Warframe in Blue Archive 作:ワニの騎士
信号はあの都市から出ているのか?」
『はい、まだ詳しい地点までは絞り込めませんが。あの都市からです。』
ランディングクラフトに搭載されている辺り一帯をマッピングしたホログラムを見ながらオペレーターは顔を顰める。
「都市じゃなくてもう大国だろこれ。」
『……それは同感します。』
「まずは情報収集からだな。この都市の政治、勢力、必要なら文化も知りたい。」
オペレーターの言葉にOrodisは答える。
『そう言うと思って今、都市の中心部に向かっています。そこなら都市の運営に従事する建物がある筈です。』
「流石、Orodis。仕事が速いな。」
そしてオペレーターは、船内にあるアーセナルで支度をする。
「さて……どのframeで行こうかな?」
「…で、なんで砂漠なんだよ!!」
オペレーターは砂漠のど真ん中で叫んでいた。
『申し訳ありません。どうやら緯度経度に計算ミスが…』
「仕方がないな。幸い近くに無人の街がある……砂に埋もれてるけど。」
「Orodis、サポート頼むよ。」
通信を終えたオペレーターは、今纏っているフレームの関節を軽く曲げ準備運動を行う。青と金の滑らかなボディ、機械のような人型のそれはクラウチングスタートの姿勢をとる。オペレーターはどこにいるのか?
………それの中にいた。
「GAUSS…発進!」
立ち止まる事を知らないwarframe、GAUSSが砂漠を疾走した。
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「ん、なんだろう。」
"どうしたの?"
「あれを見て。」
ロードバイクの足を止めた銀髪の女学生が指を指した方向を担がれた大人が視線を向けると、距離が離れた場所で砂が巻き上がっていた。
"砂嵐かもしれないね。"
「ん…、スピードを上げる。」
"お手柔らかに……うわぁぁぁ?!"
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また別の場所でも……
「おやおや……あれは一体なんなのでしょう。砂嵐ではありませんねぇ。……調べてみますか。」
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「いやっふぅぅぅぅぅ!!」
オペレーターは砂漠での疾走を楽しんでいた。なぜすべき事を後回しにしてまで走るのか。それは、これ以上に平面な場所で高速に走るのが楽しかったのである。
『………オペレーター?』
「なに〜?」
『エネルギーの使い過ぎですよ?』
「ハイハイ、気をつけるよ!」
バンッ バンバン…
「ん?Orodis、銃声が聞こえた場所は?」
『オペレーターからいる場所から差程遠くありません。位置情報にマーキングします。』
オペレーターは銃声が聞こえた場所に向かって走り出した。