機動戦士ガンダムSEED 虹の向こうから来てしまった男   作:サンバガラス

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PAHSE:03 やっべ!!道に迷った!!

 

工業カレッジ内に入ると、1人の学生が作業しており、キラ達を見ると声を掛けてくる。

 

「やっときたか、遅いぞお前達」

 

「すまん。ちょっと色々とな」

 

「いつものやつだよサイ」

 

「なら仕方ないな」

 

「おい」

 

そう軽口を言っているのが、ゴロウ達の1つ歳上のサイ・アーガイル。部屋にはもう1人の友人のカズイ・バスカークと帽子を被った金髪の少年がいる。トールとゴロウは少年を見掛けるとカズイに近づき、小さな声で聞く。

 

「・・・誰だアイツ?」

 

「教授のお客さん。ここで待ってろって言われたんだとよ」

 

「教授のお客さん?あの少年が?・・・・ッ!?」

 

「どうしたゴロウ?」

 

突如としてゴロウの目が鋭くなり、トールが声を掛ける。

 

 

キュピーーーン!!!

 

 

「皆!!その場を動くな!!」

 

突然、ゴロウが大きな声でキラ達に言う。

 

「な、何をいっt」

 

トールが言い掛けたその時、轟音と凄まじい揺れが襲った。

 

 

 

 

 

数分前

 

 

 

ヘリオポリスの近くで隠れていた2隻の戦艦が動き始めた。それに気付き、警告を鳴らす。

 

「接近中のザフト艦に通告する!!貴艦の接近は我が国との条約に大きく違反するものである!!直ちに停船されたし!!」

 

だが、その警告も何の意味を持たない。

 

「か、管制長!強力な電波干渉です!?ザフト艦から発信されています!!これは明らかな戦闘行為です!!」

 

「な、何だと!?」

 

そんな中、ラウ・ル・クルーゼが不適な笑みを浮かべ、指示を出す。

 

「さあ、やるぞ。モビルスーツを出せ。鉱山部を叩いたら一気に抑えるぞ」

 

「はっ!!」

 

そしてザフト艦から3機のモビルスーツ、ジンが発進された。それと同時にヘリオポリス内部に侵入したザフト軍がおり、望遠鏡で運び出されるモビルスーツを見ていた。

 

「あれだな。クルーゼ隊長が言っていた連合の新型兵器は。バレてないとでも思ってるのか?やっぱりナチュラルなんて間抜けだな」

 

そう言うのは赤いパイロットスーツを着るザフトの軍のエリートの1人イザーク・ジュール。その言葉に反応するのは同じくエリートのディアッカ・エルスマンである。

 

「それもそうだな。こう、つつけば巣穴から出てくるってな」

 

そう言って爆発のスイッチを押す。ヘリオポリス内が轟音と凄まじい揺れが襲う。場面は工業カレッジに戻る。

 

「な、何だ!!隕石か!?」

 

と言うサイだったが、ゴロウがすぐに否定する。

 

「違う!!この揺れは隕石じゃねえ・・・爆発の揺れだ!!皆早く出ろ!!エレベーターは使うな!!非常階段を使え!!」

 

ゴロウの声でキラ達は部屋を出て、非常階段の扉を開けると教員が下から駆け上がり、キラ達を見つけ、声を掛ける。

 

「お前達逃げろ!!ザフトに攻撃されている!!コロニー内にモビルスーツが入ってきているんだよ!!」

 

「「「ええっ!?」」」

 

(やっぱりか!!ついに始まってしまったか!!)

 

その教員の言葉に金髪の少年がパッと身を返し、工場区の方に向かって走って行き、それに付いたキラが少年を追いかけていく。

 

「おい、キラ!!何処へ行くんだ!!」

 

「俺が追い掛ける!!トール達は先に避難してろ!!ハロ来い!!」

 

『リョウカイ!!リョウカイ!!』

 

トール達にそう言い、キラを追い掛ける。追い付くと同時に背後の通路が爆発し、爆風が通った。爆風によって金髪の少年の帽子が飛ばされ、あらわになった顔を見て、キラとゴロウは少年ではなく少女である事に気付いた。

 

「お、女の子?」

 

キラがポカンと呟くと少女は鋭い目で睨む。

 

「・・・何だと思ってたんだ、今まで」

 

「何も喋らないからただのコミュ障か、厨二病を患っている人だと思ってた。何処かとは言わないが小さいなお前『フンッ!!』おっと危ない」

 

めっちゃ失礼な事を言ったゴロウに向かい、殴りかかったが、軽く避けられた。

 

「おー怖。まるでカミーユみたいって危ねえ!!」

 

突然、キュピーーーン!!と危険を察し、2人を突き飛ばし、ゴロウが後ろに飛ぶとさっきまで居た所に天井が崩れ、道が塞がってしまった。

 

「ゴロウ!!」

 

「コッチは大丈夫だ!!取り敢えず後で合流するぞ!!死ぬなよキラ!!」

 

「・・・うん!!ゴロウもね!!」

 

ゴロウは別の通路を通って行く。キラは少女の手を取って走り出した。

 

「行こう!!工場区ならまだ退避シェルターがあるはずだよ!!」

 

「なっ、離せ!!」

 

キラは少女の言葉を無視して工場区に向かう。通路を進んでいき、やがてひらけた場所に出て、格納庫らしき所のキャットウォークの上に居た。下ではザフト軍と連合軍の銃撃戦の真っ中であり、そしてキラ達は見た。ザフトのジンとは違うモビルスーツ2機が横たわっていた。

 

「地球連合軍の新型機動兵器・・・やはり・・・」

 

少女は膝をつき、うめくように叫ぶ。

 

「お父様の裏切り者!!!」

 

一方その頃、ゴロウとはいうと

 

「やっべ!!道に迷った!!大体なんでこの工場区は迷路みたいな作りになってんだ!!」

 

迷っていた。

 

『ミトメタクナイモノダナ、ワカサユエノ、アヤマチトイウモノヲ』

 

「うるせえ!!って危ねえ!!」

 

この工場区もどんどん爆発が酷くなっていくが、

 

「ん?何だこの通路・・・行ってみるか」

 

爆発の衝撃で別の通路の壁が取れ、隠し通路らしき所を見つけた。取り敢えず進む事で行くゴロウである。

 

 





次回予告

おい!!この前の次回予告見たぞ!!何だあれ!?途中で切られてたじゃねか!!何?早く言わないとまた切るだと?次回予告なんて知るか今回は文句を言いに来たんだ!!覚悟s

次回 頼むぞ!!ガンダム!!

今目覚める!!新たなるガンダム!!
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