今回は少し短めです。
あれから数日が経った。
拠点を改築と増築をしながら家具や家電集めを行なった。
そして俺は今、何をしているのかと言うと…
「オラァ!!」
ドゴォンッ!!
目の前にある岩を殴っていた。
何故こんな事をしているのかと言うと、覇気を修得するために特訓していた。
しかし、
「まだだ…まだこんなモンじゃ足りない…」
まだこの程度では覇気は修得できない。
もっと厳しい環境で鍛えなければならない。
「オラァ!!」
ドゴォンッ!!
俺が修行を始めてから数日が経過した。
ドゴォンッ!!ドゴォンッ!!ドゴォンッ!!ドゴォンッ!!
「オラァ!!」
ドゴォンッ!!
「クソッ!(まだだ…まだこんなモンじゃ足りない…)」
脳裏に浮かぶのはオールマイトの姿だった。
(あの戦闘力……全盛期のガープと……いや、渡り合えないか?)
俺はそんな事を考えながらも特訓に励んだ。
すると、クロエが話しかけてくる。
「ミナスさん、何をしているの?」
「見ての通り特訓をしているんだ」
「なんで特訓をしているの?」
「強くなりたいからだ…」
「なんで強くなりたいの?」
「最近、俺を狙う変な輩が現れ始めてな。何度か追い払っているんだが、いつ強敵が俺を狙ってくるか分からないからな。だから、今のうちに鍛えているんだ」
そう。最近、変な輩が俺を狙っており、何度か追い払っているのだが、いつ強敵が現れてもおかしくない。
だから俺は、今のうちに鍛えておく必要性があると判断し、覇気の修得のため、特訓を始めた。
「オラァ!!」
ドゴォンッ!!
「ん?(なんだ?今の感覚は?)」
一瞬、岩を殴る感覚に違和感を感じた。
最初は気のせいだと感じたが、
ドゴォンッ!!
「やっぱりか…」
「どうしたの?」
「いや、なんでもない。(今の感覚…まさか…)」
それから数ヶ月の月日が経った。
数ヶ月で拠点は完成し、内装も整った。
そして、この数ヶ月で分かった事が幾つかある。
この世界は個性と呼ばれる超能力的なものが存在しており、人類の約八割がその力を宿しているらしい。
そして、その力を悪用する存在、
俺はそれを知った時には驚いたが。
だが、その残りの人類の二割は無個性と呼ばれる超能力的なものを宿さない普通の人間もおり、それだけの理由でいじめ、虐待を受ける者が多かった。
それを見た時にはブチギレた。
何故その理由だけで虐げられなければならないのか。
そして、俺は
(成る程。だから、ヒーローと呼ばれる者たちが俺を狙っているのか)
俺はその事に納得しつつも修行をしていた。
クロエの成長を見守りつつ、修行に励み、数ヶ月の月日が経った。
俺はこの数ヶ月で未完成ながらも武装色の覇気を修得する事ができた。
(この様子だとあと数ヶ月で武装色の覇気は完全に修得する事ができるな…)
俺はそんな事を思いつつ、修行に励んだ。
「ミナスさーん!」
「どうしたんだ?クロエ」
「私も鍛えていい?」
「ダメだ」
「なんでなの!?」
「お前にはまだ早すぎる。もう少し大きくなってからだ」
「いーやーだー!やるの!やるの!やるの!」
「子供かお前は!!いや……子供だったわ…」
俺はなんとかクロエを説得しようとしたが話を一向に聞いてくれる気配がない。
「はぁ〜…(どうしたらいいのか…)」
俺はどうしたらクロエを説得できるのか頭を悩ませた。
「分かった。あとで鍛えてやるから一回駄々をこねるのはやめてくれ」
「…本当?」
「あぁ、本当だ。約束する」
それを聞いたクロエは目をキラキラさせ、喜んだ。
「いつ鍛えてくれるの?」
「そうだな……7日後はどうだ?」
「分かった!約束だからね!」
「あぁ…約束だ」
それを聞いたクロエは満足したのか、拠点へと戻っていった。
「さて、どうしたものか…」
俺は頭を悩ませた。
(約束してしまった以上、避けられない)
俺は覚悟を決めた。
7日後……
「よし。クロエ、修行を始めるぞ。と、言っても俺の使っている力はまだ未完成だ。それでもやるか?」
「うん!」
「見とけよ」
俺は右手を武装色の覇気で硬化する。
それを見たクロエは目をキラキラさせる。
「すごーい!」
「これな、武装色の覇気って言うんだ」
「ぶそーしょく?」
「あぁ、この力を修得……させようと思ったが、その前に見聞色の覇気を教えよう」
「けんぶんしょく?」
「あぁ、見聞色の覇気は相手の気配や感情を強く読み取る事ができる。それを修得したら武装色の覇気だ。分かったか?」
「うん!分かった!」
俺はクロエと一緒に覇気の修得の為の修行を数ヶ月行った。
数ヶ月後、俺は見聞色、武装色の二つの覇気を完全に修得し、クロエは未完成ながらも二つの覇気を修得した。
最後ら辺が雑な感じになってしまった……。