機動戦士ガンダムSEED 虹の向こうから来てしまった男 作:サンバガラス
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現在アークエンジェル内では物資の搬送作業が行われていた。そんな中、ゴロウはアストレイに乗って搬送作業を手伝っている。
『コジローのおっちゃん、この物資何処に運べばいいか?』
「2番倉庫に頼む!!置いたら、他の奴の手伝ってやってくれ!!」
『あいよ!!』
これにより原作よりは物資の補給が賄えられていた。一方でアークエンジェルのブリッチ内にてマリュー、ナタル、ムウの3人でこれからの事を話ている。
「コロニー内の避難はほぼ100%出来ているって事だけど、警報レベルが9に上がったそうよ」
「シェルターは完全にロックされてしまったって事か・・・って事はあのガキ共はどうするんだ?どっかに探し出して放り込む事も出来ないじゃないの?」
マリューの言葉にムウが難しい表情で返す。
「彼らは軍の機密を見た為、ラミアス大尉が拘束したのです。また未確認のアストレイを操作したアスカも同様で拘束しています。このまま解放という訳にもいけません」
ナタルがそう言う。
「じゃあ、脱出にも付き合ってもらうっていうのか?外に出ればド派手な戦闘だぜ?」
「・・・ストライクとアストレイの力も必要と思いますけど」
「あれらを実戦で使うのですか!?」
その言葉にナタルが眉を顰める。
「・・・それをあの嬢ちゃん達が了解しているのか?」
「今度はフラガ大尉が乗っていただければ」
ナタルの言葉にムウが否定した。
「冗談はよしてくれ。あんなもん俺に扱える訳ないだろ。あの嬢ちゃんが書き換えたOS見たのか?普通の人間にも扱えねえよ」
「なら、元に戻させて「俺にノロくさ出て的になれと?」・・・」
その様子にムウは呆れたようにため息を吐く。その様子をみてもナタルは発言する。
「しかしこれ以上、民間人の・・・ましてやコーディネイターの子供に大事な機体を任せる訳には・・・アストレイはどうです?アスカはナチュラルです。それなら」
その言葉にムウが激しく否定する。
「それこそ無理!!坊主に頼んでアストレイのOSを確認したが、反応速度が、3倍ぐらいに調節されてる。あんなの敏感過ぎてまともに操縦出来ない!!コーディネイターでも操縦出来るか怪しいぞ!?」
「・・・フラガ大尉がおっしゃる通りなら、じゃあ何故彼は操縦出来るのですか!?」
「俺に聞かれても・・・だが、あの坊主がコーディネイターじゃ無いと嘘を言っている訳でも無いし・・・もしかしたら、何か
ムウは正解を当てかける。そんなこんなで時間は少し経ち、ゴロウもアストレイを降りて、アークエンジェル内に入る。歩いていると警報が鳴り響く。
「警報・・・モビルスーツが近付いて来ているな・・・ってこの声は」
マリューとキラが話していた。
「お断りします!!僕達をこれ以上戦争に巻き込まないでください!!」
「キラさん・・・」
「確かに外の世界では戦争しているんだって・・・でも僕達は戦いが嫌で、中立のコロニーを選んだんです!!それを・・・」
近くの画面からマリューの緊急連絡が送信される。もうすぐ、モビルスーツが攻めてくると伝えられる。
「フラガ大尉のモビルアーマーはいけますか?」
『駄目だ。まだ修理が終わってない』
「分かりました」
通信を受けてマリューはキラ達の方を向く。
「聞いての通りよ、また戦闘が始まるわ。・・・今はまだ貴方達を降ろしてあげる事も出来ない。どうにかこのヘリオポリスから脱出出来れば・・・」
「卑怯だ。貴方達は・・・」
「キラさん・・・」
キラは拳を強く握りながら、激しく言う。
「この艦には戦えるモビルスーツは2機しか無くて、しかもそれを扱えるのは僕達だけだって・・・」
「俺はいいぜ」
ゴロウが戦う事を志願し、その言葉にマリューは驚く。
「ゴロウ君!?・・・本当にいいの?」
「どっちにしろ敵さんは俺達を逃してくれないんだろ?なら、戦わないと生き残れない・・・こんな所で死にたくないしな」
「・・・協力感謝するわ」
ゴロウの言葉にマリューは自身の情け無さを含めて礼を言う。ゴロウはアストレイのある格納庫に行こうとするとキラに止め掛けられる。
「ゴロウどうして!?」
「・・・戦わないと生き残れない・・・ただそれだけだ。それにキラはまだ間に合うからな」
「間に合う?」
ゴロウの言葉に疑問に思う。そしてゴロウは真剣な目でキラを見る。
「ガンダムに乗った者は過酷な運命が待ち受けている・・・俺はもうこの道を進む事が決定されてるからな・・・まあ、お前達を守ってみせるさ」
そう言って手を軽く振ってからアストレイに向かい、乗り込む。すでにプロトエールストライカーを装着したアストレイで出撃しようとすると、コジローから声を掛けられる。
「おい坊主!!ストライクじゃ無くていいのか!?言っとくがその機体実弾にめちゃ弱いぞ!!」
「コッチの方が扱い易い!!それに当たらなければどーっていうことは無い!!ハッチ開けてくれ」
アークエンジェルのハッチが開き、アストレイが出撃する。
『出来る限り、コロニーを傷付けないように出来る?』
「無茶言ってないかそれ?・・・まあ、やるだけやるけど・・・ゴロウ・アスカ。アストレイ行きます!!」
バンカー飛び出したアストレイはコロニーの爆発を見る。そこから敵モビルスーツ“ジン”を目視。その手には大型ビーム兵器を装備している。そのジンに乗っているミゲルはアストレイに攻撃を始める。
「そうらぁ、落ちろよ!!ナチュラルのモビルスーツ!!」
ジンから放たれたビームをアストレイは軽く避けるが、コロニー内部に当たり爆発を起こす。手当たり次第に撃つが、アストレイには当たらず、コロニー内部がボロボロになり始める。
「チィッ!!ちょこまかと動きやがって!!」
「この!!バカスカ撃ちやがって!!(モビルスーツの大破した時の爆発がどれくらいかなのが、分からん。なら直接人を殺す!!)
スラスターを全開にして噴かし、敵に捕捉できない速度を出し、ジンの後ろ側に向かう。
「は、速すぎる!?っ!?後ろだと!?」
「頂き!!」
ミゲルが気づいた時には遅く、ビームサーベルを抜かれ、コックピットに突き刺された。
「n・・・・」
「まず1機、次!!」
悲鳴を上げる事なくビームサーベルによってミゲルは死に、パイロットを失ったジンは落ちていく。
「ミゲルぅぅ!!!!!貴様ァ!!!!」
「来るか・・・ん?」
「何っ!?もう1機だと!?」
ミゲルを殺され、アストレイを攻撃しようとするが、警告音がなり、ジンは回避する。そこに居たのはソードストライカーを装備したストライク。乗っているのはキラである。
「・・・戦いが嫌じゃ無かったのか?」
「・・・戦いは嫌いだし、戦争も嫌だよ・・・でも、すk・・・友達が命をかけて戦っているのに僕が戦わないのはもっと嫌だ!!」
キラはそうゴロウに言う。
「そうか・・・ガンダムに乗った者は過酷な運命が待ち受けている・・・お前にその覚悟はあるのか?」
「・・・そうだったとしても僕は戦う・・・君と共に戦うよ!!」
キラの覚悟を決めた言葉を聞き、ゴロウは少しニヤリと笑う。やはり性別が変わっても主人公は覚悟が決まっていると感じた。
「ならば歓迎しよう!!ようこそ、戦争という名の狂気の世界へ」
キラは戦争の世界に足を踏み入れる。
次回予告
・・・今回は前回の様にならないぞ。まだ本番じゃ無いんだろ?色々と自由な時間があるからなら。よっし!!気合い入れるぞ!!3、2、1・・・崩壊するh
次回 コロニーが崩壊・・・酷いな
神話の始まりだアストレイ!!