娯楽軍__戦争を終わらせよう。そう、娯楽で 作:堕落と強欲の権化
未来だからね、仕方ないね
「大変ですね、大統領も」
「リュート君もだろ?前世日本人とか初めて聞いたよ」
「言っていませんでしたからね」
まあそもそも誰かに言う暇なんてなかったからな。
まあとりあえず。
「隊長!日本から『Nintendo VR Pro』が……えっと__え、まじか?……50台届いたそうです!」
「おっ、きたきた」
「リュート君……どんだけゲームしたいの……」
「?みんなの分ですよ。そうだ、大統領。もし今よろしければアーマードコアしましょ」
「リュート君……暇じゃないんだよ」
「知ってます」
「何してんだよ隊長www」
「そんなことより……アルギマ連邦から軍隊が攻めてきているようだな?」
「そこまでお見通しですか……いかがいたしますか?」
ハ〇チュウを噛みながら、俺は答えを出す。
「当然、防衛だ。……もちろん武力行使でな」
__2時間後、国境付近__
「敵兵、確認!」
「よし。……では__」
タクトを振り、合図を送る。
「__っ撃ぇー!」
さあ、戦争の始まりだ!
__1時間後__
「んー、減らないな」
『たっ隊長!』
「どうした?」
『あいつら、ロシア兵連れてます!』
「なん……だと?」
『あっやbぐあああああああああっ!』
『隊長!救護班足りません!』
「チッ、だったらお前たちが手伝え!撤退!」
『『『了解!全隊、撤退!』』』
__夜、隊長室__
「くそっ、なんで負けたんだ?」
「隊長、テトリスしながらだと説得力ないですよ」
「そういうあなたもぷよぷよしてるじゃありませんか」
「面白いのが悪い」
「そうだそうだー」
なんとも馬鹿馬鹿しい言い訳だろうか。
しかしまぁ、なんで負けたのかよく分からない。単純に兵器の問題か?
……考えても仕方がない。戦力を見直そう。そして、必ず勝ってみせる。
胸に誓い、全98人をテトリステクでフルボッコにしてみせた。イェイプロゲーマー。
__ロワルド家__
「あ、お兄ちゃんおかえり」
「よう、エリック。元気してたか?」
「もちろん!お兄ちゃんが娯楽軍隊長になった時は驚いたよ!」
「まぁ、ね。はは……」
娯楽軍。いつしかそう呼ばれるようになったのには、俺の演説の影響が強い。実際、司令塔のある人はyoutubeでゲーム配信をしていた。
いや暇人かよ。
「あらぁ、おかえりー」
「おっ、おかえり、リュート」
「ただいま」
両親に挨拶して、自室に帰る。
「変わってないな、ココも」
今までと変わらなかった自室。ホコリはない。
「お兄ちゃん、フレンチトースト食べる?」
「おっ?……バターの匂いがすると思ったら」
1階のダイニングへ行き、椅子に座る。
「いただきます」
一足先に、フレンチトーストを頬張った。
のんびりほのぼの系書けるようになりたい(切実)