【完結】祓魔師《エクソシスト》は休みたい   作:オタリオン

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128:死して魔王と成りて

「「――――ッ!!!!!」」

 

 互いに叫び――衝突。

 

 得物がかち当たり、衝撃波が周囲に広がる。

 雷鳴のような強い音が鳴り響き、空間に亀裂が走った。

 剣はびりびりと振動し、衝突だけで互いに体から血が噴き出す。

 俺たちは更に力を込めて――互いに弾く。

 

 一瞬の接触。

 が、その瞬間に万を超える斬打が飛ぶ。

 

 互いの力が相手の命を狩ろうと蠢き。

 その身に無数の傷を作り、血潮が舞う。

 

 千を超え、万を超え――無数の未来が光となって見える。

 

 大空を駆け抜け。

 剣を振るいながら、自ら軌跡を作る。

 殺気に満ちた瞳が俺を見つめていた。

 俺もそんな魔王に殺気を向けていた。

 

 

 殺す。殺すさ――お前と同じだ。

 

 

 魔王が夢見たように。

 俺もこの日を待ち望んでいた。

 互いの事を知り尽くし、互いの事を想いあい。

 互いの意志をぶつけて、互いに殺し合い――互いに理解を深めた。

 

 

 こいつとは絶対に――分かり合えない、と。

 

 

 世界を混沌にする事を望むのなら、俺がお前を殺す。

 世界に調和と秩序をもたらすのなら、お前が俺を殺す。

 

 気に入らないから殺す。

 邪魔だから殺す。

 

 理由も、目的もどうでもいいほど――お前を殺してやりたい。

 

 怒りや殺気に染まりし魔を統べる王。

 俺という存在も、奴と同じように怒りと殺気を孕んでいた。

 が、俺は冷静であり、奴の姿をハッキリと見ていた。

 穏やかな心の中に、激しく燃え上がる殺意の炎。

 相反する二つが心の中で共存し。

 互いが影響し合い、車のエンジンのように――俺に力を与えていた。

 

 心臓が激しく鼓動。

 体中が燃えるほどの熱を持つ。

 視線には力が入り。

 自然と口角が上がっていく。

 

 戦いが、殺し合いが――俺を戦士に変える。

 

 カミでは、魔王でもない。

 俺たちは今この瞬間だけは戦う為だけに存在する戦士だ。

 心行くまで、満足するまで――殺し合おうじゃねぇかッ!!!

 

「オオォォォォ――――ッ!!!!!」

「アアアアァァァ――――ッ!!!!!」

 

 互いに咆哮。

 そうして、再び接触し――無数の光の線が駆け抜ける。

 

 空に世界に、光が広がっていく。

 互いに不可視の攻撃が線となって。

 軌跡のように描いて行けば、自然と周囲の空間は光のベールに包まれる。

 奇妙な音が鳴り響き、空間は大きく歪んで――互いに空を舞う。

 

 そうだ――分かり切っていた。

 

 互いに一線を超えた瞬間に、命を奪い合うしか道は無いと。

 俺はお前を認める。

 お前は確かに俺であったと。

 だからこそ、此処でお前を殺して――俺に帰す。

 

 加速し接触――血潮が舞う。

 

 そんな中で、剣を振るう。

 奴も剣を振るって互いにすれ違い――片腕が飛ぶ。

 

「「……!!」」

 

 傷は一瞬で塞がる。

 腕は再生し、互いに離れて――迫る。

 

 黄金の炎の弾丸を飛ばせば、奴はケガレのカーテンでそれを防ぐ。

 そうして、ケガレを周囲にまき散らして俺に浸食させる。

 体が腐り、俺は炎を纏わせて腐食を消し再生させる。

 魔王はその隙に、ケガレの塊を放出し――それが無数の弾丸となる。

 

 俺は加速する。

 そうして、迫りくる弾丸を回避。

 触れようものなら黄金の炎にて打ち消し。

 そのまま氷の大地へと降下し滑っていく。

 

 剣を回転させて黄金を放ち。

 即席の結界を展開して残りの弾丸を防ぐ。

 そうして、術式を展開し転移ポイントを複数設置。

 

 瞬間、魔王の気配を察知し――背後に刃を振るう。

 

「――ッ!」

 

 が、そこにあるのは残影のみ――次の瞬間、自らが両断される未来を見た。

 

 俺は間髪入れず転移を使用。

 瞬間、俺がいた場所にはケガレの斬撃が飛び氷の大地に亀裂を走らせた。

 俺はそれを見て――転移。

 

「――ぐぁ!!?」

「ハハハッ!!!」

 

 回避――出来ない。

 

 予測された。

 いや、未来を見たのか。

 

 奴の放った斬撃が俺の体を両断し――術式が発動する。

 

「ぐぅあ!!!?」

 

 俺の体から鎖が飛び出す。

 黄金を纏った鎖で。

 それらが奴の体を一瞬で拘束する。

 奴は力を込めて拘束を解こうとし――数秒。

 

 

 数秒の時間があれば――十分だ。

 

 俺は――“転移する”。

 

 

 変わり身だ。

 古典的な技だが、奴には通用した。

 転移の瞬間に分身体を生み出して意識を共有。

 本体の力を極限まで弱める事で奴の感知を欺いた。

 俺は刃の切っ先に黄金を集中させて――放つ。

 

「ガァァッ!!?」

 

 刺突により放たれた黄金の炎。

 奴はそれを真面に受けて大きく吹き飛ぶ。

 彼方まで奴は飛び、俺はそれを追いかけた。

 

 空を駆け抜ける。

 そうして、奴の移動先に先回りし。

 奴の首を撥ねようとして――奴が消えた。

 

「……!!」

 

 霧のように奴が消えた――魔術か!

 

 奴も俺と同じように刻印による魔術を使用している。

 奴の気配を探り――あばらに強い衝撃を感じた。

 

「うがぁぁ!!?」

「吹き飛べッ!!!!」

 

 奴が拳を振るい――ケガレを放つ。

 

 俺はそのまま空中を激しく回転し。

 全身がケガレに侵されて肉を腐らせて骨を露出させる。

 眼球が落ちそうになり――黄金が噴き出す。

 

 傷が再生。

 体が元に戻る。

 が、かなりの力を使用している。

 

 互いに全力だ。

 力の消耗は激しい。

 が、此処で全てを出し切らねば――負ける。

 

「魔王ッ!!!!!」

「カミッ!!!!!」

 

 互いに叫んだ。

 そうして、更に力のギアを上げて――大空を翔る。

 

 光の線となり。

 世界を駆け抜ける。

 地球を何周もしながら、互いに武器を振るう。

 

 斬撃が、力が。

 持てるもの全てが――世界を彩る。

 

 道を塞ぐ悪魔たちは消し飛び。

 山は一瞬で吹き飛び。

 落下した衝撃で海には巨大な穴が出来る。

 全力での攻防が世界を変えていく。

 が、今の俺たちには――どうでもいい。

 

 俺たちは敵しか見ていない。

 広い世界で、無限に等しい命が存在する中で。

 俺たちの敵は――目の前にしかいない。

 

 どんな強敵も、どんな存在も。

 完全なものになった俺たちには届かない。

 理解している、それは当然の事だ。

 故にこそ――全力だ。

 

 出し惜しみなどしない。

 次があるとは思わない。

 此処であり、この瞬間こそが――終わりだ。

 

「「――――ッ!!!!」」

 

 咆哮――衝突。

 

 互いに連続して衝突。

 互いの力が激しくぶつかり、大地には大きく亀裂が走る。

 それでも尚ぶつかり合い――俺は黄金の炎を噴き出す。

 

 一瞬だ。

 時が止まり、魔王の動きが――加速。

 

 時が止まった空間で。

 俺たちは互いに高速で動き。

 お互いの得物を振るい相手を殺そうとする。

 静止した空間にて、衝撃による光が無数に発生し。

 俺たちの残影が痕跡を残して――時が動き出す。

 

 瞬間、暴風が吹き荒れて。

 大地は音を立てて崩壊し、山は噴火していた。

 俺たちは遥か上空を目指して昇っていく。

 

 ぶつかり、ぶつかり、ぶつかり続けて――大気圏を突破した。

 

 魔王は黒い炎を噴き出し。

 俺は黄金の炎を纏い瞳を輝かせる。

 魔王が更に加速し黒い宇宙を背にして剣を掲げた。

 

 

【死ニ晒シ朽チ果テロッ!!!!】

「……!」

 

 

 奴が力を覚醒させる。

 瞬間、宇宙空間には無数の渦が出現し。

 その中から濃厚なケガレが噴き出していく。

 

 ゆっくりと星を覆い尽くすほどのケガレが周囲に広がり――無数の奴の反応を確認した。

 

「「「「死ネッ!!!!!!」」」」

「……っ!?」

 

 剣を振るって奴らの攻撃を防御。

 が、隙間を縫うように斬撃が飛び――血潮が舞う。

 

 ケガレの中に無数の魔王が存在する。

 その名から即死級の斬撃を放ってきた。

 黄金を纏わなければ死ぬ。

 そう感じるほどに、無数の斬撃が俺の体を切り裂いていった。

 

 斬撃、斬撃、斬撃斬撃斬撃斬撃斬撃斬撃斬撃――体がバラバラになる。

 

 頭が宙を舞う。

 奴がにやりと笑い――俺は力を使う。

 

 

【――――Segne mich(ワレヲシュクフクセヨ)――――】

「「「「――――ッ!?」」」」

 

 

 鐘の音が鳴り響き――巨大な手が出現する。

 

 宇宙より来る黄金の手。

 それがケガレに包まれた俺を握り――黄金が漲る。

 

 炎が噴き出し。

 白い衣となり、黄金の炎を背に背負う。

 剣の長さが伸びて、その輝きを増し――翔けた。

 

 周囲のケガレを一瞬で祓う。

 そうして、隠れ潜む本体を見つけて――背中に移動する。

 

 奴は此方を攻撃しようとした。

 が、それよりも速く。

 俺は片手を向けて――黄金の炎を放つ。

 

「ガアアァァ――――ッ!!!!!」

 

 奴は叫びながら炎に焼かれる。

 黄金の炎は龍となり、宇宙より星へ向けて流れて行く。

 真っすぐに、真っすぐに。

 元いた場所を目指して落下していく。

 俺は転移を使い――奴の落下地点に飛ぶ。

 

「……」

 

 静かに氷が砕けた海の水面に立つ。

 ゆっくりと剣を下に構えた。

 両手で握り、俺は力を蓄える。

 黄金が剣へと流れて、周囲のケガレが消えてなくなり。

 白い光の玉が空へと舞い上がっていく。

 

 生命であり、魂であり。

 命あるものの願いであり、希望であり――想いだ。

 

 俺は彼らの火を受け取る。

 そうして、剣へと力を注ぎ――奴が見えた。

 

 黄金の竜が落下していく。

 奴は拘束から逃れられていない。

 その身を焼かれていて――変化が起きた。

 

 黄金の竜の口。

 そこから黒いケガレの炎が噴き出す。

 そうして、一瞬にして黄金の炎は姿を変えた。

 

 黒く不浄の龍で、その目は赤く殺意と怒りに満ちていた。

 奴は龍となり、俺を見ながらその口を大きく開けた。

 

 

【――――灰燼ニ帰セッ!!!!――――】

【――――Heiliges Licht(セイナルヒカリヨ)――――】

 

 

 龍の口から世界を滅ぼす闇が放たれる。

 俺はそれに合わせるように黄金に満ちた聖なる光を放つ。

 

 

 

 闇と光が一直線に飛び――かち当たる。

 

 瞬間、世界から一瞬で色が消え失せて――“記憶が流れて行く”。

 

 

 

『――――!!』

「「……!」」

 

 

 

 世界の記憶。

 全ての命の記憶であり。

 それらが全ての人間たちの心に流れて。

 色を失った世界に無数の声が響く。

 

 

 それを聞き、見て――白と黒が咆哮を上げた。

 

 

 色が戻り。

 互いの力がぶつかり合うのが分かった。

 氷は全て消えてなくなり、海は大きく荒れていた。

 空には何も無く。

 強大な力の作用によって、世界の外を映し出していた。

 

 そこでは、天使や神々が此方を見ていた。

 が、彼らは此処へは来れない。

 魔王を倒さなければ、外との繋がりは復活しない。

 此処が正念場であり、此処が最大の重要なポイントで――何かが動く。

 

「魔王ォォォォォ!!!!!」

「――ッ!?」

「ジョーンズッ!」

 

 姿を見せていなかったジョーンズ。

 奴が黒い龍となった魔王の背に乗る。

 そうして、その手を黒く輝かせたかと思えば――龍の背に刺す。

 

「ぐがぁぁぁ!!?」

「――この瞬間をッ!!! 待っていたぜッ!!!!」

 

 ジョーンズが何をしているか――理解した。

 

 自らと魔王の繋がりを使って。

 奴に対して自らに存在する死の概念を付与している。

 完全体で無ければ死なない筈の魔王。

 その魔王唯一の強みを――奴が打ち消そうとしていた。

 

 理解した。

 此処に来て、全てを理解した。

 アイツは最初から自分の手で――俺に道を切り開くつもりだった。

 

 龍のブレスが弱まっていく。

 俺は更に力を込める。

 すると、ジョーンズの体から黒い炎が噴き出して――奴が吹き飛ぶ。

 

「――ッ!」

 

 俺は目を見開く。

 すると、体が燃えてなくなっていく奴と視線が合い――奴が笑う。

 

 

「さぁ、終わらせろや――カミ」

 

 

 奴が指を向ける。

 そうして、そのまま体は海へと落下していった。

 

 俺はそれを一瞥し――光の中を駆けて行く。

 

 剣を奴へと向けて突き。

 そのまま奴の放ったケガレを――掻き消す。

 

 俺は空を飛ぶ。

 そうして、苦しみ藻掻きながらも大きく目を見開く奴を見て――叫ぶ。

 

「これでッ!!! 終いだァァァァ!!!!!」

「――――ッ!!!!!」

 

 

 

 俺は全ての黄金を剣に注ぎ――龍を貫く。

 

 

 

 魔王の核。

 

 それを精確に砕き。

 

 俺は空を舞いながら、魔王を見た。

 

 すると、奴は咆哮を上げながら俺を見つめて――消えて行く。

 

 

「こんな、ところで、こんな形で――――…………」

「……」

 

 

 魔王の気配が消えて行く。

 俺はそれを感じて――――“瞬間、体を拘束された”。

 

「これは!?」

「――馬鹿がッ!!!!!」

 

 龍の中からケガレを纏った人型が飛び出す。

 ボロボロであり、その姿は崩れていっている。

 が、その目は殺気と怒りに満ちていた。

 体が全く動かない。

 そんな状態の中で、奴が手を此方に向けて飛んでくる。

 

 

 まずい、まずい、まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずい――俺は笑う。

 

 瞬間、海上から一直線に魔王に向けて――“槍が飛んできた”。

 

 

 それは精確に魔王の体を打ちぬいた。

 奴の体が一瞬止まる。

 が、すぐに槍はケガレによって朽ち果てて――俺は剣を振るった。

 

 一瞬。

 ほんの一瞬だった。

 が、その僅かな時間が――俺を救った。

 

「アルメリア……やるじゃねぇか」

「馬鹿、な! そんな、事が……あ、ああぁ……」

 

 魔王は体を両断された。

 そうして、その体を黄金の炎によって焼かれて――消えてなくなった。

 

 残ったものは、魔王の力のみで。

 それがその場で浮いていた。

 俺は剣を消して、それを片手で掴む。

 

 残った力で再び海を凍らせて。

 その場に立ちながら、俺は黒い力の塊を見つめて――

 

 

「さぁ――帰ろう」

 

 

 俺は自らの心臓に魔王の力を当てる。

 すると、それは俺の体の中に入って行く。

 魔王の怒りや殺気を感じる。

 が、反応は明らかに小さく。

 

 

 

 俺はようやく一つになれたのだと感じて――――“体が、揺れた”。

 

 

 

 

「…………は?」

 

 

 

 

 ゆっくりと視線を下に向ける。

 

 

 そこには、真っ赤な手が伸びていた。

 

 

 俺の心臓を掴んでいて、しっかりと握りしめていた。

 

 

 

 自らの心臓が鼓動しているのを見つめながら、俺は――

 

 

 

 

「流石だなカミ――やっぱり、お前に任せて正解だったよ」

「――ジョーンズッ!!!!」

 

 

 

 

 俺は怒りのままに力を解放した。

 が、それよりも速く奴はその場から退く。

 

 奴は手に持つ心臓を――口へと入れた。

 

 瞬間、奴の体から――凄まじいケガレが噴き出す。

 

 俺は傷を再生させながら。

 奴の事を睨みつける。

 

「何故だッ!!! お前はあの時ッ!!!」

「あぁそうだ。あの時の俺は、そうだろうな……だけど、今の俺は違う。何せ、記憶が戻ってるからなぁ!!」

「まさか、お前!!」

 

 奴はケガレに包まれながら。

 舌を出して、己のこめかみを親指で叩く。

 

「あぁそうさ!!! お前が得意な記憶操作。俺だって使えるんだぜッ!!!! お前らを騙して、最後に――魔王様を復活させる為になッ!!!! ハハハハハ!!!!」

 

 奴が笑いながら両手を広げる。

 その体はケガレに満ちていた。

 奴は遥か上空へと飛んでいく。

 奴は地球の外にて浮かび、まるで星のように黒く輝きを放ちながらその場にいた。

 

 奴の目的は最初から、俺たちを油断させる事だった。

 魔王を復活させる為に必要な残りの欠片。

 それを全て回収する為に、敢えて魔王殺しを協力した。

 その結果、俺が魔王を己へと戻す瞬間に――奪われた。

 

 互いに全力で。

 互いに命を懸けて。

 だからこそ、小さな綻びを見過ごした。

 

「先輩ッ!!!」

「……アルメリア……すまねぇ。俺は……クソッ!!!」

「……私が浅はかでした。契約程度で悪魔を縛れる筈がなかった……ですが、まだ我々は負けていない。そうでしょう?」

 

 アルメリアが俺の肩に手を添える。

 その目は真剣であり、まだ光が見えていた……あぁ、そうだな。

 

「……恐らく、魔王はまだ完全に復活していない。一度は俺が殺したんだ。今はジョーンズの体を依り代にして再生しているんだろう……力が順応して、奴が完全体として蘇る前に片を」

「――させねぇよ」

「「……!!!」」

 

 

 声が聞こえた。

 瞬間、俺たちは動こうとした。

 

 

 が、それよりも早く。

 不可視の力に俺の体は覆われた。

 アルメリアが俺に手を伸ばす。

 俺も手を伸ばしたが掴めず。

 闇に覆われながら、前を見れば。

 邪悪な笑みを浮かべながら俺を見つめる。

 

 

 

 ――――“ジュダス”の顔が――――…………

 

 

 

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