鬼畜死に戻リプレーヤー   作:覚め

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誤字脱字が酷いって?誤字修正かなんかで報告しといてくれ!!
特に八意先生関連の誤字脱字はぜったいに!!


顔合わせ

「うっす」

 

「…意外と良い男ね」

 

「何が意外なのか」

 

「だって…××が言うにはダメ人間みたいに聞こえたのよ。だからてっきり」

 

「八意?」

 

どこ向いてんのかわからんが、八意は顔を背けなかった。代わりに俺も姫も見ていなかった。なんならその真ん中らへんを見つめていた。なんか怖い。なんだろうか、不気味。姫と顔を見合わせる。揃って八意を見る。しかし八意はまるで何も起こっていませんよとでも言いたいのか、何の反応も示さなかった。どこか不気味さを感じつつ世間話。今の八意怖くない?怖い?そうだよね。

 

「教えてるときでさえもう少し感情があるのよ」

 

「家で暇してるときも、考え事してんのか知らんけど起伏があるんだぞ?」

 

「…それで?大人になってからどう?」

 

「そうだなぁ…刀を振れて楽しい。心底そう思うよ」

 

「あら、良いことね。」

 

「後は…こう、先ずは八意に服を見繕って貰うために身体を…」

 

「まあ…どれくらいの大きさを買えば良いのかわからないものね」

 

「恥ずかしかった」

 

恥ずかしかった。ほぼ全裸っつーかまあ全裸なんだけど、そのまま八意に色々と検査されたからね。その検査が終わった後に服を要求するとまた身長やら腹囲やら測られてもう…恥ずかしかった。俺を恥で殺すつもりかと言ったが、何言ってんだみたいな顔をされてこいつマジかよと思わされた。結果この服があるわけだが…だからと言って許容できるものではないんだよ。本当に。

 

「いやもうそれが面白くってね?」

 

「大体の父親は娘に弱いものだからなぁ」

 

「え、子持ち?」

 

「いや…多分経験したんじゃないかな。悪い意味で」

 

「まあでもそれは良いのよ。ただ腰が痛いからって娘の私を呼んで何させようとしてたのかしらねぇ」

 

「柔軟体操」

 

「まあ健全。もしかして××とそう言う関係じゃないの?」

 

「ありえない」

 

「ですって、××」

 

「姫様…そろそろです」

 

「あら、そう?それじゃあね〜」

 

「はいよ〜」

 

帰り道、俺の手を掴む手が何やら力強かった気がする。ただそれでも腕を引けば簡単に取れるような握り方だった。八意の拗ねるタイミングがよくわからない。法則性やらなんならがあるなら是非とも教えてもらいたい。それはともかく、家に着いて、依姫で汗も出したのでさっさと水を浴びに行く。いや汗の量はそれほどなんだが…うん、あれだ。流石に臭いのは勘弁だからな。八意もそう思っているだろう。

 

「あがったー」

 

「そう」

 

「飯は今から作るから」

 

「…いえ、今日は私が作るわ」

 

「あ、ほんと?ありがと」

 

手短に礼を伝える。が、無視。おかしいな…今までは礼を伝えたら多少の反応はあった。だが今はどうか。一切の反応を禁じられたかのように反応しない。なんてこった…どうやらそこまでに拗ねているらしい。が、知らない。そうして夕飯を迎えたその日、食事中に八意がへんなことを聞いてきた。

 

「死に戻りについて、後で教えてくれる?」

 

「あいよ」

 

とまあ、それだけ。考え事に夢中だから反応ができなかっただけと思い込もう。その後にちゃんと教えることとなった。寿命で死んでも死に戻り、恐らくは死に戻った直後に死んでもダメ。死に戻ってから数年経ってから死んだ時は同じ生だった覚えがある。それを伝えてみると八意が恐ろしいことを言いよった。

 

「…多分、自然死でも死に戻るわね。」

 

「するってーと?」

 

「寿命で死んだ場合、あなたの言う前の生に行く」

 

「えっ」

 

「月でも緩やかとはいえ老いるには老いるから、貴方多分狂うわよ」

 

「…いや俺そうなったらさ、地球爆誕よりも前に死に戻ったら窒息死し続けない?」

 

「むしろ熱で死ぬと思うけど」

 

「あ、そう思う?」

 

八意の心無い発言により俺は落ち込む。八意の話はまだ続く…が。あんまり頭に入らない。ただこの先の途方もない、一人だけの虚無な時間を過ごすのはかなりきつい。ここに来て未来に死に戻りとかやったのなら嬉しい限りだが、そんなことは今までに一度もないので恐らくは期待できない。結局、俺はまたあの地獄を味わうことが決定ということらしい。まじ?どうやら世界は俺のことが嫌いらしい。ここまで来たら好きなのか?

 

「…でも、月ならばそれも長引かせることも出来る。貴方がこの先どうなろうと私は治す。余命数万年を心ゆくままに楽しみなさい。」

 

「そういう声よりも無責任な甘やかしが欲しいんだ今は」

 

「…ちょっと無理」

 

「恥ずかしいんか??俺の半裸見ときながらそれは恥ずかしいのか??」

 

「まだ子供の姿だったでしょ」

 

「…まあ、良いけど。ちなみにこのよくわかんない紙って何?」

 

「×××」

 

「ごめん三文字は卑猥にしか聞こえないんだよ。俺にわかる言葉」

 

「知らないわよそんなの」

 

それはそうなんだけどね。そう言っていつも八意が寝ている布団に潜り込む。嫌な気持ちも寝心地で捨てようという魂胆だ。あー身体重。こうして不貞寝をしているも、八意も同じ布団に入り込んできた。とりあえず出る。俺が。いつも通りの布団に潜り寝る。知らんもんね。もう全部知らん。寝る。俺はもう寝るんだ。意識を切るように眠り、翌朝。

 

「ん…八意!?」

 

「…」

 

「おま、なんで同じ布団にいるんだよ…」

 

「だって、無責任な甘やかしが欲しいんだって」

 

「八意、これは甘やかしじゃない。ただの脅しだ」

 

「そう…わかったわ。取り敢えず朝食は作るから」

 

「ありがと〜」




×××は卑猥な言葉ではありません。
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