鬼畜死に戻リプレーヤー   作:覚め

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鈴仙「ヴァーー!!大気圏とあっつ!?」
羽衣のことを知るまで鈴仙はこうやって来たと思ってました。永琳はワープ使えそうだし。


襲来

「…もしかして俺、江戸時代にこの剣術ならものすごく強かったのでは?」

 

「千年以上研鑽を重ねてるのにものすごく強い止まりなのね」

 

「永琳、輝夜が保険適応外の攻撃をしてくるよ」

 

「…治療も適応外ね」

 

さて、こんなことを言っているが。何やら今日はウサギが騒がしい。いつもならモデルとして立ってくれるウサギでさえも今日は捕まらない。何やら変化があったのか、と思いながらも永琳、輝夜とお話。輝夜をモデルにナイフで彫り続けているが、どうにもウサギの騒がしさは終わらない。そうしてテイさえも出動して行き、一体何が起こるやら。ウサギの引っ越しか?

 

「…これで三体目」

 

「飽きて来ない?」

 

「衣装違いも作ってるからなぁ」

 

「あ、私の服着た輝夜」

 

「これどっちかというと、体は永琳で顔が私なだけね」

 

「こいつはどうよ」

 

「てゐの服着てる…永琳…!?」

 

「た、大変ウサ!」

 

「ストップ、落ち着いて、永琳、ちょっ、落ち着こう!?」

 

「小さい胸が良いの??」

 

「…あ、あのぉ〜…」

 

確かに俺はより触れ合えるっつーかより近くにいれるから小さい方が…違えそうじゃない。テイの大変なことは、何やら竹林にウサギによく似た生き物がいたらしい。何がいたんだ…?と、三人で見に行くことに。ウサギに輝夜の護衛を命じて、慎重に。その間、永琳からの目線は怖いものだった。いや…輝夜が言ってたよね…首から上が別人なだけって。永琳は今も綺麗だよ。だからその目やめて怖い

 

「…月兎?」

 

「なにそ…あ、月の奴らか。」

 

「月の兎かぁ…大きすぎるから私たちの仲間には入れられないウサ」

 

「今の月の現状を多少は知れるでしょうから、連れて行きましょうか」

 

「知れないだろ」

 

「わからないわ。頭が変われば多少組織は変わるから」

 

「よいしょっ」

 

月のウサギを背負って走る。屋敷に戻って永琳に世話を投げ、刀を振る。気張って刀持って行ったのに損したじゃねえか。畜生。でもそうだな。寝ているあいつでも彫るか。ナイフで。丁度輝夜が四体出来上がった頃だったので、ナイフを研いでからもう一回彫り始める。やっぱあいつのウサ耳も彫り辛いな。嫌だわやっぱ。まあでも彫るって言ったし。耳の分厚さってこんなんだったかな…?ていうかあいつのあの格好、なんか見たことあるよな…

 

「出来た…」

 

「月の兎が起きたわよ」

 

「…どれくらい似てるか確かめるか。」

 

「それも胸が小さい」

 

「ねえ永琳、やめようよ。ねえ。」

 

病床に寝込むような兎を見て、確かにテイとはかなり違いそうだ。耳が。こいつは垂れてない。垂らしちゃったなぁ…渡してみるとかなり微妙な反応。クソが。輝夜に頼んでまた木を取り出し、削りまくる。無難に兎だな。かなりの速度で削り、うーん良い出来。隣にモデルがいないのを差し引いてみると完璧である。その間にどうやら聞き取りが終わったらしく、永琳は首を何度も上下に動かしていた。

 

「あ、あの、私、月から逃げて来たんです。だから、ここに居させてください」

 

「…どうするの?永琳」

 

「私は良いわよ。輝夜もそれで良いでしょうし…蒲柳は?」

 

「んー、良いんじゃない?月から逃げて来たのは嘘じゃないだろうし。随分と可愛がられてたんじゃない?」

 

「っ」

 

「長生きしてるせいでね、嘘くらいはわかる。原人相手だろうが嘘が分かる。怯えきってるし」

 

「そうね。じゃ、ここに居て良いわよ」

 

「ありがとうございます!」

 

「ところでこいつの部屋ってどうするの?」

 

「これを機に改築しましょうか」

 

永琳爆速建築である。一部を崩してそこからまた増やしていく。早い早い。怖い怖い。結果増えた部屋数は5。永琳も俺の部屋の隣に部屋を移した。月の兎は自由に選べ状態らしい。永琳はそのウサギに対して謎の注意をしていた。一体何があったのか。それとも何かあるのだろうか。それはそれとして、もう一回彫る。ちゃんとした永琳を彫る。まさかあいつがあんなにも嫉妬深いとは…いやそもそも俺は悪くないと思うんだが…

 

「はぁ…」

 

「そういやお前、名前は?」

 

「あ、えと…鈴仙、です」

 

「鈴仙かぁ…月での名前か」

 

「はい」

 

「苗字は?」

 

「え、鈴仙しかないです」

 

らしい。彫る手を止めて、そりゃ困ったなと唸る。その場に盆栽をしていた輝夜がいたので聞いてみると、じゃあイナバと言われた。お前は鈴仙イナバだ。いやでもそれだとウサギもイナバだからダメだな。永琳も都合よく来たので名付けさせてみる。が、今はイナバで良いらしい。そう言って部屋へ駆けて行った。ちなみに俺の頭の中ではウサ耳ピン美と…え、それはなし?そう…

 

「鈴仙、そこ立って」

 

「え?」

 

「なんかこう、構えて」

 

「こ、こんな感じですか?」

 

指鉄砲のポーズを取った鈴仙を周りから見渡し、大体頭に入れる。居合彫刻である。切り進めて完成鈴仙である。俺の特技〜と紹介してみると微妙な反応。もしや輝夜と永琳の反応は異端だったのか…?永琳は喜ぶし、輝夜は喜んで木を渡してくるからてっきり嬉しいものかと。まあ良いか。要はほぼ無限に等しい時間をここの奴は過ごしてるから、暇つぶしとして一芸がバカ上手い奴ばっかだということ。

 

「ああ、なるほど」

 

「輝夜は盆栽、俺は彫刻、永琳は…知らん」

 

「私は…そうね。発明とか、旦那のことを考えたり、とか」

 

「惚気ですか?」

 

「それ以外に聞こえたかしら」

 

「ちなみにその旦那さんって…」

 

「蒲柳よ。だから注意したの」




永琳からの注意
蒲柳を誘惑するな。した瞬間月に送り返す。
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