絶対に笑ってはいけないアビドス高校24時   作:ケイゾーイビ

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4話

第1停留所を通過した、アビドス高校の生徒達を乗せた区営バス。

 

美食研究会(正月)による、手荒い歓迎を挨拶代わりに受けた。

 

そこにまた…

 

…新たな笑いの刺客が現れる!

 

引き続きバスネタが始まる。

 

バスのスピードが落ちて来て、完全に停車した。

 

…!!!

 

ビーッ!!プシューッ!!

 

アビドスポイント

第2停留所に到着。

 

「ん、また誰か来る…」

 

再び停留所に停車した区営バス、果たしてそこに待ち受ける生徒は誰なのか…

 

その時…

 

スッ…

 

!?

 

ケツバンアーミーさんが、先生に何かを渡した。

その後すぐケツバンアーミーさんは、自分が座っていた席に戻った。

「先生、何か持ってますね…」

「な…何なの?」

 

アビドスポイント

先生の膝上にラジカセ。

 

「ミュージック、スタート!」

私はラジカセの、再生ボタンを押した。

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

音楽が流れたのと同時に、天井からミラーボールが現れた。

 

!?

 

この音楽…あれかぁ!?

ジ〇リ〇ナ〇京のバブルソングじゃん!?

…いや良い子の皆には分からないよ!?

 

誰も彼もが困惑する中…

 

その旋律と共に

 

…バスにある生徒が乗り込んで来た。

 

!?

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォフォフォフォ〜♪

 

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"〜!!」

 

その生徒は持っていたムチを、両手で持ち引っ張りながら叫び声を上げた。

 

アビドスポイント

ボンテージスーツの才羽モモイ。

 

…

 

「…フフッ(笑)」

 

デデーン!!

ノノミ・アヤネ・セリカ・アウト!!

 

「今度は何なのもう…」

訳の分からない状況に、ウンザリするセリカの元にケツバンアーミーさんが迫る。

 

バン!「痛っ!」

バン!「あぅっ!」

ボン!「アッツゥッ!」

 

「スゴイねぇ、体張ってるねぇ…」

「ん、ここからも油断出来ない…」

 

ケツバンアーミーさんの餌食になる3人をチラ見しながら、ホシノとシロコはこれから起こることに恐怖した。

 

「…あれ?モモイがいないんだけど?」

 

…?

 

モモイはどさくさ紛れて、ケツバンアーミーさんとすれ違う様にバスから降りた。

やり方が汚いなぁ、また最初からやれってことかな…?

「ハァ…ミュージック、スタート!」

私は渋々ラジカセの再生ボタンを押した。

悪怯れる様子も無く、再び堂々とモモイがバスに乗り込んで来た。

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォフォフォフォ〜♪

 

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"〜!!」

 

アビドスポイント

ボンテージスーツの才羽モモイ(2回目)

 

…

 

2回目も危なかったが全員セーフ。

 

「さいばぁ〜!ももいだよぉ〜!」

 

そして持ちネタが始まった。

 

「部活の部費でぇ〜!エッチなゲームを〜!買ってるのがバレてぇ〜!クラス内の立場だけじゃなくぅ〜!学校内の立場もぉ〜!大ピンチになったのはぁ〜!何処のどいつだぁ〜い!?」

 

…

 

「アタシだよ!」

 

「フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

全員アウト!!

 

「あ〜…あれかぁ…」

ごめんねモモイ、その件を明るみにしたの私だったね…

 

バン!「あ痛…」

バン!「ん"っ!」

バン!「痛っ!」

バン!「あぅっ!」

ボン!「アッツゥッ!」

 

ぶっちゃけアビドス高校の生徒達は、内心ドン引きだったが…

ケツバンアーミーさんに、お尻を撃たれた痛みで表情には出なかった。

 

ギロッ!!

 

決して明るみになってはいけない、隠しごとをバラされた当事者を睨むモモイ。

そのまま早歩きで、こちらに近づいて来た。

 

「…え?何?」

「アンタのせいだよぉ!このブタ野郎ぉ!」

 

ベチンッ!!

 

「い…いて〜!いってぇ!なにするんだよ!?モモイ!?」

「フン!」

 

ネタばらしするとこのムチ、叩いても痛くない安全なムチだ。

かがくのちからってすげー。

なのでムチで叩かれた際に、ちょっとムッとなった5人は全然痛そうにしてない私を見て安堵した様だ。

 

…

 

このままだと叩かれ損だな…あ、そうだ。

「モモイ!ちょっと興味があったから、私そのゲームで遊んだよ?」

「…は?」

 

!?

 

「あのゲームのタイトル、確か鬼畜先生2?だったかな?モモイは私の言葉責めだけじゃなく、私の✕✕✕✕✕も好きなんだね?」

「う"わ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"〜!!」

 

「フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

全員アウト!!

 

アビドスポイント

先生見境の無い不意打ち。

 

私の爆弾発言にモモイは崩れ落ち、アビドスの生徒達は全員轟沈した。

 

バン!「あ痛…」

バン!「ん"っ!」

バン!「痛っ!」

バン!「あぅっ!」

ボン!「アッツゥッ!」

 

こんなん笑うわという内容でも、情け容赦無くゴム弾を叩き込むケツバンアーミーさん。

 

「真面目に先生、何やってんの…?」

「いや、ゲームとしては面白かったよ?内容はともかく…」

「ん、私にもそのゲームやらせるべき」

「もう全部データもソフトも駆逐したのでダメです…」

「ヒック…ヒック…うぅ〜…」

 

アビドスポイント

ボンテージスーツの才羽モモイ(半泣き)

 

ただでさえヤバイ自分の立場が、更に地に落ちてボロボロだった。

余計なこと言ったかなコレ…

 

「満足かい…この…ブタ野郎…(涙)」

 

あ…このセリフは退却の合図だったな、ラジカセで音楽流さなきゃ。

「あミュージックスタート…」

私はモモイを逃がす為に、ラジカセの再生ボタンを押した。

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

しかし…

 

…モモイはバスから降りない。

 

それどころか…

 

…別の生徒が乗り込んで来た。

 

!?

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォフォフォフォ〜♪

 

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"〜!!」

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"〜!!」

 

2人は持っていたムチを、両手で持ち引っ張りながら叫び声を上げた。

 

アビドスポイント

ボンテージスーツの才羽モモイ・才羽ミドリの共鳴。

 

「フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

全員アウト!!

 

才羽姉妹のハイパーコンビネーションに、為す術も無く5人は轟沈した。

 

「もぅ〜何なのこれぇ〜!」

「顔がそっくりだから姉妹ですかね…?」

「姉妹揃ってこんなことやらせるの…?」

「ん、流石鬼畜先生」

「…え!?」

 

ちょっと?勝手に私を鬼畜先生に、ジョブチェンジさすのやめてよ?

 

バン!「あ痛…」

バン!「ん"っ!」

バン!「痛っ!」

バン!「あぅっ!」

ボン!「アッツゥッ!」

 

姉妹のタッグも強力だが、ケツバンアーミーさんも負けてないとお尻を撃ちながら私にドラムアピールした。

 

「さいばぁ〜!みどりだよぉ〜!」

 

再び持ちネタが始まった。

 

「学校のぉ〜手洗い場でぇ〜ハンカチを忘れたからぁ〜先生にハンカチを借りてぇ〜家に持って帰ったぁ〜先生のハンカチを〜洗う前にぃ〜テイスティングしてる奴はぁ〜何処のどいつだぁ〜い!?」

 

…!?

 

「ん?」

 

なんだそのエピソード?私知らないけど?

 

「ミドリ!?アンタ正気なの!?」

「これは…またスゴイことしたねぇ…」

 

モモイは目を白黒させて驚き、ホシノは宇宙猫みたいになってた。

言った内容は聞いた生徒達を、ざわつかせるには十分な破壊力だった。

 

しかし1人だけ…

 

…様子がおかしい生徒が。

 

しかも…

 

ミドリはまだ

 

…オチを言って無い。

 

そもそも私、ミドリにハンカチ貸した記憶なんて無いけど…あれ?

 

その時…

 

…ミドリはある生徒を。

 

睨見つけながら…

 

…立ち止まった。

 

…

 

「お前だよ!奥空アヤネ!」

 

!!!

 

…何だって?

 

「え…アヤネちゃん!?」

「ん、アヤネは上級者」

「アヤネちゃんが先生のハンカチを…?」

「ウウウウウソよ!アヤネちゃんがそんなこと…絶対そんな!」

「違っ!違っ違っ違っちがぁ!?」

 

アヤネにハンカチ…手洗い場…あ。

 

「ふ〜ん、ブタ野郎のクセにアタシにウソ付くのかい?」

ミドリはムチを両手で持って、弛ませたり引っ張ったりを繰り返しペチペチと音を鳴らせた。

 

「おい先生!」

女王陛下ミドリ様に声掛けられた。

ミドリも柄じゃないのによくやるねぇ…

「は、はい!?」

「アンタ、このブタ野郎にハンカチ貸したの覚えてるかい?」

 

…

 

「確かに貸しました、まだ返してもらって無いですね…」

 

!?

 

あの時のハンカチかぁ!言われてみればアヤネにハンカチ貸したなぁ…

 

「おいブタ野郎、そのハンカチどうしたんだい…?」

「…」

 

アヤネは何も答えなかった。

 

「おい先生!」

「は、はい!?」

「タブレット出しな!」

またこのパターンが、私のタブレットに何が仕込まれてるの…?

私はタブレットの画面が、皆へ見える様に持ち上げた。

 

タブレットに写真が写った。

 

「これはこのブタ野郎が、自宅の部屋で寛いでる時の写真なんだけど」

「…え?」

私も気になってタブレットの画面を見た。

 

(≡ω≡)

 

あらかわいい、メガネ外して休憩かな?

てか普通に、盗撮じゃないかコレ…?

 

「おいブタ野郎、この口元の布は何だい?」

確かに…よく見ると口元に布あるね。

「…です」

「声が小さいブタ野郎だねぇ!もっといい声で鳴きなぁ!」

「…先生からお借りしたハンカチです」

 

!!!

 

「フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

ホシノ・シロコ・ノノミ・セリカ・アウト!!

 

アビドスポイント

姉の雪辱を晴らす妹の鑑。

 

まさかの事実にアヤネ以外轟沈した。

顔とやってることが合わな過ぎる…

 

バン!「あ痛…」

バン!「ん"っ!」

バン!「痛っ!」

ボン!「アッツゥッ!」

 

身内から変態が出て傷心に浸る4人に構わず、ケツバンアーミーさんはお尻にゴム弾を名古屋撃ちした。

 

「おいブタ野郎…」

 

!?

 

「…まだなんかあるの?」

ジャガーノートの様に、止まらない女王陛下ミドリ様にウンザリするセリカ。

 

「結局…このハンカチどうしたんだい?」

 

…

 

「返せる状態では無くなったので、その…捨てました」

 

!!!

 

それを聞いたミドリは立膝を付き、ムチを振り上げて地面を叩いた。

 

「ナニに使ったんだよぉ〜!!!」

 

ベチンッ!!

 

「フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

ホシノ・シロコ・ノノミ・セリカ・アウト!!

 

アビドスポイント

ナニに使った?先生のハンカチ捨てられる。

 

誰も救われない、最悪の結果を聞いた4人は轟沈した。

 

バン!「あ痛…」

バン!「ん"っ!」

バン!「痛っ!」

ボン!「アッツゥッ!」

 

ケツバンアーミーさんがアヤネをチラ見したが、お仕置きの対象では無いのでスルーした。

 

「…」

 

アヤネはメガネの上から両手で顔を覆い、どうしてマカロンとても言い出しそうな絶望に唸った。

ん〜これはフォローしとくか…?

「あの…アヤネ?ちょっといいかな?」

 

…?

 

「…なんですか?先生?」

そんな顔しないで?私に任せてよ?

「アヤネは別に、そこまで気にしなくていいと思うよ?」

 

…

 

「私ほら…日常的に盗聴とか覗きとかされてるし、ハンカチのテイスティングとか普通だよ」

 

!?

 

アビドスポイント

先生の倫理感はキヴォトスで破壊済み。

 

「アンタも中々のブタ野郎だね?もっといい声で鳴いてごらん?」

お?いいですか?女王陛下ミドリ様?では取っておきのネタを…

 

「なんだったら私ね…結構な人数が見てる生徒達の前で、ガンガンお尻を触られたりしたしこの前なんかち〇こ鷲掴みにされたよ?」

 

!?!?!?!?!?

 

「フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

全員アウト!!

 

衝撃の痴漢被害に、その場の全員が轟沈した。

 

「ん、先生それ本当…?」

「そうだね、だからハンカチのテイスティングぐらいヘーキヘーキ」

 

轟沈から立ち直ったシロコが食いついたけど、事態がややこしくなるからやめてね?

 

バン!「あ痛…」

バン!「ん"っ!」

バン!「痛っ!」

バン!「あぅっ!」

ボン!「アッツゥッ!」

 

お仕置きの帰り、ケツバンアーミーさんにチラ見された。

事情を挟まない、お仕置きのプロだ…

 

誰にお尻を触られたか?

言わねぇよ?

生徒本人の名誉の為に、祈るね☆

 

誰にち〇こ鷲掴みにされたか?

言わねぇよ?

生徒さん見てますか?私は誰にも言ってませんよ?ピース、ピース。

 

先生の皆さん、これでいいですか?

 

「先生…」

「お、アヤネ立ち直った?だから気にしなくていいよ?」

 

「…それが何のフォローになるんですか?」

 

…

 

「…ダメ?」

「ダメです」

 

しゃかりきになってフォローしたのに、アヤネにダメ出しされた…

キヴォトスで先生するのは難しい。

(´・ω・`)

 

「満足かい?この…ブタ野郎!」

 

女王陛下ミドリ様、ご満足されましたか?

今音楽を流しますので、少々お待ち下さい。

「おミュージック、おスタート」

私は女王陛下ミドリ様のご帰還のために、ラジカセの再生ボタンを押した。

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

しかし…

 

…まだ終わらない。

 

何故なら…

 

…別の生徒が乗り込んで来たからだ。

 

!?

 

そう…

 

ボンテージスーツを着たい生徒が

 

…もう1人いた。

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォフォフォフォ〜♪

 

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"〜!!」

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"〜!!」

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"〜!!」

 

3人は持っていたムチを、両手で持ち引っ張りながら叫び声を上げた。

 

アビドスポイント

ボンテージスーツの才羽モモイ・才羽ミドリ・天童アリスの共鳴。

 

「フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

全員アウト!!

 

「もう〜!コイツらも頭おかしい〜!」

セリカはミレニアムサイエンススクールのゲーム開発部と、ゲヘナ学院の美食研究会を同列に並べた。

大体合ってる…?

 

バン!「あ痛…」

バン!「ん"っ!」

バン!「痛っ!」

バン!「あぅっ!」

ボン!「アッツゥッ!」

 

頭のおかしなミレニアムの生徒を気にすること無く、ケツバンアーミーさんは自分の役割を果たした。

 

「てんどおぉ〜!ありすだよぉ〜!」

 

3度目の持ちネタが始まった。

 

「ありすぅ〜!知ってますぅ〜!先生はぁ〜!逆さ吊りぃ〜!ムチ攻めがぁ〜!好きなんですぅ〜!」

 

!?

 

「…えぇ!?」

いやアリス、何言ってんの!?

「ちょっとアリス!本当に勘弁してよ!」

「邪魔するんじゃないよ!ブタ野郎!」

「いや本当にヤバイって!これ信じた生徒がマジで私にやるんだって!」

「本当は好きなんだろ?ブタ野郎!」

「てか鍵っ子!何やってんだよ!ちゃんとアリスの発言を伏せ字にしろよ!アリスの口から逆さ吊りムチ攻めなんて言わせてんじゃねぇよ!お前の担当だろ!?」

「ごちゃごちゃうるさいブタ野郎です!」

 

「フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

全員アウト!!

 

これから起こるであろう未来に、グデグデになる先生を見た5人は轟沈した。

 

「先生、本当に逆さ吊りムチ攻めが好きなんですか…?」

「ね?私の言った通りでしょ?こういう噂を信じる生徒が、うじゃうじゃの10倍はいるんだからダメなんだって…」

 

アビドスポイント

ウワサをウノミにするノノミ。

 

バン!「あ痛…」

バン!「ん"っ!」

バン!「痛っ!」

バン!「あぅっ!」

ボン!「アッツゥッ!」

 

噂を消し飛ばすケツバンアーミーさんのフルショットが、私を勇気づけた。

 

「満足ですか?この…ブタ野郎です!」

 

はい、もう帰って下さい。

「はいミュージックスタート」

私はさっさと、ラジカセの再生ボタンを押した。

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

しかしまだ終わらない…

 

…何故なら。

 

ゲーム開発部には…

 

…もう1人いる。

 

この地獄に終わりは無い…

 

…かと思われた。

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォ〜♪

 

〜〜〜♪フォフォフォフォ〜♪

 

…?

 

アビドスポイント

誰も現れない。

 

「あれ?どうした?なんかあった?」

「あ!いました!あそこです!」

「…え?」

アリスは何かに気が付いた。

その方向を見てみると…

「…なんだ?あれ?」

 

アビドスポイント

何故か停留所にダンボール箱。

 

…

 

その時!

 

ダッ!

 

ダンボール箱が急に走り出した!

 

!?

 

「ユズが逃げた!」

「せっかくユズちゃん、ボンテージスーツに着替えてクイーンになったのに!」

「ユズはブタ野郎です!」

 

ダンボール箱が逃走するのを見た3人は、バスから降り走り出した。

 

「うわあああああ〜!!!ムリムリムリムリムリムリムリムリィ〜!!!」

 

「待てぇ〜!」

「逃げるなぁ〜!」

「このブタ野郎です〜!」

 

こうしてゲーム開発部の4人は、停留所から去って行った…

 

…

 

ビーッ!!プシューッ!!

 

やがてバスの扉が閉まり。

 

「じゃあ運転手さん、発車オーライ!」

 

ファ~ン!

 

停留所に誰もいないことを確認し、再びバスは走りだした。

 

「いや〜ここもスゴイねぇ〜」

バスネタの山場を越えたので、私は感想を述べた。

「先に言っておくけど、私は元ネタを提供しただけだからね…?」

 

…

 

「ん、先生」

「え?何?シロコ?」

 

「…それが何のフォローになるの?」

 

…

 

「そうだね…これ私の失策だね」

「先生はしばらく、ブタ野郎って呼ぶね?」

「はい…すいません」

 

アビドス高校に到着するまで、私はブタ野郎と呼ばれることになった。

 

「ちなみにヴァルキューレ警察学校のカンナに、痴漢の被害届を出せるか相談したけど話すら聞いてもらえなかったよ」

 

「フフッ…(笑)」

 

デデーン!!

全員アウト!!

 

キヴォトスで先生するのは難しい。

(´・ω・`)

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