機動戦士ガンダムSEED 虹の向こうから来てしまった男   作:サンバガラス

5 / 17

感想とお気に入り登録よろしくお願いします!!


PAHSE:04 頼むぞ!!ガンダム!!

 

ゴロウと別れ避難していたキラは色々とあってマリュー・ラミアス大尉と共に連合のモビルスーツ“ストライク”に乗っており、現在ジンと交戦中である。キラの咄嗟の判断でジンに体当たりをし、吹き飛ばす。

 

「ここにはまだ人がいるんですよ!!こんな物を作ってるんだったら何とかしてくださいよ!!」

 

そう言いながらキラはモニターを操作し、OSを立ち上げる。

 

「無茶苦茶です!!こんなOSでこれだけの機体を動かそうなんて!!」

 

「ま、まだ全てが終わってないのよ!!」

 

「・・・ちょっと退いてください!!」

 

キラは割り込むようにシートに座り、キーボードを取り出し、OSを書き換える。

 

「キャリブレーション取りつつ、ゼロ・モーメント・ポイント及びCPGを再設定・・・チッ、なら疑似皮質の分子イオンポンプに制御モジュール直結・・・ニューラルリンゲージ・ネットワーク再構築・・・メタ運動野パラメータ更新、フィードフォワード制御再起動・・・伝達関数、コリオリ偏差修正・・・運動ルーチン接続、システムオンライン、ブートストラップ起動・・・」

 

(・・・もしかしてこの子)

 

OSを書き換えたストライクはスムーズに動けるようになる。

 

「武器は他に・・・アーマーシュナイダー?これだけ!?」

 

ストライクは両腰に装備されているアーマーシュナイダーを装備し、マシンガンを撃ってくるジンの射線を躱わす。ジンのパイロットは苛つき始める。

 

「チッィ!!このぉ、ちょこまかと!!」

 

スラスターを噴かし、ジンに近付き、

 

「こんな所でやめろぉぉぉ!!」

 

ジンの首元にあるジョイント部分に突き立てる。電気系統が火を吹き、ジンのライトは消え、停止した。

 

「くそっ!!ケーブルをやられたか!!脱出する!!」

 

ジンのパイロットは自爆スイッチを押し、ハッチを開けて脱出する。それを見てマリューは焦る。

 

「いけない!!早くそのジンから離れて!!」

 

「えっ?」

 

そしてジンは爆発してしまい、爆風をモロに受けてしまうストライク。

 

「「きゃぁぁぁ!!!??」」

 

コックピットの中が激しく揺れ、シートに座ってなかったマリューは壁に激しくぶつかり、気絶してしまった。

 

 

 

 

一方その頃

 

 

 

 

 

ゴロウは隠し通路を進んで行く。

 

「どこに繋がってんだここ?って見えてきた」

 

隠し通路を抜けた先はひらけた空間である。そこにはエールストライカーのようなものとモビルスーツがあった。

 

「モビルスーツ!?ここにもあったのか?・・・1機だけ?」

 

周りを警戒しながら、モビルスーツに近付く。

 

「これはアストレイ・・・でも色が違う。確かアストレイってレッド、ブルー、ゴールドの3機だったよな?これはグレーだ」

 

元々原作の外伝ASTRAYでは3機だったのだが、そのどれでもない機体がそこにあった。深く考えたいが、この緊急事態にそんな暇は無い。ゴロウはアストレイの腹部に移動すると、コックピットが空いており、電源も入っていた。

 

「こいつ・・・動くのか?」

 

コックピットに入り、シートに座る。コックピットを閉め、すべてのボタンを押す。するとモニターに文字が浮かぶ。

 

General

Unilateral

Neuro-Link

Dispersive

Autonomic

Maneuver

 

G.U.N.D.A.M

 

「ほぉーーガンダムか・・・よろしくな」

 

モニターを軽く叩き、計器をチェックしてプログラム用のキーボードを取り出す。

 

「さっさと調節するか。ハロ微調整頼む」

 

『リョウカイ!!』

 

ハロはUSBケーブルを取り出してモニター横にある差込口に挿し、作業を始めた。

 

「・・・ん?OSがほぼ完成している?この感じどっかで・・・これ俺がシミュレーターで調節したやつじゃねぇか!?ってことはこのアストレイ作ったのエリカさんだな!!」

 

約5ヶ月前にシミュレーターで調節していたOSがそのまま移植されていたのだ。

 

「もしかしてだけど他のアストレイにもこのOS入れてんのか?使い物にならんだろこれ・・・大丈夫か?」

 

そう言いながら改めてOSを書き換える。大体出来ていたので、この機体と自分に合わせて最適化していく。

 

「・・・よっし。これで完成と・・・おっ、型式番号が出て来た」

 

 

MBF-P00 アストレイ

 

 

「プロトタイプ0号機か・・・やっぱり原作に無い機体だな。武装は75mm対空自動バルカン砲塔システム“イーゲルシュテルン”と“ビームサーベル2本”か・・・ん?プロトエールストライカー?隣のあれか。よし起動!!」

 

ピュン!!

 

すんなりと立ち上がったアストレイはプロトエールストライカーに近付き、背中に装着する。

 

『セツゾクカンリョウ!!』

 

「これでしばらくは待つな、後はおっ、シールドとビームライフル、バズーカもあるのか助かる」

 

左手にシールド、後ろ腰にビームライフル、右手にバズーカを装備した。

 

「フル装備完了!!頼むぞ!!ガンダム!!」

 

アストレイは天井に向けてバズーカを撃つ。大きな音とともに天井が崩れ、外の光が見えた。スラスターを噴かし、外へ出る。

 

「街がボロボロに・・・早くキラ達と合流しないとな」

 

ビームライフルに持ち替えて歩き出すアストレイ。これが後の灰色の悪魔と呼ばれるアストレイの始まりである。

 




 
次回予告

・・・えっと・・・これを読めば、いいんですか?・・・ガンダムを動かし、脱出するゴロウ。しかしそこは黒煙が立ち上り、崩壊寸前のヘリオポリスであった。それはあの時と同じだと思い出す。

次回 えっ?違うけど?

動き出せ!!新たなるガンダム!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。