機動戦士ガンダムSEED 虹の向こうから来てしまった男 作:サンバガラス
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工業カレッジ内に入ると、1人の学生が作業しており、キラ達を見ると声を掛けてくる。
「やっときたか、遅いぞお前達」
「すまん。ちょっと色々とな」
「いつものやつだよサイ」
「なら仕方ないな」
「おい」
そう軽口を言っているのが、ゴロウ達の1つ歳上のサイ・アーガイル。部屋にはもう1人の友人のカズイ・バスカークと帽子を被った金髪の少年がいる。トールとゴロウは少年を見掛けるとカズイに近づき、小さな声で聞く。
「・・・誰だアイツ?」
「教授のお客さん。ここで待ってろって言われたんだとよ」
「教授のお客さん?あの少年が?・・・・ッ!?」
「どうしたゴロウ?」
突如としてゴロウの目が鋭くなり、トールが声を掛ける。
キュピーーーン!!!
「皆!!その場を動くな!!」
突然、ゴロウが大きな声でキラ達に言う。
「な、何をいっt」
トールが言い掛けたその時、轟音と凄まじい揺れが襲った。
数分前
ヘリオポリスの近くで隠れていた2隻の戦艦が動き始めた。それに気付き、警告を鳴らす。
「接近中のザフト艦に通告する!!貴艦の接近は我が国との条約に大きく違反するものである!!直ちに停船されたし!!」
だが、その警告も何の意味を持たない。
「か、管制長!強力な電波干渉です!?ザフト艦から発信されています!!これは明らかな戦闘行為です!!」
「な、何だと!?」
そんな中、ラウ・ル・クルーゼが不適な笑みを浮かべ、指示を出す。
「さあ、やるぞ。モビルスーツを出せ。鉱山部を叩いたら一気に抑えるぞ」
「はっ!!」
そしてザフト艦から3機のモビルスーツ、ジンが発進された。それと同時にヘリオポリス内部に侵入したザフト軍がおり、望遠鏡で運び出されるモビルスーツを見ていた。
「あれだな。クルーゼ隊長が言っていた連合の新型兵器は。バレてないとでも思ってるのか?やっぱりナチュラルなんて間抜けだな」
そう言うのは赤いパイロットスーツを着るザフトの軍のエリートの1人イザーク・ジュール。その言葉に反応するのは同じくエリートのディアッカ・エルスマンである。
「それもそうだな。こう、つつけば巣穴から出てくるってな」
そう言って爆発のスイッチを押す。ヘリオポリス内が轟音と凄まじい揺れが襲う。場面は工業カレッジに戻る。
「な、何だ!!隕石か!?」
と言うサイだったが、ゴロウがすぐに否定する。
「違う!!この揺れは隕石じゃねえ・・・爆発の揺れだ!!皆早く出ろ!!エレベーターは使うな!!非常階段を使え!!」
ゴロウの声でキラ達は部屋を出て、非常階段の扉を開けると教員が下から駆け上がり、キラ達を見つけ、声を掛ける。
「お前達逃げろ!!ザフトに攻撃されている!!コロニー内にモビルスーツが入ってきているんだよ!!」
「「「ええっ!?」」」
(やっぱりか!!ついに始まってしまったか!!)
その教員の言葉に金髪の少年がパッと身を返し、工場区の方に向かって走って行き、それに付いたキラが少年を追いかけていく。
「おい、キラ!!何処へ行くんだ!!」
「俺が追い掛ける!!トール達は先に避難してろ!!ハロ来い!!」
『リョウカイ!!リョウカイ!!』
トール達にそう言い、キラを追い掛ける。追い付くと同時に背後の通路が爆発し、爆風が通った。爆風によって金髪の少年の帽子が飛ばされ、あらわになった顔を見て、キラとゴロウは少年ではなく少女である事に気付いた。
「お、女の子?」
キラがポカンと呟くと少女は鋭い目で睨む。
「・・・何だと思ってたんだ、今まで」
「何も喋らないからただのコミュ障か、厨二病を患っている人だと思ってた。何処かとは言わないが小さいなお前『フンッ!!』おっと危ない」
めっちゃ失礼な事を言ったゴロウに向かい、殴りかかったが、軽く避けられた。
「おー怖。まるでカミーユみたいって危ねえ!!」
突然、キュピーーーン!!と危険を察し、2人を突き飛ばし、ゴロウが後ろに飛ぶとさっきまで居た所に天井が崩れ、道が塞がってしまった。
「ゴロウ!!」
「コッチは大丈夫だ!!取り敢えず後で合流するぞ!!死ぬなよキラ!!」
「・・・うん!!ゴロウもね!!」
ゴロウは別の通路を通って行く。キラは少女の手を取って走り出した。
「行こう!!工場区ならまだ退避シェルターがあるはずだよ!!」
「なっ、離せ!!」
キラは少女の言葉を無視して工場区に向かう。通路を進んでいき、やがてひらけた場所に出て、格納庫らしき所のキャットウォークの上に居た。下ではザフト軍と連合軍の銃撃戦の真っ中であり、そしてキラ達は見た。ザフトのジンとは違うモビルスーツ2機が横たわっていた。
「地球連合軍の新型機動兵器・・・やはり・・・」
少女は膝をつき、うめくように叫ぶ。
「お父様の裏切り者!!!」
一方その頃、ゴロウとはいうと
「やっべ!!道に迷った!!大体なんでこの工場区は迷路みたいな作りになってんだ!!」
迷っていた。
『ミトメタクナイモノダナ、ワカサユエノ、アヤマチトイウモノヲ』
「うるせえ!!って危ねえ!!」
この工場区もどんどん爆発が酷くなっていくが、
「ん?何だこの通路・・・行ってみるか」
爆発の衝撃で別の通路の壁が取れ、隠し通路らしき所を見つけた。取り敢えず進む事で行くゴロウである。
次回予告
おい!!この前の次回予告見たぞ!!何だあれ!?途中で切られてたじゃねか!!何?早く言わないとまた切るだと?次回予告なんて知るか今回は文句を言いに来たんだ!!覚悟s
次回 頼むぞ!!ガンダム!!
今目覚める!!新たなるガンダム!!