「…………」
レッドはボールを構えたままだった。いつだって語る時は何時もポケモン勝負からいつでもどこでも始まるからだ。
帽子を深く被りながら相手を身捉え彼女が喜んでいるを見ては少しだけワクワクが止まらない。
「スカーレット君!私も君と勝負できること楽しみにしているよ!だからね……負けるつもりはないから」
彼女の表情や雰囲気がガラリと変わり鋭い目つきに眼差しになればスイッチがオンになっただろう。
アオイはこの様子を見て「ネモ普段はあんなにいつもは真剣じゃないのに初めてみたかも…」と唖然として見ていた。
「………ホゲータ…」
「ホゲェ!」
モンスターボールを投げれば出て来たのは自身の最初の相棒であるホゲータを繰り出す。
ホゲータはやる気満々であり炎の温度も逆立っている。
「いくよ!ニャオハ!」
「ニャ!」
対するネモが繰り出したのはニャオハである、ニャオハはホゲータを見れば敵意剥き出しのオーラをみせお互いばちばち気味になっている。
「審判は私がしましょう……それでは、始め!」
「まずは先手必勝!ニャオハ!ひっかき!」
「ニャ!」
ネモはまずは攻めていこうとするようだ、ニャオハも時間の鋭い爪を出してはホゲータに攻撃をしようとするが
「……ギリギリに引き寄せ避けて、にらみつける」
「ホゲ!」
ホゲータはその言葉通りニャオハの引っ掻きを受ける直前で後ろに避けては睨んでいき怯えさせていく。
防御が一段階下がったようだ。
「すごいすごい!まさかギリギリで引き寄せて避けるなんて!……じゃあ次は、ニャオハ!周囲にこのはを放って!」
「ニャオ!」
このはをあたりに多く散らしていき攻撃をするわけではない、では何のために…
何をするつもりだ……いやまさか!?
「そう!そのまさかだよ!今だよ!後ろからひっかき!」
「……!」
まさかのこの方法で来るとは予想外だ。レッドも急いで迎撃をしようとするもホゲータは気づかずにひっかくを受けてしまう。
「……大丈夫か」
「ほ、ホゲ!」
ホゲータに聞けばダメージはあるがそれでもやる気だけはまだ十分にある。
あの時を思い出す、
『ヒトカゲ!大丈夫か?』
「カゲ!カゲ!』
『そんな無理しなくても…』
『カゲェ!』
『!……お前がまだ諦めてないなら俺は諦めない!いくぞヒトカゲ!』
「……懐かしいな……あの時を思い出す………」
目を閉じてはあの初心者だった自分の頃を思い出して原点に戻る、そうだよな…まだ俺たちは諦めていない。
もっともっと強くこれからもそして俺たちが1番だ。
帽子を深く被れば瞳の視線と鋭さが変わりチャンピオンとしての…いや、
世界一のトレーナーとしての実力を此処で見せていく。
「!……君も本気なら私も本気で行くよ!ニャオハ!
テラスタル!
何やら見たこともないボールが光り輝き吸収をしていく。そしてそれを投げた時、それはまさに宝石のようにそして……
全てをも雰囲気を変えることだ。草のような王冠が上にありニャオハは輝いている。
「……面白い……なら本気で行かせてもらうよ……ホゲータ、砂を撒き散らしたいあたり」
「ホゲ!」
相手の目の前を目眩しさせるように砂を掻き切りニャオハの視界を遮ろうとしたが
「無駄だよ!このはで周囲を払って!」
「ニャァァァー!」
王冠の影響なのか技は格段と威力が上がっておりまるでリーフストームのように舞い上がっていく。
そしてホゲータもそれに巻き込まれて上に飛んでいく、
だがしかし、それを一日読んでいたレッドは
「………最大火力、ひのこ」
「ホォォォォゲェェェーーーー!!!」
後ろの背中の炎は最大になりそして発射をする、火炎放射のようになりこのはだった
葉っぱは燃え盛りニャオハを食らっていくように見える。
「ニャオハ!!」
「にゃあ………」
そこにはニャオハが目をくるくると回し倒れていた。
「ニャオハ戦闘不能!ホゲータの勝利です、よって勝者スカーレット君!」
「ホゲェホゲェ!」
「ああ、よくったな……」
ホゲータは嬉しそうにレッドに抱き付いては甘えていきレッドは無表情から少しだけ笑みを浮かべて優しく撫でていく。
本当にお疲れ様だ…。
「お疲れ様ニャオハ……頑張ってくれたね」
ボールに戻していきネモは大事そうに撫でていくとれっどのほうにむいていき
「ねえねえ!すっごく楽しかったよ!初心者じゃないほど強かったよ!もう一回しよ!ねえねえ!」
「………!」
困ったようにグイグイと来るネモにレッドは後退りをして焦ってしまう。
あんまりこんな人と会わないので逆にどう対応したらいいのかわからないようだ。
「もうネモ!スカーレット君が困ってるでしょ!」
「あ、ごめん……!つい楽しくて…!」
アオイが急いで止めるようにネモに言えばネモは腕を合わせて謝っていく。
レッドは大丈夫と言いまた勝負したいと言う。
「じゃあ明日!明日しようね!」
「………」
こくりと頷けばそろそろ学校が始まる時間だl
「あ!そろそろ学校だから行かなくちゃ…!二人ともいこう!」
「うん!スカーレット君いこう!」
「………」
頷いていけばアオイはレッドの手を握り走っていく。
「いい青春ですね………これからが楽しみですよ。」
校長先生はその様子を見て笑顔を浮かべ見送り私も行かなくては………。
これからが3人が始まる物語である。
それはまだ始まったばかりだ
レッドの手持ち
ホゲータ Lv7♂