闇を抱えた神父の少年の話   作:主人無き猟犬

2 / 2
相楽ケイナのプロフィール

•名前:相楽ケイナ(さがらけいな)
•年齢:16歳
•所属:特定の学園には属さず、ブラックマーケットのはずれにある教会の神父。
•背景:深淵の神ノインとの融合実験の被害者であり、その影響で驚異の再生能力を得る。自らと同じ被害者が生まれないよう、孤児院を経営している。
・ノインに人格が変わると灰色の瞳が紫色に変わり、二本のツノと一対の漆黒の翼が生えてくる。

戦闘スタイルと人格の二面性
•ケイナ(通常時):
•戦闘方法:黒い大鎌を使ったカウンタータイプ。相手の攻撃を受け流し、一瞬の隙を突いて反撃する。
•性格:優しく、常に敬語を使う。穏やかで思慮深いが、戦いでは冷静な判断力を発揮する。
•ノイン(戦闘時または特定状況時の切り替え人格):
•切り替え条件:ケイナ自身が「勝てない敵」と対峙した場合、またはケイナの意思で自由に切り替え可能。ケイナの意識がない場合。思念体として時々外に出てくる。ケイナの周辺のみ。
•戦闘方法:鋭い爪で切り裂く、獣のような暴力的・残虐的な戦い方。
•外見の変化:灰色の瞳が紫に輝き、ツノと漆黒の翼が生え、威圧感あふれる姿に変貌する。
•性格:タメ口で話し、敵には容赦がないが意外と優しい性格。都市伝説『ブラックマーケットの魔獣』として、「ブラックマーケットの闇に潜む怪物」「怒らせたら街ごと消し飛ぶ」と噂されるほどの恐ろしさがある。ただし、目撃情報はほとんどなく、あくまで噂の存在にとどまっている。
人格の関係:
•ケイナは自らの意思で人格を切り替えられるため、戦況に応じてノインの力を解放できる。
・ノインは「ケイナの人生だから」とケイナの意思を尊重している。普段はケイナが眠っている間にテレビゲームを楽しむなど、意外な一面も見せる。


強いだけのただの神父に何の用ですか?

教会の庭では子供達の遊ぶ声が聞こえてくる。

今日、便利屋68の鬼方カヨコはブラックマーケットで噂される「ブラックマーケットの魔獣」という都市伝説の調査に来た。

曰く、悪魔のような姿だっただの、本気を出せば一帯が更地になるだの誇張されたものばかりだった。

 

「でも、やけに報酬が高い…」

不確定なものにここまで高い報酬を出すのかという疑問が残る。

とりあえず現地の人に聞き込みだ。

まずはこの教会の神父

 

「こんにちわ」

 

「おや?客人ですか。こんな教会に何の用事で?」

優しそうな少年が顔を上げた。

 

「ブラックマーケットの魔獣について何か知らない?」

 

 

ケイナside

 

「ブラックマーケットの魔獣について何か知らない?」

こう聞かれた時の私はなぁにそれ!と思った。

私と融合して今はもう一つの人格になっている深淵の神(ノイン)に脳内で聞いてみる。

 

〈ノイン、ブラックマーケットの魔獣の噂って知らない?〉

 

《さあ?》

 

とりあえずどんな姿なのか聞こう。

「すみません。格好とかわかりますかね?」

 

「紫の瞳でツノと黒い羽が生えているらしいって聞いたけど」

あっこれは・・・ノインだな。

 

 

〈ノイン、勝手に出てきましたね?何してたんですか?〉

 

《悪党潰s〈嘘ですよね〉…すみません。指名手配犯狩りをして金稼いでました》

 

〈よく言えました〉

 

 

「知らないですね」

ここは“私“だとバレたくないのでシラを切る。

 

「そう・・・。ありがとう」

私のことを怪しんでる顔だな。

 

「では“また“会えることを楽しみにしています」

 

 

カヨコside

 

あの神父、怪しい。

話しているときに灰色の瞳が紫色に変わった気がする。

 

 

夜の路地裏

 

私は魔獣がいそうな場所を歩いていた。

そのとき…殺気を感じた。

 

「っ!」ヒュン!

後ろに下がる。下がったことで首は切られなかった。

顔を上げると目の前には腕が刃物になっている化け物がいた。

 

「これが噂になっている…」

だが姿が噂と一致しない。

 

ギャアアァァァ!!

怪物の咆哮する。

 

デモンズロアを抜き発砲するが効いている様子がない。

「チッ」

私は逃げた。

が、逃げた先にそれはいた。

 

「なっ⁉︎」

逃げ道はなく行き止まり。

こんなところに逃げて来た自分を呪いたい気分だ。

 

怪物はジリジリと迫って来る。

 

「っく」

私は死を覚悟した。

 

「あなたもですか…」

昼間の神父の少年が大鎌を担いで立っていた。

 

怪物は危険を感じたのか神父に向かって刃物になった腕を振るがカウンターで大鎌に切り落とされる。これで引いてくれたら…

 

ジュワァ…

 

「なっ!」

怪物の腕が再生し全身が人型から異形に変わった。

 

「仕方がないですね。ノイン頼みます」

そういった神父の姿が変わった。

二本のツノと一対の漆黒の翼が生えて爪も刃物のようになり、灰色の瞳が紫色に変わった。

 

「おう。任せとけ」

神父とは別の声が聞こえてきた。

 

神父?が踏み込む。

怪物は全身から触手を生やして防御しようとするが刃物のような爪に切り刻まれて意味を為さなかった。

 

「これで終わりだ。すまないな…」

そう言ったと同時に怪物の心臓が神父?の腕に貫かれる。

 

腕を引き抜くと神父の姿は元に戻っていた。

 

「驚かせてしまってすみません」

神父が元の声で微笑みながら話しかけてくる。

 

「あなた何者?」

そういうと彼は困ったように答えた。

 

「強いだけのただの神父ですよ」

 

 

 




プロフィールを書きました。
プロフィールを見てから本編を見てください。
言うのが遅いと思ったそこのあなた!全くもってその通りです!申し訳ありません!
暖かい目で見てください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。