「すいませんでした!」
えっと…どういう状況?
今、眼の前に土下座してる神々しい少女と真っ白いひげを生やした老人がいる。
「まずは説明からですね。私達は神と呼ばれる者たちです」
「はあ…それでなんのようですか?」
「それは謝罪と図々しいが頼みがあってな。」
老人がそう喋る。
「え?それはどういう…」
「こいつが間違ってお主の生死を決めるのを放り投げてな。申し訳ないから転生させようということになったのじゃ」
「本当に申し訳ありません!」
「…あー、謝罪は受け取ります。それで頼みって…」
「うむ…SCPというものを知っているか?」
「あ、知ってます。よくサイトを見てましたから。」
「そうか、じつはとある神がそのサイトを見て気に入ってしまってな…自分の管理する世界にSCPをいくつか作ってしまったのだよ…」
「えぇ…嘘やろ…」
「その神が正体不明の突然死を遂げまして…」
「
「仮にその死がSCPによるものなら自業自得じゃな。」
「ふっ、いい気味です。」
「仮にも元同僚にその言い方はどうなんですか?」
「あの神は嫌われておったからな」
「あぁ、そう。」
「君にはその世界に行ってSCPを無力化もしくは破壊してほしいのだ。」
「作られたSCPの情報はこちらから送りますし、対処するための組織もつけます。」
「君の記憶から破壊の力としてディケイドの力を渡す。仮面ライダーの世界を作り出して入手したものだからまんまオリジナルじゃ。」
「…は?」
「オーマジオウは入手出来なくて、僅かな力の複製が限界じゃったが…」
「流石は我が魔王…」
「しかし、あれですね…オーマジオウの力はわずかのものとはいえ、それでも世界を作り変えることが可能…なにか制約を設けてはどうでしょう」
「ならディケイドの力を2つに分けて、一つになったときに使えるとかはどうでしょう?」
「いい案じゃな、それでは君も2つにするかの?」
…ん?何言ってるの人
「…は?ちょっと待って、意味がわからない。え〜っと?」
「お主を二人にする。」。
「それがわかんないんだよ…何?ぼくっていう存在を2つに分けるってこと?それとも僕という存在をもう一つ作るってこと?」
「前者じゃ。君を僕と俺という2つの存在に分ける。完全に独立した性格になるがな」
「そんな事できるんだ…」
「神じゃからな」
「あぁ…」
もういいや、それで無理矢理納得することにしよう。
「名前はどうしますか?基本的な外見も出来ますが…」
「う〜ん…もう一人は門屋士っぽく、僕の方は…元の感じでちょっと美形に。」
「了解…もう少し欲は無いんですか?これまでの転生者はもっと欲があったのですが…」
「えぇ〜…あ、じゃあ
よな…」
「あぁ、そんなのあったな。」
「…え?」
どこかで聞いたような声が聞こえ、振り返ると…
「ファッ!?門屋士!?」
「うるさいな…同じ自分のくせに…」
「え?まさかもう分かれたの?」
「分けたぞ。そして二人にディケイドの力じゃ。門屋士にはディケイドライバーNEXT、お主にはディケイドライバー
士に黒と金、マゼンタのディケイドライバー、僕には白と金赤のドライバーが渡された。
「?なんか違うのか?」
「NEXTの方はネオの改造品、一号ライダーだけでなく二号、三号以降のライダーになることができたりそのライダーの武器も使える。他にもドライバーライドという変身ベルトを変えるカードもあるぞ。」
「
「激情態とほとんど変わらんな。NEXT同様の機能も使えるが、平成前期までの力しか使えん。一つになればすべてのライダーの力をカメンライドを経由せずとも使えるようになるが…」
「それもうディケイドの皮を被ったオーマジオウじゃん…」
「なんなら昭和ライダーの力も使えるから…」
「とんでもないな。」
「ですので、これとは他に貴方自身に時空間を操作する能力を付与しておきます。」
「といっても、大規模なものや時間停止は出来ません。精々小規模な転移と加速と減衰くらいです。」
「それでも強いような…」
「そういえば、その神が作ったSCPはどんなのがあるんだ。」
「これですね、この紙に…」
見せられた紙には
「おうふ…」
「とんでもないのが大半だな…」
「あと、お主たちの助けになれるようにこれまでの転生者や別次元の者たちの助言を得るための掲示板を渡しておこう。」
「他になにか必要ですか?」
「すごい大盤振る舞いだな。」
「そりゃ危険が多いんですから。」
「じゃあそうだな…オーロラカーテン使えるのか?」
「最初はドライバーが無いと展開も移動もできんが、馴染んだら制限なしで使えるぞ。」
「馴染んだら、か。じゃあ2718を含めたSCPの悪影響を無くした体にしてくれ。」
「あ、いいね、それ。」
「それでも良いが、共感性は残るし、痛みも多少は感じるぞ。」
「悪影響が無いならそれでいいよ。」
「ふむ…おまけじゃ、SCP001の力を渡しておこう」
「え…どの001?」
「全てじゃ」
「半分くらいしか知らないんだけど…」
「む?そうかならょうどいい。流石に言っててやりすぎたかと思ってたからの。その記憶に残っているものにしておこう。」
「流石に知らないオブジェクトの力で世界終焉シナリオとか起こしたら笑い事じゃねぇ…」
「では、これから転生を始めます。」
「ん」
〜〜〜〜〜
「ん?…あぁっ!!」
「ふえっ!?どうしました!?」
「
「えぇ!?もう転生始めちゃいましたよ!?」
「見える目…あれだ!あの蒼い目!あれ流用して見えるようにしろ!」
「は、はい!」
〜〜〜〜〜
ん…明るい。転生が終わったのか。
「おぉ、無事に生まれたか!」
「蒼い瞳…きれい」
なんだ、人の周りに見える青黒い水みたいなの。
これが
なんかよくわかんないけど…
忌々しいなぁ…