左に曲がるんだろ?」
ULB「違う違う、真っ直ぐだ」
アロナ〘どれも違います。2個先の曲がり道を右です〙
アロナのナビの元、ゲーム開発部のある建物に向かっていく。
いやぁ、ここまで来るのに大変だった…ある者は「ついてきて」と誘拐しようとしてくるしある者は「解剖してもいい?」と誘拐しようとしてくるしまたある者は「実験台にしたい」と誘拐しようとしてきた。因みにその時に「実験台」という言葉にトラウマを持っている俺は、その場で少し暴れてしまったりもした。*3
まぁ道中そんなことがありつつも、なんとか目的地に辿り着いた。
アロナ〘ここですね!!この建物の上にゲーム開発部の部室があります!!〙
ULB「やっとついた…HP1のオイラには地獄の道のりだったぜ…」
Insanity「よし、じゃあ入るか」
そうして、部室の前に来たその時だった。
Dust「……何か降ってくる…」
Insanity「ファッ!?」
部室の窓から何かが降ってきた。っておい!!このままじゃULBの頭上にクリティカルヒットした上で会心と弱特が発生するぞ!!
Gaster「ッ!!Sans君、危ない!!」
そう言い、GasterがULBを庇おうとする…
シュンッ*4ULB「え?」
Gaster「え?」
Dust/Insanity『あっ』
ULBは直ぐにその場を離れる。その結果どうなるかって?
はたから見ればGasterが自分から当たりに行ってる光景になる。
(何処からとも無く聞こえる)「潰れろ!!」
ガンッ!!!!*5
見事なまでにGasterの頭頂にクリティカルヒットした。辺りにはなぜか砂埃が舞う。そして…
キボウノハナー ツナイダキズーナヲー
ULB「とおさぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!」
Insanity「なんて奴だ…」
Dust「自爆しやがった…」
砂埃が晴れると、そこには毎度の様にキボウノハナーして頭から血を流してうつ伏せになって倒れているGasterが居た。
そしてそのGasterの近くには黒色の箱?の様な物が落ちていた。恐らくこれが落ちてきたんだろう。
俺は気になりそれを手に取る。
Insanity「なんだコレ…って、これもしかして、ゲーム機か?」
ULB「は?これまたなんでゲーム機が…」
とその時、2人の女の子が降りてきた。
見た感じ、双子か?容姿が瓜二つだ。
???「もしかして先生に当たっちゃったかも!?」
???「プライステーションは無事!?」
あぁ〜なるほど…犯人はコイツらか…
Insanity「おい…」
???『ッ!?……は、はい…?』
???『ひ…ひぃぃぃぃ!!!??』
俺は説教をする事にした。いくらなんでも危なすぎるからな。
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???「本当にごめんなさい!!」
そう謝りながら、さっき出会った双子の1人、
その隣にはミドリの双子の姉、
Insanity「お前らな…偶々当たったのがGaster博士だったから良かったものの、もしあれがULBに当たってたらどうするとこだったんだ?アイツHP1だから、一瞬でお陀仏だぞ?」
モモイ「ほ…本当にごめんなさい…」
Dust「マジで、バカ焦ったからな…」
実際、マジで焦った。もう仲間を失いたくはないし、それに初めましてとはいえ大切な生徒が人殺し…もとい骨殺しになるのは嫌だからな。
ULB「まぁまぁ、もうそこら辺にしてやれ」
Insanity「まぁそうだな…取り敢えず、ULBが無事で良かったぜ」
Gaster「え?待って?私の心配はしてくれないの?」
Dust「お前にはGaster Powerがあるから大丈夫だろ?」
Gaster「酷い!!いくら自滅したとは言えSans君を身を挺して庇ったんだよ!?少しくらい心配してくれてもよくない!?」
ULB「アンタ本当にミレニアムに来てからおかしくなってるよな?」
Insanity「頭打って更におかしくなったんじゃねぇの?」
実際、Gasterの頭からは血が出ているし、ちょっとヒビも入ってる。まぁ当の本人は「これくらい大丈夫だよ。回復魔法でもかけてたらそのうち治る傷だよ」って言ってたし大丈夫だろ。
モモイ「えっと…取り敢えず無事で良かったよ!!」
ミドリ「次からはちゃんと気をつけます…」
Insanity「おう。頼んだぞ」
まぁ2人も反省したみたいだし、ULBは無事だし、*6そろそろ本題に入るか。
モモイ「えーと、じゃあ改めて!!ゲーム開発部へようこそ、先生!!」
ミドリ「先生に来ていただけて嬉しいです」
Dust「おう。オレらも会えてうれしいぜ」
モモイ「それじゃあ改めて自己紹介から!!私はゲーム開発部、シナリオライターのモモイ!!」
ミドリ「私はミドリ。イラストレーターで、ゲームのビジュアル全般を担当してます」
モモイ「あと、今はここにいないけど、企画周りを担当してる私たちの部長、ユズを含めて…私達がミレニアムサイエンススクールのゲーム開発部だよ!!」
なるほど、計3人で運営してる部活なのか………人数大丈夫か?これ部活として成り立ってるか?
取り敢えず、メンバーは分かったな。
双子の姉モモイはシナリオライター、双子の妹ミドリはイラストレーター、そして今この場にはいないが、部長のユズが企画周り担当…か。まぁゲームを制作するに当たって役割分担はできてるから、人数不足は大丈夫だろ…多分…
だとすると、やっぱり問題は部費か?
というか………
Insanity「あ〜どうした?俺等になんか付いてるか?」
2人が俺達をマジマジと見てくる。
Dust「いやInsanity。聞かなくても分かるだろ」
Insanity「え?」
ULB「オイラ達って種族なんだっけ?」
Insanity「あ〜スケルトン」
ULB「それでスケルトンはよく?」
Insanity「ゲームに出る」
ULB「そういう事だ」
Insanity「なるほどな」
モモイ「凄い!!スケルトンって本当に存在するんだ!!」
ミドリ「感動です…!!」
Dust「そ、そこまでか…?」
モモイ「何言ってるの!!ゲームを愛する者、人生で一度はゲームのキャラクターに会いたいと思うものじゃん!!」
3人『ヴッ……』
ゲームのキャラクター…正直言って言われたくなかった…俺達からしたら暴言の様なものだからな…まぁこの子達がそんな事知る訳ないので、仕方ない事なんだが…
でもまぁ確かに、ゲームを作ってるんならスケルトンといったモンスターに会いたいとは思うか…いや、普通にゲームを作ったりしてなくてもモンスターには会いたいと思うか。実際は分からないが。
ULB「じゃあこっちも自己紹介だな」
ULB「オイラはLast Breath Sans。見ての通りスケルトンさ。横二人と同じで、シャーレの先生をやってる。まぁULBとでも呼んでくれ」
Dust「Dust Sansだ。ULBの言った通り、シャーレの先生をやってるスケルトンだ。オレには2つの呼び方があるんだが…DustかMurder、好きな方で呼んでくれ」
Insanity「俺はInsanity Sans、シャーレのスケルトン先生だ!!Insanityって呼んでくれ。よろしくな!!」
ULB「あ、それと。さっきアンタらが投げたゲーム機にぶつかって落ち込んでるコイツはW.D.Gasterって言うんだ。現役バリバリの科学者で、これからミレニアムに通うって言ってるコシ○カリだ。ちょくちょくコイツと会うことになるだろうから、そん時はよろしく頼むぜ」
ミドリ「コ、コシ…ヒ○リ…」
モモイ「えっと…よろしくね!!コ○ヒカリさん!!」
Gaster「さっきの聞いてた?Gasterだよ…」
遂に生徒にも○シヒカリ呼ばわりされるGaster博士、南無。
ミドリ「と、取り敢えず…これからよろしくお願いします。ULB先生、Dust先生、Insanity先生」
モモイ「本当にそうだよ!!スケルトンの先生が味方なんて、もう最強じゃん!!」
Dust「ハハ、よろしく頼むぜ」
と、ここで皆の自己紹介が終わったところで、そろそろ本題に入るか。
Insanity「じゃあ本題に入るが、今廃部寸前なんだよな?」
モモイ「そうだった!!よしっ!!じゃあ『廃墟』に行くとしよっか!!」
待て?いきなり何を言い出す?
ULB「は、廃墟?」
Dust「なんで?」
Insanity「詳しい説明が欲しいんだが…」
モモイ「あ、分かった。じゃあ最初から順に説明するね」
モモイ「まず私達ゲーム開発部は、今までずっと、平和に16ビットのゲームとかを作ってたの。だけど、ある日…急に生徒会から襲撃されたの!!」
は?今なんて言った?
ULB「襲撃された!?おいちょっと待てどういう事だ?」
Dust「取り敢えず続けてくれ」
モモイ「う、うん。それで、一昨日には生徒会四天王の一人であるユウカから最後通牒を突きつけられて…」
Insanity「ん?ユウカ?」
Dust「なんでユウカが出てくる?って思ったが、そういえば最初あった頃に、生徒会所属とか言ってなかったか?」
というか、俺的にはそんなことよりもなんでユウカが四天王扱いされてるのかが気になるんだが…
Insanity「四天王……太もも…?」
ULB「アンタユウカにヘッドシザーズ*7で殺されるぞ?」
Insanity「ユウカはミレニアム四天王の中でも最弱?」
ULB「それはギャグ○画日和。あとなんで『?』を付けるんだ。そこは確信であれ」
Insanity「?????」
ULB「それは深層シメジの守護神。あと『?』を増やすな」
モモイ「あれ…?先生って結構ノリいい感じ?」
四天王という単語が出てくるもんで、色んなものが頭をよぎったな。
というか、絶対勝手にユウカのこと四天王呼ばわりしてるだろ?
と、そんな事を考えていると、聞いた事のある声がした。
「それに関しては、私から直接ご説明しましょうか?」
モモイ「こ、この声は!?」
俺達が扉の方を向くと、そこにはツーサイドアップの濃い青色の髪の少女が立っていた。
ユウカだ。
モモイ「出たな、生徒会四天王の一人!!『冷酷な算術使い』の異名を持つ生徒会の会計、ユウカ!!」
ちょっと待てなんだそれ?
ULB「れいこくなさんじゅつつかい…?」
ユウカ「勝手に変な異名を付けて、人をモンスターか何かみたいに呼ばないでくれる?失礼ね」
あ、勝手だったんだ。
ULB「れいこくなさんじゅつつかい…?」
Dust「いい加減戻って来い」
Insanity「取り敢えず、久しぶりだな。ユウカ」
ユウカ「久しぶりですね。はぁ…こんな形で先生方にお会いすることになってしまうなんて…」
ULB「ハハハ…」
ユウカはなんだか呆れてる様子だった。何があったんだ?
ユウカ「そんなことよりも、モモイ」
ユウカ「本当に諦めが悪いわね。廃部を食い止めるためにわざわざ『シャーレ』まで巻き込むだなんて」
ユウカ「けど、そんなことをしても無意味よ」
ユウカ「例え連邦生徒会のシャーレだとしても……いえ、あの連邦生徒会が戻ってきたとしても!!」
ユウカ「部活の運営については概ね、各学校の生徒会に委ねられてるんだから」
ユウカ「ゲーム開発部の廃部はもう決まったことなの、これはもう誰にも覆せない」
あれ?なんかセリフを見ると本当に四天王っぽく見えてきたんだが…
モモイ「そ、そんなことはない!!」
ユウカ「言ってたでしょ、部員が規定人数に達するか、ミレニアムの部活として見合う成果を出せれば……」
Dust「人数……絶対足りてないな」
ユウカ「そうですね」
ULB「……じゃあ成果は?」
ミドリ「あ、あります!!『テイルズ・サガ・クロニクル』はちゃんと、あのコンテストで受賞、も……」
なんだ、ちゃんと条件は満たしているじゃないか。安心安心………
そう思っていたが。
ULB「テイルズ・サガ・クロニクル?」
ユウカ「そうね。確かに受賞…してたわ」
ユウカ「その反応を見るに、先生方はご存知ないようですね」
ユウカ「『テイルズ・サガ・クロニクル』……このゲーム開発部における、唯一の成果です」
Insanity「へぇ、そうなのかぁ………唯一?」
ユウカ「ゲームそのものもさることながら、レビューが大変印象的でした」
ユウカは自身のスマホを取り出しレビューを読み上げ始めた。
【私がやってきたゲーム史上、ダントツで『絶望的』なRPG。いやシナリオの内容がとかじゃなくて、ゲームとしての完成度が]
ん?
【このゲームに何が足りないのかを数えだしたらキリがないけど……まぁ、1番足りてないのは『正気』だろうね】
おっと?
【このゲームをプレイした後だと、『デッドクリームゾーン』はもしかして名作の部類に入るんじゃ……って思っちゃうわ】
んん?
……………
辺りに沈黙が広がる。
あぁ…分かっちまったよ…
Insanity「駄目だこりゃ」
Dust「ボロカスだな」
評価を聞いて分かる。これ、属に言う『クソゲー』ってやつだ。
モモイ「わ、私達のゲームは、インターネットの悪いなんかには屈しな……」
ユウカ「例えユーザーが無限にいたとしても、たくさんの評価が収束すれば、それは真実に1番近い結果よ」
ユウカ「それに、貴方達の持っている結果はその今年のクソゲーランキング1位だけでしょう?」
Insanity「あぁ…」
ULB「逆に気になる……」
モモイとミドリはユウカに必死に反論するが悉く理詰めされ恐縮するばかり。どっかで見た光景だ。*8
だが、このままでは駄目だと思ったのか、モモイは何かを決意したかのような表情でユウカを見つめ、こう言った。
モモイ「わかった。全部、結果で示す」
モモイ「そのための準備だって、もうできてるんだから!!」
モモイ「私たちには切り札がある」
モモイ「その切り札を使って、今回の『ミレニアムプライス』に私たちのゲーム……『テイルズ・サガ・クロニクル2』を、出すんだから!!」
どうやらミレニアムプライスというものにゲームを提出し、受賞するらしい。
そのミレニアムプライスってのは、ミレニアム中の部活が発明したものなど成果物を出し合い優勝を目指すものらしい。
正直言って、あの評価を聞かされた後だとあまり期待は…いや、しよう。そうやって生徒を支えるのが、俺達先生の役目だからな。
というわけでユウカは2週間の猶予を与えてくへたのだが…受賞できなければ問答無用で廃部だ。
ミドリ「あ、そうだ。さっき言ってた「切り札」って、一体何のこと?」
おっ確かに。俺達も気になる。
モモイ「それはもちろん先生達のことだよ!!」
Insanity「え?」
Dust「は?」
ULB「え?」
まさかの俺達だったらしい…勝手に切り札にしないでいただきたい…
モモイ「話を戻すと、私達の目的は「廃墟」にあるの」
モモイ「先生達は私達と一緒に廃墟に行って、あるものを探してほしいの!!」
Insanity「あるもの?」
Dust「それはなんなんだ?」
モモイ「それはね、先生…」
モモイ「G.Bibleだよ」
というわけで、急遽G.Bibleというものを探しに廃墟に行くことになった。
言うに危ないらしいが…まあ何とかなるだろ。多分………
パヴァーヌ編、夏休み終わりまでには描き終えたい…
因みにですが、途中出てきたInsanityの「?????」、元ネタ分かる人いますかね?
まぁ某モンスターなハンターがそこらじゅうにのさばってるゲームをしてる人ならピーンと来るはずです。
誤字・脱字報告お願いします!!