【書籍版1巻2/20発売】貞操逆転ハードモード異世界を鋼メンタル冒険者が生き抜く   作:風見ひなた(TS団大首領)

58 / 121
第58話「鋼メンタルで一緒にお風呂に入り抜く」

 そんなわけでアイリーンとウルスナにプレイルームに連れ戻されてきた僕です。

 今はベッドに転がされ、どっか行かないようにとアイリーンにしがみつかれながら監視されてるよ。

 

 まだ娼夫の皆さんを治療中だったんだけどね。

 あの駄犬メスガキの乱入で中断されてしまったけど、ゴールドンのおじいちゃんとの約束を守らないままなのは尻の据わりが悪い……。

 

 ということを口にしようとしたけど、アイリーンが「むう~」とほっぺたを膨らませながら僕を上目遣いに睨み、べったりと僕の腕に絡みついてくるので、さすがに控えたよ。

 うん、このシチュエーションには覚えがある。お散歩用リードを咥えたペロが、その場を動かずじっと僕を上目遣いで見てくるときの目つきだ。お散歩に連れていくまで絶対に離してくれなかったからね。仕方ない、言うとおりにしよう。

 まったくわがままで困ったもんだ。(きゅうーん) ん? なんか抗議するような犬の鳴き声が聞こえたけど、気のせいだな。

 

「よし、これで穴は全部塞いだな」

 

 何やらプレイルームの隅々まで歩き回ってごそごそしていたウルスナは、額の汗を拭うとふうと息を吐いた。

 そしてベッドに横たわる僕の前に来ると、ぐいっと身を乗り出して正面からのしかかってくる。程よいサイズのおっぱいが僕の胸板に当たって、その弾力が何とも心地よい。

 ウルスナは僕の顎に細い指先を添えながら、チロリと唇から舌を覗かせた。

 

「よくもあれこれと理由をつけてここまで先延ばしにしてくれたな、ユージーン。女の心を弄びやがって、もう逃がさねえぞ……」

 

 いや、別に先延ばしにしたかったわけじゃないんですけどね。

 むしろ僕の方こそ、とっととヤリたかったのにあれこれと邪魔が入って先延ばしにされて、どれだけもどかしかったことか。

 

 何やらバクバクと音が聞こえると思ったら、僕の腕にしがみついたアイリーンの鼓動だった。僕にぎゅーっと抱き着きながら、キラキラと……ギラギラと輝く瞳で僕を見つめている。

 よしよし、ちゃんとご要望にはお応えしますとも。

 僕はアイリーンの頭を軽く撫でると、腹筋を使って体を起こした。

 

「とりあえずみんなでお風呂に入ろう。話はそれからだ」

 

 

 

======

====

==

 

 

 

 いやあ、いい湯だったね。

 さすがはロイヤルスイートのバスルームだよ。現代日本の温泉の大浴場かっていうでっかい湯舟があってね。それとは別に小さいサイズの湯舟も2つ用意されていたよ。

 

 え、入浴風景の詳細? 無理だよ、それを細かく描写しちゃうとR-15じゃなくなっちゃうからね。でもほら、もし僕の冒険譚を本にしたいっていう奇特な人たちがいたら、そっちで細かく描写できるかもしれないね!!

 何せ現時点で、このくだりを本にできるかどうか決まってないからね。どうやら1冊目の売り上げ次第でこの話も本になるか決まるらしいよ。何をとは言わないけど、発売されたらぜひよろしくね!!!!!!

 

 というわけでレーティングが許す範囲で描写させてもらうんだけど、僕は徹底的に2人を洗いました。

 何せほら、この子たちってあまり入浴する機会がないじゃない? 特にアイリーンに至っては人生でお風呂に入った回数なんて片手で数える程度。ということは、体の洗い方をまるで知らないわけだよ。

 そんなんで細かいところをきっちり綺麗にできる? できないよね。なんせ僕が口を付ける場所だよ、ちゃんと綺麗にしないと。

 

 で、もう一度言うけど、僕は“徹底的に”2人を洗いました。

 そりゃもう脇のヒダからおへその中、耳の後ろ、首の後ろ、女の子のデリケートな部分も恥垢の欠片ひとつ残さず、スポンジと指を使って本気も本気で洗い抜きましたとも。

 

 アイリーンに体の洗い方を教えるためにまずウルスナから洗ってあげたんだけどね。

 

「ちょっ……やめっ、聞いてない聞いてない! それっ、もう洗うんじゃなくて愛撫……あんっ♥ だめっ、それだめっ、恥ずかしいからっ! 教えてくれたら自分でっ……やだあっ、こんなのでイカされたくないですっ、初めてはもっとロマンチックな雰囲気が……ああああんっ♥ アイリーンが見てるっ……!」

 

 いやー抵抗されたね。

 なんか洗ってる最中に羞恥心に火が点いたらしく、顔を真っ赤に染めて両手で隠しながらすごく恥ずかしがってた。なんでだろうね、これからもっと恥ずかしいことするのに。

 でも途中からなんか目をチカチカさせてぼーっと脱力してしまったから、洗うの楽だったよ。ときどき小刻みにビクンビクン震えてたけど、まあそれくらいはね。

 

「さて……次はアイリーンの番だな」

 

「ひっ」

 

 ウルスナが洗体される様子を途中から真っ青な顔で震えながら見ていたアイリーンは、僕の視線を受けてびくんと小さく跳ねた。

 

「あ、あたしはまた今度で……」

 

「だーめ」

 

 こっちは本当に苦労したよ。

 まあこれがウルスナの比じゃないくらい暴れる暴れる。

 とはいえ嫌がる犬をお風呂に入れるのはペロで慣れてるからね。【インフルエンサー】も使って無力化して取り押さえて、しっかり洗い抜いてあげたとも。

 (くぅーん……)おや? また同情するような犬の鳴き声が……。なんだろ、僕は病気にはならないはずなのに幻聴が聞こえるなんて。

 

「あっ……あっ……♥」

 

 途中で湯あたりしてしまったのか、ぐったりと脱力したアイリーンは真っ赤な顔で視線を虚空に漂わせながら、甘い声をあげるだけの生き物になってしまった。

 うーん、ちょっと悪いことしたかな。あまりお風呂に入ったことがないみたいだし、きっと湯あたりしやすい体質だったんだね。

 

 大丈夫かなと思って顔を近づけてみると、すごい勢いで腕を首の後ろに回してきて、唇に吸い付かれてしまった。

 

「好き……好き……♥ あたしをもらって……ッ」

 

 うーむ、茹でダコと思ったらまだ立派な捕食者(プレデター)だったか。

 

「もちろんアイリーンの全部をもらうつもりだよ」

 

 そう耳元で囁いてやると、ビクンと体を大きく跳ねさせた。

 よくわかんないけど、僕の本能がこのメス絶対全部食うと言っている。

 

 そんなやりとりをしていると、僕の背中にぴったりと柔らかな感触が押し付けられた。

 

「アイリーンばっか構うなよ。俺もいるんだぜ」

 

 そう言って、わずかに頬を膨らませたウルスナが僕を後ろから抱きしめていた。

 もちろんお前も残さず食うにきまってるだろ。

 童貞なのにほぼほぼ手マン同然に体を洗うだけで我慢して、最後までやり遂げた僕の鋼メンタルを褒めてほしい。

 

 

 あ、ちなみにこの部分をダイジェストにした方がいい理由はレーティングだけじゃないんだ。

 その……残り湯がエグいことになった。

 

 先に小さな湯舟に入れて2人を洗ったから、大きな湯船の方はどうってことなかったんだけど、小さな湯舟の方はかなりやばかったね。

 なんというか、ヨーロッパにおいて湯舟のお湯を1人ずつ交換するのが常識になった理由がよくわかったよ。前の人の使った湯なんて汚くて浸かれないんだ。

 後で洗浄に来るスタッフには、チップを弾まないといけないね……。

 

 まあそれはそれとして、僕たちは最後に3人で大きな湯船に入ってポカポカさせてもらった。

 

 僕は毎日井戸水で行水する習慣があるから、そこまで汚れてなかったね。一応湯舟に入る前に外で体を洗っておいたから、湯を汚さないエチケットもばっちりだ。現代日本の銭湯のマナーだよ。

 アイリーンとウルスナが大きな湯船に浸かりながら、目をギンギンに血走らせて僕が体を洗う様子を観察していたのはちょっとやりづらかったけどね。

 

 

≪説明しよう!

 説明するまでもないのだが、前から後ろまで徹底的にソーププレイで洗イカせてくれた聖女様が、最後に自分の体を隅々まで洗っているところを見せてくれるプレイである!

 さっき散々イカされたが、既に処女(童貞)2人のココチン(心のちんぽ)はこの後に待つ本番プレイでギンギンを超えたギンギンであった!≫

 

 

 

======

====

==

 

 

 

 さて、体中ピッカピカになった2人を連れて、ベッドルームに戻ってきたわけだが。

 

 ベッドルームまで歩く途中、バスローブ姿の2人は僕に左右からぴったりと寄り添っていた。

 僕はそんな2人の腰に手を置き、その滑らかな曲線を堪能させてもらったよ。

 ぐふふ……ええのうええのう! こういう若くて可愛い女の子を侍らせて歩くスケベ権力者みたいな構図、憧れだったんだよね!

 

 

≪説明しよう!

 改めてこのオスの優秀(エロ)さを体で認識したメス2匹が、「このオスぜってー逃がさねえ……今夜確実にこいつの種で孕む!」とがっちりホールドして逃がさない構えである!

 なお、これからお金を稼がないといけないから結婚式を挙げるまでは避妊しようねと事前に約束したことは、既に欲情によって頭から蒸発している!

 まあ、3人が幸せならそれでいいんじゃないかな……(匙投げ)≫

 

 

「えっと……それじゃ不束者ですが幾久しく、よろしくお願いします」

 

 超キングサイズのベッドの上で正座した僕は、2人に軽く頭を下げた。

 

「あっ……こ、こちらこそふちゅちゅかものでしゅが、よろしくお願いしましゅ!」

 

 僕の真似をして慣れない正座をしたアイリーンは、ガチガチに緊張しながら頭を下げ返してくる。お前一挙手一投足が愛らしさの化身か。

 

「……なんですの、これは?」

 

「僕の国に伝わる初夜の床入りの挨拶です」

 

「東洋には変わった風習があるんだな……」

 

 そう言いながらウルスナはバスローブ姿で正座し、不束者ですがと頭を下げた。

 

 普段はバンダナの中に押し込められていた豊かな髪が、今は彼女の背中に金色の蜜の河のように流れている。いつになくしおらしいウルスナの表情とたおやかな仕草に、僕は無性に欲情を感じて股間がいきり立つのを感じた。

 

 なるほど……。今まで気づかなかったけど、僕ってこういう“高貴さ”がツボだったんだな。

 名門お嬢様学校の生徒会長だったおばあちゃんの尻を執拗に付け狙ったというおじいちゃんも、きっとおばあちゃんのこういう部分に惹かれたんだろうね。まあこました後で逆にどこまでもストーカーされて、社会的に抹殺されたうえでデカ尻に敷かれたわけだけど。

 

 バスローブ越しにそそり立ったモノを、2人は荒い息を吐きながら興奮して凝視している。

 さっきバスルームで散々見ただろうに、何をいまさら……という気もするのだが。そう期待の眼差しで見られると照れるぜ。

 

「ええと、それで……」

 

 かくいう僕も結構緊張してるな。【精神耐性】は外圧は無効化するけど、内面から出る緊張感や欲情には効果がない。遥か目上のアンゼリカさんに気軽なホストムーブはできても、僕と対等なお嫁さんの期待の眼差しを前にドキドキが止められないんだ。

 

「……どっちから抱く?」

 

 刹那、アイリーンとウルスナの視線が交錯する。

 

 だがアイリーンはしおしおと肩を落とし、シーツの上に「の」の字を描きながら上目遣いでこっちを見てきた。

 

「ウルスナが先でお願いします……」

 

「え、いいのか?」

 

 ウルスナは意外そうな顔でアイリーンを見やった。

 アイリーンはもじもじとした態度でしり込みしている。

 

「うん……。その、あたしはウルスナのを見て勉強したいかなって……」

 

「わかった……。みなまで言うな」

 

 

≪説明しよう!

 さっきのバスルームでねちっこく手マンされ、雑魚メス丸出しでイキ散らかしたアイリーンはビビってしまっているのだ!

 ちなみに手マンだけで雑魚メスイキする行為は、我々の世界における「女の子にチンポを軽くいじられただけであっけなく暴発してしまった」というこの上なく恥ずかしい童貞仕草にあたる!

 

 要するにさっきまでは「ボクが聖女のお姉さんをちんぽでやっつけてボクの男らしさをわからせてやる!」と鼻息を荒くしていたショタが、ベッドインする前のソーププレイで情けなく連続射精させられてしまい、自信喪失しているのである!≫

 

 

 ウルスナはふんすっと鼻から息を吐くと、僕を押し倒そうと力を込めた。

 

 ……あ、そうか。

 この世界って女がみんなシコ猿の反面、男の性欲が薄いから、セックスは基本的に女が押し倒しての騎乗位になるわけね。

 うん、基本的に僕は自分が食う方だと思ってたから、ちょっとギャップがあったな。

 

 でもそれはそれで悪くない。

 こう……何と言うか。フフ、下品な発言なのですが。

 女の子が自分から騎乗位で処女を喪失するのって、処女を捧げさせてる感があって最高じゃね……?

 

 バチィィィン!!

 

「きゃっ!?」

 

 いかん、そうはっきり思考にした瞬間にフル勃起して、バスローブのボタンが弾け飛んでしまった。

 ギンギンに勃起した僕のモノを見たウルスナは、ごくっと唾を飲み込む。

 

「ほ、本当に大きいんですのね……。これ、私の中に入るのかしら……」

 

 横から身を乗り出してきたアイリーンともども、ウルスナはじっと僕の陰獣ツチノコを見つめている。

 あっ、おそるおそる両手でサイズを測っている。それを自分のお腹にあてて、どこまで入ってくるのかを考えているようだ。

 

 やめてくれよ、そんなに僕のツボを刺激しないでくれ。僕にうますぎる性的情報を見せつけないでくれ。お前らどこまで僕を喜ばせるつもりだよ。

 我慢汁がだらだら出てきたじゃないか。

 

 はよこい! ヘイカモン!

 

「ちょ、ちょっと待って。心の準備が……」

 

 まだ待たせるのか!? こっちはもう我慢の限界だぞ! 中折れしたらどうする気だ、男のブツはデリケートなんだぞ!

 ええい、こうなったらこっちから押し倒して……。

 

 そう思ったとき、ウルスナは自分の胸に手を置いて深呼吸を始めた。

 冒険者なんてヤクザな商売をしてるのに、絹のようにきめ細やかな肌が呼吸に合わせて隆起する。

 

 そしてよくよく見れば、その体には無数の古傷があった。

 それもモンスターと戦ってついた傷ではない。

 奴らの武器は牙や爪だ。

 鋭い刃物でつけられたであろう線のような傷や、金属鎧をずっと着用していたことで付いたであろう擦過傷には決してならないだろう。

 

「ウルスナ、その傷は?」

 

 僕の言葉に、ウルスナは自分の体を見下ろした。

 

「……気になるか?」

 

「うん」

 

「そうだろうな。男にとっては醜い傷だと感じるだろう」

 

 いいや、そうじゃない。

 僕は首を横に振ると、自嘲の色を浮かべるウルスナの瞳を見つめた。

 

「知っておきたいんだ。ウルスナのことは何でも。僕たちはこれから夫婦になるんだから、一緒にこれから人生の苦難を乗り切るうえで、情報を共有したいんだよ」

 

「ユージーン……」

 

 アイリーンもこくこくと横で頷き、ウルスナを見つめている。

 

 ウルスナはふっと息を吐くと、自分の胸に手を添えた。

 その眼差しはいつもよりずっと凛々しく、気品のあるように思える。

 

「わかりました、確かにあなたを婿に迎えるうえで、隠し事があるのは不実です。すべてをお話ししましょう。わたくしの真実(まこと)の名は、ウルスラグナ。ウルスラグナ・ド・アルティエ。シャルスメル王国はアルティエ辺境伯(マルク)の五女。上級貴族の家に生まれ、騎士としての教育を受けながら、自由を求めて出奔した不肖の娘です」

 

 そうして、ウルスナは彼女の出自を語り始めた――。




今そんなシリアスな話を始める流れか?
いいえ、今だからこそ身の上話をするのです。

よく考えてみてください。
「口の悪いチンピラ冒険者」と「家出中の貴族令嬢で元騎士」
どちらのシコリティが高いと思いますか?

そう、ウルスナは今まさに「姫騎士」というブランドを明かすことで
自分を極上のエロ情報へと高めているところなのです(無自覚)


あ、直接的な表現がなければR-15でいけるやろ、と思ってますが
運営さんから怒られたら修正します。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。