機動戦士ガンダムSEED 虹の向こうから来てしまった男   作:サンバガラス

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PAHSE:07 コロニーが崩壊・・・酷いな

 

覚悟を決めたキラをゴロウは歓迎し、早速指示を出す。

 

「なら、キラは艦の護衛と自分の身を守る事。これが最初のミッションだ」

 

「わ、分かった」

 

「とにかく最優先は生き延びる事だ。俺は他のジンを撃墜する」

 

「気を付けてねゴロウ」

 

そう言って、キラはアークエンジェルに向かい、ゴロウは先程攻撃しようとしてきたジンに向く、そのジンはミサイルランチャーを構え、ミサイルを撃つ。

 

「ミゲルの仇だ!!!」

 

アストレイは頭部を軽く動かし、バルカンを撃ってミサイルを爆発させると同時にジンに向かいビームサーベルを構える。

 

「やらせるかぁ!!」

 

「遅い!!」

 

ジンは重斬刀でアストレイに斬りかかるが、軽々と避けられ、そのままビームサーベルで貫かれる。

 

「わ、わぁぁ・・・・」

 

「よし!!」

 

だが、ジンの最後の意地が働いたのか、コロニーの天井に向けてミサイルが発射された。

 

「嘘だろ!?やばいなこれは!?」

 

コロニー内にダメージが広がる。一方でアークエンジェルに近づいたストライクはジンと戦っていた。

 

「よくも俺達の仲間を!!」

 

「くっ!!これ以上やらせない!!」

 

本格的なモビルスーツ戦に戸惑うキラであるが、ソードストライカーの武装の一部のビームブーメランである“マイダスメッサー”を投げつける。ジンは避けてストライクに反撃しようとするが、避けたビームブーメランがジンの右脚を後ろから斬り裂く。

 

「あ、足が!?はっ!?あぁぁぁぁ!?」

 

「うわァァァ!!!!」

 

片足が切断されて隙が生まれたジンをストライクのシュベルトゲベールで斬り裂き、ジンは爆発していく。それを奪取した機体イージスに乗っていたアスランが見て叫ぶ。

 

「トロール!!!!!」

 

その直後、アスランはストライクを目視する。またキラもイージスが目に入る。そしてストライクとイージスがお互いを見る。同時に通信が入る。

 

「キラ・・・キラ・ヤマト・・・君なのか?」

 

「アスラン?・・・アスラン・ザラなの?」

 

モビルスーツ越しに親友と向き合う2人。唖然とするが、驚きが覚め、キラはどうしようもない怒りが込み上げてくる。

 

「何故・・・何故君が!?ヘリオポリスに・・・中立のコロニーにこんな酷い事を!!!」

 

キラの言葉にアスランも激しく返す。

 

「お前こそ・・・どうしてそんな物に乗っている!?コーディネイターの君が・・・何故、地球軍のモビルスーツなどに!!」

 

その直後、コロニー内に亀裂が走る。

 

「へ、ヘリオポリスが!?」

 

見慣れた街並が崩壊し、建物の屋根が取れ、ガラスが砕け、道路が引き裂かれてその後ろに真空の暗闇がぽっかりと口を開く。気流がはげしくなり、コントロールが出来なくなる。

 

「す、吸い込まれる!!」

 

バーニアを激しく噴かすが気流に流され、コロニーに開いた穴に吸い込まれてしまう。

 

「うわぁぁぁ!!!」

 

ストライクは宇宙に放り出される。その様子を見ていたゴロウはアークエンジェルに連絡を入れる。

 

「アークエンジェル!!こちらアストレイ!!これよりストライクの救出に向かう!!」

 

『な、何を馬鹿な事を言っている!?』

 

「敵は片付けた。説教は後から聞く!!」

 

アストレイはストライクを追いかける。ちょうど宇宙に放り出されたストライクが崩壊したヘリオポリスを目の当たりにする。

 

「・・・そ、そんな・・・」

 

キラは唖然としていた。さっきまで踏みしめていた大地はバラバラに四散し、宇宙に漂っていた。瓦礫や金属片に混じって見覚えのある看板や一部の建物が目の前を通る。明日も明後日も変わらないと信じていた日常がこうも脆い物だと。

 

「キラ聞こえるか!?聞こえたら返事しろ!!」

 

「・・・ゴロウ?」

 

ゴロウに自分の名前を呼ばれ、自失からハッとさめる。目の前にアストレイがあった。

 

「ああ、俺だ。よく生き延びたな。上出来」

 

そう言って改めて崩壊したヘリオポリスを見る。

 

「・・・コロニーが崩壊・・・酷いな(宇宙世紀でも、コロニーの崩壊は・・・ってコロニー落としがあったな!!どっちも酷ぇや!!)・・・取り敢えずアークエンジェルに戻ろうぜ」

 

「・・・うん」

 

キラ達はアークエンジェルに戻ろうとするが、推進部が壊れて、救難信号を点滅させている救難ポッドを見つけて回収する。それ報告するのだが、

 

『ちょっと待て!!誰がそんな事を許可した!!』

 

「仕方ないでしょうが・・・見つけちゃったもんは見つけちゃったんだし・・・」

 

『すぐに救援艦が来る。それに本艦は戦闘中だぞ!!避難民の受け入れなど出来るわけがない!!』

 

「・・・こんまま見捨てろと?・・・怖いぞ。いつ救援艦が来るか分からない状態での放流の恐怖は」

 

とナタルとゴロウの言い合いがあったが、

 

『いいわ。許可します』

 

マリューが許可を出す。

 

『艦長!?』

 

『今はこんな事で揉めたくないの・・・お願い』

 

「助かるマリューさん」

 

こうしてゴロウ達は避難ポッドをアークエンジェルに持っていくのだった。

 





次回予告

おい!!前回の予告丸々カットされてたじゃねか!!やった意味無いじゃん!!何だこの主人公(笑)みたいな扱いは!?ちゃんと丁寧に扱ってくれよ!!h

次回 身構えている時には死神は来ないってさ

神話の始まりだアストレイ!!
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