機動戦士ガンダムSEED 虹の向こうから来てしまった男   作:サンバガラス

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PAHSE:05 えっ?違うけど?

 

ゴロウのアストレイがちょうど脱出してた頃、キラはトール達と合流していたが、連合の機密であるストライクに関わってしまい、現在、マリューの指示のもと、ランチャーパックを運んでいる。

 

「マリューさん、このランチャーパック?ってのでいいんですか?」

 

「ええ、それで大丈夫。キラさん、ランチャーパックを装着してから通信を」

 

「分かりました」

 

装着して通信しようとすると突如として爆発音が聞こえる。

 

「な、何!?ってあれはザフトのモビルスーツ!?」

 

爆発と共にザフトのモビルスーツ“シグー”とモビルアーマー“メビウス・ゼロ”がコロニー内に入ってくる。

 

「む?ほぅ、奪取しかねた機体か」

 

「あれは?最後の1機体!?やらせるか!!」

 

シグーがストライクを狙おうとした時に再び、爆発が起きる。

 

「こ、今度は何だよ!?」

 

トールが驚く。そして出て来たのは連合の戦艦“アークエンジェル”だった。そしてキラがランチャーパックに装備されているアグニをシグーに撃とうとしたその時

 

ーそれを撃っては駄目だ!!ー

 

(!?な、何?頭に声が響く!?)

 

キラは頭の中に響いた声に驚き、レバーを離す。

 

「(・・・撃つのをやめた?それに何だこのプレッシャーは!?)何っ!?」

 

突如、ビームがシグーのマシンガンを貫き、爆発する。ビームが飛んできた方を向くとそこにはビームライフルを構えていたアストレイの姿があった。

 

(よっし!!銃の破壊だけは成功!!流石にビームライフルでコックピットだけを狙うのキツいな)

 

「モビルスーツだと!?馬鹿な、情報では5機の筈だ!?」

 

「な、何だ!?他の機体があったのか!?」

 

ラウ・ル・クルーゼとムウは驚くが、彼だけではなかった。

 

「マリューさん!!あれもGなんですか!?」

 

とトールがマリューに尋ねるが、

 

「し、知らない・・・あの機体は知らない・・・」

 

と唖然としている。その間にシグーは逃げていく。

 

(この状態でのモビルスーツ戦は不利だ。撤退する)

 

逃げた事を確認したアストレイはストライクに近付いていく。それと同時にストライクに通信が入る。

 

『そこのモビルスーツ聞こえるか?こちらに戦闘の意思は無い。繰り返す、こちらに戦闘の意思は無い』

 

「その声・・・もしかしてゴロウ!?」

 

『・・・乗っているのはキラなのか?取り敢えず話がしたい。軍属の人はいるか?』

 

「わ、分かった。マリューさん、あれに乗っているのは僕の友達です」

 

アストレイに乗っているのが、ゴロウと分かったキラはマリューに話す。

 

「キ、キラさんの友達!?・・・敵では無いのね・・・分かったわ。アークエンジェルまで付いて来るように伝えてくれるかしら」

 

「分かりました」

 

キラはゴロウにアークエンジェルで合流すると伝える。その後、空中に浮かんでいたアークエンジェルが地表に降り、ストライク、アストレイの2機は入っていく。中には数名の連合軍人とナタル・バジルール少尉が待っていた。

 

「ラミアス大尉!!ご無事でなによりでありました!!」

 

「貴方たちこそ、よくアークエンジェルを。おかげで助かりました」

 

一方でアストレイ、ストライクから降りたゴロウとキラ及び、トール達も合流していた。

 

「ゴロウ無事だったんだね!!」

 

「ああ、コイツ(アストレイ)のおかげで助かった。キラこそ、よくガンダムを動かせたな」

 

『ミゴト!!ミゴト!!』

 

お互いが無事でホッとしているが、ナタルが不思議な表情でキラ達を見ている。

 

「あー感動の再会の邪魔して悪いんだが」

 

するとムウが笑いながらマリュー達に近付く。

 

「地球軍第七機動艦隊所属、ムウ・ラ・フラガ大尉だ。よろしく」 

 

「あ・・・地球軍第二宙域第五特務師団所属、マリュー・ラミアス大尉です」

 

「同じく、ナタル・バジルール少尉であります」

 

それぞれ敬礼をして名乗り合うとムウが切り出す。

 

「乗艦許可を貰いたいんだが、俺が乗って来た艦はザフトに落とされてね・・・この艦の責任者は?」

 

「・・・艦長をはじめ、主だった士官はみな戦死されました・・・よってラミアス大尉がその任にあるかと思いますが」

 

「え!?」

 

ナタルの言葉に驚くマリュー。

 

「取り敢えず乗船許可を」

 

「ええ、乗船を許可します」

 

「助かる。であれは?」

 

ムウがキラ達を見る

 

「ご覧の通り民間人です。何故か、工場区画にいまして私がGに乗せました。名前はキラ・ヤマトと言います。彼女のお陰でジン1機を撃退する事が出来ました。またGに似たモビルスーツに乗って居たのが、ゴロウ・アスカです」

 

「・・・へぇ、こいつは驚いた」

 

ムウがキラとゴロウに近付き、微笑むようにサラッと言う。

 

「君達、コーディネイターだろ?」

 

その言葉にキラは少し躊躇ったが答える。

 

「・・・はい」

 

「え?違うけど?」

 

・・・ゴロウはこの空気に似合わない感じで否定した。だが、連合兵はキラ達に銃を向けるが、トールが庇う。

 

「やめろよ!!確かにキラはコーディネイターだけど、俺達の仲間だ!!さっきの戦いを見てなかったのかよ!!どうゆう頭してんだ!!」

 

(あれ?トール、俺は?)

 

「銃を下ろしなさい!!」

 

マリューの言葉に銃を下げる。

 

「ヘリオポリスは中立国のコロニーよ。戦火に巻き込まれたくなくてここに移ったコーディネイターも不思議じゃ無い。そうよねキラさん」

 

マリューは優しく声を掛ける。

 

「ええ、僕は一世代目です」

 

一世代目とは初めて遺伝子調整を受けた事を指す。つまり両親がナチュラルである事を示す。その言葉にムウは軽く謝罪する。

 

「すまん。とんだ騒ぎにしちまって。他のGに乗るはずだったパイロット達のシミュレーションを見ててな。動かすだけでも四苦八苦してたもんでよ」

 

(OSもそうだが、熟練度が足りないからだろうな・・・よく俺、ガンダムを初見で動かせたな)

 

ムウの言葉を聞き、ゴロウはそんな事を思い出していた。

 

「早く急げよ、外にいるのはクルーゼ隊だぜ。アイツはしつこいぞ。こんな所でのんびりしてる暇は無いぞ」

 

と言って去って行く。その後急いで物資の搬送作業をしていく。

 





次回予告

おい!!再び文句言いに来たぞ!!前回の予告キラの台詞カットして無いじゃねえか!?長く無かったからカットし無かった?なら俺との時にもそうしろよ!!なら最初から無駄な部分をカットしろよ。おr

次回 ようこそ、戦争という名の狂気の世界へ

神話の始まりだアストレイ!!
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