太平の世を作るために   作:多聞丸

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共闘してカバトンからエルちゃんという赤ちゃんを守ったソラ・ハレワタールと男。
男の旅路はまだ始まったばかり。


ー第2話ー ヒーローがお家にやってきた!? ーショッピングセンターの戦いー

ーソラシド市、カバトンとの戦闘が終わった少し後ー

ソラ「あ…!薬、ありがとうございました。私はソラ・ハレワタールと言います。貴方のお名前は何ですか?」

男「…分からない」

ましろ「えっ?」

男「…」

ソラ「なるほど!『分からない』さんですね!」

ましろ「ソラちゃん…違うと思うよ…」

エル「エル!」

ましろ「分からない…もしかして記憶が無いんですか?」

男「…ああ、目が覚めたらこの町にいた」

ましろ(記憶喪失…ってことかな?)

ましろ(……よく分からない土地で一人…なんだか…可哀想)

ソラ「では…なんて呼べばいいんでしょう…」うーん…

男「…適当に呼んでくれればいい」

ソラ「うーん…!『無名』さんでいいですか?」

ましろ「そ…ソラちゃん、それはちょっと失礼だよ~」

男→無名「それでいい」

ましろ「い…いいのかな?そ…それとすごく色々聞きたいんだけど…」

無名・ソラ「…?」

 

ザワザワ…!!

 

ましろ「めっちゃ注目されている~!!」

ソラ「…?……!」

ソラ「皆さ~ん!安心してください~!もう安心でーす!!」

ましろ「そ…ソラちゃん!あのね…!」

 

遠くでサイレンの音が聞こえた。

 

ましろ「お…お騒がせしました…」

 

ましろはソラ、エルちゃん、そして無名を連れてその場を離れた。

 

ー虹が丘家ー

ソラ「ここが…ましろさんのお家?!」

ソラ「もしかしてましろさんはこの世界のプリンセス…ましろ姫ですか?!」

ましろ「えっ?!そ…そんなんじゃないよ」

無名(…凄いな…)←目を大きく見開いている

 

無名が驚くのも無理は無い。武将の屋敷のような家を持ち、庭まである。当然無名が知っている家とは比べ物にならないほどの家であった。

 

ましろ(普通にソラちゃんだけじゃなくて、無名さんまでおうちまで連れてきちゃったけど…これからどうすればいいのかな…)

 

ガチャ!

 

ましろ「あっ?!」

ヨヨ「ましろさん、おかえりなさい」

ましろ「お…おばあちゃん…」

ましろ「こ…これ絶対信じて貰えないと思うけど聞いて!」

ましろ「この子達がお空の上からピューって!それでモンスターがバーンって!!それからこの男の人がモンスターと剣で戦って、それからそれから…ピュー!となってキラキラってなってパーン!ってなって…!!」

ヨヨ「大変だったわね。さ、お上がりなさい」

ましろ「えっ?!えっ?!?!自分で言うのもなんだけど今の説明でOKなのおかしくない?!」

エルちゃん「ふぁ…」←あくび

ソラ「…お邪魔します」

ヨヨ「貴方もお上がりなさい」

無名「…」スタスタ…

 

ましろの祖母、ヨヨに言われるがままに3人は虹が丘家に入っていった。門の上には手の上に乗るくらいの小さな鳥が停まっていた。

 

ー虹が丘家、リビングー

 

ましろ「スカイランド…こことは別の世界があるなんてまだ信じられないよ…」←ほっぺを引っ張っている

ソラ「私だって、自分が他の世界にいるなんて信じられません。無名さんはどうですか?」

無名「…分からない」

ソラ「そ…そうですよね…」

ヨヨ「あなたはどうしたのかしら?」

ましろ「記憶が無いんだって…名前とか昔の事とか…」

ヨヨ「…それは病気かもしれないね…」

ソラ「そんな病気あるんですか?」

ヨヨ「ええ、以前のことを忘れてしまう病気、これからの事を覚えられない病気、その両方が起こる病気…記憶に関する病気は色々あるわ」

ましろ「ええと…認知症とかってやつかな?」

ヨヨ「ええ、彼の場合は記憶障害のようね。もしかしたらなにかのきっかけで過去を思い出すかもしれないわ」

ソラ「えっと…無名さんはどうやってこの町に?」

 

無名説明中

 

ましろ「…目が覚めたらこの町に…?記憶に繋がるヒントはないね…」

ヨヨ「焦らなくていいわ。時間が経てばそのうち思い出すわ」

ましろ「無名さんの持ち物から調べられないかな?剣とか…服とか…あれ?」

ましろ「この飾り…なにか光ってる…?でもなんか黒いモヤみたいな物が…なんだろう…」

 

それは鳥が象られた腰飾りであった。何かは分からないが、少し暗い物が飾りを覆っている。

 

???『汝、太平の要よ』

 

声の方を向くと、そこには無名より少し小さい白髪で青い目をした男がいた。

 

白髪の男「今はまだ、玉に光は戻らぬ。されど来るべき時が来れば力を取り戻すであろう」

白髪の男「玉が力を取り戻し、己が使命を全うすれば汝の失われた過去、そして『この姿』を思い出すだろう」

 

無名「いったい何者だ?」

 

白髪の男は『ふっ…』と一瞥をする。

 

白髪の男「さあ、ゆくがいい。汝の真の旅路は今、始まった」

ソラ「無名さん?どうしました?」

 

ソラに声をかけられると先程までいた男は消えていた。

 

ソラ「無名さん?」

無名(…何だったのだ?)

ソラ「ボーッしてどうしました?さっきの戦闘で疲れてます?」

無名「…かもしれないな」

ましろ「それにしてもいい香りだね…おばあちゃん、この香りは?」

ヨヨ「そこで煙を上げているお香だよ。近所の薬草屋さんから仕入れたんだよ。安眠に効果があるんだってねぇ…」

ましろ「へぇ…」

 

目線の先に白い煙が立ち上る香炉を見つけた。

 

エルちゃん「うぇぇ…うえぇぇぇん!」

ソラ「え…エルちゃんが泣き出しちゃいました!」

ましろ「ほら、いないいないばあ~!」

エル「えぇぇぇん!えぇぇぇん!!」←更に泣き出した

ソラ「も…もしかしてお腹が空いているかも!」

ましろ「それだ!ミルク買ってくる!」

ましろ「でもミルクってコンビニで売ってるの!?味の種類とかあるの!?み…みる…ど…どど…」

ヨヨ「キッチンの棚一番下に粉ミルクとマグがあるわ」

ましろ「えっ?」

ヨヨ「ミルクは人肌でね…フフ…」

 

と言うとヨヨは笑った。

 

ー数分後ー

エルちゃん「ング…ング…ぷはぁ…」ミルク飲み

 

マグをましろに渡し、ソラが背中を撫でるとエルちゃんはゲップした。

 

ましろ「凄~い!」

ソラ「家に年の離れた弟がいるので慣れているんです」

ましろ「そうなの?やっぱりすごいよ。おばあちゃん、どうしてうちに粉ミルクとマグなんてあるの?」

ヨヨ「オムツだってあるわよ」

ましろ「えぇ…」

ヨヨ「出会いに偶然は無い、人と人とが出会うことそれはいつだって必然。運命…物語の始まり…」

 

ソラとましろは目を合わせた。

 

『汝の真の旅路は今、始まった』

 

無名「…」

ヨヨ「分かる?」

ソラ、ましろ「…」首を振った

ヨヨ「貴方はどうかしら?」

無名「…少しわかる気がする」

ソラ「本当ですか?」

無名「ああ…」

ヨヨ「ソラさん、貴方の世界に戻る方法が見つかるまで、二階の空いている部屋を好きにお使いなさい。無名さんは庭に離れがあるわ。そこを拠点にしなさい」

無名「…ありがとうございます」

ましろ「お…おばあちゃん?」

 

ー離れ、無名の部屋ー

無名(…机と椅子…簡素ではあるが寝床まである…ありがたい…)

 

荷物を置いて椅子に座る。

 

無名(…これからどうするべきか…記憶を追えばどうすればいいか分かるのだろうか?)

無名(……)

 

余程疲れていたのか椅子に座ったままそのまま寝てしまった。

 

ー???ー

 

ここはどこなのだろうか…一面に桃の花が咲いている。初めて見る…しかしどこか懐かしい景色だった…。

 

無名(…ここは…)

 

手のひらに桃の花びらが落ちる…次の瞬間、桃の花は燃え尽き、桃の木に火がつき辺り一面が灰燼に帰した。

 

無名(…ぐっ!)

 

頭痛と共に走馬灯が頭の中を駆け巡る。

燃える建物…誰かを支える自分…そして……傷つき倒れた女性…何かを思い出そうとする度に頭が痛くなる…。

 

『……めい………さん!…………むめいさん!!』

 

自分を呼ぶ声で夢から覚めた。

 

ー翌朝、離れー

ソラ「無名さん!どうしたんですか?無名さん!!」ユサユサ!

ましろ「そ…ソラちゃん…そんなに揺さぶらなくても…」

無名「…うっ…」

ソラ「起きました!良かった~」

無名「…ここは…」

ましろ「離れだよ。すごくうなされてたけど…大丈夫ですか?」

無名「…ああ、心配をかけた」

 

無名(…今の夢はいったい……)

 

ソラ「さあ、早く行きましょう!」

無名「どこへだ?」

ソラ「朝ごはんです!もう出来てますよ!」

 

ー虹が丘家、リビングー

ましろがエルちゃんにマグでミルクをあげる間、ソラと無名は食事をとっていた。無論、和食など無名の見たことが無い食事である。無名が生きていた時、食事にありつけず餓死した人々が道に転がる時代である。食事が取れるだけ満足であった。

 

無名「…」パクッ…

無名(…美味い…彩りも然る事乍ら食材をよく活かしている…)ムグムク…

 

※三国時代の食事は基本は焼く、煮る、蒸すの3つであり、炒めるなどの油を使うものはもっと後世の時代になります。

 

ソラ「あん…」

 

ソラが鮭を口に運んだ

 

ソラ「!…ん~~!ん~~!!うっんま~!!」目が椎茸

ソラ「なんですかこの魚!臭みがなくて歯ごたえぷりぷり!甘みが口の中にブワッで広がって!目の前に大海原が広がる様です!!」

ましろ「グルメレポーターかな…」

ヨヨ「どんどん食べてね」

ソラ「はい!頂きます!」

 

次にソラが梅干しを食べると口をしぼませていた。

無名は逆に梅干しで喉を潤していた。

 

ー食事後ー

無名とソラが片付けをしている間に、ましろはヨヨから財布を受け取っていた。

ましろ「ええと… ローズオイルにシナモンスティック、干したカエルだっけ?なにに使うの?」

ヨヨ「フフフ…お買い物の間この子は私が見ておくわ」

ソラ「でも…」

ヨヨ「いいのよ」

エルちゃん「エル!」

ソラ「いい子でお留守番出来ますか、エルちゃん?」

エルちゃん「エ~ル!」

ましろ「エルちゃん?」

エルちゃん「エ~ル!」

ましろ「そっか…本当の名前が分からないからね」

ヨヨ「…」

ソラ「どうかしました?」

ヨヨ「いいえ、素敵な名前と思っただけ。さあ、行ってらっしゃい」

 

ー街ー

ましろ「昨日襲ってきた奴…えっと…ザブトン…だっけ?カツドンだっけ…」

ソラ「だいたいそんな名前だったと思います。無名さんは覚えてます?」

無名「…いや、名前を聞く前に逃げたから分からない」

ソラ「そうでしたね…」

ましろ「まだその辺にいるのかな?ばったり出くわしたらどうしよう…」

ソラ「私と無名さんが追い払います!安心して任せて…」

 

プルプルプル!!←電話の着信音

 

ソラ「うわっ!」

通行人「ああごめん~。今、駅の近く…」

ましろ「…任せちゃって大丈夫かな…」

 

ソラは顔を赤らめた。

 

無名「…」

ソラ(全然動揺してない…)

無名「…」スタスタ…

ましろ「行くよ、ソラちゃん」

ソラ「は…はい」

ソラ(…私も無名さんみたいになれるのでしょうか)スタスタ…

 

ーショッピングモールー

無名「…」←ショッピングモールの椅子で寝ている

ソラ「お待たせしました!…あれ?」

ましろ「無名さん、お待たせしました」

無名「…」ムクッ

ソラ「あれ?起きてたんですか?」

無名「寝ていた」

ソラ「そうなんですね、きっとお疲れなんでしょう」

ましろ「お買い物終わりました」

無名「…可愛い服だな」

ソラ「か…かわ…ありがとうございます」カァ//

無名「?」

ましろ「…ねえ、ソラちゃんはどうしてそんなにまでしてヒーローになりたいと思ったの?」

ソラ「本物のヒーローに出会ってしまったから…でしょうか?」

無名「…憧れの人か」

ソラ「ええ!」

 

ー回想ー

小さい頃、行ってはいけないと言われていた森に迷い込んでしまったことがあって…

 

青髪の女性「…」

 

あの日…私は本物の…私のヒーローと出会ったんです。

 

ー町ー

ソラ「あの人みたいになりたい…そのために毎日トレーニングして、ヒーロー手帳をつけて…」

無名「…それはあの怪物に破られたものか」

ソラ「…はい」

ましろ「あの手帳…そんなに大切なものだったんだね…」

ソラ「…」

 

ソラが少し少し落ち込んだような顔をした。

 

『助けてくれーー!!!』

 

その時背後から叫び声がした。その方向を見ると昨日エルちゃんをさらおうとした怪物がいた。

 

カバトン「グへへへへ…いただきます!」バクッ!!

カバトン「うめぇ~~!!パワーが漲ってくるのねん!!」これだけ食べれば…あ?」

カバトン「お!お前達は!」

 

カバトンがこちらを指さした。

 

ましろ「ざ…ザブトン!!」

カバトン「ザブトンじゃないのねん!カ・バ・ト・ン!!」

ソラ「性懲りも無く悪い事を!許しませんよ!カツドン!!」

カバトン「カバトンだって言っているだろうが!わざとか!!お前は俺の事覚えているよな?」無名指差し

無名「…知らん」

カバトン「ムキー!!俺様を馬鹿にやがって!!あのガキンチョはどこだ!」←赤面

ソラ「なっ!まだエルちゃんのことを諦めていないんですか!」

 

その様子を鏡のようなものを通してヨヨとエルちゃんが様子を伺っていた。

 

カバトン「ふっ…!まぁいい。昨日のお礼をするのが先だ!ボッコボコにした後、ねっちねちに聞き出してやるのねん!」

 

無名「…そうか」

 

無名が背負っていた剣を抜く。

 

カバトン「カモン! アンダーグ・エナジー!」パチン!!

 

その言葉とともに自動販売機のランボーグが現れた。

 

ランボーグ『ランボーグ!!』バジュ!!

 

その言葉とともにペットボトル型のミサイルが飛んできた。

 

無名「はぁ!!」ギン!

 

無名は即座に反応してミサイルを弾いた。

 

無名「今のうちにましろを逃がせ!食い止める!」

ソラ「はい!」

ランボーグ『ランボーグ!!』

 

今度は5本のミサイルが飛んでくるが…

 

無名「甘い」ギン!ギン!ギン!

 

これも容易くガードした。

※無双では大量の矢が降ってきてもガードさえしていればダメージは無いです。

 

カバトン「な…なんなのねんあいつ!」

 

人々が逃げる中、ソラはましろを避難するために移動していた。

 

ましろ「…!」

ソラ「…」←手が震えている

ましろ(ソラちゃん…)

 

ー虹が丘家ー

ヨヨ「…なぜあの子を選んだのです…プリンセスエル…」

ヨヨ「…いいえ、今はエルちゃんでしたね」

 

ーショッピングモールー

ソラ「…未熟です…憧れのあの人の背中…そして…」

無名「…」ギン!ギン!←ミサイルを弾いている

ソラ「…無名さんの背中は遥かに遠い…!」

ソラ「…でも!!」

ましろ「ソラちゃん!」

 

ソラが1歩踏み出す。

 

ソラ「でも今は…ヒーローの出番です!」

 

 

ソラ『スカイミラージュ!トーンコネクト!』

 

ソラ『ひろがるチェンジ!スカイ!!』

 

ソラ『キラメキホップ!』

 

ソラ『爽やかステップ!』

 

ソラ『バレバレジャンプ!!』

 

 

キュアスカイ『無限にひろがる青い空!キュアスカイ!!』

 

 

ランボーグ「ランボーグ!!」バジュ!!バジュ!!

 

スカイとましろに向けた攻撃を華麗に交わし、攻撃を相殺した。そして、ビルの屋上にましろを避難させる。

 

カバトン「出たな!プリキュア!!」

ましろ「ソラちゃん!」

スカイ「ん?」

ましろ「…気をつけて」

 

スカイは一瞬目を輝かせる。

 

スカイ「はい!」

 

ーその頃無名はー

無名「はぁあああ!!!」ギンギンギンギン!!

ランボーグ「ラララ?!ランボーグ!!」ドシーン!!

 

スカイに向けて行った攻撃の隙をついてランボーグに攻勢を仕掛けていた。

 

スカイ「無名さん!!」

ランボーグ『ラ…ランボーグ!!」バジュバジュ!!

 

スカイに飛んできたミサイルを難なく撃ち落としていく。

 

スカイ「ハァ!!ハアアアアアアァァァァァ!!」ドガガガガガガガガガガガ!!

 

スカイが凄まじい連撃を叩き込む。

 

カバトン「間合いを取れ!ランボーグ!!」

 

ランボーグ『ランボーグ!!』間合いを取って殴ろうとする

 

無名「甘い」ガーン!!(掌撃)

 

ランボーグ『ラ?!ランボ…』

 

怯んだ隙をついてスカイが蹴りを入れると体制が崩れた。

そこに凄まじい剣撃を加えるとランボーグが怯んだ。その機会を待っていたかのように『収撃』を加えて大ダメージを与える。

 

ランボーグ『ラ…ランボーグ!!』バジュバジュバジュ!!

 

またスカイにミサイルを撃つと今度は蹴りで弾き返した。弾いたミサイルはカバトンの方に向かって降り注ぐ。

 

カバトン「嘘っ?!」ドン!!ドン!!ドドン!!

カバトン「ランボーグ!取って置きだ!!」

 

ランボーグ「ランボーグ!!」バジュ!!

 

今度はさっきの倍はあるだろうペットボトルミサイルをスカイに向けて飛ばす。

 

ましろ「ソラちゃん!!」

スカイ「はぁ!!」ガシッ!!

カバトン「受け止めた?!」

スカイ「…グッ!大回転!!」グルグル!!

カバトン「ウソ~?!」

スカイ「プリキュア返し!!」グルグル!!パッ!!

 

大きな回転をつけたミサイルはランボーグに直撃。そのまま倒れ込んだ。

 

無名「はぁ!!」

 

無名が近づいて無双乱舞を出すとランボーグはダウンした。

 

無名「勝機だ!」

スカイ「ヒーローガールスカイパンチ!!ハァァァァァァァ!!!」

 

拳がランボーグを貫いて浄化された。ミサイルで壊された建物も元に戻った。

 

ましろ(…キュアスカイ…無名さん…すごい!!)

 

無名が剣先をカバトンの方に向け、ソラがカバトンの方に歩き出すと…

 

カバトン「ひぃぃ!か…カバトントン!!」

 

そう言い残して消えた。

 

カバトンが逃げた所から何かが落ち、無名に引き寄せられた。

 

無名「…これは…」

 

引き寄せられたものが姿を表したのは槍であった。

 

『無名は槍を手に入れた!』

 

無名(…敵を倒せば武器が手に入るのか…)

スカイ「新しい武器…ですかね?」

無名「だと思うな」

 

ー少し離れた場所ー

???「ふっ…カバトンか…。力無き者め」

 

その戦いの様子を鎧をつけた人物が見ていたが、全てを見終えると消えた…。

 

ーショッピングモールー

スカイ→ソラ「…」変身が解ける

ましろ「あっ!」

ソラ「分かってます、ましろさん。無名さんを連れて騒ぎになる前に…」

 

そう言い終える前にソラを掴んでひっぱっていった。無名も後について行く。

 

ーショッピングモール内、PrettyHolicー

人気コスメ店であるPrettyHolic。

 

ましろ「良かった!まだ売り切れてなかった!」

 

商品である手帳を取った。

 

ましろ「どうかな?」

ソラ「どうかなって…」

ましろ「これ、ヒーロー手帳の代わりにならないかな?」

ソラ「えっ?」

ましろ「可愛いでしょ?発売前から情報集めてお小遣い貯めてたんだ」

ましろ「でも今これが必要なのは私じゃなくてソラちゃんって気がするから…ね、プレゼントさせて!」

ソラ「だ…ダメです!貰えません!」

 

ましろは笑顔でソラに手帳を見せる。

 

ソラ「…どうして…」

 

その問いにましろは…

 

ましろ「…本物のヒーローを見ちゃったから…かな」

 

そう笑顔で答えた。

ソラは目を輝かせて手帳を受け取る。無名もその状況をみて口元が緩んだ。

 

ー虹が丘家ー

その様子を鏡のようなもので見ていたヨヨは。

 

ヨヨ「…物語の始まりね」

エルちゃん「エル~♪」

 

新たなる物語の始まりの予感を感じていた。




第2話はこれで終了。
ちなみにこの時点では主人公のレベルは2~3と思ってください。他の武器が解放されるにつれてプリキュア(最終版)のようなチートキャラに育ちます(ゲーム本編でも上手い人は呂布を無傷で倒しますし)。

さて…徐々に現代の生活に慣れていく無名。プリキュアとの絆も描いていく予定なのでお楽しみにしてください。

ここで豆知識…。日本では花=桜を意味しますが、中国では花=桃を指します。桃園の誓いとかが有名です(フィクションですけど)。日本でも奈良、平安時代は花といえば桃と橘が最上位の花でした。現在も京都御所にありますね。

次回はひろプリプリキュア3話。いよいよ物語が動き出します。

そして戦いを見ていた鎧の男は一体何者でしょうか?

ちなみに皆さん…無名以外の三国キャラ出て欲しいですか?(ちなみに出るのは無双本編で死亡しているキャラのみ。つまり呂布や董卓は出るけど曹操や関羽などは除きます)

  • ああ、楽しみにしてるぜ!(敵と味方両方)
  • いや、普通にプリキュアと無名で固めて
  • 出るのはいいけど悪役のみで
  • 出るのはいいけど味方キャラのみで
  • それより他のプリキュアと交流してくれ
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