面白くないかも知れませんが。
プロローグ「闇のハイブリッド」
事の始まりは中国 軽慶市。
“発行する
以降、各地で「超常」は発見され、原因も判然としないまま、時は流れる。
いつしか、「超常」は「日常」に…「
世界総人口八割が何らかの“特異体質„である超人社会となった現在。
混乱渦巻く世の中で、かつて誰もが空想し憧れた一つの職業が脚光を浴びていた。
とある山奥にある研究所。
その研究所は研究者たちと騒ぎと鳴り響く警報の音に包まれていた。
「実験体が脱走したぞ!」
「今すぐに警備隊に伝えて捕獲させろ!」
研究者は脱走した実験体の捕獲を頼むよう警備隊への連絡をする。
だが、
「大変だ!保管されていた
「しかも、悪魔の実の中で希少な
「何だと!?」
「今すぐに取り返しに行くぞ!!」
「無理だ!アイツの戦闘力を考えたら俺たちじゃ取り返しに行けねぇ!ここは警備隊に任せるしかない!」
悪魔の実を奪われた事に驚いた研究者は今すぐに取り返しに行こうとしたが、実験体との戦闘力差を考えたもう一人の研究者は警備隊に任せることにした。
すると、もう一人の研究者が声を上げる。
「おい!モニターを見ろ!」
「どうした!?」
「アイツ、悪魔の実を食おうとしてやがる!」
「何だって!?」
モニターに映っているのは二足歩行の恐竜の姿だった。
そう、コイツこそ彼らの言っていた実験体だった。
全身の色は黒で体の側面には黄色い線が入っており、右手には明るい紫色の悪魔の実を持ちながら口を大きく開けていた。
「マズイ!本当に食う気だぞ!」
そして、
『ムシャ…ムシャ…ムシャ…ムシャ…ゴクンッ!』
「クソ!悪魔の実の中で最も凶悪とされている“ヤミヤミの実„を食べやがった!」
「どうする!?」
「おい待て!警備隊が来たぞ!」
「いくら悪魔の実を食っていても、能力の使い方を知らなければ意味がない!」
「ああ!戦闘力がいくら高くても鍛え上げられた警備隊たちの前では無意味だ!」
しかし、彼らの期待は一瞬で崩れた。
『“
『『『『うわぁぁぁぁぁぁ!!!?』』』』
「な、何!?」
警備隊たちは地面に広がった闇に飲み込まれた。
それを見た研究者は驚愕の声を上げた。
「なんで能力を使いこなせるんだ!?使い方すら知らないのに!」
「って言うか、アイツ、喋らなかったか!?」
「何を言っている!?アイツは体の構造上、喋ることは不可能な筈だ!」
「それより、アイツ、
「どうするんだ!?警備隊は全員やられたぞ!」
「大丈夫だ!外には見張りが待ち構えている。それに、強力な捕獲用の武器がある。そう簡単には…」
『何なんだよこれ!?』
『の、飲み込まれる!?』
『た、助けてくれぇぇぇ!』
『うわぁぁぁぁぁぁ!!!』
「…や、やれた…」
「おいどうするだ!?」
「知るかよ!」
「それよりも、早くここから逃げるぞ!アイツに気付かれる前に!」
「そ、それもそうだな」
身の危険を感じた研究者は他の研究者たちと共に逃げる準備をする。
しかし、
ドゴォォォォンッ!!!!
「な…!?」
「よぉ、お前ら。高みの見物とはいい度胸だな」
「ひっ!や、やっぱり、アイツ、喋っていやがる!」
「何でだよ!?体の構造上、俺たち人間のように喋ることはできない筈だ!」
「一体どうなっていやがる!?」
「クソッ!早く逃げるぞ!」
「おっと、逃さねぇよ。“
「「「「う、うわぁぁぁぁぁぁあ!!?」」」」
地面に広がった闇によって研究者たちは全員飲み込まれた。
「させと、さっさと此処からずらかりますか。と、その前に……“
恐竜は———いや、ハイブリッド恐竜「インドミナス・ラプトル」は、体から闇を放出し、その闇によって飲み込まれた研究者、警備隊たちを勢いよく放出した。
勢いよく放出された研究者、警備隊たちは闇によって心身と共にボロボロの状態で排出された。
「じゃあな、もう二度と会うことは無いだろうがな」
そう言うと、インドミナス・ラプトル———通称、インドラプトルは研究所を立ち去った。
これは、インドミナス・ラプトルとして転生した青年の物語。
続くかどうか不明。