俺の野球は5回から   作:疾風“はやて”

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プロローグ

小学2年生の時に、たまたま動画サイトで流れて来た1つの動画……。

 

その偶然見た動画に俺は子供ながらに心が奪われた…。

 

海外で活躍する日本人の野球選手2人が同じチームでピッチャーとキャッチャーとしてバッテリーを組み、相手チームの選手を空振り三振に抑えて優勝を喜び合う動画……。

 

その動画が全ての始まりだった。

 

 

特にピッチャーの闘志溢れる力強いピッチングに、野球というスポーツを詳しく知らなかったにも関わらず、感動で鳥肌がたったのを今でも覚えている。

 

それからその人に強い憧れを抱き、近くの河川公園で石を投げていたのは懐かしい思い出だ。

 

調べてみると茂野吾郎選手といい、思っていたよりも壮絶な過去を持っていたその選手は、不謹慎だなと今は反省しているが…俺の目には、どこまでも諦めないまっすぐな心は、物語の主人公のようですごくカッコよく映った。

 

これが俺の野球人生が始まるきっかけだった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

98、99、100!!

 

今日も早朝からバットを片手に、日課の一つである素振りをしていた。

 

俺は今日この日を待ちわびていた…!

 

今日が何の日なのか……。

 

今日はそう…。

 

俺、轟零翔(とどろきれいと)が風林中学校に入学する日だ。

 

「この日が来るのをずっと待ってたんだ…!」

 

思わずバットを握る手に力が入って握りつぶしそうになる。

 

風林中に入学することがどれだけ嬉しいことか……決して可愛い子がいるからとか制服が好みとかそんな不純な理由では無い。

 

風林中は近くの中学校の中でも地区大会を勝ち上がっていけるほどの実力があるらしく、そこなら俺も強くなれると思ったのだ。

 

勉強は少し頑張らなきゃだったが俺の野球への熱意を止めるには低すぎる壁であった。

 

小学校から野球クラブにでも入っていれば特待生として入れたかもしれないけど、茂野選手は後悔はないと言っていた。だが肩に無理をさせるようなことは真似するなと言っていたのを鵜呑みにして、小学校では体力づくりに励んできた。

 

俺のスタートは少し遅れたけど、今日からようやくスタートがきれる…!

 

 

踊る心を抑えられないまま、朝食を食べていってきますをした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どこだここ…?」

 

これで何回目だろうか。

この言葉を言ったのは……。

 

時刻はとっくに教室への集合時刻を過ぎて、入学式の時間までもうすぐである。

 

今いるのは学校の敷地内ではあるが、まず昇降口が分からずあちこち歩いていた。

 

そして何とか校舎には入れたものの教室がわからないしクラスもわからん。

 

入学拒否とかされないよね…??





轟 零翔(左投げ左打ち)

中学1年(ピッチャー、外野)

体格
(春)158cm45キロ

目指す理想像は茂野吾郎!

零翔くんと仲良くして欲しい人

  • 茂野大吾
  • 佐倉睦子
  • 相良太鳳
  • 沢弥生
  • 藤井千里
  • 椛島アニータ
  • 仁科明
  • 眉村渉
  • 眉村道塁
  • 茂野いずみ
  • 佐藤光
  • 郷田早苗
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